TOP日本のプロレスDragon Gate(闘龍門) →Dragon Gate:Kobe Pro-Wrestling Festival 7/27/08

Dragon Gate:Kobe Pro-Wrestling Festival 7/27/08 の分析


名勝負 なし
好勝負 オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:鷹木信悟 vs. BxBハルク

2枚、約4時間25分です。
SlamBamJam製です。

@シーサーBOY、スペル・シーサー、K-ness vs.エル・ジェネリコ、大野勇樹、戸澤アキラ
 適当に流れの中での行動は出来ていますね。
 終盤はトリオとしてそれぞれ動いて盛り上げ。
 過熱にミックスさせずオープニング、ドラゲーとして丁度良い按配だと思います。
 平均より少し上。

Aストーカー市川vs.グレート・サスケ
 サスケがラダーを入れて受身芸を見せています。
 市川シリーズの中では良い方では。
 悪い試合。

BTAKEMURA、サイバー・コングvs.新井健一郎、岩佐拓
 TAKEMURA、サイバーはドミネイトでもパワー・スポットを生み出す訳でもない。
 タッグとしても孤立しておいてホット・タッグを生まないし、
 意味が無い程長いエルボーの打ち合いがあったりする。
 まったく何で面白がらせようとしているか理解不可能な内容です。
 悪い試合。

Cオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:堀口元気vs. m.c.KZ
 この試合ではダイブが2発ありますが、それが両方KZによる物であるように
 KZの若さを堀口の安定性でもてなす、という構築になっています。
 KZはそういうフィットをされるレベルにまで成長しているし、堀口も地味な工夫が光りましたね。
 飛びぬけてはいないが好感の持てる内容でした。
 まあまあ良い試合。

Dオープン・ザ・ツイン・ゲート統一タッグ王座戦:斉藤了、横須賀享(ch)vs.NOSAWA論外、MAZADA
 絵合わせは出来ているが、動きに誰が行っているかの意味合いがほとんど無く、
 両セコンドの介入の仕方もうざったいですね。
 悪くない試合。

Eオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦、4ウェイ・ダンス:Gamma、神田裕之、YAMATO(ch)vs.土井成樹、吉野正人、谷嵜なおきvs.ドラゴン・キッド、アンソニーW森、Pac vs.望月成晃、ドン・フジイ、マグニチュード岸和田
 12人もいるのでごちゃごちゃしすぎ。
 非勝負的な考えさせないプロレスですね。
 フジイ対他10人の張り手の打ち合いや11人連鎖スリーパー等悪ふざけが目立ち個人的に好きではありません。
 9人になってからは定番として寄りぬかれたスポット、個人のハイ・スポットに変化していくのである程度は洗練されていきました。
 楽しいといえば楽しいしドラゲーならではだけど、レスラー・パフォーマンスの悪い形式だな、と思いますね。
 平均的な良試合。

Fオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:鷹木信悟 vs. BxBハルク
 じっくりとした構築、正統な張り合いでスタートです。
 60分時間切れの後ですから主要な展開に必要な攻防は流用できますし安定していますね。
 それぞれの弱点化(ハルクの脚、鷹木の腕)を徐々に完成させ、
 危険技を比較的早い段階から配置しているにも関わらず長丁場にフィットできている。
 完成度の高い35分越えの内容です。
 残念なのは前回のフル・タイム戦で見られたような名勝負を匂わせる煌きがかけているという事です。
 まずハルクは致命的なレベルにまでは追い込まれません。
 テーブル、セコンドを廃して肉体のみで勝負したのは褒めるべき事だと思いますが、
 その状態であっても多少の安定性を捨ててハイ・スポットを作り出す賭けに出る事でその状況は生み出せたはずです。
 またハルクがキラー化もしていませんね。
 ハードな蹴りではあったけれども爽やかないつものハルクの域を出ませんでした。
 後は鷹木の一極攻めに対する行動に改善の余地がありますね。
 序盤のロープを使ったドラゴン・スクリューは目立ちすぎていますし、
 花道でのデス・バレー・ドライバーという大技はダメージ蓄積なんて些細な事は軽く吹き飛ばすのだから
 腕の痛みを見せるのはもう少し遅らせるべきでした。
 ロング・マッチとしては最善の内容ながら、きつく言えば上手い以上の物が余り見られないと言えなくも無い。
 ぎりぎり好勝負。

総評
 良い内容ながら最大の大会としては勝負カードがメインしかない印象ですね。
 やっぱり60分時間切れはこっちでやるべきだったのではないかと。
 (執筆日:8/15/10)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Fオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:鷹木信悟 vs. BxBハルク

  組むと鷹木が押し飛ばす。
  額を突き合わせる。
  ハルクが胸を突く。
  鷹木がつき返す。
  組むと鷹木がロープに押し込む。
  チョップへ。
  ハルクはかわすと蹴りを連打。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックルへ。
  鷹木はそれを利用してロープに走りショルダー・タックル。
  跳ね起きたハルクにチョップへ。
  ハルクはガードすると蹴りへ。
  鷹木はガードするとエルボーへ。
  ハルクがかわしバックを取る。
  鷹木がバック・エルボー。
  ロープに振りヒップ・トスへ。
  ハルクが着地しアーム・ドラッグ。
  ドロップ・キックで倒す。
  ロープに振ろうとする。
  鷹木が振り返そうとする。
  ハルクは側転するとソバット。
  ロープに走る。
  鷹木がカウンターでショルダー・スルー。
  ハルクが場外に転がり出る。
  リングに戻ろうとする。
  鷹木はハルクが跨いだロープを蹴り上げる。
  脚を取るとロープを使ったドラゴン・スクリュー。
  ロープに脚をのせヒップ・ドロップ。
  アーム・ロック。
  起き上がったハルクに腕折。
  ハルクが前転からリスト・ロック。
  鷹木が前転から脚を取って倒しレッグ・ロック。
  ハルクがロープを掴む。
  鷹木が脚を蹴りつける。
  持ち上げスパイン・バスター。
  レッグ・ロック。
  回転して中央に持ってくる。
  ハルクがロープを掴む。
  鷹木が挑発。
  ロー・キックの打ち合い。
  鷹木のチョップとハルクのロー・キックの打ち合い。
  ハルクが蹴りを連打しひざを突かせる。
  ドロップ・キックで出す。
  鷹木が場外で間を置く。
  リングに戻ってきた鷹木に蹴りを入れる。
  腕を蹴り上げる。
  腕にストンピング。
  アーム・ロック。
  腕にニー。
  胸に蹴り。
  腕にストンピング。
  ブレーン・バスターを狙う。
  鷹木が耐え逆に持ち上げようとする。
  ハルクが後ろに着地しバックを取る。
  鷹木がバックを取り返す。
  ハルクがバック・エルボー。
  ペイレイ・キック。
  ジャーマン。
  カバー。カウント1。
  脇固め。
  反転させアーム・バーへ。
  鷹木がロック。
  ハルクが引き離す。
  鷹木が体勢をかえロックしなおす。
  持ち上げてマットに叩きつける。
  コーナーにもたれたハルクにラリアット。
  ハルクは場外に転落。
  鷹木は場外に下りると花道に連れて行く。
  ランプへのブレーン・バスターを狙う。
  ハルクがニーを突き上げて防ぎソバット。
  鷹木がランプに倒れる。
  ハルクが鷹木を花道に連れて行き蹴りを叩き込む。
  助走を取り突進。
  鷹木が打ち上げる。
  ハルクがハリケーン・ラナに返そうとする。
  鷹木はキャッチすると持ち上げて担ぐ。
  スピニング・デス・バレー・ドライバー。
  ハルクをつれリングサイド。
  場外に下りる。
  ハルクが蹴りを叩き込み殴りつける。
  抑えようとした鷹木にエルボー。
  10分経過。
  鉄柱に振ろうとする。
  鷹木が振り返しハルクを鉄柱にぶつける。
  リングに戻す。
  鷹木がニーを突き上げる。
  コーナーに振ろうとする。
  ロープに腕をかけて耐えるハルクにチョップ。
  ハルクが蹴り。
  鷹木がグー・パンチ。
  喉に脚を押し付ける。
  鷹木がマウント。
  抵抗してきたハルクにエルボーを連打し張り手。
  殴りつける。
  ハルクが殴り返し蹴り上げまくる。
  ヘッド・ロック。
  鷹木がすぐバック・ドロップ。
  ニー・ドロップ。
  馬鹿にするように蹴りつける。
  コーナーで前腕をこすりつける。
  突進。
  かわされるも突進してきたハルクにコーナーへのスリング・ショット。
  クローズラインを受け止めコンプリート・ショット。
  フェイス・バスターと続けカバー。カウント2。
  喉に脚を押し付ける。
  フィスト・ドロップ。
  セカンド・ロープからニー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  クロス・フェイス。
  ハルクがロープを掴む。
  ロープに喉を押し付ける。
  パワー・ボムを狙う。
  ハルクが耐える。
  鷹木が持ち上げる。
  後ろに着地したハルクにバック・エルボー。
  ロープに走りクローズラインへ。
  ハルクは避けるとロープに走る。
  打ち上げられるもハリケーン・ラナ。
  コーナーの鷹木に突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地。
  セカンド・ロープに移りドロップ・キックで落とす。
  コーナー上に飛び乗りムーンサルト。
  リングに戻す。
  エプロンからスプリングボード式ニール・キック。
  カバー。カウント2。
  エクスプロイダーを狙う。
  鷹木が防ぎジャブを打ち込んで行く。
  ハルクのクローズラインを避けジャブにモンゴリアン・チョップ。
  ロープに走りラリアットへ。
  ハルクが打ち払う。
  ラリアットを受け止めBBスマッシュ。
  ムーンサルトへ。
  避けられるも着地し蹴りへ。
  鷹木は受け止めると回す。
  ハルクがそれを利用してスピン・キックへ。
  かわされるもそのまま払い蹴りに持っていき倒す。
  セントーン。
  カバー。カウント2。
  コーナーの鷹木に突進。
  カウンターで蹴りを食らうも突進。
  鷹木がキャッチしコーナーへのエクスプロイダー。
  ハルクは脚をターン・バックルにぶつけ痛める。
  鷹木がエプロンに出て場外へのブレーン・バスターを狙う。
  ハルクが耐える。
  持ち上げられるもエプロンに着地。
  鷹木が蹴りをいれ担ごうとする。
  耐えるハルクを担ぐ。
  ハルクが逃れハイ・キック。
  エプロンでのEVO。
  20分経過。
  リングに戻る。
  場外カウントが進む。
  カウント18で鷹木がリングに戻る。
  ハルクが蹴り。
  背中にドロップ・キック。
  鷹木がフロント・ヘッド・ロックで休もうとする。
  ハルクは跳ね除けると蹴りを叩き込む。
  腕を取りエルボーを叩き込む。
  腕折。
  腕折へ。
  鷹木が変形スリーパーに切り返す。
  ハルクがコーナーに叩きつけ逃れる。
  ロープに走る。
  鷹木がバックを取り変形ジャーマン。
  ロープに振ろうとする。
  ハルクが振り返しサマーソルト。
  ロープに振りラリアット。
  FTXを狙う。
  鷹木は防ぐとヘッド・バッド。
  ロープに走る。
  ハルクが前転からハリケーン・ラナ。カウント2。
  ロープに走る。
  鷹木がカウンターでラリアット。
  担ぐとフェイス・バスターへ。
  ハルクが着地し頭部を蹴り飛ばす。
  張り手を連発。
  ソバット。
  蹴り上げる。
  EVO。
  カバー。カウントは2。
  コーナーに上る。
  鷹木が捕まえる。
  25分経過。
  スーパープレックスを狙う。
  ハルクがエルボーにヘッド・バッド。
  鷹木は下りるもラリアットを叩き込み、ハルクを場外に落とす。
  場外に下りるとハルクをリングに戻す。
  エプロンに上がり場外へのブレーン・バスターを狙う。
  ハルクが逆に持ち上げようとする。
  鷹木が耐え場外へのブレーン・バスターを決める。
  ハルクが脚を痛める。
  鷹木はリングに戻りアピール。
  カウント19でリングに戻る。
  鷹木がハルクの脚に噛み付く。
  脚にニー・ドロップ。
  起こしてヘッド・バッド。
  コーナー上に載せチョップ。
  ハルクの体勢が崩れ脚がロープに絡まるも何とか体勢を戻す。
  鷹木が張り手。
  トップ・ロープからスーパープレックス。
  ハルクが気合で起き上がる。
  クローズラインを避けるとクローズラインへ。
  鷹木は受け止めるとDDT。
  MADE IN JAPAN。
  カバー。カウントは2。
  30分経過。
  鷹木がコーナーのハルクにラリアット。
  担ぐとセカンド・ロープに上る。
  ハルクがエルボーを叩き込む。
  体勢を変えるとコーナー上に立つ。
  ムーンサルトでマットに着地するとフライング・ニール・キック。
  コーナー上にのぼり雪崩式EVO。
  カバーするもカウントは2。
  頭部にソバット。
  フェニックス・スプラッシュ。
  しかしカウントは2。
  ソバット。
  アーム・ロックから担ぐ。
  鷹木が逃れラスト・ファルコン・リー。
  コーナーのハルクにラリアット。
  担いでコーナー上に上る。
  抵抗をものともせず雪崩式ファルコン・リー。
  カバーするもカウントは2。
  ハルクを起こそうとする。
  ハルクがエルボー。
  鷹木が腕を押さえながらエルボー連打。
  ハルクが張り手を連打。
  首筋にチョップを連打。
  鷹木がエルボー連打。
  左右のエルボー連打。
  エルボー。
  エルボー。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもラリアット。
  担ごうとする。
  ハルクが逃れFTX。
  ダウン・カウントが数えられる。
  カウント8で両者コーナーで起き上がる。
  両者突進しクローズライン相打ち。
  ハルクがロープに走りクローズラインへ。
  鷹木がカウンターでクローズラインを打ち相打ち。
  ハルクがハイ・キック。
  鷹木がラリアット。
  ハルクが起き上がり額を付き合わせる。
  35分経過。
  鷹木がロープに走りラリアット。
  ロープに走る。
  ハルクがドロップ・トー・ホールドから丸め込む。カウント2。
  ロープに走る。
  鷹木がカウンターでラリアット。
  ブラッド・フォール。
  ロープに走りラリアット。カウント2。
  MADE IN JAPANもカウント2。
  腕をロックしようとする。
  ハルクがニーを突き上げて行く。
  鷹木が耐え担ぐ。
  抵抗するハルクを担ぎラスト・ファルコン・リーで1,2,3!
  鷹木が新チャンピオンに!
  鷹木はハルクを認める発言。
  鷹木とCIMAがマイク合戦。
  いきなりサイバーがCIMAを襲撃。
  リングに上げ鷹木に攻撃させようとする。
  堀口が鷹木をこかす。
  鷹木ではなくサイバーとタッグを組んでリーグ戦に出るという。
  鷹木はリアル・ハザードにいらない、追放にするという。
  リアル・ハザードが鷹木にリンチ。
  タイフーンが現われリアル・ハザードを蹴散らす。
  キッドが鷹木に組んでリーグ戦に出ないかと誘う。
  鷹木はなんでお前らと組まないといけないんだ、と反発。
  色々喋りあった挙句、鷹木はキッドと組む事を了承。

試合結果

@シーサーBOY、スペル・シーサー、K-ness vs.エル・ジェネリコ、大野勇樹、戸澤アキラ
Aストーカー市川vs.グレート・サスケ
BTAKEMURA、サイバー・コングvs.新井健一郎、岩佐拓
Cオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:堀口元気(新チャンピオン!)vs. m.c.KZ
Dオープン・ザ・ツイン・ゲート統一タッグ王座戦:斉藤了、横須賀享(ch)vs.NOSAWA論外、MAZADA
Eオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦、4ウェイ・ダンス:Gamma、神田裕之、YAMATO(ch)vs.土井成樹、吉野正人、谷嵜なおきvs.ドラゴン・キッド、アンソニーW森、Pac vs.望月成晃、ドン・フジイ、マグニチュード岸和田
Fオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:鷹木信悟(新チャンピオン!)vs. BxBハルク