TOP日本のプロレスDragon Gate(闘龍門) →Dragon Gate:Storm Gate 9/22/07

Dragon Gate:Storm Gate 9/22/07の分析


名勝負 なし
好勝負 IJタッグ王座戦:斉藤了、横須賀享(T)(ch)vs.岩佐拓、新井健一郎(TJ)

T=Typhoon、MO=Muscle Outlows、Z=絶倫's、TJ=戸澤塾、NH=New Hazard、CM=Crazy Max

Ivpvideo製。

@マグニチュード岸和田、堀口元気、Dr.マッスル(MO)vs.アンソニーW森、Pac、ドラゴン・キッド(T)
Aオープン・ザ・お笑い・ゲート王座戦:ストーカー市川(ch)vs.菊タロー
Bオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:神田裕之(Z)(ch)vs.吉野正人(MO)
Cルーザー・リーブスMO:Gamma(MO)vs.玉岡金田(MO)

DIJタッグ王座戦:斉藤了、横須賀享(T)(ch)vs.岩佐拓、新井健一郎(TJ)
 初めて上半身裸で試合する横須賀。
 見事な肉体を披露しインパクトを与えると
 試合が始まってもその筋肉の鎧を使って耐え、インパクトあるジャンボの勝ちを叩き込みます。
 斉藤との素晴らしい連携技も披露し、
 序盤でスカッシュ・マッチ的力量差を設定します。
 最初の5分以上、王者が完成されたものを一方的に披露。
 新井はぐったりした表現のみで惹きつけます。
 タッチ成功後岩佐がパワー・キャラで攻防を制します。
 実力、リアルの反映ではありませんがこのカードでの色分けは重要。
 その後も一つ一つの攻防の過程を見せながら、
 創意工夫のスポットと真っ向スポットを織り交ぜていきました。
 岩佐、新井故に過剰ヒートすることもなく、正確にはすることができないが故に、偏らない盛り上がりを実現しました。
 カードからはとても想像つかなかった07年のDGベストが生まれました。
 文句なしに好勝負。

Eオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:望月成晃、ドン・フジイ、K-ness(Z)(ch)vs.サイバー・コング(NH)、鷹木信悟(NH)、飯伏幸太
 フジイと鷹木の打撃戦、望月と飯伏の軽量級攻防、K-nessとサイバーの体格差対決と
 一通り見せた上で望月らがトリオとして動いて支配。
 まだ完成されていないようで少々強引な所もありましたね。
 コンディションが復調したK-nessが孤立し
 挑戦者の魅力的な技を受けきっていきます。
 誤爆や控え攻撃で加速した後はハードな技で盛り上げ。
 飯伏がDGに混じってもひときわ目を引くビッグ・スポットを生み出していましたね。
 見応えのある内容ながら一戦を超えるにはもう少しカードのバランスを考える必要があった。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Fオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(T)(ch)vs.土井成樹(MO)
 土井が主導権を握らせない集中力を示して王者として示し
 CIMAがピンポイントで取り返してゆったり試合を運ぶ。
 両者の魅力が出る関係性での構築ですが
 問題は序盤から終盤まで全て同じ構築ということですね。
 ここにDGの限界が見えます。
 それでもCIMAの苦しみ方と土井のムーブの勢いの調整で
 序盤中盤終盤の緩急の使い分けは出来ています。
 必殺技を返されたり連発を使っているとはいえ
 ストーリーで裏打ちしている点は良かったですね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

インターミッション中に放送された過去の試合。
@CIMA(CM)vs.セコンド土井(11/4/02)
 (8分中7分)

総評
 1マッチとしても大会として見ても注目に値する素晴らしい大会です。
 (執筆日:2/?/12)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マグニチュード岸和田、堀口元気、Dr.マッスル(MO)vs.アンソニーW森、Pac、ドラゴン・キッド(T)
Aオープン・ザ・お笑い・ゲート王座戦:ストーカー市川(ch)vs.菊タロー(新チャンピオン!)
Bオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:神田裕之(Z)(ch)vs.吉野正人(MO)(新チャンピオン!)
Cルーザー・リーブスMO:Gamma(MO)vs.玉岡金田(MO)
DIJタッグ王座戦:斉藤了、横須賀享(T)(ch)vs.岩佐拓、新井健一郎(TJ)(新チャンピオン!)
Eオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:望月成晃、ドン・フジイ、K-ness(Z)(ch)vs.サイバー・コング(NH)、鷹木信悟(NH)、飯伏幸太
Fオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(T)(ch)vs.土井成樹(MO)
@CIMA(CM)vs.セコンド土井(11/4/02)