闘龍門:Best of 2003の分析
名勝負 | 6人タッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:望月成晃、新井健一郎、ドラゴン・キッド(SM2K)vs.マグナムTOKYO、横須賀享、堀口元気(DF)vs.CIMA、ドン・フジイ、SUWA(CM)vs.ミラノ・コレクションAT、コンドッティ修司、YOSSINO(IC)(8/30/03) |
好勝負 | なし |
@6人タッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:望月成晃、新井健一郎、ドラゴン・キッド(SM2K)vs.マグナムTOKYO、横須賀享、堀口元気(DF)vs.CIMA、ドン・フジイ、SUWA(CM)vs.ミラノ・コレクションAT、コンドッティ修司、YOSSINO(IC)(8/30/03)
序盤は協力技、誤爆、1対2スポットと怒涛の連発。
闘龍門の4ウェイ・トリオでしか見られないレベルです。
ロープ走りを縦、横使い分ける上手さ、
技の反動で別の技につながる独創力が光ります。
一方で観る者の理解が追いつかないという欠点があります。
場外乱闘を挟んだ後の中盤は12人全員がリングに入ったりして
数珠技などの様式スポットの羅列です。
様式なのでどのチームが優勢に立っているかなどは
演者側にも特に伝えようと考えていないとはいえ、
それでも試合であるからにはチームとしての区切りは必要でしょう。
チーム・カラーを決めてコスチュームの色で区別するのがベストか。
ダイブ連発スポットから終盤へ。
数珠で繋げていく圧倒的な疾走感。
3ウェイになった所で理解できるスピードで序盤の攻防を再現できるチャンスでしたが
単純なカット合戦になっていたのは少々惜しまれる。
しかし残り2チームになってからはそれぞれのリーダー、
ミラノ、マグナムがシングル・プレイヤーとしての才覚で最後はきっちり締めました。
4ウェイ・トリオという異常な形式でしか為し得ない内容。
ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:?/?/13)