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DDT:Best of ROJO 2010の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@工場プロレス:KO-Dタッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(ch)vs.中澤マイケル、GENTARO(3/12/10)
 工場という性質上
 凶器に近いものが揃っているので
 シチュエーション上ハードコア・プロレスに近くなり、
 他の路上プロレスよりもプロレスになりやすいですね。
 熱した粉塵やフォークリフト、金属のワッカなど
 独自の見せ場も幾つかありました。
 ただ危険さ、機密保持、夜という視界の悪さ、
 色々な要素が重なったためでしょうけれども
 戦場はそんなに広くなく、
 またハードコア・プロレスとしてはグダグダ気味。
 平均より少し上。

A都立武蔵野公園プロレス、KO-Dタッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(ch)vs.軍団ひとり、キム・ヨッチャン(3/27/10)
 敵がしょぼく、大の大人が泥まみれになっている以上でも以下でもない内容。
 ラダーにベルトをかけて勝利条件を追加したのもナンセンス。
 ひどい試合。

Bスキー場プロレス:KO-Dタッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(ch)vs.HOF専用ズゴック、機動戦士ハンダム(7/10/10)
 挑戦者が頑丈な素人同然。
 ハンダムはまだしもズゴックはそのコスプレで動きも制限され、とてもお話になりません。
 王者が一方的にぼこるだけ。
 そうなるとシチュエーションを活かしたものが
 何があるかだけが語るべきものになりますが、
 実際の戦場は屋台のある駐車場。
 スキー場プロレスとは銘打っていても
 スキー板で殴るわけでも雪合戦をするわけでもありません。
 フィニッシャーは車で轢いてからの
 (もといぶつかりにいかせてからの)卍固めでした。
 ひどい試合。

C廃墟プロレス:KO-Dタッグ&守谷ワールド・タッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(KO-D ch)vs.吉田充宏、安部健治(守谷 ch)vs.HARASHIMA、松本浩代(7/30/10)
 一時期ニュースに取り上げられたこともある廃墟ムーブメント。
 その勝手な廃墟のイメージからすると
 今回の使われなくなって久しい公民館?は廃墟具合控えめ。
 床下に引っ張り込まれるシーンはらしくて嫌いじゃないですけどね。
 緩いムーブもある中で空気が引き締まっていたのは
 ひとえに松本のおかげでしょう。
 彼女のプロ意識は良い。
 最後、伝統の卍固めフィニッシュは今回穴の中で。
 ファン・マッチとしては悪くない試合でした。

Dキャンプ場プロレス:飯伏幸太、ディック東郷vs.高木三四郎、マッスル坂井vs.石井慧介、ヨシヒコvs.中澤マイケル、マンモス半田(9/12/10)
 キャンプ場プロレスに遂にヨシヒコ参戦。
 人ではできない自然のスケールを活かした見せ場を生み出しつつ
 人ではない制約はカメラに映さなくて済むので最適ですね。
 昨年ほどではないにしろ乱戦の熱もあり、
 飯伏と石井のバチバチはリングの上と変わらないレベルでしたね。
 定番となるロケット花火やキャンプファイヤーもあり見所は多かった。
 中々良い試合。
 (執筆日:9/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@工場プロレス:KO-Dタッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(ch)vs.中澤マイケル、GENTARO(3/12/10)
A都立武蔵野公園プロレス、KO-Dタッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(ch)vs.軍団ひとり、キム・ヨッチャン(3/27/10)
Bスキー場プロレス:KO-Dタッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(ch)vs.HOF専用ズゴック、機動戦士ハンダム(7/10/10)
C廃墟プロレス:KO-Dタッグ&守谷ワールド・タッグ王座戦:高木三四郎、澤宗紀(KO-D ch)vs.吉田充宏、安部健治(守谷 ch)vs.HARASHIMA、松本浩代(7/30/10)
Dキャンプ場プロレス:飯伏幸太、ディック東郷vs.高木三四郎、マッスル坂井vs.石井慧介、ヨシヒコvs.中澤マイケル、マンモス半田(9/12/10)