全日本プロレス:Classics 8/3/05 の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間(CM含)です。
SlamBamJam製。
@ロッキー羽田vs.テッド・デビアス(5/2/80)
(途中から)
基本の基本に終始し、デビアスがわずかに一方的に変化をつけるだけ。
途中からでも時間の経過がまどろっこしく感じる内容。
悪い試合です。
Aジャイアント馬場、ジャンボ鶴田vs.テリー・ファンク、ディック・スレーター(5/2/80)
テリーが一番貢献していましたね。
自分の技を適度にばら撒き、受けは大げさに取って展開付けも行う。
スレーターは新日時に比べると色が薄いもののパートナーとしては悪くない。
馬場はでかさが扱いづらい形で出ていましたね。
そんなに色を固定する必要はないがトップ・スポットを提供する役であって欲しいものです。
最後はテリー、スレーターが感情の発露を上げて、馬場、鶴田の合体技という妙を突いたフィニッシュに繋げている。
まあまあ良い試合。
馬場の3000試合連続出場の表彰式。
BAWA、PWF王座戦、3本勝負:バーン・ガニア(AWA ch)vs.ジャイアント馬場(PWF ch)(1/18/81)
(1本目1回カットあり)
ガニアが馬場を尊重しスケールの大きさを感じさせるように受身を取っています。
ベースはやや物足りないものの馬場の生命線技での重ね方もそれなりにできていますね。
3本目。
ここぞの盛り上げ方は良く知ったもので
馬場の勢いvs.ガニアの老獪な凌ぎ、と
やや大味ながら対比的な鬩ぎ合いを演出する事が出来ました。
最後は両リンですがまあ予想の範囲ですね。
記念試合としては決着をつけろとは言わないから両リン以外の引き分け方を提示して欲しかったけど。
まあまあ良い試合。
CNWA王座戦、3本勝負:ハーリー・レイス(ch)vs.ジャイアント馬場(2/15/81)
1本目。
馬場が速攻かレスリングか中途半端な攻めを見せます。
これに対しレイスも何もしないので危機感がまるでない時間が過ぎていきます。
馬場は構築上まず一通り技を見せる必要があるとはいえ
こんな流れで出しつくしネック・ブリーカー・ドロップでフィニッシュするのは馬鹿げています。
1回目の技使用でも効果を狙っていくべきです。
2本目途中でレイスがようやく反撃ですが、
場外に引きずり出しての鉄柱攻撃からリング内へのブレーン・バスターへのフィニッシュまでストレートです。
単なる1シーンとしての意味しかない。
3本目は馬場がやり返すだけ。
復讐と表現するにふさわしい気持ちは現われていましたけどね。
最後はレイスがロー・ブローで反則を食らいながらも防衛というフィニッシュです。
悪くない試合。
総評
ガニアの試合が普通でレイスとは相変わらず見事に外れてます。
馬場ファンで無い限り特に手に入れる必要もないかな。
(執筆日:12/31/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ロッキー羽田vs.テッド・デビアス(5/2/80)Aジャイアント馬場、ジャンボ鶴田vs.テリー・ファンク、ディック・スレーター(5/2/80)
BAWA、PWF王座戦、3本勝負:バーン・ガニア(AWA ch)vs.ジャイアント馬場(PWF ch)(1−1)(両者リングアウト)(1/18/81)
CNWA王座戦、3本勝負:ハーリー・レイス(ch)vs.ジャイアント馬場(2−1)(DQ)(2/15/81)