全日本プロレス:#182(5/31/08) & #183(6/7/08) の分析
名勝負 | CC決勝:諏訪魔vs.棚橋弘至 |
好勝負 | なし |
1枚1時間55分(CM含)です。
SlamBamJam製。
4/9/08の大会より
@CC決勝:諏訪魔vs.棚橋弘至
変化をつけて同じ事をやり返す、という
武藤戦を流動的にした素晴らしい試合構築を棚橋が見せました。
諏訪魔は攻防こそ精度が甘かったけれども
決勝進出者としてしっかりついていきます。
そして気持ちを確かめ合い高め合う行動が見事なテンポで挟まれ、
棚橋のヒール・アピールの下地と繋がった結果
棚橋−諏訪魔−観客の三位一体感が生まれました。
本当に良い感じで積み重なってクライマックスも最高の形。
諏訪魔が脚攻めの影響を再発させ
棚橋のサブミッションを必死に凌ぐシーンから
最後に取っておいたフィニッシュ1発で幕。
定番といえば定番だけどこれはとにかく盛り上がりました。
新しい世代が08年を代表する試合をやってのけました。
細かい粗は取るに足りません・・・と言いたいけれど
唯一見逃せないのは諏訪魔の表情も、マイクも、ポーズもいまいちだって事。
キャリア3年半とはいえニュー・スターがこれじゃあ、と正直少し高揚感に水を差されましたよ。
ぎりぎり名勝負。
4/29/08の大会より
AJr王座戦:シルベル・キング(ch)vs.土方隆司
(8分経過辺りから)
キングにまかせりゃいいのに土方が出しゃばって潰すシーンあり。
終盤は終盤で土方がひたすら返し
突然のサブミッションで土方が勝ってしまう、というもの。
悪い試合。
Bタッグ王座戦:武藤敬司、ジョー・ドーリング(ch)vs.TARU、ゾディアック
ゾディアックはへスースなんですね。
元WWEと分からない形でつかうなんで金が高くつくんじゃない。
ドーリングはまだ物になってない段階で抜擢された印象。
試合は武藤がやけに流血しただけでした。
悪い試合。
他途中からの短い試合が幾つか収録されています。
総評
CC決勝だけですがそれでも良い。
(執筆日:7/6/09)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
@CC決勝:諏訪魔vs.棚橋弘至諏訪魔がロープに押し込もうとする。
棚橋は体勢を入れ替えると張り手。
組むと諏訪魔がロープに押し込み張り手。
棚橋が腕を取る。
諏訪魔が腕を取り返す。
棚橋がボディ・ブローから腕を取る。
諏訪魔がハンマー・ロックに返す。
棚橋がドロップ・トー・ホールドで倒しチン・ロック。
起き上がった所をグラウンド・ヘッド・ロックへ。
諏訪魔がグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
棚橋が跳ね除ける。
仕切り直し。
諏訪魔がヘッド・ロック。
棚橋がロープに振ろうとする。
諏訪魔が腰を落として防ぐ。
棚橋がロープに振ろうとする。
諏訪魔が腰を落として防ぐ。
棚橋がバック・エルボーを入れロープに振る。
諏訪魔がショルダー・タックル。
棚橋がすぐに起き上がり額を突き合わせる。
棚橋が不意をつきボディ・ブロー。
フォア・アームズを連発。
コーナーで連発する。
レフェリーが注意する。
棚橋はレフェリーに文句をいい諏訪魔に近づく。
諏訪魔が棚橋をコーナーにやりフォア・アームズ連発。
棚橋が体勢を入れ替えフォア・アームズ連発。
アッパーカート。
ボディ・スラムからアピール。
起き上がった諏訪魔が棚橋にボディ・スラム。
起き上がった棚橋をクローズラインで落とすとトペ・スイシーダ。
棚橋をリングに戻しコーナー上へ。
棚橋が捕まえデッドリー・ドライブ。
蹴りつけて場外に出す。
エプロンからトペ・アトミコ。
リングに戻るとアピール。
エプロンに上がってきた諏訪魔にアッパーカート。
コーナーにぶつけようとする。
諏訪魔は防ぐと棚橋をコーナーにぶつける。
リングに入ろうとロープを跨ぐ。
棚橋が脚を取りロープを使ってのドラゴン・スクリュー。
脚にエルボー・ドロップ。
脚を踏みつけアピール。
脚にエルボー・ドロップからレッグ・ドロップ。
かけられた状態で諏訪魔が胸に張り手を打つも棚橋がフォア・アームズ。
10分経過。
諏訪魔がロープを掴む。
棚橋はすぐに離さず決め続ける。
棚橋はレフェリーを威嚇する。
諏訪魔がその隙をついてスピアー。
マウント・パンチを叩き込む。
棚橋が体勢を入れ替えマウント・パンチをお返し。
ストンピング。
諏訪魔をターン・バックルにぶつける。
脚をロープにかけ引っ張る。
カウントされると止めるももう1度。
場外に出ると脚を取り鉄柱にぶつける。
もう1発。
アピールして3発目。
リングに戻ると諏訪魔にアッパーカート。
10カウント・パンチ。
ロープに振ろうとする。
諏訪魔が振り返しショルダー・スルーを狙う。
棚橋が蹴り上げる。
諏訪魔は耐えて張り手。
ロープに走りラリアット。
コーナーに振るとラリアット。
ロープに振るとパワー・スラム。
後ずさりする棚橋に蹴りを叩き込む。
コーナーでうずくまる棚橋にストンピング。
コーナーに振ると突進。
棚橋がカウンターで蹴り。
諏訪魔が突進。
棚橋がカウンターで蹴り。
クローズラインへ。
諏訪魔は避けるとバックを取る。
棚橋が耐えてバック・エルボー。
フォア・アームズの打ち合いになる。
諏訪魔がフォア・アームズを連打。
棚橋が張り手。
15分経過。
棚橋がロープに走りフライング・フォア・アームズ。
フォア・アームズにボディ・ブロー。
ボディ・スラムを決めるとセカンド・ロープからローリング・セントーン。
カバーするもカウントは2。
ドラゴン・スープレックスを狙う。
諏訪魔が振り切りバック・エルボー。
ドラゴン・スクリュー。
アンクル・ロックに捕らえる。
棚橋がアンクル・ロックに切り返すとドラゴン・スクリュー。
棚橋が起き上がりコーナー上へ。
諏訪魔が捕らえてスーパープレックスを狙う。
棚橋がこらえボディ・ブロー。
サンセット・フリップ・パワー・ボムを狙う。
耐えられるも引き離しパワー・ボム。
カバーするもカウントは2。
ロープに走るとスリング・ブレイド。
ロープに走りもう1発狙う。
諏訪魔が防いでバック・ドロップ。
棚橋が起き上がりクローズラインへ。
諏訪魔が避けジャーマン。
両者ダウン。
諏訪魔がロープに走りラリアット。
棚橋が倒れない。
諏訪魔がロープに走りラリアット。
棚橋が倒れない。
諏訪魔がロープに走りラリアットへ。
棚橋がカウンターでラリアットを決め両者ふらつく。
棚橋が先に体勢を立て直しラリアットで倒す。
20分経過。
ラリアットへ。
諏訪魔は避けるとハーフネルソン・スープレックス。
諏訪魔がロープに走る。
棚橋がカウンターでスリング・ブレイド。
両者ダウン。
フォア・アームズの打ち合い。
棚橋が吼えてフォア・アームズ。
諏訪魔が吼えてフォア・アームズ。
棚橋が吼えてフォア・アームズ。
諏訪魔が吼えてフォア・アームズ。
棚橋がロープに走りフォア・アームズ。
諏訪魔がロープに走りビッグ・ブーツへ。
棚橋は受け止めると回す。
諏訪魔がそれを利用してローリング・ラリアット。
カバーするもカウントは2。
ダウンする棚橋を持ち上げそのままジャーマン。カウントは2。
バック・ドロップ。
カバーするもカウントは2。
パワー・ボムを狙う。
棚橋が後ろに逃れる。
ラリアットを避けるとフルネルソンの体勢。
そこから腕を巻き込んでバックを取りジャーマン。カウントは2。
棚橋がロープに走りスリング・ブレイド。
カバーするもカウントは2。
コーナー上からフロッグ・スプラッシュ。
コーナー上からフロッグ・スプラッシュへ。
諏訪魔が膝を立てて迎撃するも脚が痛む。
25分経過。
両者ダウンしている。
諏訪魔がダウン状態から蹴りつける。
先に棚橋が起き上がりドラゴン・スクリュー。
テキサス・クローバー・ホールド。
諏訪魔が体勢を起こそうとする。
棚橋が引っ張り中央へ。
諏訪魔がロープへと這い寄っていく。
棚橋が中央に引っ張っていく。
揃うとして少し崩れる。
そこを諏訪魔が力を振り絞りロープを掴む。
棚橋が諏訪魔にドラゴン・スープレックス。
ホールドできず。
諏訪魔の体を動かしてカバーするもカウントは2。
ドラゴン・スープレックスを狙う。
諏訪魔がコーナーに押し込もうとする。
棚橋は離して諏訪魔をコーナーにやる。
コーナーに振ろうとする。
諏訪魔が防いで抱きしめる。
そこから動いてコーナーへのベリー・トゥー・ベリー。
反対コーナーに位置する。
起き上がった棚橋にローリング・ラリアット。
ラスト・ライドへ。
棚橋がサンセット・フリップに切り返す。カウントは2。
棚橋が弱弱しくアピールしロープに走る。
諏訪魔がカウンターでラリアット。
ラスト・ライドを決め1,2,3!
諏訪魔の優勝!
試合結果
@CC決勝:諏訪魔(優勝!)vs.棚橋弘至AJr王座戦:シルベル・キング(ch)vs.土方隆司(新チャンピオン!)
Bタッグ王座戦:武藤敬司、ジョー・ドーリング(ch)vs.TARU、ゾディアック