全日本プロレス:#178(4/19/08) & #179(5/3/08) の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | CC公式戦:棚橋弘至vs.武藤敬司 |
1枚1時間55分(CM含)です。
SlamBamJam製。
4/7/08の大会より
@CC公式戦:川田利明vs.太陽ケア
ケアは試合でも奇襲が奇襲になってなかったり
テンションの伴っていない打撃を見せたり単発だったりと散漫な試合ファイト。
ストーリーでスランプだと言ってしまっているのが救いで
川田が安定した非情な攻めで形を作っている。
平均レベル。
ACC公式戦:棚橋弘至vs.武藤敬司
武藤が色気のあるレスリングを見せれば
棚橋も武藤が場外で間を置いている時にアピールしたりと絵になる男っぷりを見せました。
その後は棚橋の脚攻め、武藤の脚攻め。
レフェリーをぶつけて逃れる等要所で捻りが見られる物の
この中核部分のベースは読めるだけにもう1ランク上を望みたかったですね。
武藤がもっと良い間を出せる事を知っているし
楽しんでやっているのが伝わってくるだけに棚橋のヒールも余り効果がないんですよね。
しかし幕切れは夢の対決として最高に素晴らしい形でした。
脚の痛みを表現していた棚橋が痛みを忘れて動きまわり
最後はムーンサルトを狙うべく武藤がコーナーに上った所でゴング。
ネバー・エンディング・ストーリーです。
文句なしに好勝負。
4/8/08の大会より
BCC公式戦:西村修vs.諏訪魔
経験の少ない諏訪魔が極に位置する西村と当たるとなると
バック・ドロップ連発で捻じ伏せる、という結末も仕方ないかな、という気がします。
西村はある程度余地を与えながらの脚攻めで良い仕事をしていましたね。
平均より少し上。
CCC公式戦:棚橋弘至vs.川田利明
見ていてイメージの膨らみにくさを感じましたが
その中で自分の持ち味を出して相手の良さも出して
着実に30分という長時間を作り上げたのは流石といって良いと思います。
棚橋の脚攻めのやり方も素晴らしかったですね。
中々良い試合。
総評
CCの棚橋は本当に良い仕事をしている。
(執筆日:7/6/09)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
ACC公式戦:棚橋弘至vs.武藤敬司棚橋が軽く顔をはたいてタックルを狙う。
武藤が冷静に防いでバックを取ろうとする。
棚橋が逃れる。
武藤が脚をかけて倒し覆いかぶさる。
棚橋がグラウンド・ヘッド・シザースを狙うも武藤が離れる。
棚橋がアピール。
武藤がバックを取る。
フルネルソン。
アブナミドル・ストレッチ。
スクール・ボーイへ。カウント1。
覆いかぶさりヘッド・ロック。
棚橋が回転させてヘッド・ロックに返す。
武藤が両肩をつけにいく。
棚橋は返すとアーム・ロック。
武藤が起き上がると前転して脚を取りレッグ・ロック。
棚橋がボディ・シザースに返す。
チン・ロックへ。
5分経過。
首4の字。
武藤がロープに脚をかける。
武藤が場外に転がり出る。
棚橋はリングでアピール。
武藤がリングに入る。
棚橋が不意をついて蹴りヘッド・ロック。
武藤はコーナーに押し込むとショルダー・ブロック。
ショルダー・ブロック。
棚橋が武藤を押さえて体勢を入れ替える。
フォア・アームズにアッパーカート。
アッパーカート。
武藤は蹴りを入れるとスナップ・メア。
ロープに走りエルボー・ドロップ。
カバー。
カウント2で返されるやアーム・ロック。
棚橋がロープに脚をかける。
棚橋は武藤を場外に落とし場外へ。
フォア・アームズにアッパーカート。
鉄柱にぶつける。
リングに戻すと脚を取ってドラゴン・スクリュー。
脚を蹴りつけレッグ・ブリーカー。
脚にエルボーを入れレッグ・ロック。
締め上げる。
武藤がロープを掴む。
棚橋は中々離さず注意してきたレフェリーを威嚇。
武藤の脚を蹴りつけるとコーナーへ。
ロープに脚をかけると蹴りつけ脚へのドロップ・キック。
武藤の前でアピール。
脚を取って倒すと場外に出る。
脚を鉄柱にぶつけていく。
柵に振ろうとする。
武藤は振り返して柵にぶつけるとシャイニング・ウィザード。
柵を使ってドラゴン・スクリュー。
15分経過。
リングに戻る。
棚橋は脚を引きずりながらエプロンに上がる。
リングに入ろうとした所に武藤が低空ドロップ・キック。
シャイニング・ウィザード。
ロープを使ってのドラゴン・スクリュー。
ドロップ・キック。
低空ドロップ・キック。
脚を取ってドラゴン・スクリュー。
4の字を決める。
棚橋がロープを掴む。
武藤が低空ドロップ・キック。
ドラゴン・スクリュー。
4の字を狙う。
棚橋がスモール・パッケージ・ホールド。カウントは2。
棚橋が低空ドロップ・キック。
武藤がお返し。
棚橋がお返し。
武藤がお返し。
棚橋の動きが止まる。
20分経過。
武藤が低空ドロップ・キック。
4の字を決める。
棚橋が反転させる。
武藤が体勢を戻す。
棚橋は両肩がついてカウント2で返す場面を見せる。
棚橋はレフェリーのシャツを掴むと武藤にぶつけて逃れる。
武藤が低空ドロップ・キック。
ドラゴン・スクリューを狙う。
棚橋が張り手で逃れる。
ロープに走りフライング・フォア・アームズ。
エルボー・ドロップに回転してのボディ・プレス。
カバーするもカウント2。
フォア・アームズにボディ・ブロー。
ボディ・スラムを決めるとセカンド・ロープからローリング・セントーン。
カバーするもカウント2。
ドラゴン・スープレックスを狙う。
耐える武藤を殴りつけるとロープに走る。
武藤がカウンターで低空ドロップ・キック。
シャイニング・ウィザードを狙う。
棚橋が立ち上がりカウンターでスリング・ブレイド。
武藤が起き上がりシャイニング・ウィザード。
両者ダウン。
25分経過。
武藤がドラゴン・スクリュー。
コーナーの棚橋にシャイニング・ウィザードを狙う。
棚橋は避けてコーナーにぶつけさせるとコーナーに上る。
ミサイル・キックを決める。
ドラゴン・スープレックスを狙う。
跳ね除けられるも腕を巻き込んでバックを取る。
そしてジャーマン。カウントは2。
棚橋がロープに走りスリング・ブレイドへ。
崩れるもすぐにドラゴン・スリーパー。
武藤がニーを突き上げ逃れる。
残り3分。
棚橋がオコーナー・ロールからドラゴン・スリーパーに捕らえる。
レフェリー・チェックが入る。
武藤は3度目で腕を上げるとロープを掴む。
棚橋がロープに走る。
武藤がカウンターでシャイニング・ウィザード。
シャイニング・ウィザード。
延髄シャイニング・ウィザード。
プロレスLOVEポーズからシャイニング・ウィザード。
カバーするもカウントは2。
バック・ブリーカーを決めるとムーンサルトを狙うべく棚橋をまたごうとする。
棚橋が不意をついてスクール・ボーイ。カウントは2。
残り1分。
バック・スライドを狙う。
武藤が逃れシャイニング・ウィザードへ。
棚橋はガードすると変形ドラゴン・スクリュー。
残り30秒。
ロープに走りスリング・ブレイド。
コーナーに上りハイ・フライ。
もう1発狙う。
武藤が避けて自爆させる。
残り10秒。
武藤がシャイニング・ウィザード。
ムーンサルトを狙うべくコーナー上へ。
そのときゴングが鳴り30分時間切れ。
武藤は足早に去っていく。
棚橋はアピールしてから去っていく。
試合結果
@CC公式戦:川田利明vs.太陽ケアACC公式戦:棚橋弘至vs.武藤敬司(30分時間切れ)
BCC公式戦:西村修vs.諏訪魔
CCC公式戦:棚橋弘至vs.川田利明(30分時間切れ)