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STARDOM:Best of STARDOM 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 ワンダー・オブ・スターダム王座戦:宝城カイリ(ch)vs.ジャングル狂女(2/23/17)

ワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.シェイナ・ベイズラー(2/23/17)

ゴッデスズ・オブ・スターダム王座戦:宝城カイリ、美闘陽子(ch)vs.ジャングル狂女、松本浩代(3/5/17)

@ハイ・スピード王座戦:岩谷麻優(ch)vs.イーヴィー(2/21/16)
 イーヴィーがスケールを広げます。
 サブミッションも柔軟性を活かしていますね。
 
 攻防は綺麗でお互いを上手く収めています。
 シンプルながら芯の通った内容でした。

 中々良い試合。
 (執筆日:4/?/23)

Aワンダー・オブ・スターダム王座戦:宝城カイリ(ch)vs.ジャングル狂女(2/23/17)
 狂女が機動力を活かして勢いを生みます。
 カイリは受けっぷり良く、気持ちよく攻めさせながら試合を成立させていましたね。

 カイリが場外へビッグ・フライを決めると攻守逆転。
 狂女を試すように挑発する展開は非常に良いストーリー・テリングでした。

 攻防を綺麗にのせつつも、
 それだけで終わらせず執念を感じさせたのはポイント。

 終盤はカイリが裏拳連打などで引っ張った印象あり、
 ここで狂女がキャリア差補ってもっと食い下がっていれば
 更なる高みにいけたことも感じさせたポテンシャルの高い内容でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/23)

Bワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.シェイナ・ベイズラー(2/23/17)
 シェイナは総合格闘家。
 女性版マット・リドルといった位置づけでしょうか。
 1年半なのでプロレスとしての盛り上げや
 スターとしての立ち振る舞いは改善の余地はあるものの
 ビーストとしての存在感、攻撃性は特筆すべきものがあります。
 イオも乱闘等プロレスならではの要素に今回は寄ることで
 シェイナの執拗な腕攻め、サブミッション・スタイルと
 見事なスタイル・クラッシュを見せました。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:8/?/18)

Cゴッデスズ・オブ・スターダム王座戦:宝城カイリ、美闘陽子(ch)vs.ジャングル狂女、松本浩代(3/5/17)
 多彩な面子により勢いとパワーが揃った見せ場。
 
 カイリ、美闘の狂女への厳しい攻めは見応え十分で
 狂女への応援が集まる良いシチュエーションになっています。

 そんな中での松本のセコンドとしての振る舞い、介入は
 試合に独自の味わいを与えていて素晴らしかった。
 ムーブのパワフルさだけでなくタッグの形も作って松本のここぞの才覚が光ります。

 一方で狂女はダウン・ベースの引き込みで貢献しつつも
 中盤過ぎて終盤になってくるともう一伸び欲しい印象。
 美闘も終盤はサポート役の色合いが濃く、終盤のテンポ感が増してくると更に伸びましたね。

 20分を超える攻防で足りない部分ありつつも総力戦に仕上がっています。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/23)

D紫雷イオ、里村明衣子vs.橋本千紘、岩谷麻優(3/9/17)
 同団体の手なれた攻防と
 団体間の緊張感のある攻防、
 このそれぞれの良さを活かしつつ
 タッグの枠もちゃんと意識してこなしていますね。
 ただタッグのレベルとしては
 男子と比べるとそこまで高度ではないのは否めない。
 終盤華やかな攻防が見られましたが、
 もう少し深堀りしたかったところ。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/?/18)