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STARDOM:Best of STARDOM 2014の分析


名勝負 ワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.里村明衣子(7/10/14)
好勝負 ワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.夏樹☆たいよう(1/26/14)

ゴッデス・オブ・スターダム王座戦:宝城カイリ、高橋奈苗(ch)vs彩羽匠、世羅りさ(12/23/14)

@ワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.夏樹☆たいよう(1/26/14)
 動けばその意図を読み取ってくれる、という信頼感があるので
 重ねがけしても良いし、
 相手のカウンターを誘発させても良い。
 思うが侭に攻防を作り出しながら、
 それでいて綺麗な配分で一進一退も重ねます。
 王者のイオが押すぐらいでも良い気はしますが、
 イオがたいようから未勝利という背景もあるのでアリか。
 鼻血というアクシデントがありつつも
 イオはそれを更なる力に変えて
 エネルギッシュなフィニッシュに繋げて
 最高の視聴後感を生み出しました。
 文句なしに好勝負。

A世IV虎vs.夏樹☆たいよう(3/16/14)
 体格差の処理が若干上手くいっていないかな。
 敢えてヒールっぽいことを交えながら
 夏樹が鋭い打撃をがむしゃらに打ち込んでいきます。
 ヨシコもインパクトある技で攻め合いに応じます。
 タッグを組んでいた者同士らしい
 遺恨戦とはまた別の感情にのった試合になりましたね。
 平均的な良試合。
 (執筆日:?/?/20)

Bワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.里村明衣子(7/10/14)
 里村は只のヘッド・ロックすらとんでもない質感。
 イオに何もさせない圧倒的な強さの象徴感がたまらないですね。
 一つ一つのムーブに笑ってしまう程です。

 イオは受けっぷりの良さを見せながらも
 守りに比率を寄せつつも印象的なサブミッションで食い下がります。
 普通では足りないこと分かっていてシチュエーションに合わせていますね。

 どれもが最高のムーブで終盤になっても品質落ちず。
 女子プロのトップ・ランクに位置する激闘でした。

 ぎりぎり名勝負です。
 (執筆日:4/?/23)

Cワールド・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.世W虎(8/10/14)
 世W虎の荒々しいプロレスにつきあいつつ
 ちゃんと鬩ぎ合いの見せ場は作ります。

 ただスタイル・クラッシュ意識しつつも少し流している部分ありますね。
 また終盤の世W虎の手札の少なさは否めない。

 重ねがけとか切り返し用意して攻防量は水増ししていますが
 それによってステージとが上に上がる所まではいかず。

 中々良い試合。
 (執筆日:4/?/23)

Dゴッデス・オブ・スターダム王座戦:宝城カイリ、高橋奈苗(ch)vs彩羽匠、世羅りさ(12/23/14)
 挑戦者は若さもありますが、勢いありチームの連携も良好。
 カイリ孤立時に竹刀攻撃したりと外敵としてのカラーも十分です。

 対する王者組も良い仕事。
 特にカイリのダイナミックなワークはタッグとしてのスケール感を広げました。

 もう少しタッグの上手さを織り交ぜられる余地もありますが、
 シングルでしっかり目を引くことが出来るのでクライマックスも充実していました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/?/23)