TOP女子プロレスShimmer →Shimmer:Women Athletes Volume.53 4/6/13

Shimmer:Women Athletes Volume.53 4/6/13の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@アメージング・コングvs.ミア・イム
Aシャザ・マッケンジー、ヴェダ・スコットvs.チェリー・ボム、キンバー・リー
Bクリスティーナ・フォン・エリーvs.イヴィーvs.カラミティvs.リア・オライリーvs.山縣優

Cメルセデス・マルチネスvs.栗原あゆみ
 栗原が丸め込みから切り込みます。
 Shimmerラスト・マッチという位置づけからすると
 勿体無い感じはするものの掴みとして一定の成功は見せている。
 またジャーマンやダブル・ニー・ストライクはハードで迫力ありましたね。
 対するメルセデスはヒールっぽく執拗に打撃を打ち込み、椅子も使って栗原を盛り立てます。
 とはいってもやはり対等になりきらず、
 かといってダイナミックな反撃の流れでもないので中途半端な印象。
 このカード順なら十分の内容とはいえますけどね。
 平均的な良試合。

DリジェネレーションX(アリソン・デンジャー、レヴァ・ベイツ)、セリーナ・ディーブvs.ジェシカ・ハヴォック、ネヴァ、サッシー・ステフィー

Eマディソン・イーグルスvs.ジェシー・マッケイ
 序盤のレスリング。
 イーグルスは一度引退してからの復帰とあって間の長さが整っていないものの
 マッケイとの特別な関係はいまだに築かれている。
 コミュニケーションが美しい一進一退の攻防をもたらしています。
 中盤になってからもリングを立体的に使いクオリティ・アップ。
 試合ペース、構成もイーグルスのコンディションの影響はあり
 たどたどしくなっている部分もあるが、
 それでも考え抜かれていてマイナスを補うものを提供しています。
 終盤の鬩ぎあいにも斬新さがあった。
 好勝負に少し届かず。

Fタッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:カナディアン・ニンジャズ(ch)vs.華名、ルフィストvs.メイド・イン・シンvs.中川ともか、ケリー・スケーター

Gアセナvs.浜田文子
 序盤のレスリング。
 アセナの動きのため方、見せ方意外に良いですね。
 アセナの着地系を交えながらも最終的に浜田が打撃で黙らせる。
 アセナは動きの完成度こそ改善の余地はあるものの爆発力は光るものを持っている。
 浜田がヒールっぽく転じ、アセナの頑張りをより際立たせていきました。
 最後のフィニッシャー含めて印象深いスポットが幾つもありました。
 中々良い試合。

HShimmer王座戦、ケージ・マッチ:サラヤ・ナイト(ch)vs.チアリーダー・メリッサ
 グラウンドの中でメリッサが脚狙い。
 マットへのドラスクなど工夫は利いていますね。
 一方のサラヤは表情の見せ方は相変わらず上手いですが、
 ケージに制限されて彼女の戦略性は弱まっている印象があります。
 展開をもっと際立たせて印象化させたかったですね。
 またShimmer初のケージ・マッチのせいか見えにくいのも困り物。
 終盤は適度な一進一退を生み出していたものの
 サラヤの強さ、怖さ設定が作られておらず残念でしたね。
 ケージ・マッチという特殊性を除けば王座交代劇に値する程ではなかった。
 平均的な良試合。

 (執筆日:4/13/12)
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アメージング・コングvs.ミア・イム
Aシャザ・マッケンジー、ヴェダ・スコットvs.チェリー・ボム、キンバー・リー
Bクリスティーナ・フォン・エリーvs.イヴィーvs.カラミティvs.リア・オライリーvs.山縣優
Cメルセデス・マルチネスvs.栗原あゆみ
DリジェネレーションX(アリソン・デンジャー、レヴァ・ベイツ)、セリーナ・ディーブvs.ジェシカ・ハヴォック、ネヴァ、サッシー・ステフィー
Eマディソン・イーグルスvs.ジェシー・マッケイ
Fタッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:カナディアン・ニンジャズ(ch)vs.華名、ルフィストvs.メイド・イン・シンvs.中川ともか、ケリー・スケーター
Gアセナvs.浜田文子
HShimmer王座戦、ケージ・マッチ:サラヤ・ナイト(ch)vs.チアリーダー・メリッサ(新チャンピオン!)