TOP女子プロレスShimmer →Shimmer:Women Athletes Volume.4 1/12/06

Shimmer:Women Athletes Volume.4 1/12/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間20分 です。

@アンバー・オニールvs.ニッキー・ロックス
 悪い試合ではあるのですけれど
 オニールはいつも通りオープニングとしての仕事をまっとうしています。

Aシャンテル・テイラーvs.アン・ブルックストーン
 カナダ出身(UWAで見たかな)のブルックストーンが使えません。
 ラフ・ファイトならまだ見れそうな気もしますけど。
 一方のテイラー。
 前回で大いに株を上げましたけど
 相手が下のレベルだと駄目ですね。
 蹴りを入れる時に自分の膝を叩くという技術を教わった物だから
 それを試そうという意思が強すぎて試合を崩しています。
 しかもそれが余りに見え見えで・・・。
 テイラーには必要ないですよ。
 悪い試合。

Bマリア・ホサカ、レキシー・ファイフvs.シンディ・ロジャース、ローレライ・リー
 Vol.3の流れを受けてのタッグ。
 ここら辺はタッグ向きの選手たちですが
 流石に16分はやや長い。
 リーが経験不足なのでロジャースの負担も大きくなりますし。
 11分ぐらいが適当ですね。
 少し悪い試合。 

Cアリソン・デンジャーvs.ティアナ・リンガー
 そこそこの実力があるので
 悪くないが、やや没個性的か。
 まずティアナは外見から
 ポニー・テールに青のコスチュームで決めて欲しいですね。
 少し悪い試合。

Dレインvs.サラ・デル・レイ
 スムーズに試合を進め
 レインによる腰攻めという展開も含める。
 しかし最後サラが一方的に攻めて
 ジャーマン・スープレックス・ホールドが腰の痛みでとけるも
 次にロイヤル・バタフライを決めて勝ってしまうという
 微妙な物になってしまう辺り
 レインがレイシーの完全劣化版という印象を拭えない理由なんだよなぁ。
 平均レベル。

Eフォールズ・カウント・エニウェア:ミスチーフvs.チアリーダー・メ リッサ
 これはちょっと評価の分かれそうな一戦。
 こういう形式だと女性の威力の無さが致命的欠点となりますからね。
 終始退屈な試合と見られてもおかしくない。
 一方でそれに眼を瞑れば
 キャスター・スポットを含め積極的にこの試合形式に挑戦し
 消耗戦を見事に演じたとも取れるのですけどね。
 まあ間を取って平均より少し上としておきますか。

Fデイジー・ヘイズvs.レベッカ・ノックス
 新人のレベッカと後手で試合を作るデイジーで
 本当にメインを務めることができるのかと不安視していましたが・・・
 そんな不安を余裕で吹き飛ばしてしまうのがShimmerクオリティ。
 最初の10分間はチェーン・レスリングの一言で表せますが
 その中身の濃い事、濃い事。
 両者テンポ良く切り替えし合う様は
 非常に面白かったですね。
 後半も高いレベルで構築されており
 中々良い試合です。
 レベッカは世界に誇る女子レスラーですよ。
 深刻な怪我をしてしまいましたが
 最近復帰したそうなので是非とも再びShimmerに来てサラ、アメコン、ストックとやって下さい。
 
総評
 メインは素晴らしかったですが
 他の試合でもう1頑張りが欲しいですね。
 しかしレベッカは一部にしか参戦していない事もあって
 メインだけで十分に価値はありますよ。

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アンバー・オニールvs.ニッキー・ロックス
Aシャンテル・テイラーvs.アン・ブルックストーン
Bマリア・ホサカ、レキシー・ファイフvs.シンディ・ロジャース、ローレライ・リー
Cアリソン・デンジャーvs.ティアナ・リンガー
Dレインvs.サラ・ デル・レイ
Eフォールズ・カウント・エニウェア:ミスチーフvs.チアリーダー・メリッサ
Fデイジー・ヘイズ vs.レベッカ・ノックス