TOP女子プロレスIce Ribbon →Ice Ribbon:Ice Ribbon 172 4/3/10

Ice Ribbon:Ice Ribbon 172 4/3/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@しもうま和美、みなみ飛香vs.志田光、都宮ちい
 志田は技構成が固まっていない中、
 ニーという特徴的な技だけ見出した時点なので極めて不安定。
 意思疎通能力もかなり低いですね。
 都宮はその点流れを読む事に優れていますが、サポート役を脱せず。
 みなみは細部の緩さは相変わらずだが
 スプリングボードなど独創性が増していたのは好印象。
 しもうまとの同時技もそれなりです。
 悪い試合。

Aさくらえみ、真琴vs.リボン高梨
 流石に片方を男子選手高梨が務めるとアスリートがやっているなとは思わせられるラインには届きますね。
 しかしやっている事自体は微妙でどこにも熱が生まれません。
 ハンデ戦にも関わらず真琴の存在意義はなかったし、
 さくらと高梨の試合としてみてもグダグダで一部で形だけの攻防を見せただけ。
 最後も組んだ意図の見えない時間切れでフィニッシュです。
 悪い試合。

BICEx60王座戦:松本都(ch)vs.りほ
 松本はりほと対面した自分がどうあるべきかが分かっていないが
 少なくとも王者として最後の仕事に全力を出さなければいけないという事は理解している。
 普段の駄目さ加減からすれば御の字です。
 序盤は多段のかわし合いでスリリングな攻防を生み出し、
 中盤は松本が特別な行動で雰囲気を作り上げて、と
 ハイ・テンポに試合を進行させていきます。
 後半になって誤魔化し気味になりかけたもののの
 柔軟な体を使ったフォール返しからダイレクトにロープ・ワークに移る動きもフローとして組み込んだ
 アイス・リボン特有の加速度を持った攻防で最後まで盛り上げました。
 平均レベルより少し上。

座談会を収録。

総評
 りほの王座奪取という事実だけかと思いきや
 vs.さくらばりに見応えのある内容でした。
 りほファンはマスト・ハブ。
 他の試合はどうでも良いけど。
 (執筆日:5/11/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@しもうま和美、みなみ飛香vs.志田光、都宮ちい
Aさくらえみ、真琴vs.リボン高梨(10分時間切れ)
BICEx60王座戦:松本都(ch)vs.りほ(新チャンピオン!)