TOP女子プロレスIce Ribbon →Ice Ribbon:Ice Ribbon 126 10/24/09

Ice Ribbon:Ice Ribbon 126 10/24/09の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

127とセットになっています。
@紫雷美央vs.赤城はるな
 どこで動くかのコンセンサスは出来ていて
 適切に攻防を作ってオーソドックスな展開を出来ています。
 ただ赤城がインパクトが弱い所もあって売りという程の物はない。
 悪い試合。

A真琴vs.牧場みのり
 もう少し緩急をコントロールしたいですし、
 技を決める際にタイミングがずれているのも気になります。
 只途中で試合を放棄せず何とか持ち直したのは救い。
 悪い試合。 

B南野タケシvs.杉浦透
 誰得な男子シングル・マッチ。
 杉浦は新人なのか結構受けに回っていましたが、
 意思疎通と受け表現のバランスという面では
 アイスリボンの選手にとってそこそこ参考になるかもしれない。
 一定以上の団体なら常識として体感できている点ですけど。
 悪い試合。

C市井舞、みなみ飛香vs.しもうま和美、星ハム子
 初手から控えが入る定型は感心しませんが、
 相手側も動く事でそれなりに形をつける事ができています。
 しもうま、星はリアルな体重による重量感が生命線なのに
 ゆるいアピールが多くて良さを失っていますね。
 市井は技をかける時以外の動きが安定せず自然とは言えない。
 これでは思いつきだけで動いているのが表に出てしまいます。
 みなみはまずまずで孤立も適切にこなしていました。
 悪い試合。

DICEx60王座戦:さくらえみ(ch)vs.りほ
 ウィップなど試合を進める上で必要な部分では体重を無視しつつも、
 表現としては体重差を考慮する場面もあり、
 丁度良いバランスを見出しているのは良い事です。
 りほはやはり他の選手とは桁違いです。
 身のこなしは華麗なので動き自体で魅せる事も出来るが、
 それに満足せず見せ方もちゃんと考えている。
 芯がしっかりしていて観客に調子を狂わされない所も良い。
 後半になって外れかけの技が散見されたし、
 攻防の構成、緩急のつけ方で改善の余地が見られたものの
 メインとして十分な満足感を与えてくれました。
 平均レベル。

終了後の座談会を収録。

総評
 りほvs.さくらはやはり一番面白いカードのようです。
 (執筆日:5/7/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@紫雷美央vs.赤城はるな
A真琴vs.牧場みのり
B南野タケシvs.杉浦透
C市井舞、みなみ飛香vs.しもうま和美、星ハム子
DICEx60王座戦:さくらえみ(ch)vs.りほ