TOP女子プロレスIce Ribbon →Ice Ribbon:Kitazawa Townhall 10/12/09

Ice Ribbon:Kitazawa Townhall 10/12/09の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間35分です。

@市井舞、みなみ飛香vs.志田光、藤本つかさ
 相変わらず控えが手を出すまで1シークエンスしか持たなかった…。
 それぞれ声を出しているだけで何の生の感情も持っていない同じ技の連続出しに早くも頼り、
 クライマックスに至っては市井がちゃんと動けず水を刺す。
 これで勝利後よっしゃー、と叫んでいるのだから
 1つ1つ試合を積むごとに何か学んでいるとは到底思えない。
 ひどい試合。

A牧場みのりvs.都宮ちい
 都宮が年齢と違って幼く見えるので
 違和感なく体格差を徹底させた攻防を行えています。
 そのバランス感覚は意外に感心すべきレベルにあったけれども
 スポットは余りなく小さくまとまって見えたのは勿体ない。
 悪くない試合。

B紫雷美央、紫雷イオvs.星ハム子、赤城はるな
 合体アピールであってほとんどダメージのない合体技。
 髪をくしゃくしゃにするだけで引っ張りもせず、
 噛みつきもコミカルな色が抜けない。
 雑草ガールズvs.美人姉妹で構図は立っているのに、
 全女を一度でも見たからすればそれは負け犬が負け犬に甘んじて
 他の試合と何の違いもなく只プロレスをしているだけにしか見えない。
 全女のようにプロレスを超えた所までいけ、とは無理を言わないが
 もう少し何とかならないものか。
 悪い試合。

C安藤あいか、松本都、リボン高梨vs.タニー・マウス、りほ、趙雲子龍
 りほが松本に積極的に仕掛けるも
 松本は試合中には何もせず試合後にリベンジを誓うのみ。
 安藤は趙雲を誘惑して混乱させるもネタに終わる。
 タニーは全然コメディーをしていなかったらそれならどこに存在意義があるのか。
 悪い試合。
 
Dしもうま和美vs.米山香織
 ベースとなるグラウンド・サブミッションに重みがあるので
 試合には自ずと重厚感が生まれるけれども
 お互い鈍重のため、絶対的に爽快感が足りないのは痛い。
 悪くない試合ではあるけれども、見ていて疲れる試合としてはそのクオリティでは不十分。

EICEx60王座戦:真琴(ch)vs.さくらえみ
 さくらはテクニカルな部分で特徴づけていますが、
 お互いの特徴が交錯せず一進一退が上手く機能していません。
 減量の影響か動き自体にも全体的に疲れが見えましたね。
 真琴も王者ならばコスチュームのほどけた紐より他に気にしなければいけない事があると思いますが…。
 悪い試合。

総評
 王座は移動しているが特に気にする必要はありません。
 (執筆日:12/29/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@市井舞、みなみ飛香vs.志田光、藤本つかさ
A牧場みのりvs.都宮ちい
B紫雷美央、紫雷イオvs.星ハム子、赤城はるな
C安藤あいか、松本都、リボン高梨vs.タニー・マウス、りほ、趙雲子龍
Dしもうま和美vs.米山香織
EICEx60王座戦:真琴(ch)vs.さくらえみ(新チャンピオン!)