TOP女子プロレスGaea Japan →Gaea Japan:Mega Ride 10/27/02

Gaea Japan:Mega Ride 10/27/02の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間55分(CM含む)です。
SlamBamJam製。

10/20/02の大会より。
入場式。広田さくらがマイク・アピールで締める。

@カルロス天野vs.輝優優
 (途中から)
 手の内を知る者同士の戦いを地でいった内容。
 良い攻防であると同時に気持ちも伴っている。
 最後こそ受けてが無理矢理フォールを奪う、という弱い物だったが熱い試合でした。
 平均的な良試合。
 試合後JWPを退団する事が決まっている輝がGAEA入団を発表。

Aシュガー佐藤vs.アジャ・コング
 (カットあり)
 ドラム缶を持って登場し挑発する佐藤に
 コングが生意気だと叩きのめそう、という構図。
 こういうのにかけてはアジャに外れ無し。
 ドラマチックな流れを生み出します。
 佐藤は少し粗いが気持ちが流れにのっているのでこの試合に限ってはよし。
 まあまあ良い試合。

B長与千種、ライオネス飛鳥vs.下田美馬、三田英津子
 (途中から)
 ラスカチョが椅子を使って追い込む内容ですが
 実質トルネード形式で雑な構成です。
 悪い試合ではないけど入場時の長与の男前な面構えが一番の見所です。

Cプレデター、スパンキーvs.スティーブ・コリノ、ロウ・キー
 (途中からカットあり)
 Zero-One提供試合。
 他団体での試合という事で初見でも分かる、やや軽めの内容になっています。
 という事でプレデターが活躍しています。
 少し悪い試合。

Dダイナマイト関西、山田敏代vs.デビル雅美、植松寿絵
 (途中から)
 重量級3人に小さい植松が入った図式。
 大技にそれなりの重みがあり連携も使っている。
 収録時間が短いが平均レベルというとこか。

E広田さくらvs.ポリス
 (途中からカットあり)
 男女混合戦。
 広田はマイク・アピール含めパフォーマンス能力が素晴らしい。
 試合は駄目ですがここまでならそれは他に任せておけばよい。
 最後はD-FIX(尾崎、KAORU)が乱入してポリスを援護。

Fタッグ王座戦:尾崎真弓、KAORU(ch)vs.里村明衣子、浜田文子
 (カットあり)
 D-FIXの度重なる反則に耐えかねたレフェリーが
 女子プロでは珍しい反則を下し、
 アメリカとは違いGAEAでは反則負けでも王座移動するとコミッショナーが指摘。
 D-FIXが100歩譲ってこの日に王座戦を受ける、という経緯があります。
 それなのにこの試合も初っ端からずっと反則をしようとする馬鹿っぷり。
 場外では凶器攻撃も許される、というおかしなルールもあり。
 そういう攻撃を試合のポイントで使うという意識がまったく無い、ひどい有様。
 ヒールという物がまったく分かっていません。
 悪い試合。
 里村、浜田の技だけが良い。

GAAAW王座戦:永島千佳世(ch)vs.豊田真奈美
 GAEA世代の長島vs.ミス全女の豊田という図式ですが・・・。
 まず豊田。
 永島が小さいのでドミネイト役をまかされたのだけど
 それが彼女のスタイルを殺し小さなプロレスにしてしまっています。
 ノー・セールで起き上がるなんて人違いな事もしています。
 一方の永島。
 かわしが幾つも見られるもそれをスタイルにせず投げを多用しています。
 攻撃に流れが無いし、場外へのダイビング・ダブル・ストンプを序盤に打ちもする。
 そして全般的に崩れた動きが多すぎですね。
 とても王者には見えませんでした。
 只大技を打ち合って盛り上げているだけの、悪い試合。
 試合後デビル雅美、飛鳥が元全女軍に加入しました。
 
総評
 前半は良かったのだけど両王座戦が信じられないほど低クオリティ。
 (執筆日:9/21/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@カルロス天野vs.輝優優
Aシュガー佐藤vs.アジャ・コング
B長与千種、ライオネス飛鳥vs.下田美馬、三田英津子
Cプレデター、スパンキーvs.スティーブ・コリノ、ロウ・キー
Dダイナマイト関西、山田敏代vs.デビル雅美、植松寿絵
E広田さくらvs.ポリス
Fタッグ王座戦:尾崎真弓、KAORU(ch)vs.里村明衣子、浜田文子(新チャンピオン!)
GAAAW王座戦:永島千佳世(ch)vs.豊田真奈美(新チャンピオン!)