全日本女子プロレス:Toyota Manami Volume.3 Disc 4の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約2時間10分です。
Highspots製。
@WWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.井上京子(3/31/96)
毎年行っている中で見えなくなってしまったか。
簡易化された切り替えしで、粛々と進行します。
何故それが決まるのかと逆に驚いてしまうような攻防です。
これまでに開発してきたスポットも特に優れた使いどころをしていない。
マンネリ化の印象が強い内容でした。
平均的な良試合。
A井上貴子、井上京子vs.豊田真奈美、下田美馬(5/16/96)
豊田は下田と組む中でやや力を抑える形になっているし、
今回はファン・マッチ的な装いまでしている。
後半はSっ気を表に出してきますが、甚振られる貴子は自分の本領なのに対抗せず。
雪崩式技がスポット化されずに使われたりと、とにかく煮え切らない内容が続きましたね。
そのくせ50分を越えながらも60分までいかずにフィニッシュ。
全女らしさを失うなら無理に50分やらなくて良いじゃないか、といいたくなる内容。
まあまあ良い試合程度です。
BWWWAタッグ王座戦、3本勝負:井上京子、井上貴子(ch)vs.下田美馬、豊田真奈美(6/22/96)
スプリングボード式ダイブは滑って誤爆するし、
場外乱戦はたいしたことが起きず意味性を疑わせるしで
1本目の3分決着は完全に外れています。
2本目は貴子が観客を掌にのせながら甚振り。
京子との息もあっていてまったりと楽しめます。
下田のテンションは独立していて合わせにくい所がありましたけどね。
AJWには珍しくダブル井上が完全に押し切った形でフィニッシュ。
3本目。
ここでも下田に足りない部分を感じますね。
堂々としてスターになはなったし、荒っぽく立ち向かう積極性も生まれているのだけど
貴子のようなレベルに入っていけず爆発力に欠けます。
豊田もこの日はは余りバランス感覚が優れていない日でしたね。
まあまあ良い試合。
C豊田真奈美vs.久住智子(JWP)(JWP 10/13/96)
久住はスプリングボード式ダイブを見せたりと積極的に立ち向かっていく。
技が豊田と似ていて光る物があります。
攻めにはゆとりが無いけれども豊田が支配すると結構見れる試合になっています。
久住を単発カウンター役で一貫させれば良い試合も狙えたでしょう。
今回は最後の攻防までやるレベルではないと判断されていたけど。
平均レベル。
(執筆日:3/12/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@WWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.井上京子(3/31/96)A井上貴子、井上京子vs.豊田真奈美、下田美馬(5/16/96)
BWWWAタッグ王座戦、3本勝負:井上京子、井上貴子(ch)vs.下田美馬、豊田真奈美(新チャンピオン!)(2-1)(6/22/96)
C豊田真奈美vs.久住智子(JWP 10/13/96)