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全日本女子プロレス:Toyota Manami Volume.3 Disc 2の分析


名勝負 WWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.井上京子(5/7/95)

WWWAタッグ王座戦、3本勝負:井上京子、井上貴子(ch)vs.豊田真奈美vs.長谷川咲恵(8/30/95)

ジャパン・グランプリ決勝:豊田真奈美vs.堀田裕美子(9/3/95)
好勝負 WWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.アジャ・コング(6/27/95)

約2時間20分です。
Highspots製。

@WWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.井上京子(5/7/95)
 なんて試合をするのでしょう。
 全女スタイルのフル・タイム戦です。
 そしてそれが全てです。
 フル・タイム仕様でグラウンドはいつもに比べたら多いですが、
 そのために豊田は試合開始直後いきなりコーナー上から場外に投げられ、
 サブミッションで二つ折りに締め上げられる。
 ナイアガラ・ドライバーなどには簡単には決めない意識を持っているが、
 15分時に雪崩式ジャーマンが炸裂し、
 30分前には同じ技が何回も出る根競べになっている。
 男に劣っていない所か世界一激しいスタイルである全女スタイルです。
 それを水増しなしに60分間やり抜いた。
 
 それは肉体的にも信じられない程の境地だし、
 精神的にも全女というカルト宗教への信奉である。
 井上が試合中に泣きそうになっているようにその信奉が揺らぎながらもやり抜いた。
 異形である。
 偉業である。
 試合自体が凄い、という他に試合を行った事が凄い、という意味を多分に含んでいるし絶品ではないけれどもとにかく凄えのである。
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:4/30/10)

AWWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.アジャ・コング(6/27/95)
 最初から強烈なムーブをかわし合う展開。
 前回よりも気持ちを出して多少コントロールが利かない程でぶつかっている。
 勿論根底にはクレバーな試合運びが控えていますけどね。
 中盤はアジャが腰攻めで支配的に。
 前回に比べ自由度が利く分ここまでやっていいんだ、という領域にまで手を出している。
 その後、お互いカウント2を取れるスリリングな一進一退の攻防になりますが
 ここにきてもスピードが落ちず、これならどうだ、それなら更に上の、とエスカレートしていく。
 単純ながら素晴らしく盛り上がる戦いでまたしても素晴らしい試合が生まれました。
 文句なしに好勝負。

BWWWAタッグ王座戦、3本勝負:井上京子、井上貴子(ch)vs.豊田真奈美vs.長谷川咲恵(8/30/95)
 それぞれスターとして成熟しましたね。
 豊田はもはや勢いで飛ばす必要なく一発ごとに魅せられる。
 長谷川はスターでありながら初々しさを保っているのでやられ役として最適だし、
 一方で攻めでもソバットの他にエクスプロイダーという強力な持ち技を習得したため戦力にもなる。
 京子は依然として黄金の技パフォーマーです。
 そんな優れた3人が参加しているにも関わらず、
 余裕でこの試合をスティールしたのは貴子です。
 対抗戦を経て良い意味で醜くなる事が出来た貴子の真骨頂。
 豊田にはエゴをむき出しにして火花をぶつけ、
 その激しさの前には豊田でさえブレイク・スルーを見出すの困難です。
 そして長谷川に対してはここまでするかという程
 人を人と思わぬ虫けらのように扱って追い込みます。
 表現力、タッグの主導権争いの妙、どちらにおいてもトップ・リーダーとして試合の中心に堂々と立っていました。
 また技を決めていく事がペース争いにダイレクトに反映されていたし、フィニッシュも全て良かったですね。
 1本目は挑戦者が攻防の中の思わぬ決着から先取し、
 2本目は京子がダメージ表現と怪物性の絶妙の狭間から瞬殺。
 3本目は相手の粘りを意にも介さないような完璧な連携押しで沈めました。
 貴子のキャリア・ベストのワークかもしれない。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:12/29/10)

Cジャパン・グランプリ決勝:豊田真奈美vs.堀田裕美子(9/3/95)
 堀田がMMA的立ち構えを取り重い蹴りを放つ。
 これに対し豊田はダウン・ベースで引き込むかと思いきや
 気の強さで張り合い潰し合いへと昇華させます。
 堀田が不器用ながらも1つの世界観を作り上げましたね。
 堀田がもたらずUWF的な強力なベースに
 このスタイルに足りない強大なスポットを豊田が提供する。
 それ故豊田のスポット1つ1つは最大限の効果をもたらしています。
 そして堀田の不器用さが図らずも終盤をリアルな物にする。
 そこにはもはや一般的な技のダメージと体力との関係性はありません。
 気持ちが切れれば打ち手側でも動きが止まるし、
 カウント2で返す事から力が沸いてくる事もある。
 それは機械的サイコロジーから外れながらも人生的サイコロジーには沿っています。
 恐ろしいほど絶対値の高い大技など決勝にふさわしい死闘で
 それを終わらせるに足る工夫の利いた(エスカレーションのベクトルではなかったのはポイント高い)
 フィニッシュだったのも素晴らしい。
 ぎりぎり名勝負です。

 (執筆日:3/12/11)  
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

@WWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.井上京子(5/7/95)
  豊田がゴングが鳴るなりドロップ・キック。
  ロープに振りドロップ・キックで落とす。
  コーナーに上る。
  井上がエプロンに上がり豊田を捕まえる。
  場外に投げ落とす。
  リングでアピール。
  場外に下りるとリングに戻す。
  ロープにもたれさせるとロープに走りラリアット。
  ロープに走りもう1発。
  ボディ・スラム。
  キャメル・クラッチ。
  後ろまで反り上げる。
  豊田がロープを掴む。
  井上は豊田をコーナーに振る。
  豊田がセカンド・ロープにのりドロップ・キックへ。
  読んでいた井上は避けるとボストン・クラブ。
  垂直に反らす。
  離すと担ぐ。
  そこからバック・ブリーカー。
  キャメル・クラッチ。
  ドラゴン・スリーパー。
  離す。
  担ぐ。
  そこからマットに投げ落とす。
  シャープ・シューターの入りから弓矢固め。  
  5分経過。
  腰に脚を押し当て引っ張る。
  離す。
  豊田を起こすとモンゴリアン・チョップ。
  もう1発。
  ロープに振る。
  豊田がトップ・ロープにのる。
  後ろにクロス・ボディ。
  ロープに走りドロップ・キックへ。
  井上はかわすと同時にボストン・クラブ。
  豊田がロープを掴む。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されたのでセカンド・ロープから後ろに飛ぶ。
  豊田がカウンターでドロップ・キック。
  井上は腰を押さえる。
  豊田はダブル・アームで井上をロープの上にのせる。
  固定する。
  助走をつけてドロップ・キック。
  もう1発。
  卍固め。
  脚を取って倒しレッグ・ロック。
  井上がロープを掴む。
  豊田は井上を中央に持っていくと飛びつきレッグ・ロック。
  しかしロープが近くにある。
  豊田がインディアン・デス・ロック。
  10分経過。
  ブリッジで腰を引き上げる。
  弓矢固め。
  井上が何とか逃れる。
  豊田が井上に卍固めを狙う。
  井上が振り払う。
  ロープに振りラリアットへ。
  豊田が避けアブナミドル・ストレッチを狙う。
  井上が振り払う。
  バック・ドロップを狙う。
  豊田は後ろに着地するとローリング・クレイドル。カウント2。
  コーナー上へ。
  井上が捕まえ雪崩式ジャーマン。
  カバーしにいくがカウント2。
  ボディ・スラム。
  コーナーに駆け上がる。
  起き上がった豊田が追い蹴り落とす。
  ロープに走るとトップ・ロープにのる。
  逃げたのを見てリングに戻る。
  エプロンに上がったのを見てロープに走りドロップ・キックへ。
  井上がかわすと豊田はそのままロープをすり抜け転落。
  井上が豊田にラリアット。
  客席前にもたれさせるとラリアット。 
  豊田を担ぐとリングに戻る。
  15分経過。
  ボディ・スラム。
  コーナーに駆け上がるとダイビング・バック・エルボー。
  脚にヒットした様子。
  カバー。カウント2。
  豊田を起こすとパワー・ボムを狙う。
  豊田がコーナーに押し込む。
  井上が殴りつける。
  コーナー上へ。
  豊田がビッグ・ブーツで落とす。
  走るとスプリングボード式ボディ・アタック。 
  リングに戻す。
  ボディ・スラム。
  コーナー上からムーンサルト。カウント2。
  ジャパニーズ・オーシャンを狙う。
  井上が耐えロープに逃げる。
  ロープに振ろうとする。
  井上が振り返そうとする。
  豊田が上手くジャパニーズ・オーシャンに持っていく。カウント2。
  ジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙うも持ち上げられない。
  蹴りつけるとコーナー上へ。
  井上が駆け上がってボディ・シザース。
  カバーするもカウント2。
  豊田を起こすとナイアガラ・ドライバーの体勢。
  豊田が後ろに逃れロープに走る。
  井上がカウンターでラリアットを狙う。
  豊田が避け2回転サンセット・フリップ。カウント2。
  井上がボストン・クラブ。
  豊田が這ってロープを掴む。
  井上が豊田にシャープ・シューター。
  20分経過。
  解いてキャメル・クラッチ。
  かけ続ける。
  根負けして離す。
  ロープに振る。
  豊田がトップ・ロープにのる。
  後ろに飛んでクロス・ボディへ。
  井上はかわして自爆させると変形キャメル・クラッチ。
  豊田がロープを掴む。
  井上が豊田をロープに振る。
  豊田がドロップ・キック。
  ボディ・スラム。
  コーナーに上る。
  飛ぶ。
  井上が脚を上げて迎撃。
  井上がコーナー上へ。
  豊田が捕まえスーパープレックスを狙う。
  井上が逆に持ち上げフェイス・バスター。
  ミサイル・キック。
  カバー。カウント2。
  ナイアガラ・ドライバーを狙う。
  後ろに逃れた豊田にラリアットを狙う。
  豊田は避けるとジャーマン。カウント2。
  ボディ・スラムからコーナー上へ。
  ムーンサルトへ。
  井上はかわして自爆させる。
  25分経過。
  井上がコーナー上へ。
  豊田は蹴りを入れて反転させると雪崩式ボディ・シザースを狙う。
  しかし崩れてダウン。
  井上がカウント8で起き上がりそうになるも崩れる。
  両者ロープを支えに起き上がる。
  井上がロープにもたれた豊田に突進しラリアット。
  ロープに走りラリアットで落とす。
  場外に下りるとボストン・クラブ。
  豊田の体が裏返る。
  豊田がエプロンからドロップ・キックへ。
  井上は避けるとジャイアント・スイング。
  豊田は脚を引っ張ってもらっている。
  何とかリングに戻る。
  豊田が井上にボディ・スラム。
  コーナーに駆け上がりダイビング・バック・エルボー。
  2発。
  3発。
  カバーするもカウント2。
  ナイアガラ・ドライバーを狙う。
  豊田が耐えて蹴り。
  バタフライ・スープレックス。カウント2。
  ボディ・スラム。
  コーナー上からムーンサルト。
  もう1発。
  3発目。
  カバーするもカウントは2。
  30分経過。
  ジャーマン。カウント2。
  ジャーマン。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されたので2回転サンセット・フリップを狙う。
  井上がパワー・ボムに切り返す。
  ラリアットへ。
  豊田が避けバックを取る。
  豊田がバック・エルボーで逃れる。
  井上がロープにもたれた豊田にラリアットを狙う。
  豊田がカウンターでショルダー・スルーを決め落とす。
  ミサイル・キックで追撃。
  豊田はテーブルを実況席からリングサイドに持ってきて井上を寝かせる。
  コーナーにのぼるとダイビング・ボディ・プレス。
  マットを剥ぐ。
  そこでパイル・ドライバー。
  2発目。
  カウント15でリングに戻す。
  豊田はコーナーにのぼる。
  駆け上がってきた井上を突き落とすと背後からミサイル・キック。
  カバー。カウント2。
  コーナーに上るとミサイル・キック。
  ミサイル・キック。
  35分経過。
  カバー。カウント2。
  コーナーに上るとうつぶせの井上にムーンサルト。
  井上を起こすとジャパニーズ・オーシャン・サイクロン。カウントは2。
  コーナーにのせる。
  井上がバック・エルボーで落とす。
  コーナーから下りる。
  腕を取りラリアットへ。
  豊田が避けジャパニーズ・オーシャン・サイクロンへ。
  井上が後ろに逃れドロップ・トー・ホールド。
  変形キャメル・クラッチ。
  豊田がロープを掴む。
  井上が中央に戻し変形キャメル・クラッチ。
  横に崩れて豊田がロープに逃げる。
  井上が豊田をコーナーに振りラリアットへ。
  40分経過。
  豊田はかわすとコーナー上へ。
  立っている井上にムーンサルトへ。
  井上は避けて自爆させると変形キャメル・クラッチ。
  豊田がロープを掴む。
  井上がナイアガラ・ドライバーを狙うも腰が痛む。
  豊田が持ち上げられるも脚を叩きつけて防ぐ。
  井上がラリアット。
  コーナー上へ。
  豊田が捕まえ張り手連打。
  スーパープレックスを狙う。
  井上が逆に持ち上げ雪崩式アバランシュ・スラム。
  カバー。カウント2。
  ナイアガラ・ドライバーを狙う。
  豊田が2回転サンセット・フリップ。カウント2。
  豊田がコーナー上へ。
  井上が駆け上がり雪崩式ベリー・トゥー・ベリー。
  カバー。カウント2。
  腕を取るとラリアット。
  3発続けてカバー。カウント2。
  アピールするとナイアガラ・ドライバー。カウントは2。
  もう1発狙う。
  豊田がもがいて崩す。
  両者場外に転がり落ちる。
  45分経過。
  井上が先にリングに戻る。
  カウント19で豊田がリングに戻る。
  井上が豊田にナイアガラ・ドライバー。
  カバー。
  豊田がブリッジでカウント2で返す。
  持ち上げようとする。
  耐えた豊田を殴りつけるとロープに振る。
  豊田がトップ・ロープにのる。
  後ろに飛んでサンセット・フリップ。カウント2。
  ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン。カウント2。
  ロープに走りドロップ・キックで落とす。
  ロープに走るもダイブは思いとどまる。
  井上はエプロンに上がると突進してきた豊田にラリアット。
  場外へのブレーン・バスター。
  本部席のテーブルにたたきつける。
  リングに戻る。
  50分経過。
  井上が豊田をロープに振ろうとする。
  振り返されたのでセカンド・ロープにのる。
  豊田がドロップ・キックで落とす。
  トペ・スイシーダで追撃。
  コーナー上からダウンする井上にダイビング・ニー・ドロップ。
  リングに戻る。
  ロープに走るとトップ・ロープにのる。
  ダウンする井上にスプリングボード式ボディ・プレス。
  エプロンに上がるとロープをのぼりトップ・ロープからムーンサルト。
  カウント18でリングに戻す。
  コーナーにのせると雪崩式ダブル・アーム・スープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  井上が豊田の頭部を蹴り上げまくる。
  ロープに走りラリアット。
  ロープに走りラリアット。
  駆け足でアピール。
  突進しラリアット。
  中野に声をかける。
  ロープに振りラリアット。
  アピールすると起こそうとする。
  ぐったりしているのでカバー。カウント2。
  起こすとナイアガラ・ドライバーへ。
  後ろに逃れた豊田を蹴り。
  パワー・ボム。
  カバー。
  豊田がカウント2でブリッジ。
  55分経過。
  井上がエルボー。
  コーナーに振ろうとする。
  豊田は振り返すと同時に丸め込む。カウント2。
  コーナーにのせるとその状態でジャーマン。
  更にジャーマン。
  ジャーマンを狙う。
  井上がロープに逃げる。
  豊田がロープに走りドロップ・キック。
  ロープに走りドロップ・キック。
  ジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙うも肩車できない。
  残り3分。
  ジャーマン。カウント2。
  コーナー上へ。
  ダイビング・ボディ・プレス。カウント2。
  残り2分。
  井上をコーナーに振ろうとする。
  井上は振り返すとDDT。
  エプロンに出すと場外へのDDT。
  残り1分。
  リングに戻す。
  ナイアガラ・ドライバーを狙う。
  耐える豊田を殴りつけ担ぎ上げる。
  ナイアガラ・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  残り10秒。
  豊田が井上をコーナーにのせ雪崩式サンセット・フリップへ。
  不完全で決まらなかった所で60分時間切れ!
  両者握手を交わす。
  井上は担架にのせられ運ばれていく。
  豊田に防衛の認定が行われる。
  アジャが挑戦を表明。


AWWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.アジャ・コング(6/27/95)
 背を向けたアジャにいきなりジャーマン。カウント1。
 コーナー上へ。
 捕まえにきたアジャを突き飛ばしミサイル・キックへ。
 アジャはかわすとミサイル・キック。カウント2。
 コーナーに振りクローズライン。
 コーナーに振ろうとする。
 豊田が振り返し突進。
 アジャが蹴り。
 クローズラインへ。
 豊田はかわすとロープに走り回転してのサンセット・フリップ。カウント2。
 DDT。
 ハーフ・ボストン・クラブ。
 ロープ・ブレイク。
 ボストン・クラブ。
 アジャが体を起こして外す。
 豊田がアジャの脚に蹴り。
 アジャが起き上がり蹴りで倒す。
 背中に蹴り。
 ボディ・スラム。
 ボストン・クラブ。
 背中をけり殴りつける。
 豊田は叫んで耐え続ける。
 アジャはそれでも蹴りにチョップと叩き込む。
 ボディ・スラムからエルボー・ドロップ。
 チン・ロック。
 抵抗する豊田にヘッド・バッド。
 コーナーに崩れた豊田にヘッド・バッド。
 起こしてヘッド・バッド。
 パイル・ドライバー。カウント2。
 チン・ロック。
 グラウンドに倒しボディ・シザースも決める。
 豊田が体勢を変えマウントではたきまくる。
 ロープに振る。
 アジャが張り飛ばす。
 ロープへのスリング・ショットから腰にひざを当てる。
 キャメル・クラッチ。
 後ろにそらしていく。
 滞空式ブレーン・バスター。
 キャメル・クラッチで後ろにそらす。
 ロープ・ブレイク。
 ロープに押し背中をける。
 腰にボディ・プレス。カウント2。
 場外に転がり出た豊田を柵にぶつける。
 観客席に叩きつける。
 椅子を叩きつける。
 観客席にぶつける。
 リングに戻る。
 戻ってきた豊田を蹴りつけロープに振る。
 豊田がトップ・ロープにのりクロス・ボディ。
 セカンド・ロープからのドロップ・キックを全コーナーから打つ。
 カバー。カウント2。
 ジャーマンを狙う。
 アジャがロープに逃げる。
 豊田がはたく。
 アジャがお返しとしてはたきまくる。
 パワー・ボム。カウント2。
 ボディ・スラム。
 セカンド・ロープからボディ・プレス。カウント2。
 コーナー上に載せるとスーパープレックスを狙う。
 耐える豊田にスーパープレックスを決める。
 カバーするもカウント2でブリッジ。
 ロープに振る。
 豊田が回転してのサンセット・フリップを狙う。
 アジャがカウンターでライガー・ボム。カウント2。
 バック・ドロップ。カウント2。
 コーナー上にのせ雪崩式水車落としを狙う。
 豊田が雪崩式サンセット・フリップ・パワー・ボム。カウント2。
 ボディ・スラムからムーンサルトへ。
 アジャはかわして自爆させるとバック・ドロップへ。
 豊田が体重をかけつぶす。カウント2。
 コーナー上へ。
 アジャが捕まえ雪崩式バック・ドロップ。カウントは2。
 コーナー上にのせる。
 豊田がジャンプして逃れ肩車しようとする。
 ロープを掴んで耐えるアジャを蹴り落とす。
 トップ・ロープにのるもフェイントで戻りロープ越しに蹴り飛ばす。
 ダイビング・ボディ・アタックへ。
 アジャがカウンターで蹴り。
 リングに戻す。
 コーナー上にのせると雪崩式水車落とし。
 カウント2でブリッジ。
 20分経過。
 ならばと裏拳へ。
 豊田が受け止めジャパニーズ・オーシャン。カウント2。
 アジャが先に起き上がりボディ・スラム。
 コーナー上へ。
 豊田が捕まえボディ・シザース・ボム。
 アジャがロープに脚をかける。
 そのまま場外に転がり出る。
 豊田がスプリングボード式セントーンで追撃。 
 リングに戻すとコーナーを使って肩車しようとする。
 アジャが逃れバック・ドロップへ。
 後ろに着地されるも裏拳。カウントは2。
 持ち上げてスラム。カウント2。
 起こすと裏拳。カウント3!
 アジャが新チャンピオンに!


 Bタッグ王座戦、3本勝負:井上京子、井上貴子(ch)vs.豊田真奈美、長谷川咲恵(8/30/95)

  ゴングが鳴るなり豊田が京子にドロップ・キック。
  2人でロープに振り蹴り。
  ロープに走り2人でフェイス・バスター。
  ボディ・スラム。 
  2人でダイビング・ボディ・プレスへ。
  京子はかわして自爆させると長谷川にDDT。
  貴子が豊田にDDT。
  京子が長谷川にラリアット。
  ロープに振り変形フォール・アウェイ・スラム。
  交代した貴子がニーを打ちながらツームストン。
  カバー。カウント2。
  もう1発。
  カバー。カウント2。
  ドラゴン・スリーパー。
  抵抗する長谷川に踵落とし。
  交代した京子がコーナーに振る。
  飛びついてDDT。
  長谷川がチョップを打っていく。
  京子は耐えてロープに走るとラリアット。
  キャメル・クラッチ。
  丸め込む。カウント1。
  交代した貴子がロープに振る。
  長谷川は蹴りを入れるとロープに走りブルドッグ。
  タッチ。
  貴子は入ってきた豊田にけり。
  ロープに振りクローズラインへ。
  豊田はかわしローリング・クレイドル。カウント2。
  ニーを打ちながらのパイル・ドライバー。
  カバー。カウント2。
  コーナーに振りドロップ・キック。
  もう1発。
  3発目を狙う。
  貴子はかわすとニーを打ちながらのツームストン。
  カバー。カウント2。
  京子にタッチ。
  豊田は起き上がっており仕切りなおし。
  京子が蹴り。
  モンゴリアン・チョップ。
  コーナーに振る。
  豊田がセカンド・ロープに乗りドロップ・キックへ。
  京子はかわすとジャイアント・スイング。
  両脚をロックする。
  貴子が入りストンピング。
  京子が腰を振ってから逆さにする。  
  キャメル・クラッチ。
  後ろにそらす。
  長谷川が入りストンピング。
  貴子が長谷川を排除。
  京子が手を伸ばす長谷川にラリアット。
  貴子が豊田を倒しクロス・フェイス。
  ボストン・クラブ。
  クロス・フェイス。
  踵落とし。
  交代した京子がアルゼンチン・バック・ブリーカー。
  そこから膝へのバック・ブリーカー。
  ボストン・クラブ。
  豊田がロープを掴む。
  2人でロープに振る。
  豊田がトップ・ロープにのり2人にクロス・ボディ。
  タッチすると2人で京子を振る。
  京子がセカンド・ロープに乗り2人にバック・エルボー。
  長谷川をロープに振りラリアット。
  ロープに走る。
  長谷川がカウンターでソバットを決めるも不十分。
  もう1発狙う。
  京子はかわすとラリアット。
  ロープに振る。
  長谷川がソバットを決めカバー。カウント2。
  エクスプロイダーを狙う。
  京子がエルボーを落としロープに走る。
  長谷川がエクスプロイダー。
  2発。
  3発。
  カバーするもカウントは2。
  もう1発狙う。
  貴子が入り蹴りつける。
  2人でロープに振る。
  長谷川が振られながらも手を伸ばしタッチ。
  コーナー上の豊田が2人にミサイル・キック。
  長谷川が2人を場外に出し押さえる。
  豊田がトップ・ロープに飛び乗りトペ・アトミコ。
  京子をリングに戻しボディ・スラム。
  ムーンサルトへ。
  京子はかわすとコーナー上へ。
  豊田が捕まえトップ・ロープからのスーパープレックスを狙う。
  京子はこらえると担ぐ。
  雪崩式アバランシュ・スラム。カウントは2。
  ナイアガラ・ドライバーを狙う。
  豊田が後ろに逃れバックを取る。
  貴子がカット。
  長谷川が貴子を追い出す。
  豊田が京子にボディ・スラム。
  2人で同時にダイビング・ボディ・プレス。
  長谷川が貴子を抑えるもカウントは2。
  豊田がコーナー上に向かい、長谷川が京子にボディ・スラムを狙う。
  京子は押し飛ばすとコーナー上の豊田を捕まえる。
  豊田が振り払うも貴子が髪を掴んで押さえる。
  京子がコーナーに駆け上がる。
  貴子はもう大丈夫だろう、とエプロンに降りる。
  豊田が京子にサンセット・フリップ・ボム。
  長谷川が貴子を押さえている隙に1,2,3!
  豊田、長谷川が先取!

  ゴングが鳴るなり豊田が京子にジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙う。
  京子が後ろに逃れジャーマン。
  豊田が転がってタッチ。
  長谷川がすぐに組み付きエクスプロイダーを狙う。
  京子は振り払うとラリアット。
  ナイアガラ・ドライバーを決め1,2,3!
  すぐに追いつく!

  京子がロープにもたれる長谷川にラリアット。
  2発。
  3発。
  4発。
  カバー。
  貴子が立ちふさがるもカウント2。
  交代した貴子が長谷川の前に立つ。
  長谷川が腹を殴りつけてくるも耐えて仁王立ち。
  バック・ドロップ。
  2発。
  3発。
  カバー。カウント2。
  ロープに絡めて引っ張り上げる。
  コーナーでチョーク。
  マットに叩きつけ踵落とし。
  踵落とし。
  後頭部を蹴りつけカバー。
  長谷川がカウント2でブリッジ。
  交代した京子がロープに振りネック・ブリーカー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  もう1発狙う。
  長谷川がカウンターでエクスプロイダー。
  自陣に手を伸ばす。
  京子が脚を掴んで倒しタッチ。
  貴子が長谷川を持ち上げようとする。
  長谷川は逃れるとソバット。
  交代した豊田が貴子にミサイル・キック。
  もう1発。
  カバー。カウント2。
  ジャーマン。カウント2。
  ジャーマンを狙う。
  貴子が腰を落として耐える。
  長谷川が入りニーを突き上げる。
  豊田がジャーマンを決める。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるも一回転してのサンセット・フリップ。カウント2。
  交代した長谷川がコーナーに振りバック・エルボー。
  アブナミドル・ストレッチ。
  豊田が入り頭部を蹴りつけていく。
  貴子は振り払うと豊田の方にいきエルボー連打。
  長谷川が貴子をロープに振ろうとする。
  振り返されるもソバットへ。
  貴子はかわすとチョーク・スラム。
  コーナーに上ろうとする。
  豊田が突き落とす。
  長谷川がコーナー上に立とうとする。
  京子が捕まえそのままジャーマン。
  貴子が豊田に手を出した様子。
  リングに戻ると長谷川を起こしジャーマン。カウント2。
  高く持ち上げてのバック・ドロップ。カウント2。
  京子が担ぎ貴子がコーナー上へ。
  クローズラインと合体してのナイアガラ・ドライバー。
  カバーするも豊田が踏みつけカット。
  京子が豊田を蹴りだす。
  貴子が立ち上がった長谷川の後頭部にダイビング・ニー。
  カバーするもカウントは2。
  コーナー上へ。
  ダイビング・ダブル・ストンプへ。
  長谷川は避けるとソバット。
  交代した豊田がダイビング・ボディ・プレスへ。
  貴子が両膝を立てて迎撃。
  コーナー上へ。
  豊田が蹴り飛ばす。
  長谷川が京子もつれてきて押さえつける。
  豊田がダイビング・ビッグ・ブーツ。
  貴子をリングに戻すとクロス・アーム・ジャーマン。カウント2。
  起こすとボディ・スラム。
  コーナーに上る。
  京子がエプロンから髪を捕まえて動きを封じる。
  貴子が捕まえチョーク・スラムで落としカバー。カウント2。
  チョーク・スラム。
  カバー。カウント2。
  チョーク・スラム。
  カバー。カウント2。
  交代した京子が豊田を起こしロープに振る。
  ラリアット。
  カバー。カウント2。
  ボディ・スラム。
  コーナーに駆け上がる。
  長谷川が下に入り肩車。
  豊田がミサイル・キックで合体させカバー。カウント2。
  豊田がボディ・スラム。
  ムーンサルト。カウント2。
  ジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙う。
  京子が後ろに逃れラリアットを狙うもかわされる。
  その先に居た長谷川がソバット。
  豊田が京子にジャパニーズ・オーシャン・サイクロン。カウントは2。
  コーナー上へ。
  貴子が捕まえ突き飛ばす。
  長谷川が貴子を蹴り落とす。
  京子が豊田をコーナーに乗せる。
  豊田が突き落とし後頭部にミサイル・キック。
  コーナー上へ。
  貴子が捕まえにいく。
  チョーク・スラムで落とす。
  京子が長谷川にラリアット。
  全員ダウン。
  京子が起き上がり豊田にナイアガラ・ドライバー。カウントは2。
  貴子がコーナーに上り京子が豊田をナイアガラ・ドライバーの体勢に持っていこうとする。
  長谷川が貴子に殴りかかり、豊田が京子にサンセット・フリップ。カウント2。
  豊田がコーナー上へ。
  京子が駆け上がり雪崩式ベリー・トゥー・ベリー。
  長谷川にラリアット。
  貴子が豊田をコーナーに乗せる。
  2人で雪崩式DDT。
  貴子が長谷川を抑え、京子がカバー。カウント2。
  貴子がコーナーに上り京子が豊田を起こしナイアガラ・ドライバーの体勢。
  長谷川が貴子を捕まえにいくもチョーク・スラムで返り討ち。
  京子が豊田にナイアガラ・ドライバーを決めるもカウントは2。
  ならばともう1回担ぐ。
  ナイアガラ・ドライバー+チョーク・スラム。
  貴子が長谷川を押さえに行き京子が豊田をカバーで1,2,3!
  ダブル井上の防衛!


Cジャパン・グランプリ決勝:豊田真奈美vs.堀田裕美子(9/3/95)
 背を向けた瞬間堀田が襲いかかる。
 蹴りまくる。
 豊田は蹴りを受け止めると場外に投げ落とす。
 ミサイル・キック。
 リングに戻すとロープに絡めエプロンから蹴りを叩き込んでいく。
 リングに戻ると殴りまくる。
 堀田が耐え蹴りつける。
 倒れた豊田を蹴りつける。
 仕切りなおし。
 堀田がロー・キックを浴びせ倒す。
 背中に蹴り。
 マウントで張り手にヘッド・バッド。
 仕切りなおし。
 ナックル・ロック。
 豊田が蹴り飛ばしていく。
 ロープに振る。
 堀田がエルボーで倒す。
 バック・ドロップ。
 ロープに振る。
 豊田がトップ・ロープからクロス・ボディ。
 セカンド・ロープからドロップ・キック。
 ミサイル・キック。カウント2。
 バタフライ・スープレックスを狙う。
 堀田が耐えリバース・スープレックス。
 パイル・ドライバー。
 ボストン・クラブ。
 ロープ・ブレイク。
 蹴りつけるとハーフ・ボストン・クラブ。
 レッグ・ロック。
 コーナーに逆さつりにすると蹴り。
 ニール・キックも叩き込む。
 パワー・ボム。
 キャメル・クラッチ。
 ロープに振り打ち上げる。
 豊田がドロップ・キック。
 堀田がすぐ起き上がり蹴り。
 蹴り。
 豊田が腹にパンチ。
 起き上がり張り手。
 堀田は耐えると掌底を連打。
 ロープでそり上げる。
 場外に落とす。
 リングで待ち受ける。
 ロープに振りクローズラインへ。
 豊田はかわすとローリング・クレイドル。カウント2。
 ボディ・スラム。
 ムーンサルトへ。
 堀田はかわして自爆させる。
 コーナーに振りニール・キック。
 コーナーに振りもう1発狙う。
 豊田はかわすとコーナー上へ。
 捕まえにきた堀田を張り手で落としミサイル・キック。
 バックを取る。
 堀田がバック・エルボーからクローズラインへ。
 豊田はかわすとロープに走り回転して飛びつく。
 堀田がパワー・ボム。
 バタフライを狙う。
 豊田がバック・スライドに切り返す。カウント2。
 コーナー上から飛ぶ。
 堀田がカウンターで蹴り。 
 バタフライ・パワー・ボム。カウント2。
 15分経過。
 もう1発。カウント2。
 コーナー上にのせる。
 豊田が体を浴びせてつぶす。カウント2。
 コーナー上にのせると肩車しようとする。
 抵抗する堀田を蹴り落とす。
 スプリングボード式セントーンを決める。 
 テーブルを持ってくると堀田を寝かせる。
 ダイビング・ボディ・プレスへ。
 堀田が脚を上げて迎撃。
 リングに戻すとコーナー上に載せ雪崩式だるま式ジャーマン。
 カバー。カウントは2。
 頭部に蹴りを浴びせていく。
 ニール・キック。カウント2。
 コーナー上にのせるとトップ・ロープからだるま式ジャーマン。
 カバーするもカウントは2。
 担ごうとする。
 豊田が後ろに逃れジャパニーズ・オーシャンを狙う。
 堀田が腰を落とし蹴り上げる。
 担ごうとする。
 豊田が回転してのサンセット・フリップ。カウント2。
 堀田が豊田をロープに振る。
 豊田がトップ・ロープに乗りサンセット・フリップ。カウント2。
 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙う。
 つぶされるもすぐ起き上がりジャーマン。カウント2。
 ロープに走る。
 堀田が担ぎ上げる。
 豊田が逃れ崩れながらもジャパニーズ・オーシャン・サイクロン。カウントは2。
 堀田が豊田にピラミッド・ドライバー。カウント2。
 コーナー上にのせる。
 豊田がバック・エルボーで振りほどく。
 堀田が捕まえに行く。
 豊田がムーンサルトで後ろに逃げコーナーを利用したジャパニーズ・オーシャン・サイクロン。
 カウント3!
 豊田が優勝!

試合結果

@WWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.井上京子(60分時間切れ)(5/7/95)
AWWWA王座戦:豊田真奈美(ch)vs.アジャ・コング(新チャンピオン!)(6/27/95)
Bタッグ王座戦、3本勝負:井上京子、井上貴子(ch)vs.豊田真奈美、長谷川咲恵(2-1)(8/30/95)
Cジャパン・グランプリ決勝:豊田真奈美(優勝!)vs.堀田裕美子(9/3/95)