TOP女子プロレス全日本女子プロレス:1993年〜1995年 →全日本女子プロレス:国技館超女伝 St. Final 12/6/93 Disc One & Two

全日本女子プロレス:国技館超女伝 St. Final 12/6/93 Disc One & Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

4枚組みにもなるので2枚ずつ分けて。
2枚、約2時間20分です。
SlamBamJam製。

@渡辺智子、白鳥智香子vs.穂積詩子、レオ北村(LLPW)
 持ち技の意識を持っている技がまだ売りとして通用しなかったり、
 クオリティが上がる気配の見えないひどい試合。

Aリトル・フランキーvs.ミスター・ブッダマン
 新しい技を考える暇があったらもう少し使いどころを考えるべきです。
 ひどい試合。
 
Bジュニア王座戦:チャパリータASARI(ch)vs.キャンディ奥津
 キャンディーが基本技に対しての注力が弱くて経験している練習が不十分。
 @とは違う王座戦である事を感じさせない内容。
 適当に王座回してるのも必然。
 ひどい試合。 

C全日本タッグ王座戦:長谷川咲恵、伊藤薫(ch)vs.半田美希、紅夜叉(LLPW)
 能力的にはLLPWが劣るものの王者組は特徴的には
 一芸に秀でた形なので肉薄する形に持って行きようは結構ある。
 それなりにまとめあげ、悪くない試合に。

Dコンバット豊田(FMW)vs.みなみ鈴香
 コンバットの打撃の打ち方は良いですね。
 みなみはいつもとは違う意気込みを感じさせます。
 積極的にカウンターを多用し、
 相手に反撃の機会を与えながら支配し、キャリーしようとする。
 いつもとは違う特別な仕事です。
 これでコンバットが与えられた機会を活かして自分の強さを築き上げていったら
 記憶に残る試合になってもおかしくなかった。
 平均的な良試合。

Eブル中野、三田英津子、下田美馬vs.キューティ鈴木、プラム麻里子、福岡晶(JWP)
 ブルの影響か、それともアンダーカード全廃という状況のせいか、
 全日が暴れまわり押せ押せの展開。
 対抗戦の戦いとしては肩透かしの部分もあるが、
 JWPはトリオとして完成されていてブルとの1対3の攻防はとても面白いものがある。
 下田は受身の見せ方が素晴しいし、三田の縁の下の力持ちも光る。
 楽しさというベクトルながら団体の垣根を越えた試合だからこその内容という意味ではこれまた対抗戦。
 中々良い試合です。

(執筆日:2/11/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@渡辺智子、白鳥智香子vs.穂積詩子、レオ北村(LLPW)
Aリトル・フランキーvs.ミスター・ブッダマン
Bジュニア王座戦:チャパリータASARI(ch)vs.キャンディ奥津(新チャンピオン)
C全日本タッグ王座戦:長谷川咲恵、伊藤薫(ch)vs.半田美希、紅夜叉(新チャンピオン)(LLPW)
Dコンバット豊田(FMW)vs.みなみ鈴香
Eブル中野、三田英津子、下田美馬vs.キューティ鈴木、プラム麻里子、福岡晶(JWP)