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アメプロ大賞2020投票C:チャッキーさん


アメプロ大賞2020
MVP
1位 ジョン・モクスリー
2位 ドリュー・マッキンタイア
3位 フィン・ベイラー

WWEとAEWの顔、どちらを1位にするか悩みました。
決め手になったのはモクスリーvsMJF。
マッキンタイアは抗争相手に恵まれていましたが、
格下のスーパースターとの絡みが少なかった気が。
そこでMJFを格上げしたモクスリーに軍配かな、と。

3位は本格的にNXTに復帰したベイラー。
ベストバウトマシンとして獅子奮迅の活躍でした。
今年はKUSHIDA戦が実現してほしいですね。

年間最高試合
1位 フィン・ベイラーvsカイル・オライリー(NXT Takeover 31)
2位 ケニー・オメガ、アダム・ペイジvsヤングバックス(AEW Revolution)
3位 FTRvsヤングバックス(AEW Full Gear)

2015年1位のロディvsザックを思わせる試合を1位に。
このスタイルがNXT Takeoverのメインを飾れる感動、
そしてオライリーというスーパースターの誕生。
素晴らしい一戦だったと思います。

どちらを2位にするかも非常に迷いましたが、
FTRとバックスはまだまだ進化するんじゃないか、
というよりもっと魅せてくれるに違いない、という
個人的な期待もあるので、ELITE対決を2位に。

最優秀タッグ
1位 FTR
2位 ハート・ビジネス
3位 ヤングバックス

タッグ路線はAEWが圧巻でしたね。
解き放たれたFTRは狂い咲きを見せてくれました。
ヤングバックスも非常に完成度が高かったです。

そんな中で予想外にブレイクしたのがハート・ビジネス。
ランブル1回きりの登場だと思われていたMVPでしたが
ラシュリー、ベンジャミン、アレクサンダーと大化け。
野村再生工場のような(笑)大活躍でした。

乗り越えようコロナ危機大賞
"Show must go on."精神を貫いたWWE、AEW、IMPACT
そして感染拡大を防いだバックヤードの関係者たち

ウィークリー番組が続けられるのか、という悩みを
様々な工夫を凝らしながら解決してくれた各団体。
ROHのように休止することも正解だと思いますが、
エンターテイメントの力を信じることができたのは
動き続けた団体の努力が大きかったと思います。

敢闘賞
1位 カラ・ノワール
2位 ジョン・ウェイン・マードック
3位 アレックス・シェリー

コロナに#SpeakingOutと揺れに揺れたヨーロッパ。
活動できない期間も相当長かったのですが、
その中で狂い咲いたノワールを1位に。
年明けにProgressで最高王座を戴冠すると、
wXw 16 carat goldで優勝、Catch GPで準優勝。
ヨーロッパインディーの顔になったと思います。

マードックとICWNHBがここまでブレイクするとは。
元々素晴らしいデスマッチファイターでしたが、
ヴェイトやAkiraやオーシャンといった新世代を相手にしての
ベテランとしての立ち回りも圧巻でした。

年始にはNXTとROH、下半期はIMPACTに出場。
NXTではKUSHIDAとタイム・スプリッターズを復活させ
IMPACTではMCMGとしてタッグ王座を戴冠。
団体を股にかけて活躍したシェリーを3位に。
BLPなどインディーでも輝いていましたね。

最優秀女子選手
1位 ASUKA
2位 カイリー・レイ
3位 サーシャ・バンクス

日本人がここまで評価されるとは、という驚きも今は昔。
カイリとのタッグ王座こそWMで落としたものの、
MITB獲得からのRAW女子王座戴冠(禅譲というべきか)、
さらには年末にシャーロットとタッグ王座戴冠。
SummerSlamでは王座戦ダブルヘッダーもありましたね。
年間最多の試合数をこなしたことも加味し1位はASUKAに。

IMPACTとインディーで活躍したカイリー。
インタージェンダーマッチも精力的にこなし、
Knockout王座も獲得寸前まで行きました。
つくづく引退が残念でなりません…。

上半期こそベイリーの影に隠れがちだったものの、
フェイスターンしてからは素晴らしかったサーシャ。
女子の顔ぶれも固定されてきた感があるので、
新顔との抗争も期待したいところです。

個人的イチオシで大賞
1位 キャメロン・グライムス
2位 エース・オースティン
3位 トレイシー・ウィリアムズ

インディーでのキャリアはあれど今年の王座戴冠はなし。
なかなかプッシュに恵まれなかったグライムスですが
ルミスとの絡みで新境地を切り開けたと思います。
今年は北米王座を戴冠して、ビビり王者として
その才能を存分に発揮してほしいですね。

IMPACTのタッグ屋としての印象が強いですが、
シングルでも魅力あることを証明したオースティン。
クリス・ベイとの抗争とか見てみたいですね。

かつての蟻軍団の同志がWWEとAEWでブレイクする中
なかなか自分の役割を掴めなかったウィリアムズですが、
ピュア王座の復活とfoundationの結成によって
今年はブレイクする!!…んじゃないか、という期待込みで。

新人賞
1位 リー・モリアーティ
2位 ブレイク・クリスチャン
3位 AKIRA

去年からのシェリーとの因縁で名を上げると、
インディー各団体で好勝負を生んだモリアーティ。
マカベとの絡みには更なる可能性を感じましたね。

新日本のアメリカ大会にもコンスタントに出場して
ハイフライヤーとしての経験値を積んだクリスチャン。
ゼイン、ラスカルズがWWEに行ったことで
インディーの顔になれるかがかかる1年ですね。

3位はAkiraとオーシャンで悩んだのですが、
直接対決の結果も踏まえてAkiraをランクイン。
日米で若手デスマッチファイターが少なくなる中で
怪我にだけは気をつけて頑張ってほしいものです。

最優秀大会
1位 AEW Full Gear(11/7)
2位 WWE World Collide(1/25)
3位 AEW Dynamite "Winter is coming"(12/2)

パッケージングが上手かったAEWのPPVを1位に。
試合順、試合時間なんかも絶妙でしたね。

今年は飛び抜けたTakeoverこそなかったですが、
USAとUKのオールスター戦が最高の形で実現。
王座移動にDIY復活、UEとインペリアムの決着戦と
盛り盛りのボリューム感でした。

3位は通常放送ですが、どうしても入れたかった。
スティング登場にIMPACTとのクロスオーバーと、
「何かが起きている!!!」という異常な雰囲気。
なんなら年間で1番テンション上がったかもしれません。

最優秀団体
1位 AEW
2位 WWE
3位 ICW No Holds Barred

とにかくAEWが素晴らしかった1年でした。
「スターが少ないのでは?」という意見もなんのその、
ストーリーとサプライズで魅せ続けましたね。
女子王座戦線が若干手詰まり感があるので、
IMPACTとの絡みで上げていければなお良しか。

無観客を逆手に取ったシネマティックマッチを生み出し
PPVを年間通じて盛り上げたWWE。
ただ、今年はNXTが煮え切らない1年でしたね。
数年前のPWGオールスター状態も一区切りつき、
昇格ペースが鈍ったことで新陳代謝も進まず。
今年は踏ん張りどころのような気がします。

アングラ感が素晴らしかったのがICWNHB。
「陰鬱」というデスマッチの本質を活かしたことで
オンリーワンの魅力を醸し出していましたね。
この雰囲気を継続できるのかが注目ですね。

頑張りま賞
1位 ドミニク・ダイジャコビッチa.k.a.T-bar
2位 ROH
3位 レイ・フェニックス

#SpeakingOut関連は除外しています。
どこまでが事実かわからないこともあるので。

1位はRETRIBUTIONでもよかったのですが、
とにかく物足りなかったのはダイジャコビッチ。
キース・リーが二冠からの昇格を果たしたのに対して
王座を戴冠できないままNXTを卒業してしまい、
一軍ではあの端正なマスクも活かせない始末…。
早急にテコ入れしてあげてほしいですね。

ELITE離脱をなんとか乗り切った2019年、
さあこれからだと思ったらコロナで活動休止。
そうこうしているうちにスカルが更迭され、
AEWとIMPACT、新日本まで裏で繋がりかけている。
ROHが蚊帳の外だった1年でしたね…。
再浮上の鍵も見えないのが辛いところ。

フェニックスは活躍こそしていたものの、
とにかく大事なところで怪我が多かった印象。
ラダーマッチの欠場にケニー戦のキャンセル。
ペンタゴンの影にいた時間も長かったですね。
年始のケニー戦が浮上のきっかけになればいいけど…。

年間最優秀抗争
1位 ドリュー・マッキンタイアvsランディ・オートン
2位 ベイリーvsサーシャ・バンクス
3位 エディ・キングストンvsAEW

オートンの完成度が光った抗争を1位に。
少ししつこい展開だった気がしないでもないですが
レジェンドの起用も含めて魅せてくれました。

NXT時代とフェイス/ヒールが逆転しても
変わらない化学反応を見せてくれた抗争を2位に。
ただ純粋な抗争自体は短かったんですよね…。
最終決戦であるべきHIACが早すぎた気も。

エディ・キングストンの大ブレイクがありましたが、
Codyとモクスリー、両方の絡みがあってのことなので
あえて「対AEW」という表記にしました。
実質モクスリーvsキングストンなんですけどね。

以上になります。
2021年は有観客の大会が増えてほしいですね…。
それでは本年もよろしくお願いいたします。