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古城ベニーさんが選んだアメプロ大賞2014


アメプロ大賞に投票します。


・MVP

1位:ジョン・シナ
2位:ブレイ・ワイアット
3位:セス・ロリンズ

1位のシナ。
パンクが離脱、ブライアンが欠場という憂き目の中、今年のWWEを支えたのはやはりこの男。
ワイアットの格上げ、レスナーともクオリティの保証された試合を繰り広げるなど、
WWEの顔と言って差し支えない働きを見せてくれました。ただ年齢的に今が
最後の輝きなのは疑いようもない事実なので、WWEには早くシナの後釜を見つけてもらいたいですね。


2位のワイアット。
「怪奇派」。よく色物にあてがわれるこの言葉ですが、ワイアットに関しては違います。
キャラクターと試合センスが同居しているスーパースターと呼んで差し支えありません。
シナやジェリコと絡んでも全くスター・パワーが削がれないのは驚き。
ひとつ気になるのはWWE側が2014年後半にかけてどう推していくべきか迷っていたような気がしたことぐらいですかね。


3位はロリンズ。
シールドの中でもまとめ役という扱いだったロリンズですが、
2014年は一気にトップ・ロスターに上がるチャンスを得ましたね。
(オーソリティのお気に入りというストーリー上の後押しが大きいのは事実ですが)


・年間最高試合

1位:エイドリアン・ネヴィルvsサミ・ゼイン(NXT R Evolution)
2位:ジョン・シナvsブロック・レスナー(Summerslam)
3位:ウーソーズvsルーク・ハーパー、エリック・ローワン(Battleground)

例年通りWWEのPPVはあまり見れませんでしたが、その中でも印象に残ったものを。

1位のネヴィルvsゼイン。
NXT史上最も美しく面白い一大ドラマの集大成にして新たな物語の始まり。
全ての要素が詰め込まれている試合と言っても過言ではない。


2位のシナvsレスナー。
シナ・ファンを凍りつかせた試合。
夏の一大イベントを締めくくるのに相応しい試合だった。


3位のウーソーズvsワイアットファミリー。
両者の勢いが試合になって表れた形。
タッグの3本勝負という難しい形式だったが見事に乗り越えた。


・最優秀タッグ

1位:ウーソーズ
2位:ゴールダスト&スターダスト
3位:該当者なし


1位のウーソーズ。
WWEというキャラクターが要求される場においてウーソーズの華の無さは
ステップ・アップを阻害する要因となっていましたが、
今年の彼らはスーパースターと呼んでいい働きでした。


2位のゴールダスト&スターダスト。
正統派路線かと思われていたコーディがまさかのギミック・チェンジ。
やはり血は争えないか。
個人的にはそろそろ正道に戻してほしいですが…本人が楽しんでる印象なので無理かな。


3位は該当者なし。
ミズ&ミズドウ、マタドーレスなど候補はいるにはいたのですが、今一つと感じたので。
シールド、ワイアットファミリーは解散してしまいましたのでね。
今年はタッグという意味では若干低調だったかなと。
来年はここにアセンションが入ってきてくれることを期待しましょう。


・敢闘賞

1位:ドリュー・ギャロウェイ
2位:ディーン・アンブローズ
3位:ドルフ・ジグラー


1位のギャロウェイ。
正直この部門に彼を入れるのは私の嗜好による部分が大きいのは事実です。
しかしWWE離脱後、Evolve王座を戴冠、
精力的に防衛戦を行っている所を鑑みるに充分受賞資格はあると思います。
来年はもっとインディーの雄たちとぶつかる機会が与えられればいいと考えます。


2位のアンブローズ。
MVPには及ばないが今年一年トータルで見た時にアンブローズは選出に相応しい働きでした。
変人キャラクターが先行しつつも試合でしっかりと魅せるということができていたのは良かったかと。
とはいえ最高王座を獲得するには足枷になりそうな部分もあり、難しいところではあります。


3位のジグラー。
度重なる脳震盪などで一時はミッド・カード要員になっていたジグラーですが、
今年、特に下半期のIC王座戴冠後はレスラーとして最盛期を迎えたと言ってもいい活躍でした。
WWEユニバースの根強い人気も彼を支えた一つの要因でしょうね。

・新人賞


1位:エイドリアン・ネヴィル
2位:サミ・ゼイン
3位:タイラー・ブリーズ


新人賞は去年と似た選出になりました。

先日のTakeoverで陥落したものの、1年近くにわたって王座を保持していたネヴィル。
ゼインとの王座戦では素晴らしい働きを見せてくれました。


念願のNXT王者に輝いたゼイン。
ジェネリコ時代と比較して、さらに力をつけた印象です(元々素晴らしい選手でしたが)。
オーウェンズ(スティーン)との抗争も今から楽しみでなりません。


キャラクター先行と思われていたブリーズですが、2014年は地力をつけてきましたね。
このぶんだと2015年の昇格も近いか?
 

・最優秀大会

棄権


・最優秀団体

1位:Evolve
2位:WWE
3位:PWG

かなり偏っていますが、インディーはあまり見ることができなかったので…。
Evolveはギャロウェイをトップに据えたり、DGとの色分けがうまくできている印象です。
WWEはネットワークの開始など新しい動きもありましたが、全体的に苦しい1年だったかなと。


・頑張りま賞

1位:クリスチャン
2位:ブロック・レスナー
3位:ファンダンゴ

ここは個人の嗜好が一番出るところですが…。

1位はクリスチャン。
ここ数年負傷に悩まされていますが、今年も例に漏れず怪我に苦しめられました。
しかし彼が抱えている問題は怪我だけではないようで…。
年々WWEに居場所がなくなっている気がするので、来年は最後の一花を咲かせてほしいです。
と思ってたら引退ですか…。いっそのことTNA行かないかな。


2位はレスナー。
チャンプがこの賞にランクインされるのは異例ではないでしょうか。
試合自体は素晴らしかったのですがRAWにほぼ登場しないという現状を鑑みた時、
チャンピオンとしての責務を果たしていないと思ったので…(契約上の問題もあるのでしょうが)。


3位はファンダンゴ。
あの熱狂はなんだったのか、と思ってしまうほど今年の彼は低調でした。
というかほとんど出番がありませんでしたからね。
ギミック・チェンジのための前振りかと思いきや、やっぱりダンサーは変わらず…。


・最優秀抗争

1位:セス・ロリンズvsディーン・アンブローズ
2位:ダニエル・ブライアンvsオーソリティ
3位:エイドリアン・ネヴィルvsサミ・ゼイン


抗争、と聞かれてピンと来るのはこの3つかなと。
シナvsレスナーは(繰り返しになりますが)試合的には素晴らしかったのですが、
年間を通してみるとレスナーの存在感が思ったほど無くて…。