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Wrestling Heart アメプロ大賞2010結果発表


◆MVP
1 位 デイビー・リチャーズ 32P
2 位 タイラー・ブラック 28P
3 位 クラウディオ・カスタニョーリ 26P

寸評:リチャーズが2年連続で1位に。年間最高試合のノミネート数もぶっちぎりです。
2位はWWEへと旅立ったタイラー。ベビーフェイスでの成長とヒールでの煽りっぷり。両方で楽しませてくれました。後ろ3ヶ月試合を見られなかったというハンデがなければ1位を取れていたかもしれない。
3位はCC。一目で分かる充実っぷりでしたね。実はリチャーズ、タイラーと異なり敢闘賞の方にもポイントが入っています。そちらに流れてなければ1位だったかも。
今年のMVP戦線は僅差でしたね。ちなみに次点はヒーロー、20Pでした。

◆年間最高試合
1 位 ROH王座戦:タイラー・ブラック(ch)vs.デイビー・リチャーズ
(Death before Dishonor VII 6/19/10) 34P
2 位 PWG王座戦:デイビー・リチャーズ(ch)vs.クリス・ヒーロー
(Seven 7/30/10) 30P
3 位 PWG王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.デイビー・リチャーズ
(As the Worm Turns 2/27/10) 12P
3人以上の票を集めたのは2試合のみ。他はそれぞれ個々の好みで色々な試合に分かれました。

寸評:思いの外タイラーvs.リチャーズは伸びず逃げ切る形。デイビーvs.ヒーローがここまで伸びるとは思っても見ませんでしたね。年間最高試合のセクションにPWGの名前が載っているのには団体としての成長を感じさせますね。
前年インディー・ファンからも指示を受け年間最高試合に輝いたテイカーvs.HBKのリマッチは残念な票数に終わりました。

◆最優秀 タッグ
1 位 キングス・オブ・レスリング 46P
2 位 B.d.K 42P
3 位 Nexus 20P
寸評:ROHのタッグは世界一。前年と同じくROHタッグ王者が1位に選出されました。
惜しかったのがB.d.K。どちらにもCCが参加しているというのが凄いですね。
3位はNexusがコンスタントに票数を獲得しランクイン。タッグで良い試合をした訳ではないので順当な位置でしょう。

◆敢闘賞
1 位 ダニエル・ブライアン 30P
2 位 ケビン・スティーン 24P
3 位 ザ・ミズ 22P
寸評:1位はダニエル・ブライアン。インディー・ファンの期待に応えWWEでも試合で魅せてくれました。
2位はスティーン。引退や状態の悪さを囁く声はどこへやら。倒錯ヒールで存在感を発揮しました。MVPではない敢闘賞にぴったり。
3位はミズ。初のMITB失敗例になるのではと言われながらも王座獲得。不安要素もあった中で一定の成功を収めたのが印象的でしたね。

◆新人賞
1 位 ジョニー・ガルガーノ 26P
2 位 ウェイド・バレット 24P
3 位 ダニエル・ブライアン 20P
寸評:1位はなんとガルガーノ。インディーでの小さな試合ですが、それを一生懸命やり続けた点が評価されWWE勢の猛追をかわしきりました。
2位はバレット。タッグと同じく安定して票数を稼ぎました。一部に飽きられても多数の興味を引き続ける。実際のNexusの魅力と同じ形ですね。
3位はダニエル・ブライアン。やはり新人であって新人ではない、という事実がネックに。同じくデル・リオも10Pに留まりました。
ちなみに次点だったのはアダム・コールで12P。知名度を考えると健闘といってよいでしょう。

◆最優秀 大会
1 位 As the Worm Turns(PWG) 36P
2 位 Death before Dishonor(ROH) 34P
3 位 Seven(PWG) 24P
寸評:年間最高試合候補を有し大会としての完成度も高かった3大会が20Pを超えてランクイン。順位こそ違いますが年間最高試合1〜3位の大会がそのまま選出された形ですね。米インディー初心者はまずこの3大会を手に入れましょう。次点はSupercard of Honor V 5/8/10でした。

◆最優秀団体
1 位 ROH 44P
2 位 PWG 26P
3 位 Chikara 22P
3 位 WWE 22P
寸評:ROHが返り咲き。ROHでしか出来ない大大会のクオリティの高さが評価されたようですね。
前年1位だったPWGは2位に。ロンドン、PWG王座問題がありましたがこちらも良い大会は本当に良い大会で年間最高試合が生み出る団体になりましたからね。
3位はWWEとChikaraが同ポイント。どちらも侵略軍抗争が盛り上がりましたね。買収されたChikaraがここから更に浮上していくのか注目です。

◆頑張りま賞
1 位 ポール・ロンドン 30P
2 位 ジェフ・ハーディ 20P
3 位 ホミサイド 18P
寸評:おふざけのロンドンが1位。定期的に活動し始めたと思ったらこれだからね。
2位はジェフ。前回よりはましだがやっぱりWWE時代よりコンディションが落ちましたね。仲間と共にネットを騒がしました。
3位はROH復帰を果たしたホミサイド。JAPW運営もやらなければいけないし大変なんだろうけど結果を出さないとね。
前年の面子を振り返りましょう。
ぶっちぎりで1位だったエリック・スティーブンス。どこへ行ったのでしょう・・・。
2位のHHHも欠場長し。3位もネクロ離脱でマットはトラブルまきちらしながら移籍、スワガーは低迷。
タイラーとヤンガーは奮起してくれました。カバナはジェネリコの抗争に巻き込まれたので吉と出たけど・・・。脳挫傷はまずまずって所か。
2010年の選出者は2011年どうなるでしょうか。2011年も変わらずグダグダしそうなのが実に怖い。

◆最優秀女子レスラー賞
1 位 サラ・デル・レイ 30P
2 位 デイジー・ヘイズ 26P
3 位 ミシェル・マクール 20P
Chikaraでの露出が一番影響が強いのかサラとデイジーがほとんど変わらない票数で1位、2位に。
3位はミシェル・マクール。WWEの女子王座戦線を引っ張りましたね。

◆コントロバーシャル賞
1 位 アメドラが首になりインディー復帰。更にWWEと再契約 46P
2 位 Nexus結成 26P
3 位 スティーンネリコ抗争 16P
寸評:やはりコントロバーシャルとなるとWWEが強い。他の賞と異なり1位、2位を占めてきました。アメドラに関しては皆出てくる情報に注目してましたからね。
Nexusもインパクトが強く、良くも悪くも後半は完全にWWEの中心でした。
3位は1年間かけたスティーンネリコの抗争が。インディーの純粋なストーリーがランクインするのは珍しいですね。