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東京スポーツ新聞社:Match of the Year 80's Part2の分析


名勝負 IWGPヘビー級王座決定リーグ戦:藤波辰爾vs.前田日明(新日本プロレス 6/12/86)

三冠王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.天龍源一郎(全日本プロレス 6/5/89)
好勝負 天龍源一郎vs.ジャンボ鶴田(全日本プロレス 8/31/87)

1985年
@長州力vs.ジャンボ鶴田(全日本プロレス 11/4/85)
 とにかくグラウンド主体。
 力を入れてかけ続けている、動かそうとしている重みのあるレスリングです。
 軽く火花を取らしながらもあくまで試合の中心は脚の狙い合い。
 本当に大技を打ち出したのは45分過ぎぐらいじゃないでしょうか。
 全体を通して双方がエネルギーをつぎ込んでいて良い頂上対決ではあったものの、
 行動自体に目だった所、工夫は1つもなく、
 当時の長州人気についていけない人間にとっては正直退屈にも映りますね。
 ただ鶴田はこの試合で、他の誰にも真似出来ない武器、強さのイメージの原型を作り出しているので、結果としては特別性が無い訳でもない。
 長州力という事を考えれば予想以上に密度のある内容だったと思います。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/13/10) 

1986年
AIWGPヘビー級王座決定リーグ戦:藤波辰爾vs.前田日明(新日本プロレス 6/12/86)
 不完全燃焼であった前田に対し藤波がとことんつきあって受けた。
 そんな試合。
 21世紀にこういうのをやった場合、蹴りをひたすら打つのだろうけど
 前田はアキレス腱固めを重く見ていて
 情熱を格闘マシーンのような冷静さに包んだファイトを見せるのが違いますね。
 このために感情に惑わされる事無く等身大の闘いがずっしり響いてくる。
 その上で藤波の脚の痛みを耐え忍び、
 頭部に蹴りを食らっても起き上がる姿が心を打ちのせられます。
 ベースとなるグラウンドの攻防もこれまで通り藤波は素晴らしい仕事をします。
 欠点はフィニッシュ含め前田がそんなにダメージを受けてないはずなのにダウンするシーンが目立つ事ですね。
 これは勝負としてのリアリティに欠けます。
 しかし上述の通り別の形でのリアリティは充実しており
 どちらが勝つかはさほど重要でない境地にまで到達している。
 フィニッシュもシンボル性、絵になるという点ではこの上ない選択ですからね。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:9/20/09)

1987年
B天龍源一郎vs.ジャンボ鶴田(全日本プロレス 8/31/87)
 3度目の対決。
 まずは持ち技を外してお手軽に緊張感を作り上げ、
 天龍は鶴田にひるみつつも気圧されていない所を示します。
 技の織り交ぜ自体は少々雑な印象を受けますが
 ベースとなるグラウンドが刺々しく突発性が機能しやすい土台です。
 最初の大きな見せ場は天龍の掟破りのハイ・ニー。
 このサプライズのまま天龍の展開に持っていくのもありでしたが
 鶴田がすぐにやり返し、そう簡単なライバル関係でないことを見せます。
 中盤は試合運び自体は基本的なものでしたが
 サブミッションも投げもスケールが大きく鶴田ならではのものがあります。
 今度は鶴田が普段やらないセカンド・ロープから場外へのダイブを見せサプライズ。
 ここから怒涛のハイ・スポットの畳みかけで、
 リングに戻るかどうかをニア・フォール合戦と等価のレベルで見せてきたのには感心しましたね。
 数え歌として発展途上にあることを感じさせつつも
 1つの凄い試合として完成されています。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:3/6/12)

1988年
CPWF・UN王座戦:天龍源一郎(ch)vs.スタン・ハンセン(全日本プロレス 7/27/88)
 ハンセンが入場時の天龍を襲撃。
 これにより流血状態で試合開始となります。
 ハンセンが的確に打撃を叩き込みながら組み立てていきますが
 天龍はほぼダウン状態で反撃らしい反撃をしません。
 ハンセン・スタイルは抵抗を前提条件にするところがありますから
 このドラマ押しの前半はそれほど良くはないですね。
 ブロディに捧げるニー・ドロップ後ラリアットへ。
 ここでようやく天龍の反撃開始。
 とはいっても不発ながらラリアットが出る状況ですから
 天龍はどうしても大技主体となっています。
 更にその後もフィニッシュ含め展開上のスポットが用意されているのはハンセン側。
 ドラマチックな試合を作り上げようとしているのに
 天龍もブックも彼を応援したいという流れ、見せ方を作れていません。
 そのためハンセンが完全に叩きのめした、という印象しか残らない。
 年間最高試合に選ばれた理由が分からないですね。
 ドラマチックな試合なら普通にRWTL決勝で良いと思うけど。
 平均的な良試合。
 (執筆日:3/6/12) 

1989年
D三冠王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.天龍源一郎(全日本プロレス 6/5/89)
 器の大きな構え。
 首攻めで一貫した強力な攻め。
 圧倒的な観客の支持。
 この三拍子が揃った絶頂期の鶴田という壁に、
 天龍が一歩ずつ確認を起きながら階段を上っていく内容。
 三沢−鶴田に似ていますね。
 こういうどこか負けるために戦っている部分やノー・サイドの風が、
 演出とは違う形で生み出てきて
 遺恨、格差と打ちけし合わずに多層に存在しえる、
 リアリズムがあるのはアメリカでは中々出来ない、日本ならではの物ですね。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:2/1/10)

注目試合の詳細

@長州力vs.ジャンボ鶴田(11/4/85)
  両者リングアウトは認めていない。
  握手を交わす。
  組みロープ際。離れる。
  組み鶴田がバックを取る。
  長州が離れる。
  組むと鶴田がヘッド・ロック。
  長州が腕を押し上げる。
  互角。
  長州がアーム・ドラッグ風に投げる。
  鶴田が腕を取る。
  長州が腕を取る。
  鶴田が腕を取る。
  長州がロープに押し込みはなれる。
  組むと長州がグラウンド・ヘッド・ロック。
  起き上がった鶴田にスナップ・メアを狙う。
  こらえられたのでクラバート。
  鶴田がロープに逃げる。
  組むと鶴田が腕を取る。
  グラウンドに倒しグラウンド・ヘッド・シザース。
  長州が反転させてすり抜けレッグ・ロック。
  フロント・ヘッド・ロック。
  腕を取ってグラウンドに倒しグラウンド・ヘッド・シザース。
  鶴田が倒立から押さえ込む。
  長州がカウント2で返しグラウンド・ヘッド・シザースを決めなおす。
  鶴田がすり抜けヘッド・ロック。
  立ち上がった長州の頭部にエルボーを打ち込む。
  仕切りなおし。
  組み付くと鶴田がダブル・アームを狙う。
  長州がロープに押し込む。
  スナップ・メアから首4の字。
  鶴田がすり抜けレッグ・ロック。
  中央でレッグ・ロック。
  10分経過。
  長州が前腕を鶴田の顔に回し逃れようとするも外される。
  鶴田が上からレッグ・ロック。
  長州が下から張り手。
  打ち返してきた鶴田の張り手をガードし張り手。
  鶴田がアーム・ロック。
  長州が起き上がりロープに押し込む。
  離れ際にニー。
  組むと鶴田がロープに押し込みニー。
  長州が脚を取って倒しレッグ・ロック。
  シャープ・シューターを狙う。
  こらえられたのでレッグ・ロック。
  離れる。
  15分経過。
  ナックル・ロック。
  鶴田が蹴りをいれひざを突かせる。  
  アーム・ロック。
  長州がフロント・ヘッド・ロック。
  鶴田が両脚を取って倒す。
  レッグ・ロック。
  長州が反転しロープを掴む。
  ナックル・ロック。
  長州が脇の下に頭を入れスープレックス。
  鶴田は起き上がると蹴り。
  ボディ・スラム。
  髪をつかんで場外に落とす。
  場外に出る。
  長州がリングに戻る。
  鶴田もリングに戻る。
  長州が蹴り。
  スナップ・メアからアーム・バー。
  鶴田が起き上がりストンピング。
  ボディ・スラム。
  エルボー・スマッシュ。
  鶴田がすぐ張り手。
  鶴田が腕を取りハンマー・ロック。
  グラウンドに倒す。
  20分経過。
  体重をのせる。
  長州がロープを掴む。
  組むと鶴田が脚を取って倒しレッグ・ロック。
  脚にニーを叩きつけ4の字へ。
  長州が脚を掴み防ぐ。
  ずっと耐え反転させる。
  戻されるもロープ際。
  長州も脚を取っている状態。
  再び中央に転がる。
  長州が起き上がりシャープ・シューターへの構え。
  25分経過。
  ひとまず中央に引っ張る。
  体勢を直しシャープ・シューターを狙う。
  反転しないよう耐える鶴田に体重をかける。
  再び狙いに行く。
  鶴田が耐えもがいて外す。
  組むと長州がコーナーに押し込み脚を蹴り。
  組むと鶴田が蹴り。
  ロープに振りハイ・ニー。
  ボディ・スラム。
  4の字へ。
  長州が脚を掴んで防ぐ。
  鶴田が外して4の字を決める。
  圧力をかけている。
  30分経過。
  長州が反転させる。
  鶴田が戻す。
  長州が反転させる。
  鶴田が戻す。
  長州が脚を掴んで押し上げる。
  転がりロープ・ブレイク。
  長州が場外に出る。
  鶴田が場外に出て長州の脚にストンピング。
  リングに戻る。
  長州が時間をおいてからリングに戻る。
  鶴田が足を蹴りつけヘッド・ロック。
  長州がニー・クラッシャー。
  シャープ・シューターを狙う。
  耐える鶴田に体重をかける。
  再びシャープ・シューターを狙う。
  耐えられるも反転して決める。
  鶴田が腕を立てて軽減させるも体重をかけられ潰す。
  長州は離すとロープに振りラリアット。
  しかし鶴田もカウンターでラリアット。
  相打ち。
  鶴田が場外に転がり出る。
  長州は起き上がるとエプロンに上がってきた鶴田を鉄柱にぶつける。
  リングに入ってきた鶴田にヘッド・ロック。
  鶴田が腕を押し上げアブナミドル・ストレッチ。
  グラウンドに転がす。
  長州が外してレッグ・ロック。
  マウントで張り手。
  鶴田も打ち返す。
  長州が鶴田を起こしヘッド・ロック。
  鶴田がすぐバック・ドロップに切り返す。
  長州を起こすとロープに振りラリアット。
  カバー。カウントは2。
  ストンピング。
  起き上がる長州を蹴りつけヘッド・ロック。
  長州がすぐバック・ドロップに切り返す。
  転がる鶴田をカバーするも鶴田の脚がロープにかかる。
  40分経過。
  鶴田は場外に出て間を置く。
  リングに戻る。
  組むと鶴田がヘッド・ロック。
  ハンマー・ロック。
  脚を取って倒しレッグ・ロック。
  長州がロープに逃げる。
  長州が蹴り。
  ロープに振りバック・エルボー。
  ボディ・スラム。
  コーナーに上る。
  鶴田が捕らえスーパープレックスを決める。
  カバー。カウントは2。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  長州がサンセット・フリップ。カウント2。
  鶴田がロープに振りスリーパー。
  長州は崩れるもハンマー・ロックに切り返す。
  ヘッド・ロック
  45分経過。
  鶴田は起き上がると組み付き強引にロシアン・レッグ・スイープ。
  カバー。カウント1。
  カバー。カウント1。
  長州が腕を取る。
  フロント・ヘッド・ロック。
  鶴田が起き上がりコーナーに押し込む。
  チョップを打ち離れる。
  長州がヘッド・ロック。
  ハンマー・ロック。
  グラウンドに転がしフロント・ヘッド・ロック。
  スナップ・メアを狙う。
  鶴田が防ぎフロント・ヘッド・ロック。
  ニー。
  ストンピング。
  ボディ・スラム。
  4の字を決める。
  長州が反転させるも戻される。
  50分経過。
  長州が反転。
  鶴田がときストンピング。
  長州が張り手。
  ロープに振りラリアット。
  鶴田はエプロンでダウン。
  長州が引きずり込みロープに振りラリアットへ。
  鶴田は避けるとハイ・ニー。
  ロープに振りハイ・ニー。
  ロープに走り3発目。
  カバー。カウントは2。
  エプロンで起き上がった長州に蹴り。
  リング内へのブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  ヘッド・ロックへ。
  長州がバック・ドロップ。
  起き上がると腕を振り回す。
  ロープに走りラリアット。
  カバーにいくが鶴田の脚がロープにかかる。
  長州がシャープ・シューターを狙う。
  耐えられるも決める。
  鶴田が腕立てで崩す。
  55分経過。
  長州が脚を取りに行く。
  鶴田が延髄切り。
  ボストン・クラブを決める。
  長州が腕立てで耐える。
  腕立てでひっくり返し上にかぶさる。
  鶴田が跳ね除ける。
  鶴田が脚に蹴り。
  延髄切り。
  起こしてもう1発。
  カバー。カウント2。
  長州が延髄切り。
  もう1発。
  残り3分。
  カバー。カウント2。
  鶴田が殴りつけパイル・ドライバー。
  ロープに伸ばそうとする足を抱えカバー。カウント2。
  脚を取って倒し4の字へ。
  長州が脚を掴んで防ぎ反転。
  残り2分。
  鶴田がといてロープに振りバック・エルボーへ。
  長州が避けラリアットへ。
  鶴田がカウンターでラリアット。
  相打ち。
  先に鶴田がカバー。カウント2。
  残り1分。
  バタフライ・スープレックス。
  カバー。長州の脚がロープにかかる。
  起こそうとする。
  長州がジャーマン。カウント2。
  残り30秒。
  長州が鶴田を起こそうとする。
  鶴田が張り手。
  張り手の打ち合い。
  鶴田が脚を取って倒しボストン・クラブ。
  ゴングが鳴る!
  60分時間切れ!


A藤波辰巳vs.前田日明(6/12/86)
  握手して試合開始。
  前田がハイ・キックで牽制。
  タックルしようとする。
  藤波が防いでフロント・ヘッド・ロック。
  前田が腕を取る。
  回転して起き上がった藤波のわきの下に頭を入れスープレックス。
  腕を取って覆いかぶさる。
  藤波が持ち上げて投げアーム・バーを狙う。
  前田はロックすると立ち上がる。
  外してレッグ・ロック。
  藤波がロープを掴む。
  藤波がロー・キック。
  前田がロー・キック。
  前田がファイヤーマンズ・キャリーからヘッド・ロック。
  藤波がグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  腕を取る。
  前田は起き上がると腕を巻き込んで倒しアーム・バーを狙う。
  藤波がロックする。
  前田が引き剥がす。
  藤波は前田の脚を両脚で挟む。
  逃れるとレッグ・ロック。
  前田がレッグ・ロックを決めて倒す。
  藤波がロープを掴む。
  ナックル・ロック。
  前田が不意を突いてドロップ・キック。
  藤波が蹴りつけヘッド・ロック。
  すぐロープに振られるもショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  前田のニール・キックを避けるとラリアット。
  ハーフ・ボストン・クラブを決める。
  レッグ・ロックに移行。
  前田がレッグ・ロックに返す。
  中央に戻しレッグ・ロック。
  ロープを掴んだ藤波を中央に引き戻し決めなおすもレフェリーがカウントして放させる。
  起き上がった藤波にロー・キックを叩き込んで行きダウンさせる。
  レッグ・ロック。
  藤波が反転させようとするも防がれる。
  藤波がロープを掴む。
  前田が蹴り。
  ハイ・キックを3発決めダウンさせる。
  起き上がった藤波にハイ・キックを放っていく。
  藤波はガードし避けると胸にきたところを受け止め倒す。
  シャープ・シューターを狙うも前田がロープを掴む。
  もつれたまま両者落下。
  前田がリングに戻る。
  藤波も遅れてリングに戻る。
  前田が手を顔に押し当ててから顔にハイ・キック。
  もう1発。
  ガード越しに3,4発。
  前に蹴り飛ばしハイ・キック。
  藤波がダウン。
  スナップ・メアを決めると腕を取り首4の字。
  藤波は体を捻り逃れると弓矢固め。
  前田を蹴りつける。
  パイル・ドライバーを決める。
  カバーするもカウント2。
  起こそうとする。
  前田がバックを取りドラゴン・スープレックスを狙う。
  藤波は脚をかけて防ぐと前に倒れる。
  前田は藤波を仰向けにする。
  ロープをつかまれると張ってから離れる。
  前田が脚を蹴りつけていく。
  胸を蹴り上げる。
  藤波がダウン。
  カウント9で藤波が起き上がる。
  前田がスナップ・メアからチン・ロック。
  15分経過。
  前田は起き上がった藤波をロープに押し込むとクリーンに離れる。
  ナックル・ロックから前だが蹴り飛ばす。
  頭部にハイ・キック2発。
  カウント6で起き上がった藤波にスナップ・メアからアーム・バー。
  藤波がロープに足をかける。
  前田がハイ・キックを放っていく。
  藤波は脚を払って倒す。
  ヘッド・ロック。
  前田はロープに振るとスーパー・キック。
  起こしてドラゴン・スリーパーを狙う。
  バックを取り返してきた藤波に脇固め。
  藤波がロープに脚をかける。
  前田が胸に蹴りを叩き込んでいく。
  藤波がジャーマン。カウントは2。
  胸に蹴りを2発入れ倒す。
  カウント8で前田が起き上がる。
  藤波が飛びつこうとする。
  前田は受け止めると体勢を直し投げ飛ばす。
  カバーするもカウント2。
  藤波の脚を蹴りつけ崩れさせるとレッグ・ロック。
  藤波がロープを掴む。
  前田が引き離して決めなおすもレフェリーがカウントして外させる。
  前田が場外へのヒップ・トスを狙う。
  藤波がもつれさせ両者転落。
  20分経過。
  両者同時にリングに戻る。
  前田が胸に蹴りを放つ。
  藤波は受け止めると倒してシャープ・シューター。
  前田がロープを掴む。
  前田が脚を蹴りつけウィール・キック。
  藤波の目じりが切れ流血する。
  前田がドラゴン・スープレックス。カウントは2。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウントは2。
  ロープに走りニール・キックへ。
  藤波が同時にフライング・キックを狙い相打ち。
  両者起き上がれず両者カウントアウト!
  引き分けとなる!
  藤波と前田が握手しハグ。


D三冠王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.天龍源一郎(6/5/89)
  ハンセンがリングサイドで見守っている。
  組むと鶴田が殴りつけ天龍がチョップを打つ。
  鶴田がニーを入れ天龍をロープに振る。
  ジャンピング・ニーへ。
  天龍が避けジャーマン。
  鶴田がカウント2で返す。
  組むと鶴田がヘッド・ロック。
  天龍はコーナーに押し込むと張り手にチョップ。
  鶴田がフォア・アームズを打ち込みブルドッグ。
  カバーするもカウント2。
  コブラ・クラッチ。
  腰にニーを押し当て締め上げる。
  天龍は起き上がるとロープに逃げる。
  鶴田はそれならとロープに振りバック・エルボーへ。
  避けられクローズラインへ。
  避けられジャンピング・ニーへ。
  天龍は受け止めるとチョップ。
  ロープに走る。
  鶴田がカウンターでビッグ・ブーツ。
  首裏にエルボー。
  天龍がチョップ。
  チョップ。
  鶴田がロープにもたれるもビッグ・ブーツ。
  エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  コブラ・クラッチ。
  首裏をストンピング。
  殴りつける。
  背中にダブル・アックスを叩きつけていく
  場外に下ろすと柵にぶつける。
  リングに戻す。
  リングに戻ろうとする。
  天龍がロープに走りラリアット。
  場外に転落した鶴田にエプロンからクロス・ボディ・アタック。
  鶴田をリングに戻す。
  頭部を蹴りつけチョップ。
  脚を取って倒すとレッグ・ロック。
  膝に拳を叩きつけていく。
  マウントでエルボーを叩きつけていく。
  フィスト・ドロップ。
  背中を蹴りつける。
  チョップ。
  鶴田が隙を突いてベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするもカウント2。
  コブラ・クラッチ。
  天龍がロープに脚をかける。
  鶴田は天龍をロープに振るとジャンピング・ニー。
  カバーするもカウントは2。
  首裏にエルボーを叩き込んでいく。
  パワー・ボムを狙う。
  天龍がリバース・スープレックスに切り返す。
  鶴田が起き上がり天龍の背中を殴りつける。
  アブナミドル・ストレッチ。
  天龍が潰してカバー。
  カウント2で返されるやアーム・ロック。
  鶴田の脚は既にロープの外に出ている。
  天龍は起き上がるのを待つとチョップ。
  チョップ。
  ヘッド・バッド。
  ヘッド・バッドを叩き込む。
  鶴田が場外に転落。
  天竜はリングに入ってきた鶴田を蹴り上げチョップ。
  ロープに振りラリアット。
  カバーするもカウント2。
  起こすと胸に張り手。
  チョップ。
  鶴田が胸に張り手。
  耳にエルボー。
  もう1発。
  肩口にエルボーを落とす。
  カバーするもカウント2。
  バック・ドロップを狙う。
  天龍がこらえコーナーに逃げる。
  鶴田がショルダー・ブロック。
  コーナーに振りジャンピング・ニー。
  バック・ドロップを狙う。
  天龍がコーナーを蹴って潰す。
  両者ダウン。
  鶴田が天龍の首裏を殴りつける。
  ロープに振りラリアット。
  カバーするも天龍の脚がロープにかかる。
  15分経過。
  ロープに振りネック・ブリーカー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  起こすとブルドッグ。
  カバーするもカウント2。
  ボディ・スラム。
  頭部へのダイビング・ニー・ドロップ。
  カバーするも天龍の脚がロープにかかる。
  ダイビング・ニー・ドロップ。
  再び登り3発目。
  カバーするも天龍の脚がロープにかかる。
  ロープに振りテーズ・プレス。カウントは2。
  天龍の後頭部にニーを叩き込む。
  バック・ドロップを狙う。
  天龍が踏ん張る。
  鶴田が引っこ抜きバック・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  ロープに振りテーズ・プレスへ。
  天龍がスタンガンに切り返しカバー。カウントは2。
  鶴田が天龍の背中に張り手。
  天龍をロープに振りドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ダイビング・ニー・ストライク。
  20分経過。
  ニー・パッドを外す。
  コーナーの天龍にジャンピング・ニーを狙う。
  天龍が避け延髄切り。
  インサイド・クレイドルにつなげるもカウントは2。
  ニー・パッドを外す。
  ショート・レンジ・ラリアット。
  パワー・ボムを狙う。
  鶴田がリバース・スープレックスに切り返す。カウント2。
  鶴田がコーナー上へ。
  天龍が突進。
  鶴田は飛び越えて着地。
  天龍にラリアット。
  ベリー・トゥー・ベリーを狙う。
  天龍が脚をかけて潰す。
  天龍が鶴田にボディ・スラム。
  ダイビング・バック・エルボーへ。
  鶴田は避けて自爆させると背中を叩きつける。
  首を絞めて表向きにするとカバー。カウント2。
  頭部を蹴りつけ背中を叩きつける。
  ロープに走る。
  天龍はかわすと同時に鶴田をロープに激突させる。
  ラリアット。
  延髄切り。
  パワー・ボム。
  カウントは2。
  パワー・ボムを狙う。
  鶴田がこらえる。
  天龍が持ち上げパワー・ボムで1,2,3!
  天龍が新チャンピオンに!

試合結果

@長州力vs.ジャンボ鶴田(60分時間切れ)(全日本プロレス 11/4/85)
AIWGPヘビー級王座決定リーグ戦:藤波辰爾vs.前田日明(ダブルKO)(全日本プロレス 6/12/86)
B天龍源一郎vs.ジャンボ鶴田(リングアウト)(新日本プロレス 8/31/87)
CPWF・UN王座戦:天龍源一郎(ch)vs.スタン・ハンセン(新チャンピオン!)(リングアウト)(全日本プロレス 7/27/88)
D三冠王座戦:ジャンボ鶴田(ch)vs.天龍源一郎(新チャンピオン!)(全日本プロレス 6/5/89)