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全日本プロレス:Kawada vs. Kobashi Seriesの分析


名勝負 CC公式戦:川田利明vs.小橋健太(4/14/93)
好勝負 川なし

①川田利明vs.小橋健太(4/9/88)
②川田利明vs.小橋健太(4/12/88)
③川田利明vs.小橋健太(5/15/88)
④川田利明vs.小橋健太(5/17/88)
⑤川田利明vs.小橋健太(5/27/88)
⑥川田利明vs.小橋健太(5/30/88)
⑦川田利明vs.小橋健太(6/6/88)
⑧川田利明vs.小橋健太(8/30/88)
⑨川田利明vs.小橋健太(10/1/88)
⑩川田利明vs.小橋健太(10/12/88)
⑪川田利明vs.小橋健太(10/15/88)

⑫あすなろ杯争奪リーグ戦:川田利明vs.小橋健太(7/1/89)
 川田に張り合うという試合内容。
 瞠目すべきはデビュー1年半とは思えぬムーブの数々。
 当たりや綺麗とか云々の前に何とも板についています。
 流石練習魔ですね。
 平均より少し上といった所。 
 (執筆日:?/?/08)

⑬川田利明vs.小橋健太(6/30/90)
 (複数カットあり)
 若さあふれる勢いで
 粗さはありつつもそれをエネルギッシュさでカバーしています。

 受けもナチュラルで意図をコントロール出来ていませんが、
 相手のアクションを踏まえて
 それに重なる次の一手を行えているので
 20分を越える試合時間設定の期待に応えていますね。

 様々な玉石混交のアクションの中で
 小橋も川田もスプリング・ボードを使ったりしていて
 そういう点での興味深さもある試合出したね。

 まだ川田vs.小橋ではなく、活きの良い若手2人の試合といった塩梅ですが、
 それまでの10分程度の試合からステップ・アップした試合として
 この2人の歴史を語る上で一定の重要度を持っています。

 まあまあ良い試合。
 (執筆日:5/?/21)

⑭CC公式戦:川田利明vs.小橋健太(3/20/92)
 小橋が勢いで上回る予期せぬ展開でスタート。

 川田がタイミングで足に蹴りを入れていき勢いを殺ごうとしますが、
 小橋も執拗なヘッド・ロックを繰り出し、
 じっくりとした見せ場になっています。

 この2人の形を生み出しつつ、
 再びの20分試合に挑むに当たってこの積み重ね構築は正解だったでしょう。

 大きなハネはありませんが、
 テンポ・コントロール、カウンターで盛り上げていきました。

 最後は小橋が粘るも川田が一蹴する形。
 まだ表層には留まっていますが、
 2人が進むべきベクトルは見つけることができた試合です。

 中々良い試合。
 (執筆日:5/?/21)

⑮CC公式戦:川田利明vs.小橋健太(4/14/93)
 (途中から)
 川田がコーナーに上る小橋を蹴り落とし、
 リング内へのブレーン・バスターを狙う。
 別個でも成立するスポットを一緒にして新しい形を生み出す。
 過激性ばかり話に挙がる四天王プロレスでしたが
 こういう独創性も目を見張る所がありましたね。
 特に90年代前半は顕著でした。
 川田の鮮烈な攻めと小橋の奮闘が見事にはまり細かく一進一退。
 小橋はこの年のハンセン戦でも見せたように絶妙の距離感を見せています。
 また脚攻めも面白かったですね。
 川田は投打バランス良く織り交ぜながら
 そこに脚の痛みと蹴りの拘りで緩急をつけてくる。
 どちらも見事な働きでした。
 カットがあり、CC公式戦で特に演出がないことから
 Wrestling Observerのように5スター・マッチと言うのは躊躇するけれども
 ぎりぎり名勝負、としても良いでしょう。
 (執筆日:5/?/20)


注目試合の詳細

なし

試合結果

川田利明vs.小橋健太(4/9/88)
川田利明vs.小橋健太(4/12/88)
川田利明vs.小橋健太(5/15/88)
川田利明vs.小橋健太(5/17/88)
川田利明vs.小橋健太(5/27/88)
川田利明vs.小橋健太(5/30/88)
川田利明vs.小橋健太(6/6/88)
川田利明vs.小橋健太(8/30/88)
川田利明vs.小橋健太(10/1/88)
川田利明vs.小橋健太(10/12/88)
川田利明vs.小橋健太(10/15/88)
⑫あすなろ杯争奪リーグ戦:川田利明vs.小橋健太(7/1/89)
川田利明vs.小橋健太(6/30/90)
⑭CC公式戦:川田利明vs.小橋健太(3/20/92)
⑮CC公式戦:川田利明vs.小橋健太(4/14/93)