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新日本プロレス:Ibushi vs. Prince Seriesの分析


名勝負 ジュニア・ヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(6/18/11)
好勝負 Jrタッグ王座戦:プリンス・デヴィット、田口隆祐(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(10/11/10)

Jrヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(1/4/11)

@BotSJ準決勝:飯伏幸太vs.プリンス・デヴィット(6/14/09)
 序盤は一般的なレスリング。
 そこに細やかなカウンターを加えていきますが、
 観客に驚きを与えるカウンターとベース部分に大きく落差があり、
 試合という体裁を保ちきれていないのが問題です。
 また中盤で観客席にもつれ込む程のスプリングボード式ムーンサルトがありましたが
 それを出す程の状況が事前に紡がれていた訳ではありません。
 飯伏が信じられないような動きを連発し盛り上がるも、
 クライマックスは対等な位置づけに従った単純な技起き。
 初遭遇はある要素が大いに欠如し看過できない内容でした。
 また試合時間も8分と短め。
 平均より少し上。

ABotSJ公式戦:飯伏幸太vs.プリンス・デヴィット(6/8/10)
 最初のレスリングは相変わらず一般的なものでしかないがそこには緊張感があります。
 それは相手が動いている時の手の触れ方などによって生まれています。
 相手の出方を探る形で焦らし、メインに求められる雰囲気を作り出します。
 中盤は優れた前振りからスポットを連発。
 しかしやりたい事がやらなければいけない事よりも先に出ている。
 だからデヴィットがマイケルへのブレーン・バスターを決めるなんて余計な事も見られる。
 終盤は前回と同じく互角の攻防。
 前回より上手く織り交ぜて行っていますね。
 中盤で顕著でしたが、いまいち技の価値から配置が考えられていなかったりと
 まだ欠点は残っているものの大きく印象を落とす程ではなくなっており、
 魅力をより引き伸ばした点も見られたので合格点。
 只メインにおいてもJrは10分代前半というブッキングが
 レスラーの能力成長・発揮を阻害しているように見え惜しまれる。
 中々良い試合。
 
BBotSJ決勝:プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太(6/13/10)
 序盤は5日前より精度が高い動きを見ている上、
 何もしていない時の大事さに気づいている。
 その時に相手を良く見ていて、間に意味合いも生まれている。
 シンプルであるべき所はシンプルに押さえ、
 そこに付随させる形で考えていく。
 セカンド・ロープではなくトップ・ロープからのムーンサルトでプレミア感を出したりしています。
 また場外カウントをカットせずに連続のダイブを行ったことで直後にリングアウト寸前になったのは
 今までにない見せ方であり、また激戦感を維持しつつスピード感を落とさない点で面白い。
 終盤は良好だが改善点はあり。
 相手の求める動きへの持って行き方をもう少し考えて欲しいですね。
 また最後に飯伏が腕を脱臼するというアクシデント。
 ドクター・チェックで間が空いた上に、
 続行後のアドリブが特に優れたものでは無く最後に下降線を辿ってしまいました。
 ライバルとして描いているのだしブラッディー・サンデーではなく
 腕へのサブミッションでフィニッシュするべきです。 
 好勝負に届かずも中々良い試合。

CJrタッグ王座戦:アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(10/11/10)
 ポージングが利いているし、流れるように動くけれど序盤は一般的な枠を超えないレスリングです。
 孤立も日本式で戦略性要素が薄いですね。
 しかし孤立役のデヴィットは心得たもので中々細かい一進一退を刻んでいました。
 1対2スポットを皮切りに終盤へと突入していきます。
 同時技のタイミングが本当に同時だったりと
 神がかったスポットが幾つか見られ、雪崩式も迫力がありました。
 94年頃の新日Jrタッグが復活したとでもいうような驚異的なインテンシティーを誇る内容です。
 ただし世界的に見た時にその独創性、ボリューム、チーム間の攻防は絶賛する程のレベルではありません。
 今の新日の他団体を受け入れる懐の広さあっての試合ではあるけれども、
 だからといってJr、タッグの壁をぶち壊して年間最高試合を獲得させるような試合でもあるまい。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/29/10)

DJrタッグ王座戦:飯伏幸太、ケニー・オメガ(ch)vs.アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(DDT 11/14/10)
 序盤はパートナーと同じように動くシンクロが見所。
 息はあっているけれどもコンテストではないんだから
 それを追求する必然性は余り感じませんねぇ。
 続いてトルネード式に攻防。
 こうする事で面白くなる事は周知の事実だけど
 それを孤立シーンの前にするのは頂け無い。
 孤立シーンでキーになる権利を軽視しているのですからね。
 終盤は再びシンクロ押し。
 タッグの連携力はシンクロだけではないでしょう。
 またトルネード式に入り乱れるといっても少しは権利に配慮しましょう。
 後は田口が何をすれば良いか分からずやや置いてけぼりになっていましたね。
 枠に縛られない内容ながらそれによって粗が出たり、
 自分の考えに偏った点が見られました。
 新日での試合には大きく劣る、まあまあ良い試合。

EJrヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(1/4/11)
 序盤。
 展開は同じながら基礎的動きを複合的に膨らませているし、
 アピールの仕方が上手くなったので一体感を覚えやすいですね。
 中盤、トップ・ロープ雪崩式技にはもっと価値を置くべきだがそれ以外は良い。
 数え歌=読み合い、カウンター合戦という短絡的思考に陥らず
 素直に決めた方が効果的な所ではカウンターで邪魔をしたりはしない。
 洗練された内容です。
 終盤は2つに分け、後半を前回出来なかった延長戦という意味合いを持たせているのは良いですね。
 両者のフィニッシャーはカウント2で返されますが
 それでも尚必殺技として位置づけられており、迫力満点の上位Verで持って試合を締めくくっている。
 プロレスが進化した、と実況されているがプロレスに戻ったというべき内容。
 欠落要素のない完成度の高い試合です。
 ぎりぎり好勝負。

FJrタッグ王座戦:飯伏幸太、ケニー・オメガ(ch)vs.アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(Fantasticamania Night Two 1/23/11)
 前回の試合が年間最高試合に選ばれているので
 ルチャ興行という場違いの舞台にも関わらず盛り上がりは良いですね。
 控えめな立ち上がりから部位狙いや連携攻撃、控え受けにシンクロと
 幅広い見せ場をバランス良く見せていきます。
 孤立シーンはいまいちですね。
 相手を孤立させておく説得力に欠けます。
 それはタッグとしての見せ方を考え抜けていないからです。
 ですから終盤になってもカットを防ぐために動く事はないし、
 権利は相変わらず無視している(ルチャ興行とはいえこの試合にはルチャ・ルールはないでしょう)。
 シンクロの凄さよりも工夫が前面に出ており、
 前回と差別化をなしえながらクオリティの高い試合に仕上げました。
 しかしコンセプトと反したメインという事を考えると
 ルチャ・ファンを黙らせるには後一歩届かないか。
 中々良い試合。

GJrヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(6/18/11)
 レスリングはいつもと同じだが
 ようやくダイブの展開自体に変化をつけてきましたね。
 またそれ自体はたいした事ありませんがグラウンド・サブミッションが
 前後を非常に際立たせるポイントに配置されており完成度は落ちるどころか向上している。
 そして注目すべきはこれまでの欠落要素が補われている上に
 他に引けを取らない一級のレベルにあるという事です。
 スポットに持っていくまでの過程には動的前振りだけでなく心的前振りがある。
 セル、ダメージという概念に対してしっかりと向き合っているが故に
 技の位置づけはより正常になり、密度の高いカウンター合戦も要所に適切に収まっている。
 変形の必殺技や新技を出さずとも正統に飯伏の王座戴冠にふさわしい内容を実現しました。
 ここ10年の新日Jrでベストの出来でしょう。
 ぎりぎり名勝負。

HJrヘビー級王座戦:飯伏幸太(ch)vs.プリンス・デヴィット(DDT 7/24/11)
 いつもはダイブ・スポットで飛ばす両者ですが、
 デヴィットが脚に狙いをつけてじっくりと見せていきます。
 しかし飯伏は脚の痛みから戦い方を変更する事はせず。
 痛みを無視している訳ではありませんが、
 これではお互いの働きが化学融合を起こす事はありません。
 その後も良質な攻防ではあったものの
 新日のような熱は生まれずワン・オブ・ゼム。
 平均的な良試合。
 (執筆日:12/3/11)

IJrタッグ王座戦:アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(8/15/11)
 飯伏、オメガが不意打ちからダブル・ダイブを狙うスタートですが、
 全員抑揚を持たせ過ぎていてリアリティーのない演武というイメージを受けてしまう。
 序盤のシークエンスの結果としてダブル・ダイブでこそないもののダイブが炸裂。
 しかしそれを利用して突っ走る予定にもないのです。
 相手を抑えつける意図もない平々凡々な試合運びの中で、
 オメガの遊び心は真剣見が足りないように見えるアピールとなって現れる。
 終盤も試合に規律を与える攻防の流れが不自然。
 インパクトのある合体技のアイディアを只披露しているだけです。
 数え歌再びでしたが、これでは偽者です。
 まあまあ良い試合。

 (執筆日:8/28/11)

注目試合の詳細

BBotSJ決勝:プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太(6/13/10)
 握手を交わす。
 バックの取り合いから離れる。
 ロープに振られたプリンスがショルダー・タックル。
 ロープに走る。
 幸太がカウンターでドロップ・キック。
 脚を持って裏返そうとするもロープに逃げられる。
 抵抗するプリンスを上から殴りつける。
 コーナーに振り突進。
 プリンスがカウンターでバック・エルボーをいれエプロンに移動。
 幸太がドロップ・キックで落とす。
 セカンド・ロープからのムーンサルトを狙う。
 リングに戻ったプリンスにクローズラインを狙う。
 プリンスはかわすとドロップ・キックで落とす。
 トペ・コンヒーロで追撃する。
 リングに戻すとミサイル・キック。
 カバー。カウント2。
 バック・ドロップ。カウント2。   
 チョップ。
 ブレーン・バスターを狙う。
 後ろに着地した幸太にバック・エルボーを決めロープに走る。
 幸太がカウンターでハリケーン・ラナ。
 場外に逃れたプリンスにトップ・ロープに飛び乗りムーンサルト。
 横の遠いロープを使ってスプリングボード式ミサイル・キック。
 リングに戻る。
 プリンスがカウント19でリングに戻る。
 幸太が蹴りを連打。
 スタンディング・シューティングスター・プレス。
 ラ・ケプラーダにつなげる。カウント2。
 変形ボディ・スラムからムーンサルトへ。
 かわされたので二段目へ。
 プリンスが両膝を立てて迎撃。
 ロープに走る。
 蹴りを食らうもチョップ。
 蹴りをかわすとオーバーヘッド・キック。
 両者ダウン。
 コーナーに振ると背中にドロップ・キック。
 コーナー上に載せトップ・ロープから雪崩式バック・ドロップ。
 カバー。カウント2。
 担ぐとダブル・ニー・ガット・バスター。
 コーナーに上るとミサイル・キック。
 コーナーに上るとダイビング・ダブル・ストンプ。
 カバーするもカウント2。
 ブラッディ・サンデーを狙う。
 幸太が後ろに着地しオーバーヘッド・キック。
 ハーフネルソン・スープレックスにつなげるもカウント2。
 コーナーのプリンスに突進。 
 プリンスはカウンターで蹴り。
 エルボーを打ち込みコーナー上へ。
 幸太が側転からのオーバーヘッド・キック。
 トップ・ロープに立たせ雪崩式ハリケーン・ラナ。カウント2。
 フルネルソン・スープレックス。
 逃れられるもクローズラインを受け止めフルネルソン・スープレックス。カウント2。
 ファイヤーバード・スプラッシュを決める。
 しかしカウント2で返される。
 また腕を痛めてしまった様子。
 ドクターがリングに上がりチェックしている。
 幸太は何とか立ち上がるとコンボのソバット。
 蹴りへ。
 プリンスはかわすと延髄切り。
 ブラッディー・サンデーを決める。
 カバーしカウント3!
 プリンスの優勝! 


Cタッグ王座戦:プリンス・デヴィット、田口隆祐(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ
 デヴィ対飯伏で試合開始。
 組むとデヴィが腕を取る。
 飯伏が前転から取り返す。
 デヴィが前転から取り返しスナップ。メア。
 チン・ロックへ。
 飯伏が回転しハンマー・ロックへ。
 デヴィが脚を取って倒しヘッド・ロックへ。
 飯伏がグラウンド・ヘッド・シザースに返すもすり抜けられる。
 両者交代。
 組むと田口がヘッド・ロック。
 ロープに振られショルダー・タックル。
 ロープに走る。
 ヒップ・トスをアーム・ドラッグに返しそのまま腕を取る。
 細かいタッチを繰り返しながらリスト・ロック。
 2人でオメガをロープに振り田口の低空ドロップ・キックからデヴィがドロップ・キック。
 ロープに振ろうとする。
 オメガが振り返す。
 ロープに走り背を取ってからロープに走り低空ドロップ・キック。
 ファイヤーマンズ・キャリーからタッチ。
 2人でロープに振りリープ・フロッグ。
 飯伏が蹴り。
 オメガが馬飛びフェイス・バスター。
 カバーするも田口がカット。
 飯伏がスナップ・メアからチン・ロック。
 デヴィが起き上がり腹にエルボー。
 ロープに走る。
 飯伏がバック・エルボーで倒す。
 交代したオメガが蹴り。
 デヴィが2人に打撃を叩き込む。
 オメガが蹴りつけ黙らせる。
 殴りつける。
 ターン・バックルにぶつけ蹴りつける。
 チョップ。
 5分経過。
 アイリッシュ・ウィップ。
 ポーズをとる。
 自陣に連れて行く。
 交代した飯伏がスナップ・メアから背中に蹴り。
 カバー。カウント2。
 交代したオメガがカナディアン・バック・ブリーカー。
 デヴィが腹にパンチ。
 オメガが殴りつけ黙らせる。
 ロープに走る。
 デヴィがチョップ。
 ロープに走る。
 オメガがカウンターでキッチン・シンク。
 タッチすると2人でロープに振りショルダー・スルーを狙う。
 デヴィが飯伏を蹴り上げる。
 オメガのクローズラインをかわしバックを取る。
 オメガがバックを取り返す。
 飯伏がハイ・キックへ。
 デヴィはかわして誤爆させると飯伏にペイレイ・キック。
 タッチ。
 田口が2人にミサイル・キック。
 飯伏をコーナーに振ろうとする。
 振り返されるもその先のオメガにバック・エルボー。
 突進してきた飯伏をかわしオメガにドロップ・キックを誤爆させる。
 田口が飯伏にブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
 インディアン・デス・ロックの体勢。
 近づいてきたオメガを蹴りつけブレーン・バスター。
 飯伏にブレーン・バスター。
 もう1発。
 持ち上げフェイス・バスター。
 カバーするもカウント2。
 エプロンに転がり出た飯伏を起こすとブレーン・バスターを狙う。
 飯伏が抵抗し逃れる。
 田口が蹴りをいれDDT。
 デヴィが場外の2人にトペ・コンヒーロ。
 マイケルも巻き込まれる。
 飯伏をリングに戻しデヴィにタッチ。
 田口が飯伏を押さえ、デヴィがコーナー上へ。
 オメガがデヴィを殴り落とす。
 飯伏がバックを取り返す。
 田口がバック・エルボーで逃れロープに走る。
 飯伏がドロップ・キックで落とす。
 飯伏とオメガがそれぞれ対角コーナーへ。
 反対コーナーを指差すと走り、コーナーを飛び越えてセカンド・ロープに着地。
 ムーンサルトを決める。
 オメガがデヴィをリングに戻す。
 2人で1コーナーに上りゴールデン・シャワーへ。
 かわされるもそのまま前転して着地。
 同時にデヴィにドロップ・キックを決める。
 田口が飯伏を殴りつける。
 オメガが田口をコーナーに振ろうとする。
 田口が振り返し突進。
 オメガはかわすとハリケーン・ラナ。
 飯伏が蹴りつけバックを取る。
 田口が振り払うもそこにオメガが波動拳。
 吹っ飛んだ田口を飯伏がキャッチしそのままジャーマン。
 オメガがロープに走り場外の田口にトペ・コンヒーロ。
 飯伏がデヴィにソバット。
 蹴り倒す。
 スタンディング・シューティング・スター・プレス。
 セカンド・ロープからムーンサルトへ。
 かわされるも着地してムーンサルト。カウント2。
 コーナーのデヴィに突進。
 デヴィがカウンターでバック・エルボー。
 コーナー上へ。
 飯伏が側転からのペイレイ・キック。
 コーナー上トップ・ロープから雪崩式ハリケーン・ラナ。
 カバーするもカウントは2。
 ボディ・スラム。
 コーナー上へ。
 デヴィがドロップ・キック。
 雪崩式バック・ドロップ。
 ダイビング・ダブル・ストンプ。
 カバーする、オメガが田口を抑えているもカウントは2。
 デヴィが飯伏がブラッディー・サンデーを狙う。
 飯伏が着地しペイレイ・キック。
 田口が飯伏にミサイル・キック。
 オメガが田口にジャンピング・キック。
 デヴィがオメガに延髄切り。
 全員ダウン。
 田口が飯伏を起こしドドン。
 前に抱え、デヴィがダブル・ニー・ガット・バスター。
 カバーするもオメガがカット。
 田口がオメガを落とし三角飛びプランチャへ。
 しかしかわされ自爆。
 デヴィが飯伏にフロント・ヘッド・ロックを決め投げようとする。
 オメガがリングに入り肩車。
 そこからジャーマン。
 飯伏が続けてハーフネルソン・スープレックス。
 カウント2で田口がカット。
 オメガが田口を連れ場外へ。
 飯伏がデヴィにフェニックス・スプラッシュを決め勝利!
 新チャンピオンに! 


EJrヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(1/4/11)
 ヘッド・ロックとハンマー・ロックの攻防。
 仕切りなおし。
 プリンスがヘッド・ロック。
 ロープに振られショルダー・タックル。
 伏せて跳んでのロープ・ワークから幸太がドロップ・キック。
 場外に落ちたプリンスにセカンド・ロープからのムーンサルトを狙う。
 場外に入ってきたのでエプロンからクローズラインを狙う。
 プリンスはかわすとドロップ・キックで落とす。
 ロープに走る。
 幸太がすぐにエプロンに上がりスプリングボード式ドロップ・キック。
 カバー。カウント2。
 スリーパー。
 抵抗するプリンスを上から殴りつける。
 カバー。カウント2。
 蹴りを打ち込んでいく。
 ロープに走る。
 プリンスが追いドロップ・キックで落とす。
 トペ・コンヒーロで追撃する。
 リングに戻す。
 ミサイル・キック。
 カバー。カウント2。
 チョップ。
 コーナーに振り突進。
 カウンターで蹴りを食らうもコーナー上に座った幸太にジャンピング・キック。
 トップ・ロープからスーパープレックス。 
 カバー。カウント2。
 チョップ。
 幸太は振り返すとクローズラインを狙う。
 かわされるもハリケーン・ラナで場外に出す。
 トップ・ロープに飛び乗るとムーンサルト。
 リングに戻すとスプリングボード式ドロップ・キック。
 カバー。カウント2。
 エルボーの打ち合い。
 幸太が蹴りを連打。
 スタンディング・シューティングスター・プレス。
 続けてムーンサルトへ。
 かわされるも二段目を決める。カウント2。
 ハーフネルソン・スープレックスを狙う。
 逃れられるもクローズラインを受け止めジャーマン。カウント2。
 コーナーのプリンスに突進。
 カウンターで蹴りを食らうもコーナーに上ろうとした
 プリンスに側転からのペイレイ・キック。
 トップ・ロープから雪崩式ハリケーン・ラナ。カウント2。
 ファイヤー・バード・スプラッシュ。カウントは2。
 側頭部を狙う。
 プリンスがかわし蹴りを放つ。
 幸太もかわしけりを放つ。
 プリンスがかわしオーバーヘッド・キック。
 両者ダウン。
 カウント9で両者起き上がる。
 突進してきたプリンスを幸太が丸め込む。
 そのまま持ってきたバック・ドロップ・ブリッジ。カウント2。
 変形ボディ・スラム。
 フェニックス・スプラッシュへ。
 プリンスがかわし自爆させる。
 コーナーに上ると後頭部にミサイル・キック。
 コーナーに上るとダイビング・ダブル・ストンプ。
 カバーするもカウントは2。
 ならばローリング延髄切り。
 ブラッディー・サンデーを狙う。
 すぐには持ち上げられないと見てリバース・ブラッディー・サンデー。
 しかしカウントは2。
 コーナー上にのせると雪崩式ブラッディー・サンデーを狙う。
 幸太はエプロンに逃れるとそこからペイレイ・キック。
 トップ・ロープに飛び乗る。
 そこをプリンスが捕まえ雪崩式ブラッディー・サンデー。
 カバーしカウント3!
 プリンスの防衛!


Gジュニア・ヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(6/18/11)
 握手を交わす。
 組むとプリンスがロープに押し込む。
 クリーンに離れる。
 ハンマー・ロックの取り合いからプリンスがヘッド・ロック。
 ロープに振られショルダー・タックル。
 ロープに走る。
 幸太がカウンターでドロップ・キック。
 ロープにもたれたプリンスに突進。
 プリンスがカウンターでショルダー・スルーをきめ落とす。
 ダイブを狙うべくロープに走る。
 幸太がすぐにリングに入りロープに走る。
 ジャンピング・キックで落とす。
 ダイブを狙うべくエプロンへ。
 プリンスがすぐにエプロンに上がりドロップ・キックで落とす。
 ロープに走りトペ・コンヒーロで追撃。
 リングに戻すとミサイル・キック。カウント2。
 チン・ロック。ロープ・ブレイク。
 チョップ。
 バック・ドロップ。カウント2。
 首4の字。ロープ・ブレイク。 
 チョップ。
 カバー。カウント2。
 ブレーン・バスターを狙う。
 耐える幸太を殴りつけ持ち上げる。
 裏に回った幸太にバック・エルボーを決めロープに走る。
 幸太がカウンターでドロップ・キックを決め落とす。
 コーナー上に飛び乗るとムーンサルト。
 リングに戻すとスプリングボード式ミサイル・キック。カウント2。
 コンボからソバット。
 蹴りで倒しスタンディング・シューティングスター・プレス。
 セカンド・ロープからムーンサルトにつなげる。カウント2。
 コーナーのプリンスにバック・エルボー。
 反対コーナーへ。
 プリンスが追いハイ・ニー。 
 コーナーに上る。
 幸太が側転からペイレイ・キック。
 雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
 プリンスが崩れながらもパワー・ボムに切り返す。
 両者ダウン。
 エルボーの打ち合い。
 幸太がフルネルソン・スープレックスを狙う。
 逃げられるも拳を受け止めジャーマン。カウント2。
 ムーンサルトへ。
 かわされたので二段目へ。
 プリンスが両膝を立てて迎撃し、すかさず丸め込む。カウント2。
 構えてローリング延髄切りを狙う。
 幸太がカウンターでペイレイ・キック。
 ハーフネルソン・スープレックスを狙う。
 プリンスが逃れブラッディ・サンデーを狙う。
 プリンスが逃れオーバーヘッド・キック。
 リバース・ブラッディ・サンデーを決めるもカウントは2。
 コーナーに上ると後頭部へのミサイル・キック。
 ダイビング・ダブル・ストンプ。
 カバーするもカウントは2。
 コーナー上にのせる。
 雪崩式ブラッディ・サンデーを狙う。
 抵抗する幸太にエルボー。
 幸太がその衝撃でエプロンに落ちる。
 トップ・ロープに飛び乗る。
 そこをプリンスが捕まえる。
 幸太が振り払いトップ・ロープからの雪崩式ハリケーン・ラナ。カウント2。
 ロープに走りラリアット。カウント2。
 ラスト・ライドの体勢からライガー・ボム。カウント2。
 フェニックス・スプラッシュにつなげてカウント3!
 幸太が新チャンピオンに!

試合結果

@BotSJ準決勝:飯伏幸太vs.プリンス・デヴィット(6/14/09)
ABotSJ公式戦:飯伏幸太vs.プリンス・デヴィット(6/8/10)
BBotSJ決勝:プリンス・デヴィットvs.飯伏幸太(6/13/10)
CJrタッグ王座戦:アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(10/11/10)
DJrタッグ王座戦:飯伏幸太、ケニー・オメガ(ch)vs.アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(DDT 11/14/10)
EJrヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(1/4/11)
FJrタッグ王座戦:飯伏幸太、ケニー・オメガ(ch)vs.アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(新チャンピオン!)(Fantasticamania Night Two 1/23/11)
GJrヘビー級王座戦:プリンス・デヴィット(ch)vs.飯伏幸太(新チャンピオン!)(6/18/11)
HJrヘビー級王座戦:飯伏幸太(ch)vs.プリンス・デヴィット(DDT 7/24/11)
IJrタッグ王座戦:アポロ55(プリンス・デヴィット、田口隆祐)(ch)vs.飯伏幸太、ケニー・オメガ(8/14/11)