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Kevin Nash出演の映画



タイトル Magic Mike(2012)
出演スパスタ ケビン・ナッシュ
ストーリー 実業家を名乗って複数の仕事を抱えるマイク(チャニング・テイタム)は、夜になると男性ストリップクラブ「エクスクイジット」のスターダンサーとして活躍。ひょんなことから知り合った、19歳のアダム(アレックス・ペティファー)に女性を惹きつける天賦の才を見いだしたマイクは、彼をクラブへと連れていく。異様な世界に驚きながらも、ステージに上がった彼は女性客たちの圧倒的支持を得てダンサーの一員に。弟分のようなアダムの面倒を見てやるマイクだったが、彼が金の絡んだトラブルに巻き込まれたのを知る。
スパスタ活躍度 ★★☆☆☆
映画お勧め度 ★★★☆☆
レビュー ストリッパーという特殊な世界を舞台にしながらも
マイクが普通の感覚で将来に悩み、
一人の女性と恋に落ちる青春ドラマに裏打ちされているのは良いですね。
マイクとアダムのコントラストを描きながら淡々とストーリーを展開させるのも
ソダーバーグ監督の持ち味が出ているように思えます。
しかしながら目玉となるはずのストリップ・ダンスの料理の仕方がいまいち。
確かにイケメン揃いだし、
ボディ・コンディションは整えてきているし、
ダンス・パフォーマンスも中々のものです。
しかしながら遠景中心のカメラ・ワークは
ダンサーの熱を思いの外伝えてくれません。
映画ならではの見せ方が何かあったのではないかと思いますね。
その残念さが際立ちます。

実体験をベースにされたということもあり
主演のチャイニング・ティタムが話題にあがることが多いでしょうが、
この映画で一番輝いていたのはストリップ・バーのオーナー、ダラス役を務めたマコノヒー。
清濁併せのんで初めて生まれる深みのある演技、存在感、オーラには魅了されます。
背景でしかないにしろ彼がいなければ、
ストリップ界という舞台背景のリアリティは出てこなかった。

ナッシュはダンサーの一人として登場。
完全に他とは毛色の違う大男ですから
バックにいる割には目立っています。
50歳とは思えぬボディも良し。
ただダンスの動きは他と比べて一段も二段も堅かったことは否めません。


タイトル Monster Brawl(2011)
出演スパスタ ケビン・ナッシュ
ストーリー モンスター・ブロウルの世界にようこそ。クラシックなモンスターやホラーのアイコンなどオールキャストでお送りします。
スパスタ活躍度 ★★☆☆☆
映画お勧め度 ★☆☆☆☆
レビュー (日本未公開)
 構成は完全にプロレスの興行。
 まずはどういう経緯で参戦することになったか煽りプロモがあって
 マイク・アピールの映像を挟んで
 ジミー・ハートのリング・アナウンスにより登場して
 会場に設置されたリングで対峙(実況付)、という流れ。
 これが試合(計4試合)ごとに繰り返されます。
 
 映画という舞台を利用して通常できないプロレスをしようというアイディアは興味をそそる。
 しかしまったくもって面白くない。
 まず魑魅魍魎が存在する世界観、統一感がまったくないし、
 一部を除いてモンスターは怪物であって喋ったりはしない。
 幽遊白書の暗黒武術会みたいなものを想像しているとそのクオリティの低さに愕然とする。
 
 プロレスの試合としてもいまいち。
 凶器、というよりこれは武器か、ありのプロレスで大味。
 もっとギミックを特化させて欲しいのに
 これならライブでできるのでは、と思うぐらいのアクションです。
 
 ケビン・ナッシュはゾンビ・マンを飼っている軍人として登場。
 最後の落ちに関わってきて、それは誰もが期待していたこと。
 しかしそれは同時にこの作品の欠陥を露呈しているし、
 またその落ち自体も幕の引き方上不完全燃焼になる。

 要するに駄作ってこと。


タイトル River of Darkness(2011)
出演スパスタ カート・アングル(主演)、サイコ・シッド、ケビン・ナッシュ
ストーリー 女性が何者かに殺され晒し者にされるという事件が起きる。
保安官シェフィールドは殺人現場で見つけたHIXという謎の言葉を手がかりに捜査を開始。
その後も続く連続殺人を追っていく内にその町に伝わるジェイコブ・ボーイズの存在を知ることになる・・・。
スパスタ活躍度 ☆☆☆☆☆
映画お勧め度 ☆☆☆☆☆
レビュー (日本未公開)
再現ドラマ・レベルのバランスの悪いカメラ・アップで初っ端から安っぽさムンムン。
舞台まで張りぼてに見えてきます。
そもそもこの映画のジャンルは何なんでしょう。
ホラー?
ナッシュとシッドのゾンビ・メイクはひどいジョークです。
ジェイソン系をイメージしているのは分かりますが、
その動きは抑揚がまったく無くスーファミで再現できるくらいの単純動作。
まるで危うさなど伝わってきません。
アクション?
カート主演という事でそれを期待していました。
しかしカートはのんべんくらりと村人に聞きまわっているだけで事件を防ぐ気があるのか疑ってしまいます。
アクション(ゾンビ・ナッシュとの緩ーいもみ合いをそう呼べるのなら)も1時間10分経たないと出てきません。
そしてカートがゾンビを始末してエンディングになるのかと思いきや、
結局ゾンビは目的の復讐を果たして消えますからね。
カートは何もしていません・・・。
ここまで主人公が活躍しない映画があったでしょうか。
結局サスペンスになるのでしょう。
しかしリアリティーのない馬鹿げた殺人劇に、
ディティールの皆無もない村人の拙い演技、
こじつけで謎が解けていき知的快感がまるでないストーリーには只辟易するだけです。
2011年最低映画賞に是非ノミネートしたい。


タイトル デッド・オア・アライブ(原題DOA:Dead or Alive)(2006)
出演スパスタ スティーブ・オースチン(主演)
ストーリー 世界最強のファイターを決めるトーナメン ト
”デッド・オア・アライブ”が開催される東シナ海の孤島ドアテク・アイランド。
優勝賞金1000万ドルをめぐる闘いの中、
そこでは別の恐るべき陰謀があった。
スパスタ活躍度 ☆☆☆☆☆
映画お勧め度 ★★☆☆☆
レビュー 舞台製作からキャスティングまで
恐るべき見当違いな駄目さ加減。
主役のかすみ役がデヴォン青木とか冗談きついわ。
お色気シーン過多の一方で
剣で切られても流血しなかったり
ゲームライクな説得力なしのKO等
意味不明な全年齢推奨設定と突っ込みどころが満載です。
後いくらラス・ボスが強いからと言って
多人数でよってたかるのはどうなのよ。
逆に新鮮ではありますけど・・・。
アクション的にはワイヤー系で悪くは無いです。
只こういうトーナメント物は各出場者の
色分けが要求されるものだが、それはできていないです。
プロレスラー役のナッシュもプロレス技一切使わなかったし。
結局パロディー・コメディーとして見れば
楽しめるB級物という位置づけになりますか。


タイトル ロンゲスト・ヤード(原題The Longest Yard)(2006)
出演スパスタ ゴールドバーグ、グレート・カリ、スティーブ・オースチン、ケビン・ナッシュ、(ボブ・サップ)
ストーリー 八百長疑惑でNFLを追われた元人気プレイヤーのポールは、
酔って警官とカーチェイスを繰り広げ懲役3年の刑で刑務所へ。
そこではアメフト好きの所長ヘイズンが権力を握っており、
ポールはヘイズン所長から囚人たちで構成されたアメフト・チームを作るよう命令される。
(シネマトゥデイより)
スパスタ活躍度 ★★★☆☆
映画お勧め度 ★★★★★
レビュー これは面白い。
上質のコメディ映画です。
MTVフィルムというのもあってか劇中の音楽もぴったり。
ゴーバ、カリ、サップが囚人役、オースチンが看守役で登場
カリは発音があれで英語の字幕がつけられています(笑)。
オースチンは・・・看守役ということで
WWEファンからしたら残念なシーンあり。
たくさんスパスタが出ているのだが
上の5人の中で一番活躍しているのは
他ならぬサップであり、そこを考えると活躍度は3つ星止まり。
しかしそこにいるだけで中々良い味だしているのは
流石スパスタといったところか。
お勧めの作品ですよ。


タイトル パニシャー(原題:The Punisher)(2004)
出演スパスタ ケビン・ナッシュ
ストーリー FBIの潜入捜査官フランクは麻薬取引の 現場で、
巨悪の資産家セイントの息子を死なせてしまう。
怒ったセイントは、フランクの一家を惨殺する。
かろうじて生き残ったフランクはセイントへの復讐を誓う。
(Amazonより)
スパスタ活躍度 ★★☆☆☆
映画お勧め度 ★★★☆☆
レビュー 主人公が何の特殊能力もない生身の人間だ ということ、
そして目には目をが信条の無慈悲な男、
拷問なんて日常茶飯事、である事が特徴のアメコミ物。
アクションはあまり良くはなく殺し方の多様さ等が売りですね。
主人公、隣人、敵役とキャラクターは立っていて、
俳優の起用も適役なのですが
唯一間違った起用だったのがラスボスのトラボルタ。
トラボルタの魅力が生きない、ヘタレで自ずと歯ごたえもなくなってしまいます。
これがなければ良作だったのですけれども。
それはさておきナッシュですが刺客の1人として出てきます。
銃を使わない肉弾ファイトがオペラと共に流れ
アクション性の薄い今作における一番楽しめるアクション・シーンに仕上がっています。