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Christian出演の映画



タイトル Medium Raw Night of the Wolf(2010)
出演スパスタ クリスチャン
ストーリー 15人もの若い女性が殺害されたRed Riding Hood事件の犯人は
ザ・ウルフと呼ばれていた。
探偵のエリオット・カーボンとジョニー・モーガンによって逮捕された彼は
犯罪学的に狂っていると判定されドクター・パーカーの治療院に収容されることとなった。
ある夜、大きな停電が起こり、精神異常者を閉じ込めていたロックが解錠されてしまう。
運悪くエリオットらも治療院を訪れているところであった。
彼らは生きて朝を迎えることができるのだろうか。
スパスタ活躍度 ☆☆☆☆☆
映画お勧め度 ☆☆☆☆☆
レビュー ダークで幻想的な雰囲気があるし、
時間軸を区切って散文的に配置する構成は文学的装いを加えている。
ということで雰囲気はあったのだけどそれだけ。
停電により犯罪者が解き放たれる本展開までに50分もかかるし、
その後の1時間10分も中途半端でダラける。
まずウルフが恐ろしさ、インパクトに欠けるし、
犠牲者となる面子も比較的冷静、
そのくせ演技は余り上手くありません。
ジェイソンのようなホラー物としてのエンターテイメント性は弱い。
狼の鎧をつけた怪物を巡るサスペンスを前面に出すとしても
ホラーとして求められているものはしっかり提示しないと。
余り予算はかけてないのでしょうが売りが中途半端になっていましたね。
最後もご都合主義すぎてシリアスさが失われなえる。
クリスチャンは刑事として登場。
といってもアクションらしい物もないのでキャストの中では地味目。
化物を見て気絶するヘタレ役と交換して欲しかったですね。


タイトル ダーク・ワールド(原題:Dark Rising)(2007)
出演スパスタ クリスチャン
ストーリー 古の魔術書を解読していた
考古学者とその娘サマーが姿を消してしまう。
時は経ちある大学生のグループがその本を手に入れる事になる。
キャンプに出かけた際、軽はずみに魔術に手を出し
その結果異界で悪魔狩りの女戦士となっていたサマーと
悪魔がこの世界に現れることになるのだが・・・。
スパスタ活躍度 ★★★★☆
映画お勧め度 ★★★★☆
レビュー パッケージを見た感じではファンタジーで したが
これの本質はファン・ムービーです。
(コメディーという感じもないので)
一番の魅力となっているのはその軽妙な台詞 の掛け合いですからね。
これはWWEのそれに通じる物があって
本名ジェイ・レソで出演という気合の入りようの
クリスチャンが非常に活き活きとしています。
他の役者も負けじと良い味出していますね。

これに加わるのはファンタジーの要素で、
元恋人の心が離れているにも関わらず気づかないで
未練たらたらの主人公ジェイソンが男として成長する姿を描きます。
その一方で対比としてクリスチャンはヘタレっぷりがボロボロ出てきます(笑)
惜しいのは出てくる悪魔で喋らない上に
顔の造詣が鳥みたいなので小物感が漂っていますね。
1体しか出ないのに最後の最後で実は量産タイプというのも発覚しますし・・・。
あくまで核は上記の”ファン”のため
終始どこかほのぼのとした雰囲気があり
ジェイソン的な怪物の役割は求められていないのも確かなのですが
これは残念でなりません。

ストーリーとしては
別に世界を救う訳でもないですし
他の物が巻き込まれる訳でもない小さいスケール、
ファンタジーなのにエロティックな要素があり全年齢向けでなかったり、と
売れ線からはまったく外れてますが
個人的には逆に好印象を抱きました。
浅く広げて回収できてない印象も受けますが
これは逆に続編狙い映画のパロディなんだと思いますし。

また非常にカメラ・ワークが優れていましたね。

劇中にアンブリティアーを出すという遊び心もあり
クリスチャンも大活躍してますし、今作はかなりお勧めですよ。

オリジナルのカナダ版と比べると特典が予告だけなのは残念ですけれど。

後まぎらわしいことにダーク・ワールド ザ・レボリューションという
まったく別の映画がありますのでお間違えないよう。
こちらは相当な駄作らしいので。
原題のダーク・ライジングのままにしとけば良いのにねぇ。


タイトル シューテム・アップ(原題:Shoot'Em Up)(2007)
出演スパスタ クリスチャン
ストーリー 冬のニューヨーク。黒のロングコートに身を包むスミスは、ひょんなことからマフィアに追われる妊婦を助けるハメに。恐妻家のボス、ハーツが送り込む刺客が次々と現われる中、拾い上げた銃で応戦するスミス。ところが妊婦はショックで産気づくや、赤ん坊を産み落としてすぐ流れ弾に当たってあっけなく絶命。やむを得ず赤ん坊を拾い上げたスミスは、なおも執拗に迫る追っ手をかわして昔なじみの娼婦ドンナのもとへ。しかし赤ん坊の命に執念を燃やすハーツは、スミスの居場所を難なく突き止めると、50人の部下を従え襲撃へと向かうが…。
スパスタ活躍度 ☆☆☆☆☆
映画お勧め度 ★★★★★
レビュー 最初の1シーンで持っていかれましたね。
雰囲気、暴力、スタイリッシュさ全て兼ね備えている。
見知らぬ妊婦を助け銃撃しながら出産に立会い、
へその緒を銃弾でぶちきるなんて斬新過ぎる。
どうしてこんなの思いついたんだ、っていうクールなシーンが
途切れることなく最後まで続いていきます。
スライドを利かせた銃撃アクションが続く中、
相手の陣営の中でトラップ満載の居城を築いたのも面白かったですね。
敵役も太って禿ているので決して格好の良い容姿ではないのだけど
素晴らしいキャラをしていて相手としては十分の働きです。
諸手を挙げて褒めちぎれる内容。
唯一上空から降下するシーンだけがCG丸出しで勿体無かったですけどね。

クリスチャンは上院議員の護衛として登場。
しかし台詞はなく画面に映ったのは10秒ぐらい。
殺される名誉すらもらえません。
なんで初出演がこんな役柄なのかと思ったけれども
こういうのってWWEの番組作りをより理解するために
WWEの方から経験を積ませるために送り出しているのでしょうね。
クリスチャンは全然活躍しないけれどお勧めの映画。