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WWE:TV Matches Best of NXT 2015 Part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.ベッキー・リンチ(TakeOver:Unstoppable 5/20/15)

女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.ベイリー(Takeover:Brooklyn 8/22/15)

NXT女子王座戦、30分アイアン・ウーマン・マッチ:ベイリー(ch)vs.サーシャ・バンクス(Takeover:Respect 10/7/15)

@女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.ベッキー・リンチ(TakeOver:Unstoppable 5/20/15)
 丸め込みにブリッジ、と
 女子の強みを活かしてスムーズに序盤をブースト。
 ベッキーはナチュラルな試合運びがイマイチですが、
 アーム・バーを鍵にしたパズル・ワークの攻め方が
 そのぎこちなさと逆にマッチしていますね。
 一方のサーシャも腕攻め。
 こちらは魅せる上手さを存分に生かし、
 積み重ねる形で試合の厚みを増しました。
 終盤も意味あるハイ・スポットで攻防を重ねました。
 WWEの中でもトップ3に入るディーバズ・マッチ。
 文句なしに好勝負。

ANXT王座戦:ケヴィン・オーウェンス(ch)vs.サミ・ゼイン(TakeOver:Unstoppable 5/20/15)
 リベンジ・マッチとはいえ
 サミの攻めが続き過ぎですね。
 これではオーウェンスの脅威を感じません。
 ようやくオーウェンスも反撃を始めると、
 引き続き場外を頻繁に利用しながらハイ・スポットのやり取り。
 エプロンへのパワー・ボムで
 さあ、これからだと思ったら前回と同じく、
 試合がストップしオーウェンスが暴行しKOするストーリー・シーン。
 止めようとしたリーガルが跳ね除けられた所で
 ジョーが衝撃のデビューを果たしショーを〆ました。
 サミは負傷しており、限定的な復帰を許されたからでしょうが、
 前回もストーリー・マッチだっただけに物足りなさは否めない。
 敢えてクオリティをつけるとしても
 まあまあ良い試合程度。

B女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.シャーロッテ(NXT 7/15/15)
 序盤の雰囲気感は何度も手合わしたのが仇となり少し落ちています。
 シャーロッテのアピールに対し、
 サーシャは静かに受けて立ちます。
 サーシャがこういう形を取ったのは
 NXT卒業を前にヒールを脱ぎ捨て
 ライバルともう1試合というストーリーにのってでしょうが、
 それを考慮するとシャーロッテも少し抑えても良い。
 ここはライバル対決と王座戦、
 どちらの体裁に重みを置くかという問題で正解はないですけれどね。
 中盤サーシャの厳しい攻め。
 シャーロッテが長身を持て余して
 やや不自然なリアクションになっているのが残念。
 シャーロッテがカウンターのパワー・ボムで反撃開始ですが、
 ここは正直1回で決めて爆発的な盛り上がりにしたかったですね。
 1回耐えるシーンはむしろいりません。
 サーシャの挑発に怒っての流れも時間設定をもう少し調整したい。
 それでも終盤は執念の4の字対決を始め、
 ライバル対決として本来あるべき姿に落とし込みました。
 中々良い試合。

C女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.ベイリー(Takeover:Brooklyn 8/22/15)
 挑戦者のベイリーが押せ押せ。
 サーシャに反撃させず、いつもと違う形を演出します。
 サーシャは反撃後ヒール・アピールを交えながら激しい攻め。
 流石ですね。一方的になっても集中力が途切れません。
 途中からベイリーの過去の負傷箇所、腕に狙いをつけて
 ベイリーのナチュラル・フェイスっぷりを活かします。
 流作りのための物量がもう少し欲しいか。
 最短の工程で流れを作っていて効率的ではありますけどね。
 クロス・フェイスやり返し後
 ベイリーの投げを解禁してクライマックスへ。
 サーシャvs.リンチに比べると攻防の面白みは劣るも
 ベイリー勝利という結末に向けて上手くまとめていました。
 ぎりぎり好勝負。
 試合後女性版フォー・ホースメンの感動的なシーン。

DNXT王座戦、ラダー・マッチ:フィン・バロール(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス(Takeover:Brooklyn 8/22/15)
 オーウェンスがヘタレと獰猛ヒールを両立。
 序盤はリング内でやり取りを交わしますが、
 その攻防は面白みに欠けますね。
 続いてラダーかと思わせて自然に場外戦へ。
 過激さの高まりは良い感じです。
 リング内に戻っては本格的にラダーの攻防。
 攻防の作り方は素晴らしいですね。
 煮詰まってもうひと展開欲しい所で
 しっかりと場外で必殺技の攻防。
 只、そこから追いすがる展開の見せ方弱く、
 最後もラダー上からのダイビング・ダブル・ストンプありきかな、という印象。
 WWEの良さとインディーの良さ、
 両方あるけれどもマイルドにミックスされた感あり。
 特筆すべき所まではいかないか。
 中々良い試合
 (執筆日:9/?/15)

ENXT女子王座戦、30分アイアン・ウーマン・マッチ:ベイリー(ch)vs.サーシャ・バンクス(Takeover:Respect 10/7/15)
 序盤は丸め込みの応酬。
 他のホースウーメンに比べると
 身体性能でベイリーは飛びぬけた感がないので物足りないか。
 決して出来は悪くはないですけどね。
 フォーホースウーメンということでライバルっぽさを
 序盤垣間見させる演出も一、二ありましたが、
 本筋はフェイス/ヒールのダイナミズムだと分かっているようで
 そこに上手く展示させているし、
 ベイリーの王者ながら劣等感を感じさせる表情も良い。
 流れるような攻防とレフェリーを絡めたフィニッシュで
 サーシャが9分経過時に先取。
 構成として適切なストーリーです。
 ターン・バックルだけで次のターンの攻防を成立させ
 ベリー・トゥー・ベリー炸裂で1−1(11分)。
 持ち技の後は場外の環境を本来的威力で使い、リングアウト。
 試合の過激化として古典的正攻法ですが、
 女子の試合ではこれが大事。
 仕込か知りませんが、ベイリー・ガールが泣いている程
 ストーリーとしては直球且つ出来栄えや良し。
 理想的なヒールとしての高まりです。
 苛められたベイリーが抑え込んで追いつきます(18分)。
 ベイリーのアンダードッグ性を考えると
 3-1に引き離してより大きなダイナミズムと共に行っても良い展開ですが、
 後の内容を見ているとこれが試合時間に収まる限界。
 逆を言えばこの試合に1つ展開を単純足し算すれば
 余裕で30分試合を40分試合に出来るということ。
 素晴らしいですね。
 2-2に追いついての残り12分の使い方。
 腰、腕狙いサブミッションへの布石
 試合の重みを増す受け表現、
 鉄階段を活かしたアイディア、
 必要なものを十分量もれなく詰め込んでいる。
 そしてベリー・トゥー・ベリーのVer Upという単純明快なスポットと
 必殺技サブミッションでの締めで
 完璧なクライマックスで30分もの試合を締めくくりました。
 今年の女子最高試合は決まりか。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/?/15)

Fアスカvs.エマ(Takeover:London 12/16/15)
 アスカは何をしでかすか分からない雰囲気を
 切り返しの見せ方で作り出しています。
 大袈裟アピールで観客は大乗りしてますが、
 アメリカといっても少々多少で
 NXTという特異的環境で支えられている感もある。
 ニアの首狙いは適切で悪くない。
 間でより彼女のキャラクターを表現できれば面白くなりそうです。
 アスカが情熱を感じさせる反撃。
 あの叫び声はアメリカ的に見ても綺麗でない気はしますが、
 この情熱性とアピール力は魅力的で
 Rawでも成功する可能性は十分に感じさせる。
 大迫力のジャーマンを経て納得のフィニッシュ。
 中々良い試合でした。

GNXT王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.サモア・ジョー(Takeover:London 12/16/15)
 英国開催ということでベイラーは
 切り裂きジャックのコスを重ねて登場。
 機動力を活かした攻めを見せるベイラーに対し、
 ジョーは一発の重みで対抗の図式ですが、
 ちょっと直線的なやり取りで面白みに欠けますね。
 綺麗で量自体は多い一進一退なのですが。
 終盤に来て再びリングを広く使って
 新しい攻防のシークエンス。
 キャリアも長い2人が心機一転して望んでいるのは良い。
 終盤に来てベイラーの重みも増していましたね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/15)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.ベッキー・リンチ(TakeOver:Unstoppable 5/20/15)
ANXT王座戦:ケヴィン・オーウェンス(ch)vs.サミ・ゼイン(TakeOver:Unstoppable 5/20/15)
B女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.シャーロッテ(NXT 7/15/15)
C女子王座戦:サーシャ・バンクス(ch)vs.ベイリー(新チャンピオン!)(Takeover:Brooklyn 8/22/15)
DNXT王座戦、ラダー・マッチ:フィン・バロール(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス(Takeover:Brooklyn 8/22/15)
ENXT女子王座戦、30分アイアン・ウーマン・マッチ:ベイリー(ch)vs.サーシャ・バンクス(3-2)(Takeover:Respect 10/7/15)
Fアスカvs.エマ(Takeover:London 12/16/15)
GNXT王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.サモア・ジョー(Takeover:London 12/16/15)