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WWE:Bloodbath Disc Twoの分析


名勝負 US王座戦、アイ・クイット・ケージ・マッチ:タリー・ブランチャード(ch)対マグナムTA(Starrcade 11/28/85)

WWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)対オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)
好勝負 タッグ王座戦、ケージ・マッチ:ロックン・ロール・エクスプレス(ch)対ミネソタ・レッキング・クルー(Starrcade 11/27/86)

IC王座戦、ケージ・マッチ:ショーン・マイケルズ(ch)対マーティ・ジャネッティ(?/?/93)

ケージ・マッチ:エッジ対カー ト・アングル(SD 5/30/02)

@US王座戦、アイ・クイット・ケージ・マッチ:タリー・ブランチャード(ch)対マグナムTA(Starrcade 11/28/85)
 気持ちの入った打撃から始まり
 喧嘩ならマグナム優位という構図を描くと
 ケージ使用、パワーの見せ場、絵を作り出すと
 定番の要素を漏れ一つ無く満たして行きます。
 トータル・パッケージのケージ・マッチかと思いきや
 マグナムが流血しマイクを手にした瞬間から急変。
 特にスポットがあった訳でもないのですが
 一瞬のうちに空気が変わり圧倒的な凄惨さを伴います。
 それぞれの絶叫はもはや演技が上手い、とかいうレベルではありません。
 木片を使った息遣いある攻防からは”殺し”を予感させました。
 身の毛がよだつ、恐ろしい試合。
 比べる領域を超えている。
  歴史的名勝負。
 (執筆日:?/?/09)

ANWA王座戦、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)対ダスティ・ローデス(Great American Bash 7/26/86)
 ダスティはパンチ含め軽快ゆえに重みがなく、
 ロープに余り走らないし耐えないしで
 フレアーのスケーリングが適用されませんでした。
 場外で間を置く事もできませんし、
 平凡な立ち上がりになってしまいました。
 その後フレアーが一方的ながらダスティを追い込んだ所でようやく軌道にのりましたね。
 4の字を食らうダスティや2人がトップ・ロープ上に立つなど良い絵を作り出し
 フレアーがまずい状況に嵌る事で引き込みました。
 自然と雰囲気もついていきます。
 只試合自体ではなく普段のフレアーの試合によって、というのはちょっと問題ですけどね。
 一応NWA王座交代劇のクオリティは満たしている。
 平均的な良試合。
 (執筆日:10/11/09)

Bタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ロックン・ロール・エクスプレス(ch)対ミネソタ・レッキング・クルー(Starrcade 11/27/86)
 当時のタッグの全てがこの試合にはある。
 ヒール・タッグとはどういう風に空間に軌道を描きながらやられ、
 戦術、タッチ・ワークにつなげていくかで魅せる物です。
 ベビーフェイス・タッグとはどれだけ野生的に殴れるか、
 観客の応援を背負えるか、で魅せる物です。
 最高の素材が最高の形でぶつかった結果ですが
 唯一惜しむらくは孤立、孤立で溜めたまま
 タッチ成功をさせずに工夫したフィニッシュで終えた事ですね。
 当時のNWAはWIN-WINを尊ぶ傾向にあったとはいえ、
 ここは爆発的な盛り上がりを生み攻防を見せて欲しかったです。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:11/12/09)

CWWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)対オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)
 (反省も兼ねて以前書いたものを残しておく)
  WMで至高の兄弟対決を見せたこの2人が
 ケージ・マッチで激突というと聞こえが良いけれど・・・
 世界中のどこを探してもこの試合程過大評価されているものは見つかりませんよ。
 内容としては、
 (ケージor扉から脱出を狙う)
 →(ケージを活かした雪崩式系の投げor防いで技を1つ決める)の繰り返し(カバーは1回も無し!)。
 何を目指しているかは何となく分かるんです。
 1つには、いつ決まるか分からないスリリングな一面を与える。
 そしてもう1つ、これがメインでしょうが
 通常形式で行う、グラウンドからどう動かしてどう戻すか、
 というクラシック・スタイルをケージ・マッチに応用しようという挑戦的な試み。

 この方法の大きな問題はですね。
 挑戦的な試みではなく縛りプレイに過ぎないという厳然たる事実です。
 グラウンド・サブミッションがダウンになり
 動かし方は扉かケージかの2通りだけ
 しかも実質的に行ってそれは単発と同等となる訳ですから
 よっぽど上手くやらないと恐ろしく単調な一戦に陥いる事です。
 そして単調になった時これは「必殺技をカウント2で返すのを繰り返す」事と同質になり
 スリリングさも消し飛びます。

 只ややこしいのは2人がこの縛りプレイを上手くやれていない訳でも無いって事です。
 体をどれだけ出すか、どれだけダウンするか、
 そのまま降ろすのか投げるかの選択、
 難しい課題という事を考えれば良くやっていたと思います。

 しかしそれを台無しにしたのが試合時間です。
 31分という長すぎる時間の前に
 それぞれの微妙なさじ加減は消え去るも同然です。
 実際大きなカットが1つ入り18分になっている
 日本語版ビデオの試合は結構楽しむ事が出来ました。
 それでもこの時間で再構築しても
 ぎりぎり好勝負いくかどうかのレベルだと思いますけどね。

 ついでながらこのコンセプトはまったく抗争にあってませんでしたね。
 WMで勝利しKOTRも制覇し日陰者から脱出を図るオーエンは鬱々とした憎しみをぶつけ、
 それに対してブレットも覚悟を決めて迎え撃つ、
 ってのがストーリー・ラインですからね。
 まあ、そもそも極端過ぎるので
 WWFでは似つかわしい状況が考え付かないですが・・・
 向こうで5スター・マッチの評価を受ける理由が分からない。
 世界10番目の不思議に認定です。
   
 (ここからリレビュー)
  問題は私の微妙な勘違い、間違いにありました。
 まずカバーしないのは勝利方法が脱出オンリーだからです。
 当然カバーはしない。
 当たり前ですね。
  またレビューを書くに当たり自ら複雑に難しくしていた。
 単純に94年のブレットの、表現を重ねずとも最高峰に重い異常なインテンシティーに驚くべきだったし、
 それによって実現される、相手に合わせず脱出を狙っても
 50%/50%のシーソー・ゲームの鬩ぎあい、とそこに付与された勝利への執念を見せれる事に感嘆するべきであった。
 概念的に見方は正確だったと思うが、
 それを本当に理解していたならば詳細レビューを書くに当たり、
 映像を所々で止める、という行為がこの巧みに組み合わされたガラス細工の均衡を壊す危険性に気づくべきであった。
 それはどのようにでも時間を取れる行動の中で、
 彼らが繊細な微調整と感覚で選択した実際の間、それと私が感じる間をずらす事になったし、
 その間は観客のエネルギーを取り込むように設計された間であったから、
 それを放棄した結果、単調だと感じたのは自業自得であった。
 また以前の見方をアップデートするならば
 リング中央を基点とした水平線のオールドスクールだけに留まってはおらず
 後半はケージ天辺の境界に視点を向けたV字型のニュー・スクールを生み出している事も書き記しておかねばならない。
 彼らは特異的な世界においてリアリズムを作り出し、死闘のレベルにまで高めた。
 ただここまで分かってもそのゲーム的な脱出ルールに対して
 日本人的気質のせいなんだろう、最後の一歩のりきれない所があるので、
 その点だけ減点し文句なしに名勝負と変更する。
 (執筆日:6/4/10)  

Dケージ・マッチ:マンカインド対HHH(Summerslam 8/3/97)
 ヘタレのHHHがチャイナ介入で凌いでいく内容。
 HHHの心理的移ろいが素晴らしいですね。
 只ファン・マッチ的でHHHによる痛めつけ後は
 勿体無い構築が見られます。
 旧版だからこその「ケージに脚をかけて逆さ吊りにする」など
 素晴らしいスポットが見られる物の
 持って行き方に対する意識が希薄でした。
 やはりケージで場外が使えない事で広げきれなかったのもあるのでしょう。
 しかし最後のマンカインドからミック・フォーリー、デュード・ラブと変わったのは面白い。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/1/09)

EIC王座戦、ケージ・マッチ:ショーン・マイケルズ(ch)対マーティ・ジャネッティ(?/?/93)
 ジャネッティがいきなり気持ちを顕に猛烈な勢いでHBKに襲い掛かります。
 脱出でのみ決着するルールですが(何故か1回、途中でレフェリーがリングに入ってきてカウントするシーンがありました)、
 このルールだと脱出を狙いに行く時点で
 すんなり溜飲を下げたように映るのが問題ですね。
 やや不満の残る立ち上がりでしたが少ないリングの攻防の中に数え歌ならではの上手さが光ります。
 また両者が脱出を狙うようになってからは特に欠点もなく見事の一言。
 セコンドのディーゼルによる妨害、扉とケージ越えの組み合わせ重層的に盛り上げて行きます。
 スリーパー・スポットも面白いし、今からすると地味でも天井からの投げがある。
 フィニッシュまで目が離せない鬩ぎ合いです。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/13/09)

Fケージ・マッチ:エッジ対カート・アングル(SD 5/30/02)
 普通ならケージで制約を受けるものだけどそんな事はなし。
 エッジは活き活きと技を乱発、小技も大きく見せていますね。
 そしてカートは下手すれば技打ちになる
 試合を上手くコントロールしています。
 良いポイントでケージ、ロープ外の派手な攻防を加えます。
 また通常放送なのでCMがありますが
 カートが脱出するもレフェリー気絶中、
 ホーガンに戻される、という展開であわせているのは上手いですね。
 終盤は経験より派手さを優先していて
 フィニッシュ技、コーナー上からのスピアーの演出に工夫が欲しいが
 その必殺技+掟破りの攻防は単純に面白い。
 ぎりぎり好勝負です。
 (執筆日:11/12/09)

総評
 充実した内容でお勧めです。
 しかし充実しているのはケージ・マッチが抗争の決着点で
 それだけレスラーも気合を入れて試合を行っていたからです。
 その点で今のケージ・マッチの位置づけとは異なります。
 名勝負も多いけど初心者にいきなり見せるべき物でもないでしょうね。
DVD Rating:★★★★★

注目試合の詳細

@US王座戦、アイ・クイット・ケージ・マッチ:タリー・ブランチャード(ch) 対マグナムTA
  組むとブランチャードをがコーナーに押し込み殴りかかる。
  マグナムがガードし殴りつける。
  ブランチャードはふらつき倒れるもすぐ起き上がる。
  ブランチャードが脚を取って倒すも蹴り飛ばされる。
  脚を取って倒す。
  マグナムが体勢を入れ替え拳を振り上げる。
  ブランチャードが手を掴み体勢を入れ替える。
  殴りつける。
  蹴りつけアッパーカート。
  アッパーカート。
  腹にパンチ。
  もう1発。
  マグナムが殴り返していく。
  ブランチャードの拳をものともせず殴りつけていく。
  ブランチャードが倒れる。
  ロープとケージの間のブランチャードを殴りつける。
  胸を殴りつけケージにこすりつけようとする。
  ブランチャードはケージを掴んで耐える。
  ブランチャードはロー・ブローか何かを決めた様子。
  ロープに乗るとそこからエルボーを落とす。
  腹を蹴り上げる。
  頭部にエルボーを叩き込む。
  ケージにぶつける。
  キャメル・クラッチ。
  マグナムは起き上がると力でロックを解いていく。
  ブランチャードが腹にニー。
  頭部にエルボー。
  ロープに振ろうとする。
  マグナムは振り返すとボディ・リフト。
  ロープの上に落とす。
  殴りつける。
  マグナムは流血している。
  構えてバック・エルボー。
  ふらつきながらも近づき殴りつける。
  髪をつかむとマイクを押し付ける。
  ブランチャードはNoと絶叫。
  マグナムがマイクでブランチャードを殴りつける。
  マイクを押しつける。
  髪をつかみ合いもつれる。
  ブランチャードがマグナムの目に指を入れる。
  殴りつける。
  マグナムが殴りつけて倒す。
  ブランチャードを蹴りつけマイクを押しつける。
  ブランチャードが蹴りつける。
  起こそうとする。
  マグナムが殴りつけ10カウント・パンチ。
  ブランチャードがアトミック・ドロップに返す。
  マイクをマグナムの額に叩きつける。
  もう1回。
  マイクを口に押し当てる。
  マグナムはNoと叫ぶ。
  ブランチャードは振りかぶってマイクを叩きつける。
  エルボー・ドロップ。
  エルボー・ドロップ。
  脚にニー・ドロップ。
  レフェリーを突き飛ばす。
  エルボー・ドロップ。
  木の椅子を受け取る。
  リングにたたきつけて壊すと木の破片を手にする。
  レフェリーを蹴り飛ばす。
  木の破片を額に突き刺そうとする。
  マグナムはブランチャードの手を掴んですんでの所で止めている状況。
  ちょっとずつ押し上げていく。
  ニーを入れる。
  ブランチャードが横に倒れそうになるが立て直す。
  マグナムがニー。
  もう1発。
  ブランチャードの体が横に倒れる。
  マグナムはさっと木片を手にするとブランチャードの額に突き立てる。
  ブランチャードの額からは血が流れ出す。
  遂にアイ・クイット!
  マグナムの勝利!
  マグナムはブランチャードの髪を掴んで体を起こすともう1度つきたててやろうかという構え。
  木片を捨てて放す。


Bタッグ王座戦、ケージ・ マッチ:ロックン・ロール・エクスプレス(ch)vs.アンダーソンズ 
  オレイ対ギブソンで試合開始。
  オレイはロープに押し込み殴りかかるも避けられる。
  コーナーに押し込み殴りかかるも避けられる。
  ギブソンが殴りつけていく。
  オレイはやられながらも自陣へ。
  タッチするもギブソンが逃れる。
  ギブソンがオレイを殴りつけるもアーンが入りは以後から殴りつける。
  アーンはギブソンを連れて行くとロープの外へ。
  ケージにぶつけようとする。
  ギブソンは殴りつけると押してケージにたたきつけていく。
  ふらついたアーンをロープ越しにモートンが殴りつける。
  交互にアーンを殴りつける。
  アーンは自陣の方に倒れタッチ。
  オレイ対ギブソン。
  オレイが組むと見せかけ蹴り。
  ターン・バックルにぶつける。
  ギブソンが殴りつけていく。
  オレイがふりはらうようにギブソンを相手陣へ押す。
  モートンがタッチして入りオレイを殴りつけていく。
  殴り倒す。
  オレイが腹にエルボー。
  スナップ・メア。
  モートンが脚を払ってオレイを倒す。
  オレイがアーンにタッチ。
  組むとアーンが蹴り。
  ケージにぶつけようとする。
  モートンが足をケージに当て防ぐ。
  アーンがすぐに離れる。
  アーンは組むとヘッド・ロック。
  ハンマー・ロックへ。
  モートンがヘッド・ロック。
  ハンマー・ロックに移行し殴りつける。
  モートンが腕を取りタッチ。
  交代したギブソンがアーンを連れコーナーへ。
  アーンがギブソンをコーナーに押し込み殴りつける。
  コーナーに振ろうとする。
  ギブソンが振り返しハイ・ニーへ。
  アーンは避けるとコーナーにのりあげたギブソンの脚をケージにぶつけていく。
  脚を取って自陣へ。
  交代したオレイがギブソンの脚を蹴りつける。
  ロープに脚を置きヒップ・ドロップ。
  脚を踏みつける。
  交代したアーンが脚を踏みつける。
  ふくらはぎを踏みつける。
  脚をマットに叩きつける。
  スピニング・トー・ホールドへ。
  ギブソンが蹴り飛ばす。
  アーンはケージに突っ込むもタッチ。
  オレイはギブソンの脚を蹴りつける。
  脚を踏みつけていく。
  ギブソンが腹にパンチ。
  オレイは脚を取って倒すとレッグ・ロック。
  レフェリーがロープ・ブレイクを命じる。
  怒ったモートンを戻している間もオレイは決め続ける。
  ギブソンの脚を踏みつける。
  レッグ・ロック。
  ギブソンが殴りつけ倒すもオレイは放さずタッチ。
  アーンが脚にエルボー・ドロップ。
  レッグ・ロック。
  脚にニー。
  起こしてパンチ。
  ギブソンが蹴りを放つ。
  受け止められるも延髄切り。
  アーンがタッチし脚を掴もうとする。
  ギブソンは回転してすり抜けるとタッチ。
  モートンがオレイを殴りつけていく。
  アーンも殴りつけるがその間にオレイに殴りつけられる。
  オレイはモートンをケージにぶつける。
  もう1発。
  殴りつける。
  喉に足を押し当てる。
  腕を取る。
  もがかれたのでタッチ。
  アーンは控えのギブソンを殴りつけてからモートンを殴りつける。
  ロープに振りクローズラインへ。
  避けられるもスパイン・バスター。
  モートンは流血している。
  カバーするもギブソンがカット。
  アーンはタッチするとモートンの腕を押さえる。
  そこにオレイがダイビング・ニー。
  アーム・ロック。  
  モートンは起き上がると殴りつける。
  オレイが髪をつかんで倒す。
  蹴り飛ばされるもすぐにヘッド・ロックで押さえにかかる。
  モートンがロープに飛ばすと両者激突しダウン。 
  オレイが先にタッチ。
  アーンはモートンを殴りつけるとチン・ロック。
  モートンが殴りつける。
  アーンが腕を引っ張る。
  モートンが耐え殴りつける。
  アーンが腕を引っ張る。
  モートンが耐え殴りつける。
  ふらつくアーンを殴りつける。
  アーンのパンチを避けながら殴りつけて倒す。
  タッチしようとするもオレイが入ってきてニー。
  モートンはオレイにコーナーに追い込まれるも殴りつけていく。
  オレイがニー。
  モートンが不意をついてインサイド・クレイドル。
  カウント2でアーンがカット。
  ギブソンがアーンに殴りかかっていきケージにぶつける。
  オレイがモートンにボディ・スラムを狙う。
  ギブソンが気づいてモートンの背にドロップ・キック。
  これでモートンがオレイをカバーする形になる。
  ギブソンがアーンを押さえつけるとその間に1,2,3!
  R&REの防衛!
  オレイはモートンをケージにぶつけ蹴りつける。
  ギブソンは何とかモートンを連れケージの外に出る。


CWWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレッ ト・ハート(ch)vs.オーエン・ハート
  ブレットがリングに入るなりオーエンが襲い掛かる。
  ラフ・ファイトで攻める。
  ブレットがアトミック・ドロップからクローズライン。
  オーエンが先に起き上がりサミング。
  肩紐で首を絞めケージにぶつけようとする。
  ブレットは脚をかけて防ぐとDDT。
  殴り勝ちレッグ・ドロップを決めるとケージに登る。
  オーエンは引き摺り下ろすと延髄切り。
  ケージを 登っていく。
  半身がのりこえる。
  ブレットはオーエンを引き戻しトップ・ロープに立たせるとバック・ドロップ。
  (日本語版ビデオはここからカット)
  ブレットが扉に向かう。
  オーエンは脚にしがみつき防ぐとコーナーに振る。
  ブレットが蹴りつけブルドッグ。
  扉に向かう。
  オーエンが脚を掴み自身が出ようとする。
  ブレットが脚を掴み再び扉に向かう。
  オーエンが戻し扉へ。
  ブレットが戻そうとする。
  鉄階段を掴んで耐えるオーエン。
  ブレットはキャメル・クラッチを決めて引きずり戻す。
  ケージを登る。
  オーエンはブレットを捕まえるとトップ・ロープに立った状態から投げ落とす。
  オーエンがケージを登る。
  全身が越える。
  ブレットは髪を掴んで戻す。
  両者コーナー上に立つ形に。
  殴りあう。
  ブレットが落ちる。
  オーエンはブレットを蹴り飛ばすとミサイル・キック。
  ケージに飛びつき登っていく。
  全身が越える。
  ブレットがオーエンの体をケージの内に戻すと追い越そうとする。
  オーエンが殴りつけブレットをケージ内に戻す。
  両者トップ・ロープに立っている状態。
  ブレットが殴りつけて落とす。
  登ろうとするも落ちた様子。
  オーエンが殴りつける。
  ブレットは投げ捨てるとヘッド・ロック。
  ロープに振られる。
  ショルダー・タックルで相打ち。
  オーエンが扉に向かう。
  ブレットがしがみついて防ぐ。
  殴りつけエルボー・ドロップ。
  ケージを登っていく。
  オーエンが引っ張りケージ内に戻す。
  引っ張りトップ・ロープに立った状態からリングに叩きつける。
  扉に這っていく。
  ブレットが脚にしがみつく。
  中央に戻すと腹にヘッド・バッド。
  セカンド・ロープからエルボー・ドロップにいくも自爆。
  オーエンがケージを登る。
  半身が越える。
  ブレットが戻そうとトップ・ロープまで登る。
  オーエンをケージ内に戻すとトップ・ロープに立った状態から投げ捨てる。
  ブレットがケージを登っていく。
  オーエンが戻して同時に担ぐ。
  サモアン・ドロップを決める。
  オーエンがケージを登る。
  ブレットがしがみつき戻す。
  オーエンがブレットをケージにぶつけようとする。
  ブレットが防ぎ逆にオーエンをケージに叩きつける。
  ケージを登っていく。
  下半身が越える。
  オーエンは引っ張って戻すとトップ・ロープからのバック・ドロップ。
  オーエンは起き上がるとパイル・ドライバー。
  (日本語版ビデオはここまでカット)
  ケージを登っていく。
  ブレットも追いつきトップ・ロープに立つ。
  オーエンがブレットを殴り落とすも体勢を崩し股間をロープに打つ。
  ブレットが扉から逃げようとする。
  オーエンがしがみつき戻そうとする。
  マウント・パンチを決め扉から上半身が出る。
  オーエンも追いすがる。
  ブレットにマウント・パンチを決め今度は自身が出ようとする。
  ブレットは引っ張って中央に戻すとスリング・ショットでケージにぶつける。
  ブレットは這って扉から出ようとする。
  しかし1度方向を間違えたため防がれてしまう。
  ブレットをコーナーに振る。
  ブレットがボディ・スラムを狙う。
  オーエンが後ろに逃れオコーナー・ロールへ。
  ブレットが体勢を低くしオーエンをケージにぶつける。
  ブレットがケージを登る。
  オーエンが起き上がるも倒れる。
  ブレットの下半身が外に出る。
  オーエンは何とか復活すると髪を掴んで引っ張り戻す。
  ロープに振りニール・キック。
  オーエンがケージを登る。
  半身が外に出る。
  ブレットが戻そうとケージを登る。
  オーエンの全身が外に出るも髪を引っ張り戻す。
  両者トップ・ロープに立っている状態。
  オーエンが殴りつけていく。
  ブレットが蹴りつけて落とす。
  そのままケージを越えようとする。
  オーエンが引っ張り戻す。
  ブレットをロープに振ろうとする。
  振り返されるもクローズラインを決める。
  オーエンがケージを登る。
  ブレットは追いつくとケージ越しのスーパープレックス。
  ブレットが扉に向け這っていく。
  オーエンが脚を掴み中央に戻す。
  そしてシャープ・シューターを決める。
  ブレットは倒すと逆にシャープ・シュターに捕らえる。
  解くとケージを登っていく。
  全身が外に出る。
  オーエンは飛びついて髪を掴むと引き戻してパンチ。
  ブレットも落ちるがオーエンも落ちる。
  オーエンがケージを登っていく。
  全身が外に出る。
  ブレットもケージを登り追いつく。  
  ブレットが オーエンをケージにぶつけるとオーエンは宙吊り状態に。
  ブレットが飛びのり勝利!
  ナイドハートが乱入。
  ブレットを リングに入れると扉をロックしオーエンと共にブレットを痛めつけていく。
  ハート・ファミリーが助け ようとケージを登るも落とされて入らない。
  スミスが何とかリングに入 るや2人は去っていく。


Dケージ・マッチ:HHH対マンカインド
  HHHはいきなり脱出を狙うも、捕まる。
  マンカインドは早々とコーナーのHHHへのニー・アタックからパイル・ドライバー!
  マン ディブル・クローが炸裂するも、
  チャイナがケージ越しマンカインドのに首を絞めHHHを救出!
  マンカインドがケージを登ていくも、チャイナがローブローで阻止。
  HHHはケージ・天辺からスーパープレックス!
  HHHは勝利よりもマンカインドを痛めつけることを選び、
  何度もケージに投げつける。  
  マンカインドはHHHをケージのところに逆さ吊りにして
  エルボーをたたき込む。
  マンカインドは仕返しとばかりにHHHをケージにぶつけていくが、
  HHHのショルダー・スルーでマンカインドはケージに激突。
  HHHの隙をつき、マンカインドは扉からの脱出を狙うも
  チャイナが扉をぶつける。
  チャイナは口うるさいレフェリーを鉄階段にぶつけ、黙らせると
  椅子をリングに投げ込む。
  HHHは椅子の上にペディグリーを決めようとするが、
  スリング・ショットに返され椅子とケージに激突。
  ケージ越しに陣取っていたチャイナもその衝撃で吹き飛ばされ柵に激突。
  マンカインドは椅子の上にダブルアームDDT!
  マンカインドはケージを越え、後は降りるだけ!
  しかしマスクを脱ぎ捨てると、マンカインドはケージのトップに戻る!
  そしてダイビング・エルボー・ドロップ!
  マンカインドは再びケージを登っていく。
  チャイナが扉からHHHを引っ張り出そうとするも
  マンカインドの方が一歩早く着地し、マンカインドの勝利!
  先ほどのダイビング・エルボー・ドロップの影響でマンカインドは動けない。
  そこにかかった入場曲はマンカインドのものではなくデュード・ラブのもの!
  つま先がビートを刻み初め、そしてデュード・ラブは起きあがって退場。


EIC王座戦、ケージ・マッチ:HBK(ch)対マー ティ・ジャネッティ(?/?/93)
  ジャネッティはシャツを投げつけると殴りつける。
  ロープに振りシャツでクローズライン。
  シャツを首に巻きつけ投げ捨てる。
  もう1回。
  ケージを上ろうとするHBKを引き戻すと殴りつける。
  コーナーに振ってぶつける。
  HBKはダウン。
  ドロップ・キック。
  ロープに振りバック・エルボーへ。
  避けられるもクローズライン。
  カバーするもレフェリーは場外で待機している。
  ケージにぶつけようとする。
  HBKはケージを掴んで防ぐと腹にバック・エルボー。
  ジャネッティの後頭部にエルボー。
  頭部を殴りつける。
  ロープに振りドロップ・キック。
  バック・ブリーカー。
  チョーク。
  ロープに振るとドロップ・キックを狙う。
  ジャネッティはロープを掴んで自爆させるとスリング・ショットでケージにぶつける。
  カバーするとレフェリーが入ってくる。カウント2。
  HBKを殴りつける。
  ケージに勢い良くぶつける。
  扉に向かう。
  HBKが脚にしがみつく。
  起き上がるとジャネッティにサミング。
  ターン・バックルにぶつける。
  殴りつけていく。
  コーナーに振り突進。
  しかし避けられコーナーに激突。
  ジャネッティが扉に向かって良くもディーゼルがケージを押してあけさせない。
  ジャネッティは、レフェリーに注意され気がそれたディーゼルに扉越しのドロップ・キック。
  扉から出ようとする。
  HBKが脚にしがみつく。
  ジャネッティはHBKを殴り倒すとロープをのりこえようとする。
  HBKはしがみついて引き戻すとチョーク。
  ロープに振りクローズラインへ。
  避けられるもジャネッティを捕まえそのままケージにぶつける。
  ケージにぶつける。
  扉に向かい半身が出る。
  しかしジャネッティが脚にしがみつく。
  引き戻し殴りつける。
  HBKはジャネッティの髪をつかんで顔をリングに叩きつける。
  今度はケージをのりこえようとする。
  ジャネッティが脚にしがみつく。
  上っていき両者トップ・ロープへ。
  ジャネッティは殴り落とされるもHBKのタイツを掴んで引き落とす。
  HBKはサミング。
  ロープに振るとスリーパー。
  レフェリー・チェックが入る。
  ジャネッティは3度目で腕を上げると立ち上がる。
  ケージの方に走ると体勢を低くしてHBKをケージにぶつける。
  両者ダウン。
  HBKが殴りつけようとする。
  ジャネッティがガードし殴りつける。
  HBKが殴りつけようとする。
  ジャネッティがガードし殴りつける。
  HBKが殴りつけようとする。
  ジャネッティが避けアトミック・ドロップ。
  HBKは衝撃でケージにぶつかる。
  ジャネッティがケージを登って良くも動きが鈍い。
  HBKがジャネッティのタイツを掴んで防ぐとトップ・ロープから引き落とす。
  HBKはそのままケージを上っていき乗り越える。
  しかしジャネッティがぎりぎり間に合い髪をつかむ。
  そのためHBKは脚を離すも降りられない。
  ジャネッティはHBKをケージ天辺まで引き戻す。
  両者ケージを跨いで殴り合い。
  HBKが揺らいで外に落ちそうになる。
  ジャネッティは髪をつかんで防ぐと殴りつける。
  HBKはサミング。
  ジャネッティの体が少しケージ内に動く。
  それでもHBKを殴りつけるとケージ天辺からのデッドリー・ドライブ。
  ジャネッティは体勢を崩すもケージを上っていく。
  ケージ越しに脚を掴もうとしてきたディーゼルを蹴り飛ばす。
  ディーゼルが外側からケージを上ってくる。
  ジャネッティはディーゼルを殴りつけケージにぶつけ落とす。
  その隙にHBKが扉に這っていく。
  ジャネッティがケージをのりこえるもHBKが一足早く扉から出る!
  HBKの防衛!


Fケージ・マッチ:エッジ対カート・アングル(SD 5/30/02)
  カートがバックを取る。
  エッジがバック・エルボー。
  カートが足を取る。
  延髄切りを避けエルボー・ドロップへ。
  エッジが避けクローズラインへ。
  避けられる。
  カートがヘッド・ロック。
  エッジがバックを取りテイク・ダウン。
  カートがハンマー・ロック。
  エッジが逃れボディ・スラム。
  突進してきたカートにドロップ・トー・ホールド。
  組もうとする。
  カートが蹴り。
  殴りつけていく。
  ロープに振りバック・エルボー。
  ケージにぶつけようとする。
  エッジは防ぐと殴りつける。
  ロープに振りレッグ・ラリアット。
  ヒップ・トスでカートをケージにぶつける。
  スピアーを狙うも避けられケージに激突。
  カートがエッジを踏みつけターン・バックルにぶつける。
  殴りつけ喉に足を押し当てる。
  起こしてブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  フロント・ヘッド・ロック。
  エッジが起き上がり腹にパンチ。
  ロープに振りクローズラインへ。
  避けられるもベリー・トゥー・ベリーを決める。
  ケージを上っていく。
  足を掴みに来たカートを蹴り飛ばす。
  ダイビング・クローズラインを決めカバー。カウント2。
  起こそうとする。
  カートが一瞬のうちにバックを取りジャーマン。
  2発。
  3発。
  カバーするもカウント2。
  扉から出ようとするもロックされている。
  追いすがるエッジを踏みつける。
  ケージにぶつける。
  もう1発。
  3度目。
  マウントで額を殴りつけていき流血させる。
  腰にニーを当てると髪を引っ張り反らす。
  起こして殴り倒す。
  エッジが両脚を掴んでカートを倒しスリング・ショット。
  ケージにぶつかりふらついたカートにリバースDDT。
  カバーするもカウント2。
  カートが殴りつけようとする。
  エッジはガードすると殴りつける。
  ロープに振るとショルダー・スルー。
  クローズライン。
  クローズラインを避けるとフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されたのでフライング・フォア・アームズへ。
  カートが避けるとレフェリーに誤爆。
  カートがエッジにジャーマン。
  ケージを上っていく。
  エッジもケージにのぼり殴りつける。
  トップ・ロープのカートにバック・ドロップを決め一回転させる。
  ケージを上っていく。
  天辺につきそうだったがカートが追いつき引き摺り下ろす。
  ロー・ブローを決めると雪崩式アングル・スラム。
  何とか起き上がるとケージを上っていく。
  天辺に辿り着き超える。
  場外に下りるもレフェリーは気絶中。
  ホーガンが現れカートに襲いかかる。
  ケージにぶつける。
  2度、3度とぶつける。
  カートをリングに入れエッジに起き上がれと応援。
  (CMカット)
  CM中エッジがカートのクローズラインを避けスピアー。
  カバーするもカウント2。
  エッジがカートにエジキューションを狙う。
  カートが逃れアングル・スラム。
  カバーするもカウント2。
  カートが起き上がったエッジに突進。
  エッジはかわしてコーナーにぶつけるとアングル・スラム。
  カバーするもカウントは2。
  カートが不意をつきアンクル・ロック。
  エッジは回転してカートをケージにぶつける。
  そしてアンクル・ロック。
  カートは反転すると蹴り飛ばす。
  エッジを殴りつけるとエッジの脚がロープに絡まる。
  カートは扉から出ようとする。
  脚を掴んできたエッジにストンピング。
  カートは動けないエッジを尻目にケージを登っていく。
  エッジが何とか脚をロープからほどき起き上がる。
  カートを捕まえる。
  カートは扉の上に立っている状態。
  エッジがカートをケージにぶつけるとカートは扉で股間を打つ。
  エッジはカートを引き戻すとトップ・ロープから投げる。 
  コーナーで待機。
  突進してきたカートにスピアーを決め1,2,3!
  エッジの勝利!

試合結果

@US王座戦、アイ・クイット・ケージ・マッチ:タリー・ブランチャード(ch)対マグナムTA(新チャンピオン!)(Starrcade 11/28/85)
ANWA王座戦、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)対ダスティ・ローデス(新チャンピオン!)(Great American Bash 7/26/86)
Bタッグ王座戦、ケージ・マッチ:ロックン・ロール・エクスプレス(ch)対ミネソタ・レッキング・クルー(Starrcade 11/27/86)
CWWF王座戦、ケージ・マッチ:ブレット・ハート(ch)対オーエン・ハート(Summerslam 8/29/94)
Dケージ・マッチ:マンカインド対HHH(Summerslam 8/3/97)
EIC王座戦、ケージ・マッチ:ショーン・マイケルズ(ch)対マーティ・ジャネッティ(?/?/93)
Fケージ・マッチ:エッジ対カート・アングル(SD 5/30/02)