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WWE:Invasion '92の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

試合の間に 挟まれる試合紹介の場面はスター・トレック風で面白い。
目玉はなんといってもフレアーvs.ブレット、フレアーvs.HBKですね。

AIC王座戦:ブレット・ハート(ch)vs.リック・フレアー(11/13/91)
 ブレットは真剣に自身の方法論を語ります。
 フレアーもブレットがシリアスなためか、
 相手を引き出す受けの手法は控えめです。
 といってもフレアーは丁度WWE移籍こそ最盛期の終焉の時期ですけどね。
 お互いが構築権を持っての戦い。
 化学反応が起きたかというと否。
 スケール・アップする事なくお互いの上手さをそのまま絡め、
 それでいて軽い意思疎通も散見される、という
 悪い意味ではないものの微妙な反応を見せます。
 もっと飛ばしたり、もっと構えて絵を作ったりしても良いと思うのですけどね。
 ブレットが当時のキャリアにも関わらず
 自分はフレアーと対等なスターだと意識して向かい合った点では面白かったけれど
 もう一歩物足りなさが残る内容です。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:3/20/11)
 
Bリック・フレアーvs.ショーン・マイケルズ(12/2/91)
 HBKはあのフレアーと戦えるという嬉しさがあるのでしょうね。
 あなたのファンなんです、あなたの方法論ならこうですよね、と
 先走り気味に積極的に攻めていきます。
 ただ自分の技を価値づける間を取れていないし、
 HBKの拳は取り立てて特別なものではないですからね。
 結局フレアー対HBKではなくフレアー対若手の1人といった色合いになってしまった。
 最後はブランチャを自爆し柵に激突。
 ジャネッティが応援に駆けつけリングに戻した所で
 ドラマチックな匂いが立ち込めたのですがそのままカウント3、
 大変がっかりする結末でしたね。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:3/20/11)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Aブレット・ハートvs.リック・フレアー
  ブレットがグラウンド・ヘッド・ロック。
  ロープに飛ばされショルダー・タックル。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  コーナーに押し込みゆっくり離れる。
  組むとフレアーがハンマー・ロックへ。
  ブレットが体勢を変えグラウンド・ヘッド・ロック。
  持ち上げられるも戻す。
  フレアーがコーナーに押し込み胸を突く。
  ブレットが張り手を決めるとフレアーは尻餅。
  起き上がって胸をつく。
  ブレットがすぐに張り手で返すとまた尻餅。
  フレアーがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ブレットがドロップ・トー・ホールドからシャープ・シューターを狙う。
  フレアーがロープに逃げる。
  レフェリーに八つ当たりするもレフェリーにまで胸を突かれる。
  ブレットがヘッド・ロック。
  フレアーが腕を押し上げて倒そうとする。
  耐えるブレットの髪をつかんで倒す。
  ブレットが跳ね起き拳を構える。
  ヘッド・ロック。
  フレアーが腕を取る。
  髪をつかんで倒す。
  ブレットは跳ね起き腕を取るとヘッド・バッドで倒す。
  起こそうとする。
  フレアーがニー。
  顔に拳。
  チョップ。
  顔に拳。
  コーナーに振り蹴り。
  コーナーに振ろうとする。
  ブレットが振り返しショルダー・スルー。
  クローズライン。
  ロープに走りクローズライン。
  許しを請うフレアーにパンチ。
  マウント・パンチへ。
  フレアーがアトミック・ドロップ。
  ニー・ドロップ。
  カバーしロープに脚をかける。カウント2。
  コーナーに振ってぶつける。
  コーナーに振ってぶつける。
  上にかぶさりロープに脚をかける。カウント2。
  チョップ。
  ブレットがパンチ。
  殴り合い。
  ブレットが殴りつけていく。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  フレアーがスリーパー。
  ブレットがコーナーに走りターン・バックルにぶつけて逃れる。
  振りかぶったフレアーの腹にパンチ。
  アトミック・ドロップ。
  ヘッド・ロック。
  フレアーがニー・クラッシャー。
  4の字を決める。
  ロープを掴んで威力強化。
  フレアーが顔に張り手を決めギブ・アップしろと迫る。
  ブレットが裏返す。
  フレアーは外すとニー・ドロップ。
  エプロンに出ると場外へのブレーン・バスターを狙う。
  ブレットが逆にリング内へのブレーン・バスター。
  コーナーにもたれてチョップ。
  ブレットが肩紐を外す。
  フレアーがチョップ。
  ブレットが殴り返す。
  殴りつけてヘッド・バッド。
  腹にパンチ。
  コーナーに振る。
  フレアーは一回転して場外転落。
  ブレットはフレアーを柵に叩きつける。
  リングに戻す。
  許しを請うフレアーにマウント・パンチ。
  殴り倒していく。
  バック・ブリーカー。
  シャープ・シューターを決める。
  ヘニングがフレアーを引っ張りロープ・ブレイクにする。
  ブレットがヘニングを威嚇。
  ブレットがフレアーにバック・ブリーカー。
  シャープ・シューターを狙う。
  エプロンに上がってきたヘニングを威嚇。
  フレアーが蹴りをいれ場外に落とす。
  エプロンに上がってきたブレットにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  ブレットが後ろに着地しオコーナー・ロール。カウント2。
  フレアーがグラウンド・ヘッド・ロック。
  ブレットがグラウンド・ヘッド・シザースに返そうとするもフレアーが上にかぶさる。
  ブレットがブリッジで起き上がりバック・スライド。カウント2。
  フレアーがヘッド・ロック。
  ロープに飛ばされショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  バックに回るとチョップ。
  ブレットがパンチ。
  アッパーカートを決めるとフレアーは転落。
  場外に落とす。
  フレアーが下りて蹴り。
  パイル・ドライバーを狙う。
  ブレットがリバース・スープレックスに切り返す。
  両者リングに戻ろうとする。
  ヘニングがレフェリーに見えないようにブレットの脚を引っ張る。
  フレアーがリングに戻りリングアウト!
  フレアーの勝利!

試合結果

@ハルク・ホーガンvs.タイフーン
Aブレット・ハートvs.リック・フレアー(カウントアウト)
Bショーン・マイケルズvs.リック・フレアー
CL.O.Dvs.ビバリー・ブラザーズ
Dテッド・デビアスvs.エル・マタドール
Eビッグ・ボス・マンvs.ハークルス
Fミリオン・ダラー王座戦:(レフェリー:ランディ・サベージ):ヴァージル(ch)vs.テッド・デビア
Gジェイク・ロバーツ、アンダーテイカーvs.ジム・ドゥガン、ランディ・サベージ