TOPアメリカン・プロレスWWE 1997年 →WWE:Summerslam 8/3/97

WWE:Summerslam 8/3/97の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ケージ・マッチ:HHH対マンカインド
 ヘタレのHHHがチャイナ介入で凌いでいく内容。
 HHHの心理的移ろいが素晴らしいですね。
 只ファン・マッチ的でHHHによる痛めつけ後は
 勿体無い構築が見られます。
 旧版だからこその「ケージに脚をかけて逆さ吊りにする」など
 素晴らしいスポットが見られる物の
 持って行き方に対する意識が希薄でした。
 やはりケージで場外が使えない事で広げきれなかったのもあるのでしょう。
 しかし最後のマンカインドからミック・フォーリー、デュード・ラブと変わったのは面白い。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/1/09)

EIC王座戦:オーエン・ハート(ch)対スティーブ・オースチン
 Attitude時代としては+要素がなくて
 素朴過ぎるきらいがあるもののオーエンは
 しっかり緩急をつけて試合を組み立てています。
 オースチンもそれにのって良い動き。
 しかしパイル・ドライバーの負傷により尻すぼみで終幕となってしまってます。
 平均的な良試合。
 (執筆日:2/14/10)

WWF王座戦は肩すかしを食らわされましたね。
思ったほど良くない。
ついでにこんな条件では勝敗がわかりきっているしヒールにやるものじゃない。
まあまあ良い試合程度。

オープニングこそ良かったものの
そこから下降線を辿りセミでオーエンの怪我が起こり、
メインもコントロバーシャルな面が優先されました。 
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

@ケージ・マッチ:HHH対マンカインド
  HHHはいきなり脱出を狙うも、捕まる。
  マンカインドは早々とコーナーのHHHへのニー・アタックからパイル・ドライバー!
  マン ディブル・クローが炸裂するも、
  チャイナがケージ越しマンカインドのに首を絞めHHHを救出!
  マンカインドがケージを登ていくも、チャイナがローブローで阻止。
  HHHはケージ・天辺からスーパープレックス!
  HHHは勝利よりもマンカインドを痛めつけることを選び、
  何度もケージに投げつける。  
  マンカインドはHHHをケージのところに逆さ吊りにして
  エルボーをたたき込む。
  マンカインドは仕返しとばかりにHHHをケージにぶつけていくが、
  HHHのショルダー・スルーでマンカインドはケージに激突。
  HHHの隙をつき、マンカインドは扉からの脱出を狙うも
  チャイナが扉をぶつける。
  チャイナは口うるさいレフェリーを鉄階段にぶつけ、黙らせると
  椅子をリングに投げ込む。
  HHHは椅子の上にペディグリーを決めようとするが、
  スリング・ショットに返され椅子とケージに激突。
  ケージ越しに陣取っていたチャイナもその衝撃で吹き飛ばされ柵に激突。
  マンカインドは椅子の上にダブルアームDDT!
  マンカインドはケージを越え、後は降りるだけ!
  しかしマスクを脱ぎ捨てると、マンカインドはケージのトップに戻る!
  そしてダイビング・エルボー・ドロップ!
  マンカインドは再びケージを登っていく。
  チャイナが扉からHHHを引っ張り出そうとするも
  マンカインドの方が一歩早く着地し、マンカインドの勝利!
  先ほどのダイビング・エルボー・ドロップの影響でマンカインドは動けない。
  そこにかかった入場曲はマンカインドのものではなくデュード・ラブのもの!
  つま先がビートを刻み初め、そしてデュード・ラブは起きあがって退場。

試合結果

@ケージ・マッチ:HHH対マンカインド
Aゴールダスト対ブライアン・ピルマン
 (ピルマンは負けたら次のRAWでマレーナのドレスを着る)
BL.O.D 対ゴッドウィンズ
Cヨーロッピアン王座戦:ブリティッシュ・ブルドッグ(ch)対ケン・シャムロック(DQ)
 (ブルドッグは負ければ、ドッグ・フードを食う)
Dロス・ボリカス対ディシプル・オブ・アポカリプス(ノー・コンテスト)
EIC王座戦:オーエン・ハート(ch)対スティーブ・オースチン(新チャンピオン!)
 (オースチンは勝てなかったら、オーエンの尻にキスする)
FWWF王座戦(レフェリー:ショーン・マイケルズ):ジ・アンダーテイカー(ch)対ブレット・ハート(新チャンピオン!)
 (ブレットは勝てなかったら、アメリカで2度とプロレスできない)
 (HBKはテイカーに肩入れしたら、アメリカで2度とプロレスできない)