TOPアメリカン・プロレスWWE 1997年 →WWE:In Your House XVII-Ground Zero 9/7/97

WWE:In Your House XVII-Ground Zero 9/7/97の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

今回からイン・ユア・ハウスも通常PPVと同じ長さになりました。 
今回観客が良いです。
@ゴールダストvs.ブライアン・ピルマン
  ドレスを着せられたピルマンが腹いせに
 ゴールダストの娘が実は自分とマレーナの娘だと暴露して組まれたもの。
 このストーリーはエディとミステリオで再び使われましたね。
 試合ですが乱戦に走らずともまったりと遺恨を表現できていますね。
 ゴールダストは間を取っているのは良い物のそれをもっと様になる精度にしたい。
 ピルマンはヒールの試合運びが物になってきているものの
 事故の後遺症で脚に体重をのせられないのが痛いですね。
 スポットの大小の使い分けが難しくなっています。
 それでもコーナー上から柵に落とされたりと体を張って補っていましたね。
 力の届かないところを感じながらも求められているラインに届かせるのは
 最低限の仕事とプロとして試合を作り上げました。
 悪くない試合。
 (執筆日:4/27/11)

Cマックス・ミニvs.エル・トリト
 体格差にはまったミニの試合。
 抑揚のつけ方は素晴らしいのだけど
 小さいミニがリスト・ロック、でかいトリトが尻への噛みつきというコメディーを入れたりと
 試合自体の展開はいまいちですね。
 最後も決め切れなかったヴィクトリー・ロールをやり直すなんて
 不細工な事はしなかったけれどサンセット・フリップはフィニッシャーとして弱いです。
 平均より少し上。 
 (執筆日:10/2/09)

オースチンはIC王座に続き、タッグ王座を返上することに。
しかし相変わらずの毒舌をはいて、JRにスタナーを決めました。

ブレットvs.ペイトリオットは普通ぐらい。
つまりWWF王座戦としてはいまいち。

Fジ・アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ
 最初の約9分間はテイカーが一方的に攻撃するだけなんだけど
 それが面白いという所に2人の本領が発揮されていますね。
 HBKは演技もオーバー・リアクションの受けも最高です。
 テイカーは雰囲気を伴いながら間を取って痛めつけていきます。
 そしてIYHのセットも使った場の移って行き方が上手いです。
 中盤のテイカーのオールド・スクール前の腕攻めはいらないですね。
 ここで1回加速度のあるシーンが欲しいです。
 終盤は前哨戦として使われているネタが色々あるとはいえ
 試合とも試合後とも突かない中途半端な状態にあったので冗長に感じさせましたね。
 DXのリンチのシーンを短くするなり、
 ダブルDQの裁定をもう少し早めにするなり洗練させる余地はあったように思います。
 最後は印象的なシーンで素晴らしかったです。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/2/09)

観客が良いだけにメイン以外も頑張って欲しかった 。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Fジ・アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ
  テイカーがHBKに迫る。
  HBKはレフェリーを盾にして後ずさり。
  テイカーはためらうことなくレフェリーを殴りつける。
  これにHBKは試合できないとリングを出て逃げていく。
  コミッショナーのスローターが現れHBKにリングへ戻れと指示。
  テイカーは気絶したレフェリーを抱えると場外のHBKに投げつける。
  テイカーはリングを降りるとHBKを殴りつける。
  HBKはハイハイしてIYHのセットにたどり着きドアを開けてくれとドンドン叩く。
  テイカーが追いつき殴りつける。
  HBKをボディ・リフト。
  そしてゴリラ・スラム。
  花壇に投げ込む。
  殴りつけるとHBKは花道を転がってリング横まで。
  テイカーは追いつくと鉄階段に叩きつける。
  コードで締め上げる。
  HBKはゴングに手を伸ばすもつかめない。
  テイカーはHBKを起こすと柵に叩きつける。
  起こして殴りつけるとHBKは実況席にのりあげる。
  殴りつけるとHBKは柵にぶつかる。
  リングに戻すと詰め寄る。
  蹴りつける。
  起き上がったHBKをコーナーにぶつける。
  クローズライン。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  コーナーにぶつけボディ・ブロー。
  殴りつける。
  コーナーに振るとHBKは一回転して場外に転落。
  スローターがレフェリーを連れてくる。
  HBKはそのレフェリーに殺されるから反則にしろと要求。
  レフェリーは無視してゴングを鳴らしに行く。
  テイカーがそちらの方を向いた隙にHBKはリングに滑り込みチョップ・ブロック。
  殴りまくりアイリッシュ・ウィップ。
  10カウント・パンチへ。
  テイカーが押し飛ばす。
  HBKが駈け戻って10カウント・パンチへ。
  テイカーが押し飛ばす。
  HBKが駆け寄る。
  テイカーが喉元を掴む。
  HBKは顔を引っかいて逃れると殴りつけていく。
  コーナーに上りダブル・アックスへ。
  テイカーがカウンターでパンチ。
  クローズラインで場外に落とす。
  HBKはふらふら。
  テイカーがロープ越しに髪を掴んでエプロンに上げると殴りつける。
  起こして殴りつける。
  HBKがショルダー・ブロック。
  サンセット・フリップへ。
  テイカーは耐え切るとネック・ハンギング・ツリー。
  コーナーで殴りつけコーナーに振る。
  HBKがコーナーにのりあげる。
  テイカーが蹴り上げていくとHBKはロープを跨ぐ形で落ちる。
  テイカーがロープを揺らしてリングの中に落とす。
  クローズライン。
  カバーするもカウント2。
  腕を取ると上げて持ち上げる。
  もう1回。
  腕にレッグ・ドロップ。
  腕を捻るとショルダー・タックルを決めていく。
  オールド・スクールへ。
  HBKがロープを蹴りつけるとテイカーはロープを跨ぐように落下。
  殴り蹴り落とす。
  スライディング・キック。
  ブランチャへ。
  テイカーは受け止めると鉄柱に叩きつけると
  起こして抱えるともう1回ぶつける。
  リングに戻す。
  場外に逃げようとするHBKにロー・ブロー。
  HBKの背中を殴りつける。
  ロープに振るとショルダー・スルー。
  カバーするもカウント2。
  HBKが場外に出ようとする。
  テイカーがタイツを掴むと半ケツ状態。
  テイカーが引き戻し殴りつける。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  HBKがスインギング・ネック・ブリーカーに切り返す。
  HBKはようやく一休みできると安心するがその裏でテイカーがむくっと起き上がる。
  HBKはそれに気づいて場外へ。
  テイカーが後を追う。
  HBKは椅子を手にリングに戻る。
  追ってリングに入ってきたテイカーに椅子攻撃を狙う。
  テイカーがカウンターでビッグ・ブーツ。
  椅子を手にして振りかぶる。
  レフェリーが椅子を掴んでやめさせようとする。
  HBKがテイカーの背中にドロップ・キックを決めるとテイカーとレフェリーが激突。 
  HBKはフライング・フォア・アームズでテイカーを倒すと頭部を殴りつけていく。
  コーナーに上るとダイビング・エルボー・ドロップ。
  もう1発決める。
  カバーする。
  DXの一員ルードが入ってくる。
  カウント2でテイカーが押し飛ばすとレフェリーはHBKの下敷きに。
  ルードがHBKにブラス・ナックルを投げ渡す。
  HBKがテイカーをブラス・ナックルで殴りつける。
  カバー。
  ルードは帰っていく。
  レフェリーが気絶しているのに気づくと八つ当たりで蹴り。
  HHHとチャイナに連れられ3番目のレフェリーが入ってくる。
  カバーするもカウント2。
  怒ったHBKはそのレフェリーを殴りつける。
  HBKはテイカーを蹴りつけていく。
  場外に出すとHHHがテイカーを殴りつけチャイナと共に鉄階段にぶつける。 
  レフェリーは最初のレフェリーを起こすもコーナーにぶつけて再び気絶させる。
  HHHがテイカーをリングに戻す。
  HBKがチョーク。
  ロープを掴んでニーを落としていく。
  起こすとロープに走り殴りつけようとする。
  テイカーはガードすると殴りつける。
  HBKのパンチをガードすると殴りつけていく。
  HBKは脚に蹴りを入れると殴りつけていく。
  クローズラインで落とす。
  上手く着地したテイカーがリングに戻ろうとする。
  HHHが殴りかかり羽交い絞め。
  チャイナが殴りつける。
  テイカーは振り払うとチャイナに詰め寄る。
  邪魔しに来たHHHの喉元を掴む。
  背後のコーナー上からHBKが飛びダブル・アックス。
  コードでテイカーを締め上げHHHが蹴りつける。
  HBKはリングに戻りアピール。
  HHHがテイカーをリングに戻す。
  HBKがテイカーをロープに振ろうとする。
  テイカーは振り返すと担ぎ上げツームストンに持っていこうとする。
  HBKが後ろに逃れスイート・チン・ミュージックを狙う。
  テイカーは受け止めると殴りつける。
  喉元を掴む。
  コーナーに叩きつけるとボディ・ブローを連打しコーナーにのりあげさせる。
  ブラス・ナックルを奪い取る。
  蹴り上げてリングに戻すとブラス・ナックルで一撃。
  エプロンに上がってきたHHHを殴りつける。
  カバーする。
  レフェリーが復活しカウントするもカウント2。
  テイカーはレフェリーを起こすとチョーク・スラム。
  HBKが背後から殴りかかりロープに振ろうとする。
  テイカーが振り返しクローズラインへ。
  避けられるもフライング・クローズラインを決める。
  4番目のレフェリーが入ってきてダブルDQの裁定を下す!
  テイカーがHBKの喉元を掴む。
  放すとエプロンに上がってきたHHHの喉元を掴む。
  リングの中のHBKにチョーク・スラムでぶつける。
  HHHを場外に落とす。
  その隙を突きHBKがスイート・チン・ミュージック。
  ロープにもたれたテイカーの両腕がロープに絡まる。
  HHHとチャイナがリングに上がりHBKに椅子を渡す。
  HBKは椅子を持って近寄るもテイカーが椅子越しに蹴り飛ばす。
  テイカーは起き上がるとHHHとHBKを殴りつける。
  HBKにツームストンを狙う。
  HHHが殴りつけて救い出す。
  2人でテイカーを殴りつける。
  役員が出てくるとその役員にも殴りかかる。
  その隙を突いてテイカーがHHHにツームストン。
  HBKがテイカーを殴りつけていく。
  テイカーも殴り返す。
  他のレスラーが止めようと色々出てくる。
  HBKは殴りつけていたがいつの間にかリングから消えている。
  レスラーらがロープ際に押さえつけている。
  HBKらはリング横で押さえつけられている。
  テイカーが振り切って場外へのトペ・クローズライン。
  DXは逃げていく。

試合結果

@ブライアン・ピルマンvs.ゴールダスト 
 (ゴールダストが勝てば、ピルマンはWWFから永久に退団)
 (ピルマンが勝てば、マレーナは30日間家族と離れ、ピルマンと過ごす)
Aブライアン・クリストファーvs.スコット・プツキ(ノー・コンテスト)
Bサビオ・ベガvs.クラッシュvs.ファルーク
Cマックス・ミニvs.エル・トリト
Dタッグ王座戦、エリミネーション・マッチ:ヘッドバンガーズ(新チャンピオン!)vs.L.O.Dvs.オーエン・ハート、ブルドッグvs.ゴッドウィンズ
EWWF王座戦:ブレット・ハート(ch)vs.ペイトリオット
Fジ・アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ(ダブルDQ)