TOPアメリカン・プロレスWWE 1997年 →WWE:In Your House XIV-Revenge of the Taker 4/20/97

WWE:In Your House XIV-Revenge of the Taker 4/20/97の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1,2試合 目はひどい終わり方。
3試合目は後に人気タッグを組む同士で目を惹かれる試合。
しかし内容はひどいもの。見てて面白い部分が少しあったぐらい。

CWWF王座戦:ジ・アンダーテイカー(ch)vs.マンカインド
 どうしてもHIACの幻像があるために
 PPV1回でテイカーがあっさり退けた結果に物足りなさを感じますが試合は意外に充実している。
 場外を使って上手く組み立てていますし
 マンカインドのハードな受けも披露されます。
 立てられたテーブルに頭から落ちて貫通するとか
 冷静に考えると異常というしかありません。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:10/1/09)

Dスティーブ・オースチンvs.ブレット・ハート
 ブレットvs.オースチンIII。
 クオリティが高いのは間違いないのだけど
 とにかく劣化を感じさせてしまう内容です。
 ヒートの持って行き方、場の組み合わせ方は
 前より外していますし、そもそも素材が既視感を感じさせます。
 ブレットがヒールとしてしつこい脚攻めを披露しましたが
 ヒールに気持ちがなりきれてないのが所々で出てしまうんですよね。
 またオースチンはベビーフェイスになりきれていない、というか
 今までとは違うヒーロー像なのでまだ観客が認識しきれていません。
 そんな訳で高まった遺恨が荒さではなく粗雑に見えてしまいます。
 フィニッシュも個人闘争から軍団抗争に移行させる物ですしね。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/1/09)

DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

CWWF王座戦:ジ・アンダーテイカー(ch)vs.マンカインド 
  テイカーはPPV前に火の玉攻撃を受け、怪我している。
  マンカインドがテイカーに道連れクローズライン。
  しかしテイカーはものともせず、マンカインドを柵に投げつける。
  テイカーはオールド・スクールを狙う。
  これは逃れられるも、フライング・クローズラインを決める。
  マンカインドはテイカーに抱え上げられるも、
  ベアラーが注意を引いた隙に逃れテイカーに骨壺攻撃!
  カバーするもカウントは2。
  テイカーは場外に行った際、鉄階段にマンカインドをぶつけ反撃を試みるが
  グラス、椅子攻撃、更にパイル・ドライバーを2連発でくらう!
  テイカーはフライング・クローズラインで逆転するも
  マンカインドはテイカーの攻撃をレフェリーを身代わりにして防ぎ、
  マンディブル・クロー! 
  セカンド・レフェリーがくるもマンカインドはマンディブル・クローで追い出す!
  マンカインドは椅子、鉄階段をリングにあげる。
  テイカーはむくっと起きあがると椅子をマンカインドの脳天に叩き込む!
  そしてマンカインドのマスクをはぎ取る。
  エプロンのマンカインドに鉄階段で攻撃すると
  マンカインドは実況テーブル席に沈む!
  マンカインドをリングに戻し、チョークスラム!しかしカウントは2!
  ならばとテイカーは首切りポーズからツームストン!
  これにはマンカインドも力尽き、カウント3!
  テイカーの勝利!
  テイカーは逃げようとするマンカインドをリングに戻す。
  マンカインドは火の玉攻撃をしようとするも
  テイカーに仕掛けを奪われ、追い払われる。
  テイカーはベアラーに火の玉攻撃!
  復讐を果たす。


Dスティーブ・オースチンvs.ブレット・ハート
  オースチンはブレットに殴り勝つと柵、階段にぶつける。
  そしてブレットの真似をして馬鹿にしてから
  中指を立ててダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ブレットは椅子とゴングをリングにあげる。
  ブレットはオースチンに椅子を取り上げられるも、
  レフェリーがオースチンを止めている間に
  レフェリー越しにドロップ・キック。
  巻き込まれたレフェリーは気絶してしまう。
  ブレットは椅子を使ってオースチンの脚を破壊していく。
  そして鉄柱を使っての4の字!
  オースチンはロー・ブローで逃れると、
  靴紐でブレット締めあげる。
  ブレットはオースチンのダイビング・エルボー・ドロップを自爆させ
  4の字を決める。
  オースチンはなんとか逃れるとパイル・ドライバーを狙うが
  脚を痛めつけられたため決めることが出来ない。
  ならばとオースチンはスタナーを狙う!
  しかしブレットはロープに逃げ、ロー・ブロー。
  ブレットはスーパープレックスを決めると
  シュープ・シューターを狙う!
  しかしオースチンは膝の固定具でブレットを殴りつけると、
  逆にシュープ・シューター!
  オーエンらがリングにやってくるが、オースチンは追い払う。
  オースチンは再びブレットにシュープ・シューター!
  しかしブルドッグがオースチンを椅子で殴り、反則裁定。
  ブレットはゴングで殴ろうとするも椅子で返り討ちにあう。

試合結果

@タッグ王座戦:オーエン・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグvs.L.O.D(DQ)
AIC王座戦:ロッキーメイビア(ch)vs.サビオ・ベガ(カウントアウト)
Bジェシー・ジェーム(後のロード・ドッグ)vs.ロッカビリー(後 のビリー・ガン)
CWWF王座戦:ジ・アンダーテイカー(ch)vs.マンカインド
Dスティーブ・オースチンvs.ブレット・ハート(DQ)