TOPアメリカン・プロレスWWE 1997年 →WWE:In Your House XIII-Final Four 2/16/97

WWE:In Your House XIII-Final Four 2/16/97の分析


名勝負 なし
好勝負 WWF王座戦、ファイナル・フォー・ルールズ:ジ・アンダーテイカーvs.ブレット・ハートvs. スティーブ・オースチンvs.ベイダー

ある程度期待していたHHHvs.ロッキー戦は悪い試合であった。

Cタッグ王座戦:オーエン・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグ(ch)vs.フィリップ・ラフォン、ダグ・ファーナス
 日本で鍛えられたカンナム・エクスプレスだけに
 王者組とテクニカルな切り返し合いを見せます。
 アメリカ的でない入りにやや反応が薄かった観客も
 スリリングな攻防には思わず熱を感じた様子。
 フィニッシュが弱くても満足できる内容です。
 平均的な良試合。

DWWF王座戦、ファイナル・フォー・ルールズ:ジ・アンダーテイカーvs.ブレット・ハートvs. スティーブ・オースチンvs.ベイダー
 HBKが王座を返還したためRRの最後の4人が
 4ウェイ、ノーDQ、ノー・カウントアウト、オーバー・ザ・トップ・ロープ・ルールの
 エリミネーション・マッチの王座戦が組まれました。
 初めて見た時には全てトップ・ロープ越えの脱落という 地味な決着で印象が良くなかったのですけれど
 改めて見るとこれが中々深い構築をしていますね。
 場外を使ったインサイド・ワークが利いていて
 4ウェイとして素晴らしいリズムが生まれています。
 特にベイダーが素晴らしい仕事をしていましたね。
 欠点はやはりその地味な部分。
 わざわざ地味にする必然性もなければ地味になるような形式・面子でも無いですから。
 終盤モードがトップ・ロープから落下するかしないかの攻防って
 見ている方はそれほど高まりませんからね。
 しかし総合すると御の字の出来。
 意外に97年は特殊試合が豊作の年でしたね。
 ぎりぎり好勝負です。

総評
 見直してみるとセミ、メインがハイ・クオリティで意外に良い大会でしたね。
 このPPVはIYHXVIとセットのPAL版DVDがあります。

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

DWWF王座戦、ファイナル・フォー・ルールズ:ジ・アンダーテイカーvs.ブレット・ハートvs.スティーブ・オースチンvs.ベイダー
  テイカーがベイダーに、オースチンがブレットに襲いかかる。
  殴り合い。
  テイカーがベイダーにフライング・クローズラインを決める。
  ブレットをコーナーにぶつけオースチンにはオールドスクールを決める。
  ブレットがテイカーを殴りつけベイダーがテイカーにベリー・トゥー・ベリー。
  テイカーがむくっと起き上がる。
  ベイダーはテイカーを落とすと柵にぶつけ殴りつける。
  ブレットはオースチンへの攻撃に戻っている。
  ベイダーが椅子攻撃を狙うも避けられ鉄柱に誤爆。
  しかし体勢を立て直しもう1発狙う。
  テイカーはビッグ・ブーツで迎え撃つと鉄階段にぶつける。
  リングではブレットが猛攻撃でエルボー・ドロップ。
  テイカーがリングに戻る。
  ベイダーが追い襲いかかる。
  ブレットがオースチンにスリーパー。
  オースチンがジョー・ブリーカーに切り返しカバー。カウント2。
  テイカーがベイダーにチョーク・スラム。
  オースチンがテイカーにスタナー。
  ベイダーがブレットをロープに振りボディ・アタック。
  カバーするもカウント2。
  オースチンがテイカーを殴りまくる。
  テイカーが体勢を入れ替え殴りまくる。
  ベイダーがブレットを場外に連れ出し背中に椅子攻撃。
  リングではオースチンがテイカーにネック・ブリーカーを決めカバー。カウント2。
  オースチンはテイカーを場外に連れ出すとパイル・ドライバーを狙う。
  テイカーがリバース・スープレックスに切り返す。
  ブレットがベイダーにクローズラインを決める。
  ベイダーが場外に逃げる。
  ブレットが後を追おうとする。
  テイカーがブレットを捕まえリング内へのブレーン・バスター。
  ベイダーがオースチンめがけ鉄階段を振り上げる。
  オースチンは防ぐと鉄階段にぶつけ鉄階段を投げつける。
  ベイダーが反撃しパンチ。
  リングではブレットがテイカーの脚を攻めている。
  ベイダーがオースチンを柵に振ろうとする。
  オーチンは振り返して柵にぶつけるとベルトを叩きつけていく。
  ベイダーは流血するも振りほどいてオースチンにベルト攻撃をお返し。
  ベイダーがブレットを場外に引きずり出す。
  オースチンがコーナー上へ。
  テイカーがオースチンの体勢を崩す。
  ベイダーがブレットを柵に振ろうとする。
  ブレットは振り返してぶつけると殴りつけていく。
  鉄階段にぶつけようとする。
  ベイダーが防いでブレットを鉄階段にぶつける。
  テイカーがオースチンを落とそうとしている。
  オースチンはエプロンに降り立つとサミング。
  ダイビング・クローズラインを決めカバー。カウント2。
  ベイダーが場外でブレットにシャープ・シューター。
  テイカーが後ろにオースチンを投げるとオースチンはトップ・ロープの下から落下。
  オースチンがベイダーを蹴りつけカットすると共にブレットを蹴りつける。
  ブレットが羽交い絞めにしたオースチンをテイカーが殴りつける。
  リング上のベイダーがブレットを引き込もうとする。
  テイカーがベイダーを殴りつける。
  ベイダーはオースチンをリングに入れるとクローズラインを放つ。
  オースチンは避けるとテーズ・プレス。
  ロープに振ろうとする。
  ベイダーが振り返しボディ・アタック。
  テイカーがベイダーにクローズライン。
  ブレットがオースチンにパイル・ドライバーを決めカバー。カウント2。
  ベイダーがテイカーにビッグバン・クラッシュを狙う。
  狙いを変えムーンサルトを狙うも避けられ自爆。
  テイカーの地獄突きを受けベイダーは場外に逃れる。
  テイカーが追ってケーブルで締め上げる。
  ベイダーが逃れて逆に締め上げる。
  リングではオースチンがブレットを落とそうとしている。
  ブレットは逃れるとオースチンを打撃で攻める。
  ベイダーとテイカーもリングに入る。
  ブレットがオースチンにバック・ドロップを狙う。
  オースチンが後ろに逃れてオコーナー・ロール。カウントは2。
  テイカーがオースチンに襲いかかる。
  ベイダーはブレットに。
  オースチンがテイカーに鉄柱を使ってロー・ブロー。
  脚も鉄柱にぶつける。
  ブレットがベイダーにロシアン・レッグ・スイープを決めカバー。カウント2。
  テイカーがオースチンを落とそうとする。
  オースチンはエプロンに落ちてロープにしがみつく。
  オースチンがテイカーを落とそうとするもテイカーが耐え切る。
  テイカーがオースチンを投げるもオースチンはエプロンに落ちて耐える。
  ブレットがオースチンを落とす。
  オースチンが脱落(18分)!  
  テイカーがベイダーを背後から攻撃。
  コーナーに振りクローズライン。
  ブレットがテイカーに襲いかかる。
  ベイダーが背後からテイカーの脚を攻撃。
  2人でテイカーを蹴り出す。
  すぐにブレットがベイダーに標的を変えロープに振ろうとする。
  ベイダーが振り返しボディ・アタック。
  ブレーン・バスターを決めるとコーナー上へ。
  ブレットは捕まえるとスーパープレックスを決める。
  続けてシャープ・シューターに捕らえる。
  テイカーが背後からブレットの後頭部にクローズライン。
  オースチンが現れブレットに襲いかかる。
  鉄柱にぶつけ殴りまくる。
  ベイダーがテイカーにビッグバン・クラッシュを狙う。
  テイカーはむくっと起きあがり、気づいていないベイダーを押して場外に落とす!
  ベイダーが脱落(23分)!
  オースチンはリングに入りブレットを殴りつけている。
  テイカーがオースチンを排除する。
  その隙を突こうとしていたブレットの喉元を掴むとチョークスラム。
  首をかっきるポーズからツームストンにいこうとブレットを担ぎ上げる。
  しかしオースチンがブレットを落とそうとエプロンからブレットの脚を引っ張った結果
  ブレットはツームストンの体勢から脱出することに成功。
  テイカーがエプロンのオースチンに殴りかかる。
  ブレットがその隙を突きオコーナー・ロール。カウントは2。
  ブレットがエプロンのオースチンを殴りまくる。
  テイカーが加わりオースチンを殴り落とす。
  ブレットがその隙を突きクローズラインでテイカーを落とす。
  ブレットが新WWFチャンピオンとなる(24分)!

試合結果

@マーク・メロvs.レイフ・キャシディ
Aネイション・オブ・ドミネーションvs.フラッシュ・ファンク、バート・ガン、ゴールダスト
BIC王座戦:ロッキーメイビア(ch)vs.HHH
Cタッグ王座戦:オーエン・ハート、ブリティッシュ・ブルドッグ(ch)vs.フィリップ・ラフォン、ダグ・ファーナス(新チャンピオン!) 
DWWF王座戦、ファイナル・フォー・ルールズ:ジ・アンダーテイカーvs.ブレット・ハート(新チャンピオン!)vs.スティーブ・オースチンvs.ベイダー