TOPアメリカン・プロレスWWE 2002年 →WWE:Armageddon 12/15/02

WWE:Armageddon 12/15/02の分析


名勝負 なし
好勝負 クリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ、
#1コンテンダー4ウェイ・ダンス:カート・アングルvs.エッジvs.クリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ(12/5/02)

1,6試合目は平均から良い程度。

Bクリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ
 レスリング・マッチながらUnfo02のカート対ベノワとは対称的。
 技自体ではなく過程に焦点があるので
 綺麗とはお世辞にも言えない雑多な絵になっており盛り上がりが悪いです。
 ただそれ自体は同じくらい魅力的で、実に見応えがあります。
 その後の展開、肉弾戦というべき身体から発せられる技の重さは共に素晴らしい。
 改善するとしたら、素晴らしい持って行き方とはいえクロス・フェイス一発で締めるなら
 それまでに肩を攻めて布石を立てておきたい所です。
 一方のエディは脚攻めを軽く加えているのに、ラッソ・フロム・エルパソを耐え切られているのですよね。
 格、完成度の差があるのは確かなので
 対等にとは言いませんがもう少し近づけても良いように思います。
 後チャボのベルト攻撃はこの種の試合の趣には反しているのでいらない。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/30/09)

Cバティスタvs.ケイン
 無駄に速いテンポで巨漢同士の潰しあい、という
 唯一の可能性も自ら摘み取っています。
 ひどい試合。
 (執筆日:4/16/10)

F世界王座戦、3本勝負(ストリート・ファイト/ケージ/ラダー):ショーン・マイケルズ(ch)vs.トリプルH
 HHHの状態が悪く、すぐに凶器を取り出して誤魔化しのハードコア戦です。
 感情を欠落させて仕事と割り切ったような完全劣化版の印象を受けます。
 最上位凶器の有刺鉄線付角材に火をつけながらまったく
 フィニッシュに絡まない中途半端な位置だったのもよくないですね。
 2本目のケージは凶器が残っているので変化がないし短め。
 ケージ天辺からテーブルに飛ぶ、という
 Don't Try at Homeに出てくる名シーンも余り意味を持っていません。
 3本目のラダーは更に短くなって壮絶なスポットのみ。
 一部のセンスある動き、切り返しでHHHとHBKなんだと思い出させるも
 全般的には状態が悪いのに体を張る、その努力で認めてもらおうという内容。
 確かに死闘感はあるのだけど連続してやられてもなぁ。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:10/29/09)

@#1コンテンダー4ウェイ・ダンス:カート・アングルvs.エッジvs.クリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ(12/5/02)
 エッジがアルバートに襲われ脚を負傷するも登場し予定通り4ウェイに。
 その設定を含めしっかり統一された絵を実力者4人が持っています。
 場外へ投げたりするハードさの一方で、
 ジャーマンを1発で止めて4ウェイ仕様の早い攻めにする等の上手さも見られます。
 安易ではない大技の使いまわしで試合を進めると
 素晴らしい3ウェイ・スポットからまずエディが抜け、エディの仕返しでベノワも抜けます。
 これでエッジ対カートの数え歌再びに。
 負傷という前振りもあり盛り上がる中このシングルはじっくり時間をかけてきましたね。
 完膚なきまでに叩きのめそうとするカートに対し
 エッジは流れをムーブで生み出していきます。
 Backlashに匹敵する潮流を感じる事が出来ました。
 しかしかなりの激戦になったため、後々もスピアー関連で良く言われることになる
 エッジの欠点、同じムーブを何度も使っているのが難です。
 再見すると印象は弱まりましたが、
 4ウェイでエッジのパートを弱めるとか、
 シングルで掟破りにも手を出すのなら中間に配置して印象を変えるなどの対策を行うべきでした。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/29/09)

メインは外れながらそれなりに見ておくべき内容。
他はまずまず。特典が大きいので是非ともDVD版で手に入れるべきです。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Bクリス・ベノワvs.エディ・ゲ レロ
  エディが足を取りにいく。
  殴りつけられ離れる。
  エディがバックを取ろうとする。
  ベノワは腕を取ろうとして倒す。
  回転して腕を取る。
  エディが切って足を取って倒す。
  もがくベノワをコーナーに押し込むと張り手。 
  チョップを打ってから離れる。
  エディがグラウンド・ヘッド・ロック。
  ベノワが食らったままレッグ・ロック。
  エディはそれを解き起き上がる。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  ベノワがカウンターでショルダー・スルー。
  チン・ロック。
  エディが起き上がる。
  脚をかけて倒す。
  キー・ロック。
  回転してベノワをマットに叩きつける。
  もう1発。
  ベノワは起き上がるとエディを持ち上げ後ろに叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  チョップ。
  チョップ。
  チョップを放つ。
  エディは避けるとチョップ。
  スナップ・メアから首4の字。
  ベノワが反転させレッグ・ロック。
  エディがロープを掴む。
  ベノワは蹴りつけるとロープに振る。
  打ち上げてマットに激突させる。
  突進。
  エディが場外へのショルダー・スルーを狙う。
  体が低かったためベノワはロープに激突して転落。
  エディがダイビング・ボディ・アタックで追撃する。
  殴りつけリングに戻す。
  脚を踏みつける。
  エルボー・ドロップを落として行きレッグ・ロック。
  ベノワがヘッド・ロック。
  顔を引っかこうとするもレフェリーに止められる。
  ならばとエディを蹴りつける。
  エディは蹴りを食らわないように体勢を変える。
  反転するもエディが対応してレッグ・ロック。
  ベノワがロープを掴む。
  ベノワを蹴りつけていく。
  起こそうとする。
  抵抗するベノワを踏みつける。
  変形インディアン・デス・ロック。
  もう1発。
  カバーするもカウント2。
  起こすとチョップにエルボーを叩き込む。
  コーナーに振りクローズライン。
  もう1発狙おうとする。
  ベノワは蹴りを入れるとクロス・フェイスを狙う。
  エディは前転で逃れるとクローズラインへ。
  ベノワは避けるとジャーマン。
  2発。
  3発。
  4発。
  5発。
  起き上がると首をかっきるポーズ。
  コーナーに上ろうとする。
  エディが起き上がったのを見て戻ってくるうとジャーマン。
  7発目。
  たまらずロープを掴むエディを殴りつける。
  パワー・ボムを狙う。
  逃れたエディを殴りつけようとする。
  エディは避けるとジャーマン。
  2発。
  3発。
  バック・エルボーを避けるとスナップ・スープレックス。
  フロッグ・スプラッシュにつなげるもカウントは2。
  突進するとそのままもつれて2人は場外落下。
  エディは起き上がるとスと恩ピン具。
  場外カウントを数えられリングに戻る。
  すぐに出ようとするもレフェリーが阻止してリングで戦うよう言う。
  その隙にチャボがベノワにベルト攻撃。
  エディは場外に下りるとベノワを起こしてリングに入れる。
  カバー。カウント2。
  ベノワを起こすとブレーン・バスターを狙う。
  ベノワは後ろに逃れると殴りつける。
  殴りかかる。
  エディがカウンターでドロップ・トー・ホールド。
  ラッソ・フロム・エルパソを決める。
  ベノワが何とかロープを掴む。
  エディはベノワを起こすとロープに振ろうとする。
  抵抗するベノワの脚を蹴りつけていく。
  ロープに振ろうとする。
  ベノワが防いでチョップ。
  チョップを放つ。
  避けられるも蹴りをいれパワー・ボム。
  コーナー上へ。
  エディがレフェリーを掴んでベノワの方を見れないようにする。
  その隙にチャボがベノワに殴りかかる。
  場外へのスーパープレックスを狙う。
  ベノワが抵抗。
  チャボをロープの上に落とす。
  エディがベノワの体勢を崩す。
  雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  ベノワが突き飛ばして落とす。
  ダイビング・ヘッド・バッドを決める。
  カバーしようとする。
  エディが不意を突いて脚を取りにいく。
  仰向けになったベノワにラッソ・フロム・エルパソ。
  ベノワが体を反転させ脚を取って倒す。
  クロス・フェイスを狙いにいく。
  エディは左腕をとらせずロープに逃げようとする。
  ベノワはロープに延ばして右手を取ってのクロス・フェイス。
  エディが後ろに回転するもベノワは対応して締め上げ続ける。
  タップを奪う!
  ベノワの勝利!


F世界ヘビー級王座戦、3本勝負(ストリート・ファイト/ケージ/ラダー):ショーン・マイケルズ(ch)vs.トリプルH
  レフェリーはフレアーに退 場を命じる
  HBKは逆上がり式にリン グに戻るとクローズラインでHHHを場外に落とす。
  上凱旋でHBKが優位に立 つもパワーで勝るHHHが盛り返す。
  HBKの弱点である腰を集 中攻撃。
  HBKもHHHの腰を狙う。
  スイート・チン・ミュージックを受け止めたHHHは
  スイート・チン・ミュージックを出させまいと今度は脚に狙いをつける。
  4の字を決め反転されるも ゴミ箱の蓋で殴りつける。
  入場口付近の壁にHBKを ぶつけると有刺鉄線つき角材を手にする!
  ためらったかと思いきや角 材に火をつける暴挙に!
  振りかぶるもHBKが ロー・ブロー。
  奪い取るとHHHに一撃! 流血させる。
  リングに戻ると凶器を使っ てお互いの体を破壊し合う。
  HBKはペディグリーをロー・ブローで防ぐ。
  フライング・フォア・アー ムズを決め飛び起きるも
  HHHがチョップ・ブロッ クからペディグリー!
  カバーし1,2,3! HHHが先取!
  HHHはケージが下りる前 に凶器を投げ入れていく。
  スリング・ショットでケー ジにぶつけられHBKも流血。
  HBKの反撃を食らい HHHはフォールではなく脱出を狙うようになる。
  HBKはHHHをリングに 戻すとダイビング・エルボー・ドロップ!
  フレアーが乱入しケージに 入ってくる。
  HBKは2人に椅子攻撃を 食らわせ、フレアーまで流血。
  ペディグリーをリバース・ スープレックスに返すと2人にスイート・チン・ミュージック!
  しかしカバーに行かず HHHをテーブルに寝かす。
  そしてケージ天辺からダイ ビング・ボディ・プレスを決めテーブル葬!1,2,3!
  これでタイ。
  HBKはラダーでの攻撃後、ラダー上からダイビング・ボディ・プレスにいくも自爆!
  HHHがペディグリー!
  ラダーを登っていくも HBKが追いすがる。
  HBKがスイート・チン・ ミュージックを決めラダーを登っていく。
  ベルトに手が届くもHHH がラダーを倒し場外のテーブル2段に沈む!
  HHHがベルトを手にして 新世界チャンピオンに!


@#1コンテンダー4ウェイ・ダンス:カート・アングルvs.エッジvs.クリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ(12/5/02)
  エッジはアルバートに奇襲され欠場すると見られていたが入場。
  脚を引きずりながらリングに入る。
  ゴングが鳴ると同時にカートとベノワがエッジに襲いかかり蹴りまくる。
  (カット)
  エディだけが立っている状態。
  エッジを起こすと殴りつける。
  エッジが殴り返していく。
  ロープに振るとショルダー・スルー。
  ベノワにフラップジャック。
  カートにショルダー・スルー。
  エディがエッジに低空ドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  ベノワがエディにバック・エルボー。
  エッジの脚をロープに乗せヒップ・ドロップ。
  カートとベノワがダウンするエッジを攻撃。
  エディが入ってきてカートにスクール・ボーイ。
  カートはカウント2で返すとクローズライン。
  ベノワは気にせずエッジの脚を攻め続ける。
  カートがエディを殴りつけロープに振る。
  エディはロープを掴んで止まると突進してきたカートに場外へのショルダー・スルー。
  ベノワがエディにクローズラインを決めて落とす。
  ベノワがエッジを起こしチョップ。
  脚にレッグ・ドロップ。
  コーナーに振ろうとする。
  エッジは振り返すとフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  エディが入ってきてエッジを場外に投げ捨てる。
  突進してきたベノワに蹴りをいれ場外へのブレーン・バスター。
  カートがエディをターン・バックルにぶつけブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  殴りつけていく。
  エディはサミング。
  殴り倒し蹴りつける。
  起こすと殴りつける。
  ブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ロープに振ろうとする。
  カートは振り返すとベリー・トゥー・ベリー。
  アングル・スラムを狙う。
  エディがアーム・ドラッグに切り返す。
  蹴りを入れるとバック・ドロップ。
  フロッグ・スプラッシュを決めるもカウントは2。
  ベノワがリングに入ってきて背後からエディにジャーマン。
  ダイビング・ヘッド・バッドにつなげる。
  カバーするもカウント2。
  エッジが入ってくる。
  ベノワにエジキューション。
  カバーするもカウント2。
  突進してきたカートを投げ落とす。
  エディがエッジを殴り落とす。
  ベノワに殴りかかる。
  ベノワが避けジャーマン。
  2発目。
  3発目を狙う。
  そこにエッジが突っ込んでくる。
  ベノワが離れるとエッジはそのままエディにスピアー。
  ベノワはエッジを投げ落とすとエディにクロス・フェイス。
  エディがタップする!
  エディ脱落!

  カートが入ってベノワに殴りかかる。
  ジャーマン。
  2発目。
  3発目。
  エッジがコーナーに上がりカートにミサイル・キック。
  カバーするもカウント2。
  ベノワがエッジの脚を殴りつける。
  カートがベノワにクローズライン。
  エッジにアングル・スラムを狙う。
  エッジは後ろに逃れるとリバースDDT。
  ベノワがカットすると同時にクロス・フェイスに捕らえる。
  カートがカットすると同時にベノワにアンクル・ロック。
  ベノワが反転して蹴り飛ばすとカートとレフェリーが激突。
  エディが入ってきてベノワにベルト攻撃。
  エッジがエディにスピアー。
  ベノワにスピアーを決め1,2,3!
  ベノワが脱落!

  すぐにカートがエッジにアンクル・ロック。
  エッジが何とかロープの方へ動く。
  回転してカートを場外に落とす。
  カートがエッジを場外に引き摺り下ろす。
  鉄階段に叩きつける。
  エッジが流血。
  (カット)
  カートがリングでマウント・パンチ。
  起こしてクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ニーでロープに押し付ける。
  踏みつけロープに押しつける。
  エッジがカートに打撃を入れていく。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴り。
  脚を引きずりながら近寄る。
  カートがベリー・トゥー・ベリー。
  チン・ロック。
  エッジは3回目で腕を上げると起き上がりバック・エルボー。
  ロープに振りクローズラインへ。
  避けられるもベリー・トゥー・ベリーを決める。
  両者ダウン。
  カウント8で起き上がる。
  カートが殴りかかる。
  エッジはガードすると殴りつける。
  カートが殴りかかる。
  エッジはガードすると殴りつける。
  殴りつけロープに振る。 
  クローズライン。
  クローズライン。
  ロープに振りショルダー・スルー。
  クローズラインを避けるとリバースDDT。カウント2。
  カートが不意をついてエッジにジャーマン。
  2発目。
  3発目へ。
  エッジがボディ・シザースで丸め込む。カウント2。
  カートのクローズラインを避けるとロープに走りスピアー。
  カバーするもカウント2。
  蹴りつけエジキューションを狙う。
  カートが逃れ蹴りつける。
  アングル・スラムを狙う。
  エッジが逃れ蹴りつける。
  エジキューション。
  カバーするもカウントは2。
  コーナーに上る。
  カートが駆け上がりる。
  エッジは突き飛ばすとミサイル・キック。
  カバー。カウントは2。
  待機してスピアーへ。
  カートがカウンターで蹴り上げる。
  アングル・スラムを決めカバーするもカウントは2。
  肩紐を外すとアンクル・ロック。
  エッジが反転して丸め込む。カウント2。
  カートがドロップ・トー・ホールドからアンクル・ロック。
  ロープに手を伸ばす。
  反転して蹴り飛ばすもカートは放さない。
  エッジが何とかロープを掴む。
  レフェリーがブレイクだと言ってもカートは放さない。
  エッジはロープを掴んで起き上がると延髄切り。
  そしてアングル・スラム。
  カバーするもカウントは2。
  コーナーにのぼる。
  カートが駆け上がり雪崩式アングル・スラム。
  カバーし1,2,3!
  カートの勝利!
  ビッグ・ショーが現れカートにチョーク・スラム。

試合結果

@世界タッグ王座戦:クリスチャン、クリ ス・ジェリコ(ch)vs.ブッカーT、ゴールダスト(新チャンピオ ン!)vs.ダッドリー・ボーイズvs.ウィリアム・リーガル、ランス・ストーム
Aエッジvs.Aトレイン(DQ)
Bクリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ
Cバティスタvs.ケイン
D女子王座戦:ヴィクトリア(ch)vs.トリッシュvs.ジャクリーン
EWWE王座戦:ビッグ・ショー(ch)vs.カート・アングル(新チャンピオン!)
F世界ヘビー級王座戦、3本勝負(ストリート・ファ イト/ケージ/ラダー):ショーン・マイケルズ(ch)vs.トリプルH(新チャンピオン!)(2-1) 
@#1コンテンダー4ウェイ・ダンス:カート・アングルvs.エッジvs.クリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ(12/5/02)