TOPアメリカン・プロレスUWF-TNA(House Show)→TNA:Steiner vs. Joe II 8/28/06

TNA:Steiner vs. Joe II 8/28/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間です。

 ギャングがWWEネタを喋って盛り上げます。
@ナチュラルズvs.ダイヤモンズ・イン・ザ・ラフvs.ジェームス・ギャング
 最初からフラットでだらだらした内容。
 無駄に長いですしね。
 悪い試合。

Aチャレンジ・マッチ:ロン・キリングスvs.ピティ・ウィリアムス
 勿論チャレンジする方はピティ・・・。
 立場を明確にしてコントラストで魅せようという気もなく
 チャレンジ・マッチと題されるような格の違いから
 気の入らない軽い内容になっています。
 悪い試合。

Bハードコア・マッチ:ブラザー・ラントvs.アビス
 体格差で圧倒的な不利な中
 ラントはハードコアから勝機を見出すも・・・という内容。
 クオリティこそ落ちるもののハウス・ショーにもかかわらず
 テーブル、画鋲が繰り出されるので客の満足度は高かったのでは。
 ハレとケが無いといえば無いのですが・・・。
 平均レベル。

Cグラッジ・マッチ:エリック・ヤングvs.ボビー・ルード
 序盤に和解しかけるもルードが裏切ってヒール発動、という筋。
 ルードのヒール・プレイはそれなりに良いのだけれど
 うんざりする程組まれたヤング相手に支配する内容では
 見ていてテンションがあがりませんね。
 悪くない試合。

Dタッグ王座戦:AJスタイルズ、クリストファー・ダニエルズ (ch)vs.ジェイ・リーサル、クリ ス・セイビン
初っ端の攻防から力が入っていておぉ、と思わせます。
 只カットや孤立、連携技、どのファクターに特化してもいないため
 中盤がインパクトに欠けますね。
 AJ、ダニエルズはいつもそういう印象があります。
 孤立交代のきっかけにスタイルズ・クラッシュを使ったのも早計。
 後リーサルもややタイミングを外しかけている印象があります。
 しかし終盤はそれを吹き飛ばす程素晴らしかった。
 4人が入り乱れて打ち合う中でタッグのエッセンスも利いている。
 場外を上手く使ってかなり派手にやっていますよ。
 20分弱と十分な時間を取られた事もありショーをスティールしました。
 好勝負に少し届かず。

Eサモア・ジョーvs.スコット・スタイナー
  ヘブナーがスタイナーに有利な裁定をしたり
 場外乱闘でテーブル葬があったりお茶を濁す要素ありなんですが
 とてもごまかしきれていない。
 何も考えず条件反射的に動いているものだから
 試合を作れておらず、まさに醜態を晒したと言うしかない状態です。
 こんなカード、再戦する必要はなかったですね。
 ひどい試合。
 
総評
 AJ、ダニエルズはUWFの方が可能性を発揮できているように思います。
 このタッグのファンなら一点ものとして通用する。
 (執筆日:1/30/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Dタッグ王座戦:AJスタイルズ、クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.ジェイ・リーサル、クリス・セイビン

  AJ対リーサルで試合開始。
  軽くレスリング。
  AJがロープに脚をかける。
  AJが後ろに投げる。
  バック・ドロップを狙う。
  リーサルが着地しアーム・ドラッグ。
  AJがアーム・ドラッグ。
  リーサルがアーム・ドラッグ。
  リーサルはAJのアーム・ドラッグを外して自爆させるとアーム・ドラッグを狙う。
  AJは耐えると反対方向に叩きつけ腕を取る。
  交代したダニエルズがロープに振りヒップ・トスへ。
  リーサルは着地するとクローズラインを避けタッチ。
  腕、ヘッド・ロックの取り合い。
  ロープに振られたダニエルズがショルダー・ブロック。
  ロープ・ワークからダニエルズがモンキー・フリップを狙う。
  セイビンは着地するとアーム・ドラッグ。
  腕を取る。
  ロープに振られるもアーム・ドラッグで腕を取る。
  リーサルにタッチすると2人でロープに振りバック・エルボー。
  カバーするもカウント2。
  ダニエルズがリーサルを自陣に押し込み交代。
  AJがスナップ・スープレックスからカバー。カウント2。
  ロープに振ろうとする。
  リーサルが防ぎバック・エルボー。
  ロープに走る。
  AJがカウンターでドロップ・キックを決める。
  カバーするもカウント2。
  AJとダニエルズが連携技を織り交ぜながらリーサルを攻めていく。
  AJがダニエルズの膝へのブルドッグを決めカバー。
  セイビンが入ってくるもダニエルズがカウンターでヒップ・トス。
  AJもニー・ドロップを決めて追い出す。
  AJがリーサルにスタイルズ・クラッシュを狙う。
  リーサルは持ち上げるとエプロンに下ろす。
  AJがスプリングボード式の技を狙う。
  リーサルは脚を払って失敗させるとセイビンにタッチ。
  セイビンがAJにミサイル・キックを決めカバー。カウント2。
  後頭部にドロップ・キックを決めカバー。カウント2。
  アブナミドル・ストレッチでリーサルの体力回復を待つ。
  2人で腰を中心にAJを攻めていく。
  リーサルがAJをロープに振ろうとする。
  AJは振り返すとローリング・クローズラインへ。
  避けられるもスピン・キックを決める。
  両者ダウン。
  両者交代。
  ダニエルズが2人にクローズラインを決めていく。
  セイビンは蹴りを入れて動きを止めると
  リーサルと2人でダニエルズをロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ダニエルズは蹴り上げるとセイビンにロシアン・レッグ・スイープを狙う。
  防ぎに来たリーサルにコンプリート・ショットを同時に決める。
  リーサルをほうり捨てる。
  セイビンが場外へのショルダー・スルーを狙う。
  ダニエルズはエプロンに着地すると髪を掴んで倒す。
  リーサルにアサイ・ムーンサルトを決めてからセイビンにダイビング・クロス・ボディ。
  カウントは2。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  セイビンが蹴り上げ突進。
  ダニエルズがヒップ・トスを決めるともつれて両者転落。
  リーサルがダイブを狙おうとロープに走る。
  AJがリーサルを捕らえコーナーに押し込む。
  コーナーに乗せる。
  リーサルは蹴り飛ばすとダイビング・レッグ・ラリアットで落とす。
  トペ・コンヒーロで追撃する。
  AJをリングに戻しネック・ブリーカーからスープレックス。カウント2。
  スプリングボード式の技を狙う。
  ダニエルズがキャッチしデス・バレー・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  エンジェルズ・ウィングを狙う。
  セイビンは延髄切りで防ぐとバック・ドロップからカバー。カウント2。
  ならばとクレイドル・ショックへ。
  ダニエルズが後ろに逃れると同時にAJがジャンピング・キックを放つ。
  セイビンは避けるとオコーナー・ロールを狙う。
  AJはロープを掴んで防ぐと同時に一回転してリバースDDT。
  カバーするもカウント2。
  コーナー上へ。
  リーサルが捕らえる。
  セイビンが向かってきたダニエルズにボディ・スラム。
  リーサルがコーナー上のAJにデッドリー・ドライブ。
  セイビンが空中で捕らえてダニエルズの上にエース・クラッシャー。
  ダニエルズを落とすとブランチャで追撃する。
  リーサルがダニエルズにダイビング・ヘッド・バッドを決めカバー。カウントは2。
  ドラゴン・スープレックスを狙う。
  ダニエルズが逃れてロープに走る。
  リーサルは蹴りを入れるとムーンサルト。
  セイビンがAJをリングに入れる。
  2人でAJをコーナーに乗せるとスーパープレックスを狙う。
  ダニエルズがリーサルを突き落とす。
  コーナー上から飛んできたセイビンにカウンターでチョーク・スラム。
  AJがフロッグ・スプラッシュを決める。
  ダニエルズが続けてBMEで1,2,3!
  AJ、ダニエルズの防衛!
  両チームお互いの健闘を称える。

試合結果

@ナチュラルズvs.ダイヤモンズ・イン・ザ・ラフvs.ジェームス・ギャング
Aチャレンジ・マッチ:ロン・キリングスvs.ピティ・ウィリアムス
Bハードコア・マッチ:ブラザー・ラントvs.アビス
Cグラッジ・マッチ:エリック・ヤングvs.ボビー・ルード
Dタッグ王座戦:AJ スタイルズ、クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.ジェイ・リーサル、クリス・セイビン
Eサモア・ジョーvs.スコット・スタイナー