TOPアメリカン・プロレスUWF-TNA(House Show)→TNA:Hardcore War 6/9/06

TNA:Hardcore War 6/9/06の分析


名勝負 Xディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ
好勝負 なし

2枚、約2時間30分です。

2試合目。
ハウス・ショーならでは。
 制限が緩くなって2人とも活き活きしています。
 中々良い試合。

3試合目。
 ECWに捧げる1戦。
 スパイク対オーサムを彷彿とさせます。
 良い試合ですが
 問題点も同じでスパイクの勝ちが見えないこと。

5試合はつまらない。
 ライノを外すわけにもいかないので仕方ないか。

6試合目。
 この2人ならもっと良くなってもおかしくないのだが
 そこそこの試合に終わった。
 フィニッシュが弱い。

FXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ
 試合前にダニエルズがAJとのタッグは今夜ばかりは関係ない、と表明したように1対1対1のぶつかり合いです。
 中心に据えられた王者ジョーの働きが素晴らしく外しを加える一方で(AJ、ダニエルズも速攻、心理戦を見せる)、
 その重量感により今回の魅力を率先して作り出している。
 それは技の快感。
 Unbre05程ではないにしろハード・ヒッティングに技を打ちます。
 3ウェイ・ムーブも過去の物を利用、必要なら更に斬新な物に改造して揃えています。
 特に#2のスポットのカウンターVerに焦点を当ててかなり派手にぶちかましていますね。 
 かといって#2の前半のように技に頼っている訳でもありません。
 ややダウン、技が適当でない場面はありますけどね。
 試合時間は13分ですがXディビジョンで3ウェイを行うとなると10分台前半というのは決して短い時間ではない。
 最高級の3ウェイという事が重要です。
 ぎりぎり名勝負。
 ハウス・ショーには勿体無い名品。
 (執筆日:11/22/09)

メイン。
 チーム3Dなら前の3ウェイを差し置いても
 仕方ないかなと思っていたら
 最悪の試合でげんなり。
 観客が椅子をリングに投げ入れたところで
 AMW、ギャングが逃げると言う意味不明なフィニッシュ。
 いくらECWに捧げるといってもこんな試合でいいのか?

総評
 ハウス・ショーと言うことで一長一短がありますが
 2試合目のようにレスラーが普段より活き活きしていますし
 観客の盛り上がりようは素晴らしいものがあります。
 メインが無様すぎますが
 ECW追悼とも言えるコンセプト大会としては素晴らしく
 そこいらのPPVよりよっぽどお勧めできます。
 (執筆日:11/28/07)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

FXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ

  ダニエルズが入場。
  AJが入場。
  ダニエルズはマイクを取ると「俺たちは最近タッグでやってきたが今日は3ウェイだ。チームではなく最も強い奴が勝つ。」
  ジョーが入場。
  ゴングが鳴る。
  AJとダニエルズはジョーの方を向く。
  ジョーが場外に出る。
  AJは不意をついてダニエルズにスクール・ボーイ。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  ダニエルズがロープに振る。
  リープ・フロッグからダニエルズがロープに走る。
  ジョーが脚を掴んで倒し引きずり出す。
  AJがブランチャを狙う。
  ジョーは慌ててリングに転がりはいる。
  AJはエプロンに着地、ロープを飛び超えてリングに入る。
  ジョーがチョップ。
  ロープに走る。
  AJがカウンターでドロップ・キック。
  ダニエルズはAJを場外に放り捨てるとジョーをカバー。カウント1。
  ロープに振るとレッグ・ラリアット。
  AJがリングに入りダニエルズに蹴り。
  ヘッド・ロック。
  ダニエルズはロープに振ろうとする。
  防がれるもヘッド・ロック。
  ジョーを蹴りつけようとするも避けられる。
  AJがロープに押し飛ばしクローズラインへ。
  ダニエルズは避けるもその先にいたジョーがチョーク・スラム。
  AJとジョーが向き合う。
  AJが蹴り。
  ジョーがもう1発打ってみろ、と身振り。
  AJが再び蹴る。
  ジョーは余裕で張り手。
  AJが反対の脚を蹴りつけ倒す。
  ジョーをうつぶせにするとムタ・ロック。
  ジョーが噛みついて逃れる。
  ジョーがAJにチョップ。
  蹴りを叩き込む。
  起き上がったダニエルズに蹴りを放つ。
  ダニエルズは受け止めるとジョー・ブリーカー。
  スナップ・メアからラスト・ライツを狙う。
  AJのクローズラインを受け止めるとジョーの上にチョーク・スラム。
  ジョーにアラビアン・プレス。
  ジョーはカウント2で返すと場外に転がり出る。
  ダニエルズがダイブを狙うべくロープに走る。
  AJがバックを取りオコーナー・ロールを狙う。
  ロープを掴んで防がれるもダニエルズにローリング・ラリアット。
  ジョーがリングに入る。
  AJがジョーにチョップ。
  フォア・アームズ。
  突進。
  カウンターでショルダー・スルーを食らうもフォア・アームズ。
  スプリングボードを狙う。
  ジョーが突き飛ばしてAJを落とす。
  ダニエルズも場外にいる。
  ジョーが2人にトペ・スイシーダ。
  角に椅子を立てる。
  ダニエルズを鉄柱にぶつける。
  AJを椅子に座らせるとオレ・キック。
  もう1回かと聞く。
  ダニエルズをAJの上に座らせるとオレ・キック。
  ダニエルズをリングに戻す。  
  AJをエプロンにたたきつけてからリングに戻る。
  ダニエルズに蹴り。
  背中に張り手。
  ロープに振るとクローズラインへ。
  かわされるもフライング・ニー。
  リングに入ってきたAJにアトミック・ドロップ。
  ロープに走りジャンピング・ビッグ・ブーツ。
  セントーンを決める。 
  AJをターン・バックルにぶつけ蹴りつける。
  フェイス・ウォッシュを狙うべくロープに走る。
  ダニエルズが横からジョーを突き飛ばして落とす。
  トペ・スイシーダを狙う。
  ジョーがカウンターでパンチ。
  ダニエルズはロープに干される形でダウン。
  その裏からAJがジョーに背面ダイブ。
  AJはエプロンに上がるとリングにいるダニエルズにスプリングボード式フォア・アームズ。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターでバック・エルボー。
  セカンド・ロープから一回転に。
  ダニエルズはかわすとバック・エルボー。
  突進。
  AJがカウンターでスピン・キック。
  カバーするもカウント2。
  リングに入ってきたジョーに蹴りを放つ。
  ジョーが受け止め上に跳ね上げる。
  AJはそれで一回転し裏にいたダニエルズにリバースDDTを狙う体勢に。
  ジョーに蹴りをいれ同時にDDT。
  ジョーをカバーするもカウント2。
  ダニエルズをカバー。カウント2。
  ダニエルズをコーナーにのせるとスーパープレックスを狙う。
  ダニエルズが殴りつける。
  AJを持ち上げロープを跨ぐように落とす。
  フォア・アームズ。
  AJも打ち返す。
  ジョーがコーナーに上がってきて2人にリバース・スープレックスを決める。
  ダニエルズをロープに振るとパワー・スラム。
  カウント2で返されるやアーム・バー。
  AJがジョーにスプリングボード式450°スプラッシュ。
  ダニエルズがカウント2でカット。
  AJとダニエルズが殴りあい。
  AJが押しローリング・ラリアットへ。
  ダニエルズが受け止めチョーク・スラム。
  BME。
  カバーするもカウントは2。
  AJを起こしフォア・アームズ。
  ロープに振ろうとする。
  AJが振り返そうとする。
  ダニエルズは防いで蹴り。
  エンジェルズ・ウィングを狙う。
  AJがリバース・スープレックスに切り返す。
  ジョーがAJにクローズラインを狙うも避けられる。
  先にいたダニエルズがジョーにクローズラインを狙う。
  避けられる。
  先にいたAJがダニエルズにペイレイ・キック。
  ジョーがダニエルズにクローズライン。
  鼻から流血しているAJにジャブを入れていく。
  AJがパンチを打っていくも拳の痛みで動きが止まる。
  そこを突いてジョーが張り手を連打。
  ローリング裏拳へ。
  AJが避けジャンピング・キックへ。
  ジョーが避けラリアット。
  アピールするとAJを起こしマッスル・バスターへ。
  背後からダニエルズが殴りつけフォア・アームズ。
  ジョーが腹にパンチを叩き込んでいく。
  パンチへ。
  ダニエルズはかわすと蹴りをいれエンジェルズ・ウィングの体勢。
  AJがコーナー上から飛びダニエルズにミサイル・キックを決めると同時にジョーにセントーン。
  AJがジョーにオコーナー・ロール。
  ジョーがカウント2で返すと同時にコキーナ・クラッチ。
  AJがジョーの両肩をつけにいく。
  ジョーはカウント2で返しコキーナ・クラッチも放さない。
  AJがタップする!
  ジョーの防衛!
  ジョーはベルトを持ってさっさと退場。
  ダニエルズがAJの体が大丈夫かと心配している。

試合結果

@サイモン・ダイヤモンドvs.シャーク・ボーイ
Aソンジャイ・ダットvs.ジェイ・リーサル
Bハードコア・マッチ:アビスvs.ブラザー・ラント
C(レフェリー:クリスティ・ヘミ):トレイシー・ブルックスvs.ゲイル・キム
Dライノvs. ジェフ・ジャレット
Eジェリー・リンvs.ピティ・ウィリアムス
FXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ
Gフィラデルフィア・ストリート・ファイト・マッチ:チーム3Dvs.アメリカズ・モースト・ウォンテッドvs.ジェームス・ギャング(ノー・コンテスト)