TOPアメリカン・プロレスUWF-TNA(House Show)→TNA:Campus Invasion Night One 4/14/06

TNA:Campus Invasion Night One 4/14/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約時間1時間50分。

子供をリングに入れ国歌斉唱で幕開け。

1試合目−ナチュラルズvs.ダイヤモンズ・イン・ザ・ラフ
 オーソドックスなタッグをしっかりやっているものの
 両チーム華が無いねぇ。
 平均レベル。

2試合目−ソンジェイ・ダットvs.マット・ベントリー
 こちらも悪くないんだけど
 X的面白さはなく・・・。
 ベントリーはそういうスタイルなんでともかく
 ソンジェイにはハウスショーならではの
 規制の無い飛びっぷりを見せて欲しかった。

3試合目−TLCマッチ:チーム3Dvs.アメリカズ・モースト・ウォンテッド
 ハウスショーでTLCとは豪華すぎる。
 場外椅子乱闘から始まり、
 リングでのラダー(流石にラダーを立てての高所攻撃は無し)の攻防
 通常試合形式の攻防から最後はテーブルが出てきて・・・
 っていうのが内容ですが
 それぞれの攻防はまあまあ良いのですが
 どう考えても通常試合形式の攻防は最初にあるべきです。
 それだったら結構良い感じの簡易TLCになったのですが。
 平均より少し上程度。
 むしろこの試合は3Dのいかに
 ファンを盛り上げるかという、その凄腕に注目です。

4試合目−ジェフ・ハーディ、アンバー・オニールvs.メイヴェン、ジャクリーン
 今時珍しく男女の絡みはほとんど無し。
 でジェフ対メイヴェン、オニール対ジャクリーンでは面白い訳もなく悪い試合。
 只WWE勢が出てるよってだけの試合。

DXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ
 前半はスピード感を出したいけれど
 売りの3ウェイ・スポットも出さないとなぁ、という事で、
 焦点が定まらぬまま組み合わせをふらついています。
 しかし後半は何の障害も感じさせず好きなように加速していますね。
 自分の色を出しながら、それが相手によって変化しているのが素晴らしい。
 こんな状態で3人が絡むのだから面白くならない訳がありません。
 わずか8分であっても黄金カードにふさわしい内容でした。
 中々良い試合。
 (執筆日:5/9/10)

6試合目−NWA王座戦:クリスチャン・ケイジ(ch)vs.アビス
 普通にPPVで行っていた試合より良いですね。
 不器用な怪物相手に対する
 古典的試合運びでクリスチャンがキャリーしています。
 フィニッシュもレフェリー誤爆スポット、ベルトを持ち出して・・・と定番。
 どうせハウス・ショーだからと
 ちょっと冷めている観客のせいで冗長になってしまったのですけれど
 中々良い試合でした。

総評
 ハウス・ショーということでボリュームはないものの
 それぞれ見所のある試合が揃っており
 そこいらの粗悪PPVよりよっぽどお勧めできます。
 (執筆日:11/28/07)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

DXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ

  最初に動いたジョーが標的となる。
  ジョーを落とすなりダニエルズがAJに襲い掛かる。
  丸め込み合った後AJがドロップ・キック。
  ジョーがAJを場外に引き摺り下ろしリングに入る。
  ダニエルズに襲い掛かりコンビネーション・ニー・ドロップ。
  戻ってきたAJをコーナーに振る。
  ダニエルズも同じコーナーに振って突進。
  ダニエルズはエルボーで迎撃するとジョーに延髄切りと同時にAJへブルドッグ。
  AJをカバーするもカウント2。
  ジョーを落とすとAJを攻め立てる。
  AJが反撃した所でジョーが戻ってくる。
  AJは両者を交互に攻めて優位を保とうとする。
  しかしそのせいで動きが単調になってしまう。
  ジョーはAJの動きを読みSTO。
  ダニエルズにビッグ・ブーツからセントーンでカバー。カウント2。
  フェイス・ウォッシュを狙う。
  AJが邪魔しジョーを落とす。
  AJは場外ダイブを狙う。
  そこにダニエルズがクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  ダニエルズがロール・アップを狙うもAJはロープを掴んで耐える。
  ジョーが戻りダニエルズのバックにつく。
  AJはロックを外すと1回転してジョーをリバースDDTの状態に捕らえる。  
  ジョーのロックから逃れていたダニエルズも捕らえ
  リバースDDT+DDT。
  両者カバーするもカウント2。
  ジョーにスプリングボード式フォア・アームズでカバー。カウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュを狙う!
  邪魔したダニエルズに1回転してのリバースDDTを狙う。
  ダニエルズはスナップ・メアに返すとチョーク・スラムからBME!
  ジョーがカット。
  ジョーがダニエルズにパワー・スラム。カウント2。
  ダニエルズはクローズラインを受け止めるとラスト・ライツへ!
  ジョーがスリーパーに切り返す!
  AJがカットしペイレイ・キックからスパイラル・タップへ!
  しかしダニエルズがAJを捕らえ場外に落とす。
  ジョーが起き上がりダニエルズにビッグ・ブーツからマッスル・バスターで1,2,3!

  
ENWA王座戦:クリスチャン・ケイジ(ch)vs.アビス
  
  アビスが襲い掛かる。
  クリスチャンは迎え撃ち道連れクローズライン。
  柵にアビスをぶつけていく。
  アビスがクリスチャンを鉄階段にぶつけようとする。
  クリスチャンは逆にアビスをぶつけリングに戻す。
  ダイビング・クロス・ボディはカウント2。
  10カウント・パンチへ。
  アビスは押し飛ばすとビッグ・ブーツ。
  場外に逃れたクリスチャンを鉄柱にぶつける。
  リングに戻しクリスチャンを痛めつけていく。
  アビスがボディ・リフト。
  クリスチャンは逃れるとアンブリティアーを狙う!
  アビスは押し飛ばして防ぐと打ち上げリングに叩きつける。
  カバーするもカウント2。
  スプラッシュからカバーもカウント2。
  ダイビング・レッグ・ドロップにいくが避けられ自爆。
  両者ダウン。
  クリスチャンが猛攻を見せる。
  トルネード・リバースDDTからカバー。カウント2。
  アビスが振り返すとクリスチャンとヘブナーがぶつかりそうになる。
  クリスチャンは踏みとどまるもアビスの突進を避けたためヘブナーに誤爆。
  アンブリティアーを狙う!
  アビスはトーチャー・ラック・バック・ブリーカーに返すもヘブナーは気絶中。
  アビスはベルトを手にして叩きつけようとする。
  クリスチャンは避けるとアンブリティアー!
  セカンド・レフェリーが入ってくるもカウントは2!
  クリスチャンはベルトを手にする。
  しかしセカンド・レフェリーが没収。
  アビスのブラック・ホール・スラムが炸裂するもカウントは2!
  アビスはセカンド・レフェリーに言いがかりをつけ殴りつける。  
  アビスはベルトを叩きつける。
  そしてカバー。
  ヘブナーが起き上がりカバーするもカウントは2!
  ヘブナーに言いがかりをつけチョーク・スラムを狙う。
  クリスチャンがロー・ブローからアンブリティアーで1,2,3!
  クリスチャンの勝利。

試合結果

@ナチュラルズvs.ダイヤモンズ・イン・ザ・ラフ
Aソンジェイ・ ダットvs.マット・ベントリー
BTLCマッチ:チーム3Dvs.アメリカズ・モースト・ウォンテッド
Cジェフ・ハーディ、アンバー・オニールvs.メイヴェン、ジャクリーン
DXディビジョン王座戦:サモア・ジョー(ch)vs.AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ
ENWA王座戦:クリスチャン・ケイジ(ch)vs.アビス