TOPアメリカン・プロレス個人物・特集DVD→TNA:The Best of AJ Styles Phenomenal Disc Two

TNA:The Best of AJ Styles Phenomenal Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@NWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs.AJタイルズvs.レイヴェン (6/11/03)
 NWA王座戦線が手薄なため今見たく
 Xを離れJJ、AJ、レイヴェンで三つ巴の戦いをしていました。
 レイヴェンも脚を引っ張らないうちに途中で去り
  意外に良い試合になりました。
 TNAの月PPVのものよりはよっぽど面白いです。
 試合後JJがスティングと組んでのタッグ戦を申し込む件はカットされています。
 
ANWA王座戦、ラダー・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs. ディーロ・ブラウン(6/23/03)
ラダー上から場外テーブルへのフロッグ・スプラッシュや
 ラダーから場外テーブルへの落下というスポットありきの試合。
 フィニッシュはひどすぎる。

BNWA王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ロウ・キー(8/13/03)
 強いレスリング。
 ロウ・キーならではの緊張感がありますね。
 そこに切れのある打撃が加わる。
 その後もロウ・キーが意表を突くムーブが各所で成功しているし、
 AJもヒールながら良い試合運びをしていて完成度の高いXディビジョン・マッチでした。
 ただルッソーの介入からきな臭くなってきて
 結局最後もチープ・フィニッシュで終わってしまったのは残念でなりませんね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:5/13/10)

CAJスタイルズvs.アビス(11/19/03)
 やはりアビスとは手が合い構図も良いので良い試合です。
 レフェリー気絶スポットでごまかしも利かせています。
 それでもアビスが未熟なんで記憶に残るほどではないですね。

Dフォールズ・カウント・エニウェア:AJスタイルズvs.アビス(3/3/04)
 いくらアビスに幅が無いからといって
 ここまでごまかしに走らなくても・・・
 しかもノー・コンテストなんてありえない。
 この流れなら抗争決着戦があるはず。
 なぜそれを入れないかな。

ENWA王座戦、ケージ・マッチ:ジェフ・ジャレット(ch)vs.AJスタイルズ(4/21/04)
 脱出を勝利条件にせず
 かといってブルータルな物にするわけでもなく・・・
 ケージにする必要をあまり感じず。
 AJとJJはどこかずれがあって平凡な試合に終わりますね。
 この試合が選ばれた理由は内容ではなく勝敗にあり。

総評。
 TNAオンリーで2年もない範囲で作るのは流石に無理だったか。
 思ったより良い試合がないですね。
 AJがスタイル的に合わないヒールの期間が入っていることと
 ルッソー絡みのチープなフィニッシュあたりも理由の一つですけれど・・・
 名勝負に関係なくAJが王座を取った試合を
 抑えておきたいという根っからのAJファンにしかお勧めできないです。
 AJ初心者やAJの名勝負を見たいというなら
 これよりまずROHの個人者vol.1がお勧めです。
 (執筆日:7/12/07)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

@NWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs.AJスタイルズvs.レイヴェン
  
  JJ、レイヴェンはAJを殴りつけ落とした後殴りあう。
  AJが2人めがけトペ・コンヒーロ。
  AJはレイヴェンを柵にぶつけると鉄階段を踏み台に追撃を狙うが避けられ自爆。
  レイヴェンは鉄階段を踏み台にJJへクローズライン。
  JJはAJの10カウント・パンチをパワー・ボムに返す。
  レイヴェンはJJの延髄切りを避けるとSTF。
  AJはロープを使い一回転してJJにリバースDDT。
  JJがレイヴェンにストロークを狙う。
  レイヴェンは逆にDDTの体勢に。
  しかしAJがレイヴェンに椅子を叩きつける。
  AJとJJが協力しレイヴェンを痛めつけていく。
  AJのダイビング・レッグ・ドロップがJJに誤爆。
  レイヴェンが2人に猛攻を仕掛ける。
  ドロップ・トー・ホールドで2人を椅子にぶつける。
  JJにDDTを狙う。
  ストロークに返されかけるも防いでDDT!
  カバーするもシェイン・ダグラスがレイヴェンを引きずりだし2人はバック・ステージへ。
  AJはJJをベルトで殴りつけるとフロッグ・スプラッシュ!
  カバーするもカウントは2!
  一進一退の攻防。
  AJはサンセット・フリップからスタイルズ・クラッシュの体勢に!
  JJはAJを持ち上げるとコーナーにぶつけていきパワー・ボム。
  この時レフェリーが巻き込まれる。
  AJはスーパープレックスを防ぐとスプリング・ボード式450°スプラッシュに行くも
  膝を立てて防がれる!
  ルッソがギターを片手に現れる。
  その標的はAJと思いきやJJ!
  AJがJJにスタイルズ・クラッシュを決め1,2,3!
  AJが新NWAチャンピオンに!
  JJが来週再戦をするよう迫る。
  それを受けないAJに、
  ならばとJJはスティングをパートナーにタッグ戦を申し込む。


BNWA王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ロウ・キー(8/13/03)

  AJが腕を取るもロウ・キーは意表をついた蹴りで逃れる。
  腕の取り合いになる。
  ロウ・キーはAJの求めに応じスタンディングにすると強烈なチョップを叩き込む。
  AJはドロップ・キックに続きネック・ブリーカーも決めロウ・キーを投げ落とそうとする。
  ロウ・キーは619に切り返す。
  エルボー・ドロップからカバー。カウント2。
  ロープを使ってのドラゴン・スリーパーで弱らせ
  強烈な蹴りを入れていく。
  AJに払い蹴りを食らうもすかさずローリング・ウィール・キック。
  ロウ・キーがハリケーン・ラナを狙う。
  AJはスタイルズ・クラッシュに返そうとする。  
  抵抗を受けパワー・ボムに狙いを変える。
  ロウ・キーがサンセット・フリップに返す。
  読んでいたAJはスタイルズ・クラッシュを狙う。
  脚を取ってきたロウ・キーに延髄切りを決めると
  不意をついてのヘッド・シザースで落としエプロンから一回転してのリバースDDT。
  AJがロウ・キーを甚振っていく。
  ロウ・キーはブレーン・バスターを防ぐとドラゴン・スリーパー。
  AJはロープ・ブレイクで逃れるとロープを使ってのネック・ブリーカー。
  首に狙いをつけ攻めていく。
  ルッソーもチープ・ショットで援護する。
  ロウ・キーはスプリングボード式延髄切りを決めると反撃開始。
  ダブル・アーム・スープレックスに頭部への蹴り連発。
  カバーするもカウント2。
  ならばとロウ・キーはキー・クラッシャーを狙う!
  AJはDDTに切り返す。
  AJはスペース・ローリング・延髄切りを避けるとローリング・クローズライン。
  カバーするもカウント2。
  AJが打撃を連発しローリング・クローズラインへ。
  ロウ・キーはクルスフィックスで締め上げる。
  AJは逃れるとジャーマンにフェイス・バスター。カウントは2。
  AJはスプリングボード式延髄切りを避けると一回転のリバースDDTへ。
  ロウ・キーは自慢の蹴りで逃れるとスペース・ローリング・延髄切り。
  邪魔してきたルッソーを殴り飛ばし実況席に乗せると
  ダイビング・ボディ・プレスを狙うもレフェリーが止める。
  AJがレフェリーの目を盗んでバットを叩きつける。
  カバーし1,2,3。

試合結果

@NWA王座戦:ジェフ・ジャレット(ch)vs.AJスタイルズ(新チャンピオン!)vs.レイヴェン(6/11/03)
ANWA王座戦、ラダー・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.ディーロ・ブラウン (6/23/03)(同時奪取でドロー)
BNWA王座戦:AJスタイルズ(ch)vs.ロウ・キー(8/13/03)
CAJスタイルズvs.アビス(11/19/03)
Dフォールズ・カウント・エニウェア:AJスタイルズvs.アビス(3/3/04)(ノー・コンテスト)
ENWA王座戦、ケージ・マッチ:ジェフ・ジャレット(ch)vs.AJスタイルズ(新チャンピオン!)(4/21/04)