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TNA:Global iMPACT!-Japanの分析


名勝負:なし
好勝負:
名勝負 なし
好勝負 3代目IWGP王座争奪戦:カート・アングル(th)vs.永田裕志

1枚、約3時間20分です。

1/4/08の新日興行からTNA絡みのカードのみ抜粋し
英語実況を加えた内容になります。

@AJスタイルズ、クリスチャン・ケイジ、ピティ・ウィリアムスvs.ミラノコレクションAT、稔、プリンス・デヴィット
 1人担当で2分ありませんからね。
 特に才能は活かされていません。
 しかし内容は外しておらず、クライマックスの連続シーンにはそれなりに盛り上がりました。
 平均より少し上。

Aジュニア・ヘビー級王座戦:井上亘(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
 井上は気持ちが空回りして滅茶苦茶な見せ方をする。
 ダニエルズもまったく相手を引き立てる術が分からず試合は黙りっぱなし。
 交感レベル、作品度が非常に低い駄作。
 ひどい試合です。

B中西学vs.アビス
 6分という時間を設定にもかかわらず
 アビスは全力でぶつからず粗を隠せていません。
 しかも椅子も無いのに、いきなり画鋲を出したのは試合として引かせる。
 毎回言ってるらしい新技、今回はロープの反動を使ってのジャーマンだったようですがインパクト不足、
 カオス・セオリーぐらいやって欲しいですね。
 そしてその後のジャーマン・スープレックス・ホールドでブリッジが崩れていては話になりません。
 悪い試合。

Cハードコア・マッチ:チーム3D vs.真壁刀義、矢野通
ゴミ箱、椅子、ラダー、テーブルと
 日本では珍しい程多くの種類の凶器が見られました。
 しかし3Dは錆びついていて、観客への煽りも無し。
 観客との一体感が無いと寒々しさが際立ちます。
 悪い試合。

DIWGPタッグ王座戦:ジャイアント・バーナード、トムコ(ch)vs.スタイナー・ブラザーズ
 パワー・ムーブ押しの内容ですが
 エクスプロイダーがフラップジャックになったりと
 技やスポットをしっかり見せれない情けない内容。
 JJのギター・ショットが一番の見せ場かな。
 少し悪い試合。

E3代目IWGP王座争奪戦:カート・アングル(th)vs.永田裕志
投げと場外での間空けを効果的に使いながら
 カート、もしくは永田しか知らなくても関係ない舞台作りをすると
 終盤はレスリングの素地を利用し
 カート対ベノワを思わせるような中々いかした必殺技の攻防を見せます。
 派手な見た目に比べ深い領域でのクロスはありませんでしたが
 太平洋を越えた初対決という事を考えると上出来です。
 ぎりぎり好勝負。
 それにしても永田の白目が受け入れられている世界というのは何か変だ。
 永田はにらめっこ選手権に出れば良いのですよ。
 そうすればまさしく世界の永田になって
 フレアーと日本人ファンなんて紹介されませんぜ。

プレ&ポスト・マッチ・インタビュー、自由時間の様子を収録。

総評。
 既にカート対永田はDVD化されていますからね。
 新日の純カードを省くなら興行ではなく
 新日遠征のコンセプトでDVD化すべきだと思います。
 必要価値が見出せない内容。
 (執筆日:10/20/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

E3代目IWGP王座争奪戦:カート・アングル(th)vs.永田裕志

  カートが不意をついて襲いかかる。
  喉に足を押しつける。
  永田はカートの胸を突く。
  つき返してきたカートにエルボーを入れロープに振ろうとする。
  カートは振り返すとベリー・トゥー・ベリー。
  ジャーマンを狙う。
  永田がバック・エルボーで防ぐ。
  カートは張り手を決めるとロープに走る。
  永田がベリー・トゥー・ベリーを決める。
  顔面へのスライディング・キックへ。
  カートは避けると場外に逃げて間を置く。
  リングに戻る。
  レスリングの攻防から永田がヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走りビッグ・ブーツへ。
  避けられるもドロップ・トー・ホールドから永田ロックII。
  カートがすぐにロープへ逃げ場外に出る。
  間を置いてリングに戻る。
  バックの取り合いからカートがリスト・ロック。
  永田が取り返す。
  カートがエルボーを打っていく。
  永田がロー・キックで打ち返していく。
  ロープに振ろうとする。
  カートは振り返すとクローズラインへ。
  永田は避けると延髄切りへ。
  カートは避けるとベリー・トゥー・ベリー。
  カバーするもカウント1。
  アッパーカート。
  ロープに振ろうとする。
  永田が振り返しバック・エルボー。
  チン・ロック。
  ロープに振りクローズラインへ。
  カートは避けると脚にスピアー。
  永田がたまらず場外に避難。
  カートは後を追うと脚を攻撃。
  リングに戻して脚攻め。
  4の字に捕らえる。
  永田が反転させようとするも防がれる。
  永田がロープを掴む。
  カートは引き続き脚攻め。
  レッグ・ロックを狙う。
  永田は蹴りつけて防ぐと永田ロック。
  (ここからCM)
  カートがロープに脚をかける。
  永田が腕に蹴りを放ちビッグ・ブーツへ。
  カートは避けるとジャーマンを決める。
  (ここまでCM)
  もう1発。
  3発目。
  肩紐を外すとアングル・スラムを狙う。
  永田は避けるとエクスプロイダー。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスター3連発へ。
  カートが3発目を防ぎ脚を取るも
  永田が永田ロックIIに切り返す。
  カートが決められたまま脚を取りに行きアンクル・ロック。
  永田ロックIIに切り返す。
  アンクル・ロックに切り返そうとする。
  永田が蹴り飛ばし突進してきた所を永田ロックII。
  カートは回転して起き上がるとアングル・スラム。
  カバーするもカウントは2。
  ムーンサルトへ。
  永田は避けるとニー・ストライク。
  雪崩式ベリー・トゥー・ベリーも決めるがカウント2。
  永田ロックII。
  永田ロックIIIに移行しカバーに持っていくもカウント2。
  バックを取ろうとする。
  カートが脚を取るも永田が蹴飛ばす。
  打撃の打ち合い。
  永田がビッグ・ブーツを打てばカートもクローズラインを決め両者ダウン。
  永田がベリー・トゥー・ベリーを決めるもカウント2。
  ニー・ストライクへ。
  カートが受け止めアンクル・ロック。
  脚を巻きつけタップを奪う。

試合結果

@AJスタイルズ、クリスチャン・ケイジ、ピティ・ウィリアムスvs.ミラノコレクションAT、稔、プリンス・デヴィット
Aジュニア・ヘビー級王座戦:井上亘(ch)vs.クリストファー・ダニエルズ
B中西学vs.アビス
Cハードコア・マッチ:チーム3D vs.真壁刀義、矢野通
DIWGPタッグ王座戦:ジャイアント・バーナード、トムコ(ch)vs.スタイナー・ブラザーズ
E3代目IWGP王座争奪戦:カート・アングル(th)vs.永田裕志