PPV 名 |
ROH:The Best of Nigel Mcguinness |
ベ スト・マッチ |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ(Rising Above 12/29/07)→詳 細 ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ブライアン・ダニエルソン(6th Anniversary Show 2/23/08)→詳細 |
グッ ド・マッチ |
ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン(Northern Navigation 7/25/08)→詳細 ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対エル・ジェネリコ(Age of Insanity 8/15/08)→詳細 ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ロデリック・ストロング(Driven 9/19/08)→詳細 |
レビュー |
約3時間5分です。 @ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ナイジェル・マッギネス(Undeniable 10/6/07)→詳細 異常な程必殺技を狙い合って その上必殺技を返したり、と まったく興の無い試合でした。 ナイジェルはラリアットばっかりだし 森嶋は大して苦戦もしていない序盤に 腕攻めをして自らスケールを小さくしたり (怪物は知性を持った時怪物でなくなります)と 悪い所ばかりで良い所を見つけるのが大変。 成長した森嶋の陥落戦が森嶋の全王座戦の中で最悪の出来になるとは・・・。 少し悪い試合。 (執筆日:2/23/08) AROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ(Rising Above 12/29/07)→詳 細 アクシデント。 それは普通マイナス要素でしかありませんが 一流ともなるとそれをスペクタクル性を増す武器にしてしまうのでありますね。 それをナイジェルがやってのけた。 素晴らしい。 内容もまたそれに比類するに足るクオリティです。 両者違った形で腕攻めを適度に取り込み 終盤の大技、必殺技の攻防も見事です。 只ナイジェルはもう少し腕攻めの要素を強めて欲しかったですね。 そうすると対比的に両者の使い方の違いがアップされて面白みが増したはずです。 ぎりぎりベスト・マッチです。 (執筆日:5/9/08) BROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ブライアン・ダニエルソン(6th Anniversary Show 2/23/08)→詳細 ROHを代表する黄金カードがメイン。 これ以上6周年記念にふさわしい物もない。 今回はナイジェルがヒールであり 追われる立場であるのがポイントですね。 さてどうなったかと言いますとまたもや成功。万々歳。ROHに死角なし、といった所か笑 ナイジェルはヘタレな部分も見せながらも (途中でレフェリーに手を出して反則→無理矢理再開させられるという筋がありました) 泰然とした王者としての風格を失わず立派なヒールの姿を見せてくれました。 これでベビー時と違って幅が出ますし 私、ナイジェルが立派なROH王者になったと認めますよ。 もう1つ特筆すべき点は (終始抜群のクオリティであった事はもはや言うまでもありません) そのクライマックスですね。 それこそ必殺技の派手な攻防はありませんが ナイジェルの十八番となる腕攻めの完成形を披露しながら 「アメドラは頭部への攻め禁止」という前振りを そう収束させてくるか、と驚きと面白さを感じずにはいられない秀逸な内容。 更にはこの前振りのおかげで再戦する理由もついてくるというおまけつきですよ。 素晴らしいの一言ですね。 勿論観客の盛り上がりも上に同じな訳で これは文句なしにベスト・マッチであり 尚且つ今年最初の年間最高試合候補なのです。 (執筆日:5/15/08) CROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン(Northern Navigation 7/25/08)→詳細 スティーンがカナダ出身という事を利用し ベビー対ヒールのダイナミズムを目玉に据えました。 逆から見ると第1,2戦の流れで可能性を感じさせた シーソー・ゲームの要素がかなり薄くなり ナイジェルの負荷が大きくなっています。 しかしそのナイジェルがかなり冴えていたため好勝負に。 どうやら封印してしまった雰囲気の腕攻めの代わりに腰攻めを採用。 単純にそれ自体を比べれば見劣りするものの 腰攻めなら各種ラリアット/TOLに直結しますし ヒール・プレイとの融合も上手くいっているので 総合的に見れば王者にふさわしい高い柔軟性を誇るスタイルになっています。 一方のスティーンも与えられた機会の範囲で 安定した働きを見せておりぎりぎりグッド・マッチです。 (執筆日:10/20/08) DROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対エル・ジェネリコ(Age of Insanity 8/15/08)→詳細 PWGと違いROHではシングルとして余り実績の残せていないジェネリコ。 そのため不安なカードでしたがそこは長期政権を築いたナイジェル。 実情を試合に取り込みジェネリコを格下扱いすると 軽く腕攻めを解禁したりして試合を作り 最後はタイラー戦で身につけた大技での追い込みで 大いに盛り上げてくれました。 ジェネリコの真の実力を完全に発揮させる、のではなく メインのクオリティに安定して到達させよう、という狙いではありましたが これは素晴らしい試合でしたね。 ぎりぎりグッド・マッチです。 (執筆日:11/14/08) EROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ロデリック・ストロング(Driven 9/19/08)→詳細 ナイジェルは本当に良く分かっていて アピールや腕攻めによる試合構成と緩急のつけ方は非常に素晴らしいし 一方のストロングもチョップでの刻み方が非常に良い。 正直これ程の状態なら名勝負も狙えたと思います。 しかしそこまでいかなかったのは 状態の良さ故に余りにスムーズにいきすぎ 全体で見るとターニング・ポイントが弱かったためであり ナイジェルが腕攻めをコントロールの手段に留めて クライマックスを一方的なタワー&ラリアットの追い込みにし たせいですね。 その構成もあってストロングの腰攻めはサブミッションが使われず 最上の物ではありませんでした。 しかしクライマックスは決してジェネリコ戦のような使い回しではな かったし 名勝負の可能性も見えた訳ですから面白さはクオリティ以上でしたよ。 ぎりぎりグッド・マッチ。 (執筆日:12/20/08) FROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対丸藤正道(Final Battle 12/27/08)→詳細 丸藤は前日同様冴えているようで 観客を挑発してロープから顔を出したナイジェルに場外からドロップ・キックなど 得意の攻防で魅せています。 ナイジェルも執拗なクラバートや中盤の腕攻めによる支配で興味深い物を生み出しています。 しかし相手が丸藤という事で、腕攻めを引きずらず終盤をToL、ラリアット系のみで構成した結果 既視感のスパイラルに取り込まれました。 前回のように順番通り並べず 深く探ろうという試みは買いますが、それが上記の点を助長させた事は否めません。 いつもながらROHでの丸藤は1サムシング足りない。 グッド・マッチに少し届かず。 (執筆日:4/24/09) 総評。 うんざりする程のクオリティの高さが体感できる。 TNAでファンになった人には最適ですね。 (執筆日:1/9/11) |
DVD Rating |
★★★★☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ナイジェル・マッギネス(Undeniable 10/6/07)→詳細 |
2 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ(Rising Above 12/29/07)→詳 細 |
3 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ブライアン・ダニエルソン(6th Anniversary Show 2/23/08)→詳細 |
4 |
ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン(Northern Navigation 7/25/08)→詳細 |
5 |
ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対エル・ジェネリコ(Age of Insanity 8/15/08)→詳細 |
6 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ロデリック・ストロング(Driven 9/19/08)→詳細 |
7 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対丸藤正道(Final Battle 12/27/08)→詳細 |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
ROH王座戦:森嶋猛(ch)対ナイジェル・マッギネス(新チャンピオン!)(Undeniable 10/6/07)→詳細 |
2 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対オースチン・エリーズ(Rising Above 12/29/07)→詳 細 |
3 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ブライアン・ダニエルソン(6th Anniversary Show 2/23/08)→詳細 |
4 |
ROH王座戦:ナイジェル・ マッギネス(ch)対ケビン・スティーン(Northern Navigation 7/25/08)→詳細 |
5 |
ROH 王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対エル・ジェネリコ(Age of Insanity 8/15/08)→詳細 |
6 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対ロデリック・ストロング(Driven 9/19/08)→詳細 |
7 |
ROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)対丸藤正道(Final Battle 12/27/08)→詳細 |