PPV 名 |
ROH:ROH on HDNet Volume.2 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ ド・マッチ |
ブライアン・ダニエルソンvs.タイラー・ブラック(Episode 18 7/25/09)→詳細 |
レビュー |
1枚、約3時間です。 @ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)vs.クリス・ヒーロー(Episode #13 6/13/09) リンが機動力を使って押せ押せの展開。 思いの外、説得力を持って渡り合っていますね。 介入からヒーローの支配。 どうしても一方的な試合作りになるのでクオリティは伸びないが 王座戦として求められる終盤のボリュームはあります。 盛り上がりましたね。 まあまあ良い試合。 Aケニー・キングvs.ケニー・オメガ(Episode #14 6/20/09) 基本的な構築自体には特筆すべきものはないが、 双方共に身体能力を活かした大きなムーブで、 一進一退のアクションを濃密に詰め込みました。 平均的な良試合。 BKENTAvs.ロデリック・ストロング(Episode 14 6/20/09)→詳細 相手を意識するという簡易な構築から ハードに真っ向から打撃でぶつかり合って まさにストロング対KENTAにふさわしい様相からスタート。 もろに顔へ蹴りが入ってしまったシーンもありましたね。 しかしその後ハイ・レベルな内容でありながら 打撃の打ち合いをしなかったり カウンターの仕方によってハード・ヒッティングから外れてしまったのが残念です。 ストレートなぶつかり合いは観客がいらない試合でありながら やっぱり観客がいると凄い助かる試合であって いつもの盛り上がりがないTV収録で損した部分が少なからずあるし、 時間的な制約もあったでしょうね。 中々良い試合。 (執筆日:10/2/09) Cファイト・ウィズアウト・オナー:ジミー・ジェイコブスvs.デリリウス(Episode #15 6/27/09) タイラー戦より相性の良さそうな抗争でしたがこの試合は外れ。 オープニング・マッチで時間が短く、 そのために焦って情感を生み出す間になる前に動く事になっています。 最後に持ってきたテーブル含めハードコア度は適度にあったと思うのだけどね。 平均より少し上。 Dタッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン、タイラー・ブラック(Episode #15 6/27/09) シンプルな軽い物を最底辺に置き、4人を対等なバランスで扱っているので 普段のROHからこのカードに想像する物と比べ物足りない所がありますね。 しかしそれでも確実にエスカレートし魅せ切る力には感心する。 中々良い試合。 Eオースチン・エリーズ、ケニー・キング、リェット・タイタスvs.ジェリー・リン、ケニー・オメガ、エリック・スティーブンス(Episode #16 7/11/09) リンは他と比べてインパクトが足りませんね。 単純にリンだけでなく、びびるエリーズも損しています。 基本的にはエリーズ軍が細かく動いて、 オメガ、スティーブンスが彼ら向きの見せ場を与えられていますけどね。 最後はエリーズがベルト攻撃を決めるならそれで決着すべきですね。 中途半端です。 平均より少し上。 Fロデリック・ストロングvs.ジェイ・ブリスコ(Episode #16 7/11/09) 気持ちを出せるレスラー同士という事での抜擢ですが ストロングが打撃をまるで打ち返さず期待通りの内容にはならず。 しかもストロングが悪い形で弱さを出しながら最後はジェイが普通に勝っています。 悪くない試合。 Gケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、KENTAvs.アメリカン・ウルヴス、クリス・ヒーロー(Episode #17 7/18/09) スティーンネリコはウルヴスと火花を散らします。 余り実質的な攻防はしませんが、そこはKENTAが担当です。 中盤はウルヴスのタッグ・ワークを発揮しスティーンを孤立させます。 独特のタッチさせ方からKENTAが爆発。 ウルヴスの補佐受けが光る中、 KENTAとリチャーズのMOTY攻防含め素晴らしい攻防を見せました。 序盤の他人任せがちょっと響いたかな。 グッド・マッチに少し届かず Hブライアン・ダニエルソンvs.タイラー・ブラック(Episode 18 7/25/09)→詳細 HDnetの目玉抗争とされたアメドラ対タイラー。 タイラーのアメドラ越えという結末から、ひとまずの最終戦と位置づけられるであろう試合です。 アメドラは気合が入っていますね。 ヒール寄りに立ち 挑発による様式的な雰囲気作りと サブミッションの引きずり込みによる緊張感作りを同時に成し遂げています。 また一貫した首攻めの中でスリーパーで仕掛けを施しました。 こういう幾つもの仕掛けと時流を掴んだ動かし方で思いのままに試合を作り上げました。 システマチック過ぎるきらいはありますが只々見事です。 タイラーも素直にそれを補佐する形で動けているのと 連撃のリズムの良さなど良い働きを見せていますね。 問題はタイラーのアメドラ越えという結末を取っているものの アメドラの見ている高みがタイラーのそれより遥か上にある事ですね。 しかしこの数え歌の中ではTOPに位置づけされる。 文句なしにグッド・マッチ。 (執筆日:10/2/09) @デリリウスvs.ジェリー・リン(Episode #1 3/21/09) 短めですが、適切な駆け引きがありもう少し時間を取って見たいなぁ、と思わせる。 平均レベル。 Aナイジェル・マッギネスvs.ジェイ・ブリスコ(Episode #2 3/28/09) ナイジェルは戦術が確立されているのでそこは大きいですね。 ジェイは序盤は流れを作ろうとする気概を見せましたが、 ナイジェルの腕攻めが入った後はジェイの特徴が活きず。 メインを張るならもう1歩です。 平均より少し上。 総評 KENTA関連と数え歌があるので内容はまずまずですが、 #13〜#18と短く特集系としてはコストパフォーマンスで少し劣る。 (執筆日:9/21/10) |
DVD Rating |
★★☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)vs.クリス・ヒーロー(Episode #13 6/13/09) |
2 |
ケニー・キングvs.ケニー・オメガ(Episode #14 6/20/09) |
3 |
KENTAvs.ロデリック・ストロング(Episode 14 6/20/09)→詳細 |
4 |
ファイト・ウィズアウト・オナー:ジミー・ジェイコブスvs.デリリウス(Episode
#15 6/27/09) |
5 |
タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン、タイラー・ブラック(Episode #15 6/27/09) |
6 |
オースチン・エリーズ、ケニー・キング、リェット・タイタスvs.ジェリー・リン、ケニー・オメガ、エリック・スティーブンス(Episode
#16 7/11/09) |
7 |
ロデリック・ストロングvs.ジェイ・ブリスコ(Episode
#16 7/11/09) |
8 |
ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、KENTAvs.アメリカン・ウルヴス、クリス・ヒーロー(Episode
#17 7/18/09) |
9 |
ブライアン・ダニエルソンvs.タイラー・ブラック(Episode
18 7/25/09)→詳細 |
1 |
デリリウスvs.ジェリー・リン(Episode #1 3/21/09) |
2 |
ナイジェル・マッギネスvs.ジェイ・ブリスコ(Episode #2 3/28/09) |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)vs.クリス・ヒーロー(Episode #13 6/13/09) |
2 |
ケニー・キングvs.ケニー・オメガ(Episode #14 6/20/09) |
3 |
KENTAvs.ロデリック・ストロング(Episode 14 6/20/09)→詳細 |
4 |
ファイト・ウィズアウト・オナー:ジミー・ジェイコブスvs.デリリウス(Episode #15 6/27/09) |
5 |
タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)vs.ブライアン・ダニエルソン、タイラー・ブラック(Episode #15 6/27/09) |
6 |
オースチン・エリーズ、ケニー・キング、リェット・タイタスvs.ジェリー・リン、ケニー・オメガ、エリック・スティーブンス(Episode #16 7/11/09) |
7 |
ロデリック・ストロングvs.ジェイ・ブリスコ(Episode #16 7/11/09) |
8 |
ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、KENTAvs.アメリカン・ウルヴス、クリス・ヒーロー(Episode
#17 7/18/09) |
9 |
ブライアン・ダニエルソンvs.タイラー・ブラック(Episode 18 7/25/09)→詳細 |
1 |
デリリウスvs.ジェリー・リン(Episode
#1 3/21/09) |
2 |
ナイジェル・マッギネスvs.ジェイ・ブリスコ(Episode
#2 3/28/09) |