ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Validation 5/9/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ブライアン・ダニエルソン詳細
雑 感
1枚、約2時間30分です。

@エディ・キングストン対リッキー・レイヤース
 先行する人気で試合をするキングストンにとってROHは明らかに場違い。
 無機質な内容。
 悪い試合です。
 試合後ヒーローが現れるもキングストンは試合するに値しないと言う。

Aブレント・オルブライト、エリック・スティーブンス対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
 絵面が完全にWWEで大型新人を売り出すスカッシュ・マッチですね。
 そのために普通に試合をしているというのが全然しっくりこない。
 戦っている本人もその辺りの調整をどうすべきか分からなかったでしょう。
 これはカードが悪い。
 悪い試合。

Bソンジェイ・ダット対クリス・ヒーロー
 序盤はヒーローの上手い長身の見せ方が堪能できます。
 その後ヒーローがソンジェイを抑えながらしっかりと試合を構築しました。
 最後にもう一押し欲しかったけれどフィニッシュはエルボー・パッドを使った物で残念。 
 一方のソンジェイ、珍しいケースですが、彼はTVプロレスの方が向いていますね。
 じっくり魅せなきゃという思いが悪い方向に作用しています。
 まあまあ良い試合。

Cネクロ・ブッチャー、デリリウス対ジミー・レイブ、クラウディオ・カスタニョーリ
 観客の反応を見ながら何という事もない内容を。
 中核にはレイブがネクロを避け続ける、というネタがありましたけれども
 今のネクロにはそんな扱いを受ける怖さがないからねぇ。
 最後もヒール側がノー・ダメージでエンドじゃ駄目でしょう。
 少し悪い試合。

Dリェット・タイタス、ケニー・キング対アレックス・ペイン、グリズリー・レッドウッド
 タイタス、キングは相手に合わせて試合を作っていて
 良い仕事をしていたと言えるけど、このレベルならそんな事してやる必要もない。
 悪い試合。

Eジョーイ・ライアン対コルト・カバナ
 カバナの技術の伴ったコメディーに
 ライアンの変態ネタが加わって前半は面白かったですね。
 しかしライアンの腹攻めから始まる後半は余りにインパクト不足。
 狙ってやっている部分もあるのだろうけどねぇ。
 平均レベル。

F
タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ブライアン・ダニエルソン詳細
 切り出しが個人的にすっとこなかった。
 場外乱闘なんだけどアメドラ、スティーンから仕掛けて優位に立ちすぎなんですね。
 抗争しているとはいえ憎しみを迸るのはヒールから、
 最初で天秤を傾けすぎない、ってのが好みです。
 テーブル・スポットでスティーンがダメージを負う仕掛けがあるとはいえ
 ちょっと大雑把過ぎる持って行き方ですね。
 その後はクオリティ高いです。
 アメドラが1対2の一線をぎりぎり越えない辺りまで動き、
 それに対してウルヴスが見事なタッグ・ワークで魅せました。
 タッチと変調と脚攻めを組み合わせていますからね。
 見事。
 終盤
攻防の工夫、エドワーズの重用が若干の違和感を出している物の
 その工夫自体は面白い形で成功していて
 印象を与えるべき所で外れなく記憶に刻む充実っぷりでした。
 ぎりぎりグッド・マッチ。


GROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ジェイ・ブリスコ
 メインである事を忘れるようなベーシックな内容が続きます。
 後半からは両者の気力、闘いの苦しみが表現されているものの
 同時に構築事情の苦しさが見えすぎている。
 必殺技を決まったら駄目なポイントで使ったり新必殺技お披露目への持って行き方とかね。
 これで
「文句を言うやつはWWEでも見てろ」と言ってもなぁ。
 平均より少し上。



総評。
 こういうクオリティになるのはカードを組んだ時点で分かるでしょう。
 カードはこれでも良いけどメインとセミは入れ替えなきゃ。
 
(執筆日:9/3/09)
DVD Rating
☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
エディ・キングストン対リッキー・レイヤース

ブレント・オルブライト、エリック・スティーブンス対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ

ソンジェイ・ダット対クリス・ヒーロー

ネクロ・ブッチャー、デリリウス対ジミー・レイブ、クラウディオ・カスタニョーリ

リェット・タイタス、ケニー・キング対アレックス・ペイン、グリズリー・レッドウッド

ジョーイ・ライアン対コルト・カバナ

タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ブライアン・ダニエルソン詳細

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ジェイ・ブリスコ


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ブライアン・ダニエルソン
  
  スティーン、アメドラが入場。
  ウルヴスが入場してくるとリングを降りて襲いかかる。
  アメドラがリチャーズをフェンスにぶつけアッパーカート。
  胸に蹴りを叩き込みフェンスにぶつける。
  リチャーズがアメドラの腹にパンチを入れ殴りつける。
  フェンスにぶつける。
  リチャーズがスティーンに襲いかかる。
  スティーンはチョップを打ち返すと椅子に座らせたエドワーズにぶつけ座らせる。
  スティーンがスーパー・キック。
  アメドラが続けてドロップ・キック。
  アメドラがエドワーズの胸に蹴りを入れていく。
  ヘッド・バッドにアッパーカート。
  スティーンがリチャーズを鉄柱にぶつける。  
  アメドラがエドワーズをフェンスにぶつける。
  もう1回。
  スティーンがリチャーズをエプロンにぶつける。
  エドワーズが振り返しアメドラをフェンスにぶつける。
  スティーンがリチャーズにエプロンからテーブルへのパッケージ・パイル・ドライバーを狙う。
  リングに入ったエドワーズが殴りかかりスティーンにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  スティーンは後ろに着地するとパッケージ・パイル・ドライバーを狙う。
  エドワーズがリバース・スープレックスに返すとスティーンは場外のテーブルに転落する。
  アメドラがリングに入りエドワーズに蹴りを叩き込んでいく。
  受け止められるもニーを入れて倒すと胸を蹴り飛ばす。
  ロメロ・スペシャルを狙う。
  リチャーズが後ろについてバック・ドロップ。
  交代したリチャーズが胸に蹴り。
  ロープに振りハイ・キック。
  コーナーにぶつけて交代。
  エドワーズがチョップ。
  頭部を蹴り飛ばす。
  頭部に足を当てる。
  顔に手をかける。
  チョップ。
  かかってこい、と挑発してチョップ。
  顔を叩く。
  アメドラが張り手。
  揺らいだエドワーズにアッパーカートを打ち込む。
  ロープに振りキッチン・シンク。
  背中を蹴りつける。
  起こそうとする。
  エドワーズが自陣に押し込む。
  交代したリチャーズがヘッド・バッド。
  スナップ・メアからチン・ロック。
  起き上がられるとブラインド・タッチ。
  アメドラはリチャーズをロープに振ると伏せる。
  リチャーズは入ってきたエドワーズにぶつかりそうになり踏みとどまる。
  振り向いたウルヴスにアメドラがドロップ・キック。
  エドワーズが場外に落ちる。
  アメドラが自陣に這い寄る。
  しかし寸前でエドワーズがスティーンの脚を引っ張りエプロンに顔からぶつける。
  スティーンは脚を痛めた様子。
  アメドラはリチャーズに蹴りを叩き込んでいく。
  ロープに走り蹴りを放つ。
  リチャーズは受け止めるとドラゴン・スクリューから4の字。
  エドワーズがダイビング・ニー・ドロップで援護。
  エプロンに上がろうとしたスティーンを蹴り落とす。
  リチャーズは4の字を離すとタッチ。
  2人で脚を引っ張る。
  エドワーズがレッグ・ロック。
  脚を蹴りつけて行き脚をリングに叩きつける。
  脚を攻撃してはすぐにタッチを繰り返す。
  リチャーズが4の字を振りするも観客の様子を見て止める。
  エドワーズに交代する。
  アメドラがエドワーズの腹にパンチを入れロープに振る。
  その際リチャーズがブラインド・タッチ。
  アメドラは振り返されるとエドワーズにサンセット・フリップ。
  エドワーズが逃れるとリチャーズがアメドラの胸に蹴り。
  カバーするもカウント2。
  交代したエドワーズが脚を引っ張る。
  交代したリチャーズが脚を蹴りつける。
  アメドラが起き上がりフォア・アームズ。
  入ってきたエドワーズにもフォア・アームズ。
  2人にフォア・アームズを叩き込んでいく。
  リチャーズが脚に蹴り。
  バックを取る。
  エドワーズがスーパー・キックを放つも避けられ誤爆。
  アメドラは近づいてきたエドワーズを蹴り飛ばすとニー・ストライク。
  スティーンにタッチ。
  スティーンはリングに入ると2人を殴りつけていく。
  コーナーで座り込んだエドワーズを蹴りつけていく。
  リチャーズが突進。
  スティーンはドロップ・トー・ホールドでエドワーズの股間にぶつける。
  エドワーズにキャノン・ボール。
  リチャーズにはパワー・ボム。カウントは2。
  シャープ・シューターを狙う。
  エドワーズがクローズラインを狙う。
  スティーンは避けて離すとエドワーズを蹴りつけおんぶする。
  そしてリチャーズにセントーン。
  カバーするもカウント2。
  リチャーズに張り手。
  連続で張り手しコーナーに振ろうとする。
  リチャーズは振り返すと突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地し蹴り。
  同時にエドワーズがフォア・アームズ。
  エドワーズが投げる。
  続けてリチャーズがミサイル・キックでカバー。カウントは2。
  2人でスティーンにブレーン・バスターを狙う。
  スティーンはこらえると殴りつけバック・エルボー。
  ロープに走る。
  エドワーズがカウンターでスーパー・キック。
  リチャーズがソバットでしりもちをつかせる。
  2人でロープに走り胸に蹴り。
  エドワーズがラ・ケプラーダへ。
  スティーンが両脚を立てて迎撃する。
  アメドラがリチャーズにダイビング・ニー・ストライク。
  交代したアメドラがリチャーズにフォア・アームズ。
  フォア・アームズ。
  スティーンがパンプハンドル・ネック・ブリーカー。
  アメドラがトライアングル・チョークに捕らえる。
  カットしようとリングに入ってきたエドワーズにスティーンがシャープ・シューター。
  リチャーズが両脚を取って飛びカバーの状態に。
  スティーンが解いてカット。
  アメドラがリチャーズにタイガー・スープレックスを狙う。
  リチャーズが前に投げ突進。
  カウンターで蹴りを食らうも胸に蹴り。
  コーナーを蹴って背中に蹴り。
  交代したエドワーズはまず控えのスティーンにビッグ・ブーツ。
  リチャーズと2人でアメドラにバック・ドロップを狙う。
  アメドラは後ろに着地すると2人にフォア・アームズ。
  リチャーズがソバット。
  2人で蹴りで挟み撃ち。
  エドワーズがアメドラを肩車。
  リチャーズがコーナーから飛んでドゥームス・デイ・エース・クラッシャー。
  エドワーズがカバーするもスティーンがカット。
  スティーンはリチャーズを場外に捨て場外へ。 
  エドワーズがアメドラにハーフ・ボストン・クラブを狙う。
  アメドラは蹴りつけて防ぐとアーム・ロック。
  同時にチン・ロックも決め仰向けに。
  そこにスティーンがスワントーン・ボム。
  リチャーズがコーナーのスティーンにフォア・アームズ。
  もう1発。
  ロープに走る。
  スティーンがカウンターでスーパー・キック。
  全員ダウン。
  スティーンとリチャーズが起き上がりフォア・アームズを打ち合う。
  リチャーズがヘッド・バッドを打ちロープに走る。
  スティーンがカウンターで蹴り。
  ロープにもたれたリチャーズにクローズラインを決めるとリチャーズはテーブルの上に落ちる。
  エドワーズがコーナーのアメドラに突進。
  アメドラはカウンターで蹴りを入れるとコーナーに座る。
  エドワーズが張り手を入れバックパック・スタナーを狙う。
  アメドラは降りると同時にエドワーズをしりもちつかせるとエルボー連打。
  場外のリチャーズがスティーンをフェンスにぶつけた様子。
  アメドラがエドワーズにカバー。カウント2。
  ならばとキャトル・ミューティレーション。
  起きたエドワーズにタイガー・スープレックス。カウントは2。
  首をかっきるポーズをするとエドワーズを起こす。
  コーナーにのせ雪崩式バック・ドロップを狙う。
  リチャーズがリングに入りコーナーに駆け上がる。
  そして雪崩式ジャーマン。
  リチャーズはロープに走るとスティーンにトペ・コンヒーロ。
  エドワーズがコーナーのアメドラにフォア・アームズ。
  コーナーに乗せハイ・キック。
  バックパック・スタナーにつなげカバー。カウントは2。
  アメドラを起こそうとする。
  アメドラがトライアングル・チョークに引きずり込む。
  エルボーも叩き込む。
  エドワーズは逃れるとドラゴン・スクリュー。
  反対方向にもドラゴン・スクリュー。
  ハーフ・ボストン・クラブを決めて締め上げる。
  アメドラがタップ!
  ウルヴスの防衛!



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
エディ・キングストン対リッキー・レイヤース

ブレント・オルブライト、エリック・スティーブンス対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ

ソンジェイ・ダット対クリス・ヒーロー

ネクロ・ブッチャー、デリリウス対ジミー・レイブ、クラウディオ・カスタニョーリ

リェット・タイタス、ケニー・キング対アレックス・ペイン、グリズリー・レッドウッド

ジョーイ・ライアン対コルト・カバナ

タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ブライアン・ダニエルソン詳細

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対ジェイ・ブリスコ

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