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PPV 名
ROH:Take No Prisoners 4/4/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
オースチン・エリーズ、中嶋勝彦対タイラー・ブラック、KENTA詳細
雑 感
1枚約2時間5分です。
PPV。

@エース・スティール対コルト・カバナ
 PPVでやっているとは思えない緊張感。
 見所のないファン・マッチ系の内容です。
 悪い試合。

Aクリス・ヒーロー、アメリカン・ウルヴス、インコグニト対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、ジェイ・ブリスコ、マグノ
 前日はアクシデントに見舞われ今度こそはというカードでしたが・・・
 やはり人が多いので速いペースでアクションが繰り広げられるけど
 中身は覚えていない、そんな内容になりましたね。
 とりあえずオープニングに代わり盛り上げる役をこなしました。
 平均レベル。

Bファイト・ウィズアウト・オナー:ジミー・ジェイコブス対ネクロ・ブッチャー
 ピアース体制になってから元気の無いネクロでしたが
 ファイト・ウィズアウト・オナーとあって久しぶりに
 観客席に繰り出して素晴らしい暴れっぷりを見せましたよ。
 場外へのスーパープレックスで中止になるかと思われましたが最後までやりぬきました。
 ジェイコブスもいつもながらハードコア・マッチを外しませんね。
 中々良い試合でした。

 マッギネスのインタビュー。
 腕の怪我からしばらく欠場する事を告げる。
 CCが現れナイジェルと握手するも次の瞬間ナイジェルを攻撃。
 オルブライト、デーモンが現れ次の試合へ。

C4コーナー・マッチ:ブルー・デーモンJr対クラウディオ・カスタニョーリ対ブレント・オルブライト
 元はマッギネス、CC対オルブライト、デーモンでしたが
 ナイジェルが欠場することになったので3人で行う事に。
 それなら3ウェイをしろよ、と思ってしまいますが
 メヒコではアメリカ流3ウェイを行わない事に配慮しての事なんでしょう。
 うーん、デーモンはこの2日間見事にお荷物です。
 最後はナイジェルがCCにお返しの介入をして〆。
 このカードならさもありなん、というクオリティ。
 少し悪い試合。

Dアレックス・コズロフ対ロデリック・ストロング
 ストロングが持ち技からフェンスに自爆・腕を痛めるという展開で
 上手くコンパクトに持って行ったな、という印象ですね。
 それは初対決という事である距離を埋めようとしなかった事も意味しますが
 そんな目玉というような大きな位置づけのカードでもないですし良いでしょう。
 まあまあ良い試合です。

EROH王座戦、4ウェイ・マッチ:ジェリー・リン(ch)対ブライアン・ダニエルソン対エリック・スティーブンス対ディーロ・ブラウン
 この大会から4コーナー・サバイバルが4ウェイ・マッチを意味するようになりました。
 個人的に4ウェイは好きなので歓迎しますが
 わざわざお家芸を捨てなくても、とは思いますね。
 アンダーカードにはきついでしょうし。
 表記に関しては紛らわしいので4コーナー・サバイバルではなく4ウェイと表記する事にします。
 さてこの試合。
 構築を伴った良い内容でした。
 しかしアメドラとディーロの間に変な意識があるのには
 アメドラがディーロにダイブを決めた隙にリングで決着というフィニッシュのために思います。
 それ自体にケチをつける気はないのですが
 明らかにROH王座戦という付加価値がつけられる前の内容そのままですね。
 スティーブンスもこれで浮上という事はなくいつも通り軽めな扱いでした。
 スティーブンスは体格が悪くなってるなぁ。
 まあまあ良い試合でした。

Fオースチン・エリーズ、中嶋勝彦対タイラー・ブラック、KENTA
詳細
 流石にタッグとしてのカラーはありませんでしたが
 所々で控えの介入を良い感じに入れてそれぞれの絡みを補佐しました。
 とにかくエリーズが素晴らしかったです。
 前半ではKENTAとの対決が注目を奪いました。
 いわくつきのヘタレでしたが見事に試合を身に纏って踊りました。
 普通に前回外れたKENTAとのシングルが見たくなりましたもの。
 後半ではクライマックス含め
タイラーと充実の攻防です。
 他中嶋とKENTAは思いの他控えめで
 終盤をエリーズXタイラーに譲っていましたが
 そのハード・ヒッティングなぶつかり合いはすぐに会場の心を掴みました。
 
タイラーX中嶋は初対決のずれの気が見られたので、少なめにしたのは正解ですね。
 まとめると期待通りの内容だったといって言いと思います。
 最後の切り返しのフィニッシュ
はいまいちでしたが、ぎりぎりグッド・マッチです。

@ブッシュワーカー・ルーク対リェット・タイタス
 まだ呼ぶ必要があります?
 ひどい試合。


総評。
 PPVという事で他より力の入っていたかというと
 そんな事はなかったように思います。
 只良い試合は多くしっかりとした中身にはなっている。
 
(執筆日:7/18/09)
DVD Rating
☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
エース・スティール対コルト・カバナ

クリス・ヒーロー、アメリカン・ウルヴス、インコグニト対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、ジェイ・ブリスコ、マグノ

ファイト・ウィズアウト・オナー:ジミー・ジェイコブス対ネクロ・ブッチャー

4コーナー・マッチ:ブルー・デーモンJr対クラウディオ・カスタニョーリ対ブレント・オルブライト

アレックス・コズロフ対ロデリック・ストロング

ROH王座戦、4ウェイ・マッチ:ジェリー・リン(ch)対ブライアン・ダニエルソン対エリック・スティーブンス対ディーロ・ブラウン

オースチン・エリーズ、中嶋勝彦対タイラー・ブラック、KENTA詳細

ブッシュワーカー・ルーク対リェット・タイタス


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
オースチン・エリーズ、中嶋勝彦対タイラー・ブラック、KENTA

  エリーズはKENTAと握手。
  中嶋がタイラーと握手。
  エリーズ対タイラーで試合開始。
  エリーズが先日3カウントを奪った事を口にする。
  タイラーが手を払う。
  エリーズが胸を突く。
  タイラーも突き返す。
  エリーズはバックを取って倒すと頭をはたいてヘッド・ロック。
  タイラーは起き上がるとロープに振る。
  エリーズがショルダー・タックルで倒す。
  張り手を落とす。
  タイラーが起き上がって組みかかる。
  ロープに押し込まれたエリーズは拳を構えたタイラーの胸に張り手。
  逃げるように中嶋にタッチする。
  タイラーが中嶋にヘッド・ロック。
  ロープに振られクローズラインへ。
  中嶋は避けるとフォア・アームズからロープに振ろうとする。
  タイラーが振り返しドロップ・キックを狙う。
  中嶋がロープに捕まって止まるもタイラーは一回転して着地。
  中嶋がビッグ・ブーツへ。
  タイラーは受け止めて防ぐと胸に張り手。
  ロープに走る。
  中嶋がカウンターで低空ドロップ・キック。
  スライディング・キックへ。
  タイラーが避けると蹴りへ。
  中嶋が受け止めドラゴン・スクリュー。
  脚を取ろうとする。
  タイラーは蹴り飛ばすとロープに跳ね返ってきた所をドロップ・キック。
  起こそうとする。
  中嶋が突き飛ばして距離が出来る。
  タイラーはKENTAにタッチ。
  KENTAがビッグ・ブーツ。
  フォア・アームズの打ち合いに。
  ロープに走ってのビッグ・ブーツの打ち合いに。
  KENTAがカウンターでビッグ・ブーツ。
  胸へのハイ・キックの打ち合いに。
  中嶋が連発し払い蹴りへ。
  KENTAが避け胸に蹴りを払う。
  中嶋が避けると共に素早く起き上がり仕切り直し。
  中嶋の胸は既に赤くなっている。
  腕の取り合いからKENTAがロー・キック、腕に蹴り。
  ロープに走る。
  リープ・フロッグにいった中嶋にドロップ・キック。
  フロント・ヘッド・ロック。
  中嶋が自陣に押し込んでエリーズにタッチ。
  KENTAが距離を取る。
  エリーズが蹴りは禁止にしようという身振り。
  エリーズが握手を求める。
  KENTAが脚で払う。
  レスリングからKENTAがグラウンド・ヘッド・シザース。
  エリーズは反転させて逃れるとすたすたと歩く。
  エリーズは観客にチャントするなという身振り。
  エリーズがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  リープ・フロッグをスライディングで潜るとKENTAにグラウンド・ヘッド・ロック。
  グラウンド・ヘッド・シザースに返され頭部へのドロップ・キックへ。
  KENTAが避けて自爆させる。
  エリーズは起き上がると拍手して握手を求める。
  脚で払ってきたKENTAの顔に張り手。
  KENTAが顔に張り手を放つ。
  エリーズは避けるとフォア・アームズ。
  ロープに走る。
  クローズラインを避ける。
  ハイ・キックを避けるとそのまま場外に出て走り回る。
  タイラーがエプロンから飛びかかり殴りつける。
  リングに戻すとKENTAが張り手から蹴りを連発。
  ロープに振りビッグ・ブーツ。
  交代したタイラーがエリーズにチョップを連発。
  ヒップ・トス。
  10カウント・パンチ。
  ブレーン・バスターからカバー。カウント2。
  KENTAにタッチすると2人でロープに振る。
  タイラーがキッチン・シンク。
  KENTAが胸に蹴りを入れタイラーがニー・ドロップ。
  KENTAがカバー。カウント2。
  エプロンからロープ越しに飛ぶと馬鹿にするように蹴りつける。
  交代したタイラーがエリーズにチョップ。
  コーナーに振ると踏み鳴らして突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しフォア・アームズ。
  向かってきた中嶋にビッグ・ブーツ。
  スプリングボードへ。
  しかしエリーズに突き落とされ柵に激突。
  エリーズがタイラーにダイビング・ダブル・アックス。
  タイラーをリングに戻すと中嶋にタッチ。
  中嶋はタイラーをロープに振るとドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  スナップ・メアから背中に蹴り。
  タッチするとKENTAを落とす。
  中嶋がスリング・ショットをするとエプロンのエリーズがフォア・アームズ。
  エプロン越しに飛びエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  タイラーがエリーズの股下を通って自陣に向かおうとする。
  エリーズは脚を掴んで防ぐと中嶋にタッチ。
  中嶋はタイラーの脚にエルボー・ドロップを決めレッグ・ロック。
  タッチすると2人でタイラーに股裂き。
  エリーズは唾をつけるとタイラーにショルダー・クロー。
  タイラーは起き上がると殴りつけていく。
  エリーズがガット・バスターからSTO。
  パワードライブ・エルボーを狙うも観客のブーイングを聞いて止まる。
  隙を突きタイラーがスクール・ボーイ。
  カウント2で返されるも頭部を蹴りつける。
  KENTAにタッチ。
  KENTAがエリーズをロープに振ろうとする。
  振り返されるもフォア・アームズ。
  入ってきた中嶋にクローズライン。
  エリーズにクローズラインからブレーン・バスター。
  スプリングボード式ドロップ・キックを決める。
  コーナーへのビッグ・ブーツ。
  もう1発。
  崩れた所に頭部へのドロップ・キック。
  起こすとフィッシャーマンズ・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  ボストン・クラブを決める。
  中嶋が入ってきて胸に蹴り。
  離さないのを見てロープに走る。
  KENTAがボストン・クラブを離してカウンターでビッグ・ブーツ。
  エリーズがKENTAの背中を引っかく。
  倒すと頭部を足でスクラッチ。
  交代した中嶋が蹴りを入れる。
  コーナーに振りフォア・アームズ。
  バタフライ・スープレックス。
  起き上がってきたKENTAのクローズラインを避けるとDDT。
  コーナー上へ。
  ミサイル・キックを決めカバー。カウント2。
  KENTAを起こしてバック・ドロップを狙う。
  着地されるも胸に蹴り。
  コーナーを蹴って延髄切りを決める。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに振り突進。
  KENTAがカウンターで蹴り。
  トルネードDDTの要領でロープに打ちつけようとする。
  中嶋はコーナーに戻して防ぐとニール・キック。
  スーパープレックスを狙う。
  KENTAがこらえフォア・アームズ。
  フェイス・バスターで中嶋を落とすとダイビング・ダブル・ストンプ。
  G2Sを狙う。
  逃れた中嶋にコンボを入れるとブサイクへの膝蹴りを狙うべくロープに走る。
  エリーズがエプロン越しに蹴り。
  中嶋がロープに走る。
  KENTAが担いでG2Sへ。
  中嶋がハリケーン・ラナに切り返す。
  起き上がってきたKENTAにスーパー・キック。
  KENTAが耐えてローリング・ラリアットを狙う。
  中嶋がカウンターでスーパー・キック。
  ロープに走る。
  KENTAがカウンターでラリアット。
  両者ダウン。
  中嶋がエリーズにタッチ。
  エリーズはフォア・アームズでタイラーを落とす。
  KENTAにニー・クラッシャーからバック・ドロップ。
  コーナーのKENTAにドロップ・キックを決めカバー。カウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  KENTAが後ろに逃れバックを取りタイラーの方へ。
  タイラーのフォア・アームズを利用してKENTAがエリーズにジャーマン。
  KENTAがタイラーにタッチ。
  タイラーがエリーズにスプリングボード式クローズライン。
  足を踏み鳴らしコーナーへのフォア・アームズ。
  ロープに走る。
  ショルダー・スルーを狙ったエリーズの背を通るとプロキシズム。
  カバーするもカウント2。
  担ぎ上げる。
  エリーズがエルボーを入れて逃れバックを取る。
  オコーナー・ロールを狙う。
  タイラーはロープを掴んで防ぐ。
  エリーズのクローズラインを避けるとロープに跳ね返ってきたエリーズの後頭部にクローズライン。
  ラ・ケプラーダへ。
  避けられるも着地しスタンディング・シューティングスター・プレス。カウントは2。
  フェニックス・スプラッシュへ。
  避けられるも着地し突進。
  エリーズはカウンターでコーナーへのアーム・ドラッグ。
  スクール・ボーイからラスト・チャンスリー。
  KENTAがエリーズを蹴りつけカット。
  中嶋がKENTAを連れて場外に。
  エリーズがタイラーをコーナーに乗せスーパープレックスを狙う。
  KENTAが振り返し中嶋をフェンスにぶつける。
  タイラーが腹にパンチを入れサンセット・フリップ・パワー・ボムへ。
  エリーズがロープを掴んで耐える。
  KENTAがエプロンからビッグ・ブーツ。
  エリーズはロープを放してしまうもパワー・ボムをハリケーン・ラナに切り返す。
  コーナーへのドロップ・キックへ。
  タイラーが避けると同時に担ぐ。
  フェイス・バスターからコーナーへのパワー・ボム。
  頭部へのスーパー・キックを狙うべく構え。
  中嶋が入ってきてタイラーにスーパー・キック。
  もう1発。
  3発目。
  KENTAが中嶋にブサイクへの膝蹴り。
  エリーズがKENTAの頭部を蹴り上げる。
  タイラーのペイレイ・キックを避けるとタイラーの頭部も蹴り上げる。
  ブレーン・バスターを狙う。
  タイラーがゴッド・ラスト・ギフトを決め1,2,3!
  タイラー、KENTAの勝利!
 
 

勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
エース・スティール対コルト・カバナ

クリス・ヒーロー、アメリカン・ウルヴス、インコグニト対ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ、ジェイ・ブリスコ、マグノ

ファイト・ウィズアウト・オナー:ジミー・ジェイコブス対ネクロ・ブッチャー

4コーナー・マッチ:ブルー・デーモンJr対クラウディオ・カスタニョーリ対ブレント・オルブライト

アレックス・コズロフ対ロデリック・ストロング

ROH王座戦、4ウェイ・マッチジェリー・リン(ch)対ブライアン・ダニエルソン対エリック・スティーブンス対ディーロ・ブラウン

オースチン・エリーズ、中嶋勝彦対タイラー・ブラック、KENTA詳細

ブッシュワーカー・ルーク対リェット・タイタス

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