ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Steel City Clash 3/20/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
1枚約2時間35分です。

@ジェームス・キーナン対デリリウス
 デリリウスが1人で勝手に騒いでいる。
 そんな印象を受けましたね。
 JKはこけたりしなかったものの相変わらず魅力なしです。
 悪い試合です。

Aケニー・キング、リェット・タイタス対エリック・スティーブンス、マット・クロス
 試合前にエリーズが登場。
 レジリエンスの失敗はスティーブンス、クロスの才能を過大評価した自分にあったと言い2人を怒らせます。
 今評価した結果、2人は将来のメイン・イベンターだと分かった、やってしまえ、と言うと
 キング、タイタスが襲いかかり先ほどの言葉は
 キング、タイタスに向けての物で軍団結成となった事が判明。
 エリーズはストロングが現れたため早々に逃げていきます。
 試合はどちらもタッグ力の決定打にかける内容です。
 クロスは久しぶりの参戦とはいえスティーブンスと組んでいたんだから
 もう少しインパクトを残せたように思いますね。
 悪くない試合。
 
Bマイク・クァッケンブッシュ対ブライアン・ダニエルソン
 クラックの脚攻め対アメドラの腕攻め、が
 焦点となったテクニカルな内容になっています。
 レスリング・クリニックとでもいうべきような、
 実に見応えがある攻防ですが
 もっとオールド・スクールにいくか
 はたまた大技を使って切り替えで深みを出していくか、して欲しかったですね。
 面白みへの変換率は思ったより高くなかった。
 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。

Cクラウディオ・カスタニョーリ対ブレント・オルブライト対ジェリー・リン
 オルブライトXCCの抗争にリンが加わり
 リンはベビーとしてオルブライトに組しながらも隙あらば狙っていく、という構図です。
 立ち位置、試合の進め方、幕引き、
 どれも筋は通っているのですが
 エドワーズ欠場によりまとめられたカードなためか
 全体を通して甘かったのが勿体無かったですね。
 まあまあ良い試合。

Dフォールズ・カウント・エニウェア:ジミー・ジェイコブス、ブロディ・リー対タイラー・ブラック、ネクロ・ブッチャー
 FCAという事で観客席、観客席裏で場外カウントを気にせずに暴れます。
 こういう無秩序複数人マッチは競うようにして過激なスポットを繰り出さないといけないのだけど
 今のROHでは一線を越えないので
 次第にだらけてしまうのが問題ですね。
 終盤、ジェイコブス-タイラーが凶器なしの攻防を見せるのも違和感があります。
 ネクロがリーをカバーしてしまい焦点をずらしたのも駄目。
 久しぶりという事である程度欠点は許容できるとは思いますが平均レベルです。

Eオースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング
 最初に握手したようにかつての遺恨は忘れてしまった、という設定。
 しかもエリーズのキャラがやや道化寄りになり過ぎているため、
 以前よりヒールとしてやっていく可能性は十分あると思うのですけれど
 バランスがまだ安定しませんね、
 
良い試合だけど決して特別な物ではありません。
 最後は今回軍団を結成したキング、タイタスが乱入してきますが特に残念でもなくて・・・。
 まあまあ良い試合。


Fエル・ジェネリコ、KENTA対デイビー・リチャーズ、ナイジェル・マッギネス→詳細
 ジェネリコ、KENTAの試合配分から
 リチャーズXKENTAの打ち合いの持って行き方や
 時節にあったリズムの作り方までメインにふさわしいハイ・クオリティであった事は確かですね。
 しかし控えへのトペコン含む一連のムーブが最初に配置されていたり
 切り返しに乏しい事に目を向けるとKENTAが脚を引っ張っていた事も否定できません。
 時々ROHには出ていたもののROHレスラーを相手にするのは約2年ぶりですからね。
 ここから飛びぬけるかな、というポイントが幾つもあるのに
 どれもスルーされて見ているほうも完全燃焼しきれなかった感がありますね。
 中々良い試合。

@ブランドン・モリノ対シマ・ザイオン
 どういう動けが試合にどういう影響を与えるのか分かっていないため
 攻防は良い物の試合はがたがた。
 モリノの動きは意外に様になっていたりしたんだけどねぇ。
 悪い試合。 

Aトニー・コジーナ、ブランドン・ベイ対アレックス・ペイン、グリズリー・レッドウッド
 シンプルな物にもかかわらず粗が出ているし
 最後はバイソンの乱入によるフィニッシュです。
 ひどい試合。
 試合後ナナが現れスミスと共にエンバシー再結成へ動くとアピール。


総評。
 7周年記念大会の前夜という事でクオリティもカードも良かったのですけれど
 煮え切らない内容が多かったので1つ星止まりですね。
 
(執筆日:5/25/09)
DVD Rating
★☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ジェームス・キーナン対デリリウス

ケニー・キング、リェット・タイタス対エリック・スティーブンス、マット・クロス

マイク・クァッケンブッシュ対ブライアン・ダニエルソン

クラウディオ・カスタニョーリ対ブレント・オルブライト対ジェリー・リン

フォールズ・カウント・エニウェア:ジミー・ジェイコブス、ブロディ・リー対タイラー・ブラック、ネクロ・ブッチャー

オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング

エル・ジェネリコ、KENTA対デイビー・リチャーズ、ナイジェル・マッギネス→詳細

ブランドン・モリノ対シマ・ザイオン

トニー・コジーナ、ブランドン・ベイ対アレックス・ペイン、グリズリー・レッドウッド


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
エル・ジェネリコ、KENTA対デイビー・リチャーズ、ナイジェル・マッギネス

  警戒しながら握手を交わす。
  KENTAとリチャーズは握手せず。
  リチャーズ対ジェネリコで試合開始。
  リチャーズはロック・アップをかわすと控えのKENTAにビッグ・ブーツ。
  ジェネリコに唾を吐きかける。
  迫ってくるとロープの外に体を出して下がらせる。
  リチャーズはナイジェルと交代。
  ジェネリコはロック・アップをかわすと控えのリチャーズにビッグ・ブーツ。
  その隙をついてナイジェルが殴りかかる。
  ロープに振る。
  KENTAがブラインド・タッチ。
  ジェネリコはナイジェルのクローズラインを避けるとその先の場外にいたリチャーズにトペ・コンヒーロ。
  KENTAがナイジェルにスプリングボード式クローズライン。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもリープ・フロッグにいったナイジェルにドロップ・キック。
  ナイジェルはたまらず場外に出るとリチャーズと共に帰ろうとする。
  ナイジェルがリングに戻る。
  KENTAを倒すと腕を取る。
  KENTAは起き上がると脚を取って倒す。
  ナイジェルがアーム・バーに返そうとする。
  KENTAがロープに脚をかける。
  ナイジェルはすぐにフロント・ヘッド・ロックを決めリチャーズに交代。
  リチャーズが腕を取る。
  取り返されるもブリッジから蹴りを打ち込む。
  リチャーズが胸を突く。
  KENTAは顔に張り手を打つ。
  スナップ・メアを決めると背中に蹴りを叩き込む。
  リチャーズは起き上がるとKENTAにスナップ・メアを決め背中に蹴りを叩き込む。
  KENTAが起き上がってにらみ合う。
  フォア・アームズの打ち合い。
  KENTAはソバットで倒すとロープに走り胸に蹴りを入れる。
  交代したジェネリコがリチャーズにダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  ロープに振るとショルダー・スルーを狙う。
  サンセット・フリップに返されかけるも逃れるとフェイクから後頭部にドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  スタンディング・ムーンサルト。カウント2。
  フロント・ヘッド・ロック。
  リチャーズが自陣に押し込む。
  ナイジェルがはがいじめにしたジェネリコに打撃を叩き込む。
  交代したナイジェルがジェネリコを落とす。
  リチャーズがジェネリコをフェンスにぶつける。
  リングに戻す。
  ナイジェルはジェネリコにハンマー・ロックを決めると自陣に押し込む。
  交代したリチャーズは背中に蹴りを入れカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  ジェネリコは起き上がると腹にパンチを入れロープに走る。
  リチャーズがカウンターでキッチン・シンク。
  ジェネリコが手を伸ばすも先にKENTAにフォア・アームズ。
  交代したナイジェルがジェネリコにブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  アーム・ロック。
  起き上がったジェネリコを、マスクの紐を引っ張って倒す。
  交代したリチャーズがジェネリコをロープに振りクローズライン。
  バック・ドロップからカバー。カウント2。
  交代したナイジェルがジェネリコの腕を取る。
  その状態から投げる。
  脚を取ってからタッチ。
  ジェネリコが起き上がりチョップ。
  リチャーズはソバットでダウンさせる。
  控えのKENTAにビッグ・ブーツ。
  ジェネリコにブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  両手を掴んで押し込む。
  ジェネリコはカウント2で返すと起き上がる。
  後転して腕を捻る。
  コーナーに駆け上がるとトルネードDDT。
  両者ダウン。
  リチャーズがジェネリコにタッチ。
  ジェネリコがKENTAにタッチ。
  KENTAがナイジェルにビッグ・ブーツ。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもクロス・チョップ。
  クローズライン。
  ロープの上にほす。
  コーナー上からダイビング・ニー・ドロップ。
  ロープに走ると胸に蹴りを叩き込む。
  カバーするもカウント2。
  スプリングボード式ドロップ・キック。
  コーナーのナイジェルにビッグ・ブーツ。
  もう1発。
  ダウンした所で顔にドロップ・キック。
  ブレーン・バスターからカバーするもカウントは2。
  コーナーに振り突進。
  ナイジェルはかわすと胸にラリアットを振り下ろす。
  カバーするもカウント2。
  タワー・オブ・ロンドンを狙う。
  降りられるもバック・エルボーを入れる。
  反対コーナーから突進。
  KENTAはカウンターでビッグ・ブーツを入れるとバタフライ・スープレックス。
  カバー。
  カウント2で返されるやアーム・バー。
  ナイジェルがロープに脚をかける。
  KENTAが突進。
  ナイジェルはカウンターで蹴りを入れると三点倒立へ。
  KENTAが捕まえ担ぎ上げる。
  リチャーズが入ってきて蹴りつける。
  ロープに走る。
  入ってきたジェネリコがリチャーズにレッグ・ラリアット。
  KENTAが再び担ぎなおす。
  ナイジェルがバック・エルボーを入れるとサンセット・フリップに切り返す。
  カウント2で返されるやロンドン・ダンジョンを決める。
  ジェネリコが入ってきて蹴り飛ばす。
  交代したリチャーズがジェネリコをクローズラインで落とす。
  その後ろにKENTAが立つ。
  2人は向き合うとフォア・アームズの打ち合い。
  リチャーズが胸を突いて打ってこい、と言う。
  蹴りの打ち合いに。
  リチャーズはソバットを入れるとロープに走る。
  リープ・フロッグにいったKENTAをキャッチするとコーナーに押し込む。
  チョップとヘッド・バッドのコンボ。
  コーナーに振るとフォア・アームズ。
  ロープに走る。
  KENTAがカウンターでパワー・スラム。
  交代したジェネリコがリチャーズにダイビング・ボディ・プレス。カウント2。
  オッレッ!を狙う。
  リチャーズがカウンターで蹴り。
  ジェネリコのけりを受け止めると延髄切り。
  ロープに走る。
  ジェネリコがカウンターでみちのくドライバー。カウント2。
  続けてブレーン・バスターを狙う。
  後ろに着地されるもバック・エルボーを入れロープに走る。
  リチャーズは打ち上げると蹴り上げる。
  続けてクローズライン。
  ジャーマンを決めるもカウントは2。
  宣言してDRドライバーを狙う。
  耐えるジェネリコを蹴りつける。
  ジェネリコは蹴りを受け止めるとフォア・アームズを叩き込んでいく。
  ロープに走る。
  控えのナイジェルがロープを下げてジェネリコを落とす。
  リチャーズがダイブを狙う。
  立ちふさがったKENTAがコンビネーション・ハイ・キックを狙う。
  リチャーズは避けると蹴りを放つ。
  KENTAは受け止めるとドラゴン・スクリュー。
  ジェネリコがリングに入りオッレッ!。
  KENTAがブサイクへの膝蹴り。
  ジェネリコがカバーする。カウントは2。
  ナイジェルがKENTAにフォア・アームズを決めロープに走る。
  KENTAはカウンターで蹴りを入れるとロープに走る。
  ナイジェルがカウンターでラリアット。
  ジェネリコが起き上がったナイジェルにオッレッ!。
  リチャーズにも狙う。
  リチャーズは受け止めるとコーナーへのレッグ・ロック・ベリー・トゥー・ベリー。
  全員ダウン。
  リチャーズがナイジェルにタッチ。
  ジェネリコがKENTAにタッチ。
  KENTAはクローズラインを避けるとハイ・キック。
  後頭部にローリング・ラリアット。
  ロープにもたれたナイジェルにニー・ストライク。
  ロープを往復してブサイクへの膝蹴り。
  カバーするもカウントは2。
  コンビネーション・ハイ・キックからロープに走る。
  ナイジェルがカウンターでラリアット。
  コーナー上へ。
  KENTAが駆け上がり雪崩式ファルコン・アロー。
  カウント2でリチャーズがカット。
  KENTAがナイジェルにG2Sを狙う。
  ナイジェルは着地するとDDT。
  タワー・オブ・ロンドンを決める。
  カバーするもカウント2でジェネリコがカット。
  リチャーズがジェネリコを落としフェンスにぶつけようとする。
  ジェネリコが振り返してリチャーズをフェンスにぶつける。
  リングではナイジェルがKENTAにロンドン・ダンジョンを決めている。
  ジェネリコがリングに入り殴りつけるもナイジェルは離さずに決め続けている。
  KENTAはナイジェルの両肩がつくように持っていく。カウントは2。
  ナイジェルは腕を取ってマットに叩きつけるとロンドン・ダンジョンを狙う。
  KENTAは逃れるとG2Sに持って行き1,2,3!
  KENTA、ジェネリコの勝利!
 


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ジェームス・キーナン対デリリウス

ケニー・キング、リェット・タイタス対エリック・スティーブンス、マット・クロス

マイク・クァッケンブッシュ対ブライアン・ダニエルソン

クラウディオ・カスタニョーリ対ブレント・オルブライト対ジェリー・リン

フォールズ・カウント・エニウェア:ジミー・ジェイコブス、ブロディ・リー対タイラー・ブラック、ネクロ・ブッチャー

オースチン・エリーズ対ロデリック・ストロング

エル・ジェネリコ、KENTA対デイビー・リチャーズ、ナイジェル・マッギネス→詳細

ブランドン・モリノ対シマ・ザイオン

トニー・コジーナ、ブランドン・ベイ対アレックス・ペイン、グリズリー・レッドウッド(ノー・コンテスト)

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