PPV 名 |
ROH:The Omega Effect 11/14/09 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ ド・マッチ |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ケニー・オメガ→詳細 |
雑 感 |
1枚、約2時間55分です。 @ヤング・バックス対フラットライナーズ フラットライナーズは体格差を器用に処理し、 Yバックスとの流れを崩しません。 ただインディーとしてはもう少し尖っていた方が良いかもしれませんね。 WWE向きと言えるかな。 Yバックスも悩みが出てない動きでした。 まあまあ良い試合。 Aクラウディオ・カスタニョーリ対コルト・カバナ対グリズリー・レッドウッド対デリリウス CCを中心に、他の絡みはコミカルに控えています。 試合時間はかなり短め。 少し悪い試合。 Bリェット・タイタス、ケニー・キング対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ SSBは適当に技の披露。 ある程度役割を分けているのにはまっていませんね。 いまいちな上、この試合では終始、編集のミスで雑音が入っています。 少し悪い試合。 Cエル・ジェネリコ対中嶋勝彦→詳細 日米のずれが生まれないスタンダードな内容。 分かりやすいオッレッ!に対する切り返しを多用し、 ブレーン・バスタァァァァーを最終必殺技ではなく 通常の必殺技として位置づけ十分量の攻防を生み出しています。 中嶋は前日の敗北を受け、ふてくされたややヒール調の立場を取っています。 21歳だがキャリア6年というステータスが どういうポジションを自分に律するかという難しい問題を投げかけているようにも思えるが 素晴らしい安定度で満足感を与える働き。 グッド・マッチに届かずも中々良い試合。 Dタイラー・ブラック対ロデリック・ストロング タイラーは不調と言われながらも試合運びの間隔は残っていますね。 2人とも教科書にのっている流れの作り方を忠実に行っています。 やや荒れているのはSotF対決を踏まえての事と思われるが 売りのライバル対決にしようと思ったら構えで見せていかないと。 この時点でタイラーのヒール・ターンを考えていたとも思われないし。 無印の攻防でポイントに欠けるので 急に大技が決まっていくのには面食らう。 そしてそのクライマックスは素晴らしい攻防にも見えるがとかく動きすぎ。 タイム・リミットが迫っている事のアナウンスもなかったですしね。 それさえあれば1ランク上がる。 アスリート・イズムを疲労度無視と履き違えている輩が最近多いようにふと思ふ。 中々良い試合。 Eエリック・スティーブンス、ジョーイ・ライアン対ブリスコ・ブラザーズ 中途半端な乱闘からスタート。 リングに戻ってもスティーブンスのスケールの小ささが目に付きます。 間違いは無いし、ブリスコズが連携で華を見せているのだけど・・・。 平均レベル。 Fクリス・ヒーロー対ケビン・スティーン スティーンの状態が悪いのでゆっくりではありますが、 そのスロー・テンポの中でヒーローがしっかり対応して動かしています。 (Noahでロートルとやってる経験が活きたか?) スティーンも切り返し合いを上手く使ってクライマックスまでやりぬきました。 しかしスティーンに勝たせるのはやりすぎ。 まあまあ良い試合。 GROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ケニー・オメガ→詳細 前夜、素晴らしい働きを見せたエリーズですが今夜は更に上をいく仕事。 のらりくらりヒールでありながら、それを実に機敏に見せていきます。 オメガを導くフット・ワークも冴え渡り35分間、尽きる事なく展開させました。 09年ベスト・ワークです。 しかし一方のオメガはと言うと・・・ 実績と比類しない35分の時間設定、激化した攻防をもたらす人気以外 まったく感心させるような貢献はしていません。 相変わらず相手と動きを合わせれてない場面もありましたし。 結局、新規で人気のある相手なら誰でも同じ内容だったので 試合自体は手放しに褒めちぎる事はできないですね。 素晴らしい試合である事は確かなんだけど。 ぎりぎりグッド・マッチ。 @アレックス・ペイン、ボビー・デンプシー対マイケル・ヴォン・ペイトン、イーサン・ペイジ 相変わらず生産性に欠けるダーク・マッチ。 ひどい試合。 総評。 ROHの09年トップの大会でしょう。 様々なレスラーが集まり、 それぞれに例え問題があろうと結果を、しっかりと形として残す。 これぞROHです。 (執筆日:2/27/10) |
DVD Rating |
★★★☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
ヤング・バックス対フラットライナーズ |
2 |
クラウディオ・カスタニョーリ対コルト・カバナ対グリズリー・レッドウッド対デリリウス |
3 |
リェット・タイタス、ケニー・キング対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ |
4 |
エル・ジェネリコ対中嶋勝彦→詳細 |
5 |
タイラー・ブラック対ロデリック・ストロング |
6 |
エリック・スティーブンス、ジョーイ・ライアン対ブリスコ・ブラザーズ |
7 |
クリス・ヒーロー対ケビン・スティーン |
8 |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ケニー・オメガ→詳細 |
1 |
アレックス・ペイン、ボビー・デンプシー対マイケル・ヴォン・ペイトン、イーサン・ペイジ |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
ヤング・バックス対フラットライナーズ |
2 |
クラウディオ・カスタニョーリ対コルト・カバナ対グリズリー・レッドウッド対デリリウス |
3 |
リェット・タイタス、ケニー・キング対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ |
4 |
エル・ジェネリコ対中嶋勝彦→詳細 |
5 |
タイラー・ブラック対ロデリック・ストロング(20分時間切れ) |
6 |
エリック・スティーブンス、ジョーイ・ライアン対ブリスコ・ブラザーズ |
7 |
クリス・ヒーロー対ケビン・スティーン |
8 |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ケニー・オメガ→詳細 |
1 |
アレックス・ペイン、ボビー・デンプシー対マイケル・ヴォン・ペイトン、イーサン・ペイジ |