ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Never Say Die 5/8/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
1枚、約2時間30分です。

@デリリウス対リッキー・レイヤース
 本筋が定まらない中途半端な試合。
 レイヤースは別に戻ってこなくても良いな。
 悪い試合。

Aリェット・タイタス、ケニー・キング対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ
 やや披露的でしたがSSBはオリジナルな連携で一定の反応を得ましたね。
 タイタス、キングは試合の持って行き方などより洗練されてきた印象を受けました。
 平均レベル。

Bジェイ・ブリスコ対ネクロ・ブッチャー
 擬似ボクシングから始まると
 まったく凶器を使う気配の無い試合が展開されます。
 その上でエンバシー乱入というフィニッシュなのだからどうしようもない。
 ひどい試合です。
 ジェイが加勢する前にネクロ1人に追い払われたエンバシーもなぁ・・・。

 ランダムに選ばれたカップルがプロポーズできる新コーナーは収録されず。
 別に残念じゃない。

Cエニシング・ゴーズ:デイビー・リチャーズ対ケビン・スティーン→詳細
 序盤の乱戦。
 リチャーズの好調っぷりを考えるとインテンシティが足りませんでしたね。
 蹴りが出来ない、いきなりのテーブル葬を食らっている事を考えても打撃の重みが足りないし
 移動のウェイトが大きくリズムがそこまで良くはありません。
 リングに戻ってからは予想以上にスポットが次々出たな、という印象で
 憎しみとそれに値する過激さが表現できています。
 
所々でユーモアを交えながらね。
 只ハードコア・スポット、スポットをつなぐ、もので
 ラダーからのテーブル葬を早くから予告するような構築だったのは残念です。 
 中々良い試合。

Dブライアン・ダニエルソン対ソンジェイ・ダット対エディ・エドワーズ
 ヒールのエドワーズが1対1を作るよう動く役割が与えられた事や
 ソンジェイの立ち位置、リズムから、小さなずれは結構ありましたが
 3人がそれぞれの仕事をしてできる内容なため良い3ウェイだったと言えるでしょう。
 アメドラは敢えて一歩引いていた感じでしたね。
 まあまあ良い試合。

Eコルト・カバナ、エリック・スティーブンス、ブレント・オルブライト対エンバシー(ジミー・レイブ、クラウディオ・カスタニョーリ、ジョーイ・ライアン)
 エンバシーのまったりとしたペースの中で繊細な変化をつけれない。
 相手の土俵で勝負した時の弱さがスティーブンスの問題ですよね。
 その点カバナは細かい上手さが目立ちますね。
 視野が広くてしっかりとした歯車になってきます。
 エンバシーは没個性のチーム・カラーとはいえもう少し差をつけたい所です。
 平均より少し上。

FROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対クリス・ヒーロー
 リンと実績のあるヒーローが久しぶりにROH王座に挑戦。
 序盤はもう少しすっくりできるように思えます。
 意識しあってリンがローリング・エルボーを出したりしますが
 全体から見ると余りいらないんですよね。
 予防線として時間をかけておこうという弱気な狙いが見えました。
 しかし後半からは狙いが当たってクオリティの高い内容に。
 攻防がぴったりはまってタイミングが良いので
 メインとしてずっしり重みのある戦いで盛り上がりました。
 中々良い試合。

@エルニー・オサイリス対グリズリー・レッドウッド

 いつまでこの2人を使い続けるのでしょう。
 ひどい試合。
 試合後エンバシーがレッドウッドを痛めつけるもネクロが現れると逃走。



総評。
 C、Fで形はついているんだろうけど
 評判とか聞いている内にCの想像が現実より大きくなってしまっていたようで・・・。
 
(執筆日:9/2/09)
DVD Rating
☆☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
デリリウス対リッキー・レイヤース

リェット・タイタス、ケニー・キング対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ

ジェイ・ブリスコ対ネクロ・ブッチャー

エニシング・ゴーズ:デイビー・リチャーズ対ケビン・スティーン→詳細

ブライアン・ダニエルソン対ソンジェイ・ダット対エディ・エドワーズ

コルト・カバナ、エリック・スティーブンス、ブレント・オルブライト対エンバシー(ジミー・レイブ、クラウディオ・カスタニョーリ、ジョーイ・ライアン)

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対クリス・ヒーロー

ルニー・オサイリス対グリズリー・レッドウッド


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
エニシング・ゴーズ:デイビー・リチャーズ対ケビン・スティーン

  リチャーズが先に入場してくる。
  そこにスティーンが急襲。
  立ちふさがるハガドーンを殴りつける。
  リチャーズの口を引っ張りフェンスにぶつける。
  テーブルの上にバック・ドロップで落とす。
  エプロンに上がり吼える。
  スティーンはマイクを取ると「結婚してくれるか?でも忘れてた。俺はお前が憎いんだ」と言う。
  リチャーズを蹴りつける。
  リチャーズは近づいてきたスティーンを蹴りつけパンチ。
  スティーンは張り手で返すとフォア・アームズ。
  突進。
  リチャーズはショルダー・スルーを決めてフェンスの外へ落とす。
  フェンスをのりこえるとスティーンを殴りつけヘッド・バッド。
  観客席裏へ。
  スティーンをテーブルに叩きつける。
  スティーンが殴り返しフォア・アームズ。
  リチャーズは階段を登って逃げていく。
  スティーンが後を追う。
  最上段へ。
  リチャーズが待ちうけ殴りかかる。
  殴り返され今度は階段を下りて逃げていく。
  スティーンが後を追う。
  途中でリチャーズを捕まえ手すりに押し付ける。
  ジュースを吹きかける。
  観客席裏へ。
  リチャーズが追ってきたスティーンを蹴りつける。
  パンチにサミング。
  ヘッド・バッド。
  椅子に叩きつける。
  スティーンは階段を登っていく。
  追ってきたリチャーズを蹴りつける。
  リチャーズはパンチを入れるとスティーンを手すりに押し付ける。
  スティーンはパンチを入れるとリチャーズを、手すりを跨ぐように落とす。
  リチャーズは逃げてリング横へ。
  フェンスにもたれかかりタイムを要求。
  そこにスティーンがキャノン・ボールで押しつぶす。
  スティーンはリング下から巨大ラダーを取り出したてる。
  テーブルも取り出し横に立てる。
  リチャーズはリングに戻って休んでいる。
  リングに入ってきたスティーンに対して命乞い。
  靴にキスする。
  スティーンは手を踏みつけて応える。
  リチャーズはもがきながらコーナーへ。
  近づいてきたスティーンを蹴りつけるとコーナーでパンチを連打。
  コーナーに振る。
  スティーンはコーナーにぶつかるも耐えてカウンターでクローズライン。
  ロープに走りレッグ・ドロップ。
  場外に下りると椅子を7脚入れる。
  松葉杖を受け取るとリングに入ってリチャーズに叩きつけていく。
  椅子をリチャーズの上にのせていく。
  そしてコーナー上へ。
  ハガドーンが脚を掴んで邪魔をする。
  リチャーズは起き上がるとコーナー上のスティーンに椅子を投げてぶつける。
  そして椅子が重なった場所へのスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  チェーンをハガドーンから受け取る。
  チェーンで首を絞める。
  チェーンを足に巻きつける。
  それで頭部を蹴り上げていく。
  スティーンは場外に転落する。
  リチャーズはチェーンを解くと縄跳びしてみせる。
  スティーンは流血している。
  リチャーズは場外に下りるとスティーンの胸に蹴り。
  リングに入ってロープ越しに締め上げる。
  リングに入ってきたスティーンを蹴りつける。
  スティーンが張り手。
  リチャーズはスティーンの胸に蹴りを叩き込みダウンさせる。
  ハガドーンが差し入れたテーブルをコーナーに立てかける。
  椅子をスティーンの脚に叩きつける。
  脚を引きずる真似をしてみせる。
  再びスティーンの脚に椅子攻撃。
  テキサス・クローバー・リーフを決める。
  スティーンが回転してスモール・パッケージへ切り返す。カウントは2。
  リチャーズが突進。
  スティーンは持ち上げると反転してパワー・ボム。
  下の方だがテーブルに炸裂。
  スティーンがカバー。カウントは2。
  場外に下りるとテーブルを取り出しラダーの横に立てる。
  (先ほどのテーブルはハガドーンが差し入れた)
  テーブルをその上に立てて2段にする。
  リングに入ると場外の2段テーブルへのパワー・ボムを狙う。
  リチャーズは逃れると蹴りつけ側頭部蹴り。
  リチャーズは場外に下りるとテーブルをエプロンとフェンスに橋渡しにする。
  ハガドーンがスティーンを寝かせ、リチャーズはラダーを登っていく。
  スティーンはハガドーンを蹴りつけ起き上がるとラダーを登っているリチャーズを殴りつける。
  椅子を叩きつける。
  反対側から登っていく。
  ラダー越しに捕まえると2段テーブルへのスーパープレックスを狙う。
  リチャーズが殴りつけヘッド・バッドを叩き込むとスティーンが後ろの2段テーブルに倒れこむ。
  リチャーズはラダーから降りるとぐったりしたスティーンをリングに入れカバー。
  しかしカウントは2。
  リチャーズは信じられない様子。
  椅子を手にするも考えを変えDRドライバーだとアピール。
  エプロンに出して橋渡しにしたテーブルへのDRドライバーを狙う。
  スティーンは耐えると逃れてスーパー・キック。
  そしてエプロンから橋渡しにしたテーブルへのパッケージ・パイル・ドライバー。
  リングに入れてカバーし1,2,3!
  スティーンの勝利!
  リチャーズが現れスティーンを殴りつけていく。
  ハガドーンも加わる。
  アレックスがかばうも簡単に引き剥がされる。
  エドワーズがスティーンの脚に椅子攻撃。
  アレックスらがスティーンをリングから引きずり出し、肩を貸して連れて行く。
  エドワーズが再び襲い掛かりに行く。
  スティーンが逆にエドワーズを殴りつけていく。
  エドワーズがたまらず入場口の裏へ。
  スティーンも追って姿を消す。
  


勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
デリリウス対リッキー・レイヤース

リェット・タイタス、ケニー・キング対スーパー・スマッシュ・ブラザーズ

ジェイ・ブリスコ対ネクロ・ブッチャー(ノー・コンテスト)

エニシング・ゴーズ:デイビー・リチャーズ対ケビン・スティーン詳細

ブライアン・ダニエルソン対ソンジェイ・ダット対エディ・エドワーズ

コルト・カバナ、エリック・スティーブンス、ブレント・オルブライト対エンバシー(ジミー・レイブ、クラウディオ・カスタニョーリ、ジョーイ・ライアン)

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対クリス・ヒーロー

ルニー・オサイリス対グリズリー・レッドウッド

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