雑 感
|
1枚約2時間30分です。
@ネイト・ウェブ対フラッシュ・フラナガン
ウェブですが一線から退いただけに状態はやや悪そうです。
何故かフィニッシュに選んだアラクニド・キックも高さが無かったですし。
顔見せ要素の強い、少し悪い試合程度。
A4コーナー・マッチ:クラウディオ・カスタニョーリ対ブライアン・ダニエルソン対ケニー・オメガ
このカードでこの位置?と思っていたが試合を見て合点がいきました。
3ウェイじゃないんですね。
3人で4コーナー・マッチという事で余り広げれない中
アメドラ、オメガが友好的なムードで戦い、
それを邪魔するCCには結束して立ち向かうというファン・マッチ、2試合目レベルに終始しました。
こう言うと期待外れのように思われるかもしれませんが
オメガとアメドラの伸び伸びとした絡みは素晴らしく
上質のファン・マッチでしたね。
只CCのフィニッシュがトライアングル・チョークだったのには?です。
ちょっとヒールに戻ってから迷走している感がありますね。
まあまあ良い試合。
試合終了後バイソンがアメドラを襲撃するもセキュリティーによって引き離される。
Bクリス・ヒーロー対ジェイ・ブリスコ
ジェイは気持ちを押し出すタイプとはいえ
ひるまずに押し勝つ立ち方を取っており
ヒーローのハード・ヒッターとしての魅力を低減する事になっていますね。
ちょっとフラットで盛り上がりに欠けました。
平均レベル。
Cタッグ王座戦:ケビン・スティーン、エル・ジェネリコ(ch)対ケニー・キング、リェット・タイタス
キング、タイタスがスティーンネリコの土俵に上がると
2チーム共リングの使い方で攻防をリンクさせ、豊富なネタで観客をのせている。
予想以上の出来ながら緩い雰囲気で動きにずれがあったりと
全体的に未完成のイメージは残りましたね。
後やや軽いとはいえまたしてもスティーンが脚攻めを食らうのはやり過ぎな気がします。
ここまで連続としてやるならテーピングでも巻いて欲しい所です。
まあまあ良い試合。
試合後ウルヴスがスティーンネリコを襲撃。
ジェイが現れると逃げていく。
Dバイソン・スミス対サイラス・ヤング
5分ぐらいありましたがスカッシュ・マッチと変わりません。
むしろ長い分だけスミスが使えないというのが露呈しました。
ひどい試合。
Eアメリカン・ウルヴス対ロデリック・ストロング、ブレント・オルブライト
乱戦をカット・インする構築や
1対2スポットの導入、工夫した腕攻めの仕方など
ウルヴスが更に意欲的な仕事をやってのけました。
リチャーズXストロングの絡みは遺恨を感じさせる熱のある物だったし
シングルで調子を落としているオルブライトもタッグだとそれを感じさせません。
そんなに長い時間ではありませんしジェネリコの介入がありましたけれども
かなり充実して満足感の得られる内容でしたね。
もう少し細部の完成度を上げたい所ですが。
中々良い試合。
FノーDQ:ジミー・ジェイコブス対デリリウス
マイクからの不意打ち、場外戦を経て
椅子を使った攻防やテーブルでのフィニッシュと
2人とも出来る限りの努力をしましたね。
しかしストーリー含め対エリーズのようなドラマ性はなく
ここまでしてもまあまあ良い試合程度にしかならない事に溜息が出てしまいます。
Gナイジェル・マッギネス、オースチン・エリーズ対ジェリー・リン、タイラー・ブラック
仕掛けから速攻を狙ったりしながらも
大技はここぞという所で決まらず最後はベルト攻撃が飛び出したり。
ドリーム・マッチと名付けられていましたが普通に前哨戦同然の内容でしたね。
そのためリンがナイジェルからフォールを奪うという結果が浮いています。
2日目のメインとしてはもう少し上を狙って欲しかった。
平均的な良試合。
総評。
ウルヴスは良いんだけどカードとして売り出せる力がまだないですからね。
MOTNを見せるもセミ、メインがもう1つで・・・。
(執筆日:5/23/09)
|