ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:The Homecoming II 4/25/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
タッグ王座戦、3本勝負:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ詳細
雑 感
1枚約2時間45分です。

@イゴイスティコ・ファンタスティコ対ラスチェ・ブラウン
 マント・フライも出さずイゴは単なるハイ・フライヤーで
 動けるでかぶつ、ラスチェに合わせた内容。
 ラスチェはあの笑い声といいアメコミに出てくる脳足りんな怪物そっくり。
 意外に構図には入り込めました。
 少し悪い試合。

Aオースチン・エリーズ、リェット・タイタス対サイラス・ヤング、アレックス・ペイン
 ヤング、ペインの頑張りは伝わってくるんだけど
 そんなに切り返さなくても耐え忍んで魅せれば良いカード。
 若干違和感がありましたね。
 少し悪い試合。
 試合後ヤングが情けないペインを攻撃しヒール・ターン。

Bクラウディオ・カスタニョーリ対ジミー・ジェイコブス対ロデリック・ストロング
 様子見に立っていたCC、ジェイコブスがストロングを抑える為に協力、
 仲間割れして3ウェイ・ムーブなどが出る、と小さく完成された内容です。
 CC、ストロングがいるためにノリが良かったですね。
 平均レベル。
 試合後タイラーが出てきてジェイコブスと対面。
 タイラーはジェイコブスが落ちぶれた、と言い挑発。
 ジェイコブスの釘攻撃を防ぐともうリーダーでも何でもないんだといって去っていく。
 ジェイコブスはセンチメンタルな様子。
 これならジェイコブスが負けた方が良かったんじゃない?  

Cダーク・シティ・ファイト・クラブ対フェニックス・ツインズ
 FTの連携技の見せ方が適当で
 やってる本人達にすればスカッシュ・マッチも同然の様子。
 悪い試合。

Dブライアン・ダニエルソン対ジミー・レイブ
 尊大なレイブが翻弄される、というカード通り定番の内容。
 細かい部分で良い物はあるんだけど見せているものと同じく
 アメドラとのレベルの差を感じさせる事は否めません。
 TNAで鈍った力を取り戻すのにはまだ時間がかかりそうです。
 まあまあ良い試合。

Eクリス・ヒーロー対タイラー・ブラック
 いつものヒーローより良いカード。
 雪崩式パワー・ボムまで出る一進一退の攻防でした。
 只ヒーローの打撃スタイルのためにAIWでやった程にはならず。
 一進一退とはいっても特徴がそんなに無い内容でした。
 まあまあ良い試合。
 試合後ジェイコブスがタイラーを襲撃し釘攻撃で血祭りに。

Fタッグ王座戦、3本勝負:アメリカン・ウルヴス
(ch)対ケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ詳細
 前日の大会ではスティーン、ジェイには可能性を感じないと書きました。
 しかし見事に予想を裏切ってくれました。
 確かにタッグとしてのバランスが良くなく、
 スティーンが脚攻めのリアクションを上手く見せれなかった部分もありましたが
 それより相手との競い合いの中で魅力的な試合に仕上げました。
 
相手を挑発しながらの細かいリズムで土台を作ります。
 そこに45分フルタイムを可能にしたウルヴスの引き出しで3本勝負を楽々と構築。
 要所で印象的なシーンを繰り広げます。
 終盤のシャープ・シューターをかけたスティーンとリチャーズが唾を吐きあうシーンなんて最高の絵です。
 その終盤のMVPはジェイでしたね。
 ジェイの観客を引き込むテンションの高さ、激しさが
 他3人を引きずりこんで壮絶な攻防を繰り広げました。
 最近のジェイはこの点に関しては目を見張るものがありますからね。
 ショーをスティールした文句なしにグッド・マッチ。

GROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対コルト・カバナ
 アメドラの王座挑戦時と同じくもっとシリアスに、とは思うけど
 相手がリンなのでやや緩めの雰囲気で作り上げたのは結果的に良かったですね。
 
テクニカルなレスリングからシンプルな対立構造でクオリティをあげていきました。
 決して試合自体に特別なものは生まれませんでしたが
 クレイドルではないパイル・ドライバーやペプシ・プランジを使って
 メインっぽい試合だったという印象を与える事に成功しています。
 そして勿論カバナが地元である事も大きかった。
 中々良い試合です。


総評。
 大会のバランスが良くて視聴後にすっきりとした印象を与えます。
 両王座戦もしっかりしていますし、これは良い大会ですよ。
 
(執筆日:7/20/09)
DVD Rating
☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
イゴイスティコ・ファンタスティコ対ラスチェ・ブラウン

オースチン・エリーズ、リェット・タイタス対サイラス・ヤング、アレックス・ペイン

クラウディオ・カスタニョーリ対ジミー・ジェイコブス対ロデリック・ストロング

ダーク・シティ・ファイト・クラブ対フェニックス・ツインズ

ブライアン・ダニエルソン対ジミー・レイブ

クリス・ヒーロー対タイラー・ブラック

タッグ王座戦、3本勝負:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ詳細

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対コルト・カバナ


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
タッグ王座戦、3本勝負:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ
 
  スティーン、ジェイが先に入場。
  ハガドーンが入場口から登場し気を引く。
  その裏からウルヴスが襲いかかる。
  場外に出すとリチャーズがスティーンをフェンスにぶつけようとする。
  スティーンが振り返しフェンスにぶつける。
  ジェイがエドワーズをフェンスにぶつけチョップ。
  フェンスにぶつける。
  エドワーズがジェイをフェンスに振ろうとするも振り返されまたフェンスにぶつけられる。
  ジェイがエドワーズをリングに入れる。
  コーナーに振りクローズライン。
  エプロンに上がってきたリチャーズにビッグ・ブーツ
  エドワーズにビッグ・ブーツ。
  スティーンがエドワーズにキャノン・ボール。
  ジェイがフェイス・バスターにつなげカバー。カウント2。
  エドワーズがリチャーズを自陣に押し込む。
  交代したリチャーズが腹にパンチを叩き込んでいく。
  フォア・アームズを打ってきたジェイにサミングを決めるとロープに振ろうとする。
  ジェイが振り返しレッグ・ラリアット。
  交代したスティーンが殴りつける。
  控えのジェイと共に殴りつけていく。
  ダウンしたリチャーズを起こすとブレーン・バスター。
  カバーするもカウント1。
  起こすと顔に手を押し当てる。
  タッチすると2人でロープに振りダブル・ショルダー・タックル。
  ジェイのレッグ・ドロップにスティーンのセントーン。
  ジェイがカバー。カウント2。
  リチャーズがジェイを自陣に押し込む。
  交代したエドワーズがジェイを殴りつける。
  コーナーに振ろうとする。
  ジェイは振り返すとショルダー・スルー。
  ジェイがチョップを打ち控えのスティーンが殴りつける。
  2人でエドワーズの喉に足を押し当てる。
  レフェリーがリチャーズを制止している隙にエドワーズの顔に手を押し当てる。
  タッチするとエドワーズをロープに振る。
  ジェイがドロップ・トー・ホールド。
  スティーンはリチャーズにフォア・アームズを決めてからエドワーズにレッグ・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  鼻フックを繰り返す。
  リチャーズにフォア・アームズを決め落とす。
  レフェリーがリングに入ろうとするリチャーズを制止する。
  エドワーズがスティーンの腹にパンチ。
  スティーンは顔に手を押し当て黙らせるとチョップ。
  もう1発狙おうとする。
  エドワーズは顔を引っかいて防ぐとチョップ。
  もう1発狙おうとする。
  スティーンがサミング。
  ジェイがサミング。
  スティーンがチョップ。
  交代したジェイがダブル・ストンプ。
  ショルダー・ブロックを決めていく。
  殴りつけてきたエドワーズにフォア・アームズ。
  交代したスティーンが殴りつけていく。
  エドワーズが殴り返しボディ・スラムを狙う。
  スティーンが後ろに着地しオコーナー・ロールへ。
  リチャーズがタッチして入る。
  オコーナー・ロールを決めているスティーンの胸に蹴り。
  スティーンを落とすとジェイを挑発。
  ハガドーンがスティーンを押さえつけエドワーズが蹴り。
  リングに戻すとリチャーズがカバー。カウント2。
  キャメル・クラッチ。
  背中を蹴り交代。
  タッチしたエドワーズが入り殴りつけようとする。
  スティーンがサミング。
  控えのリチャーズが顔に手を押し当てる。
  エドワーズはジェイにフォア・アームズを決めて落としてからスティーンにビッグ・ブーツ。
  背中を蹴りつけカバー。カウント2。
  鼻フック。
  交代したリチャーズがスティーンの顔を蹴りつける。
  ジェイも蹴りつける。
  スティーンを起こすと蹴り。
  喉に足を押し当てる。
  タッチするとジェイをフォア・アームズで落とす。
  2人でロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  スティーンがエドワーズを蹴り上げる。
  リチャーズがスティーンにソバット。
  ジェイが入ってきてエドワーズに道連れクローズライン。
  リチャーズがロープに走りハリケーン・ラナを狙う。
  スティーンはパワー・ボムに切り返すとシャープ・シューター。
  エドワーズがコーナー上から飛ぶ。
  スティーンはキャッチするとシャープ・シューター。
  エドワーズがたまらずタップ・アウト!
  ジェイ、スティーンが先取(11分)!
  
  ウルヴスは場外に逃れると帰ろうとする。
  ジェイ、スティーンが捕まえて殴りつける。
  スティーンはリチャーズの鼻や口に指を突っ込む。
  ハガドーンの尻を蹴りつける。
  エドワーズがフォア・アームズを打ちジェイがチョップを打つ。
  ジェイをフェンスにぶつける。
  リングではリチャーズがスティーンにジョー・ブリーカー。
  コーナーに振り突進。
  スティーンがバック・エルボーを入れ蹴りを放つ。
  リチャーズは受け止めるとエプロンに上がってきたエドワーズに渡す。
  エドワーズがロープへのドラゴン・スクリュー。
  リチャーズはスティーンの脚を蹴りエルボー・ドロップを決めていく。
  レッグ・ロック。
  脚を取ったままエドワーズとタッチ。
  2人で股裂き。
  エドワーズがスティーンにハーフ・ボストン・クラブ。
  スティーンがロープを掴む。
  交代したリチャーズがスティーンに変形インディアン・デス・ロック。
  4の字を決めようとするも観客の反応を聞いて止める。
  スティーンがリチャーズをはたく。
  リチャーズはジェイにフォア・アームズを決めるとスティーンの脚に蹴り。
  交代したエドワーズがスティーンの頭を足でこずく。
  スティーンがエドワーズの顔に張り手。
  エドワーズはふらつきながらも控えのジェイを突き落とす。
  スティーンがリチャーズの顔に張り手。
  エドワーズがスティーンにビッグ・ブーツ。
  マウント・パンチを決め交代。
  リチャーズが胸に蹴りを入れていく。
  受け止められるもレッグ・ロックを決める。
  エドワーズがジェイを落としリングに入れないようにする。
  スティーンがロープを掴む。
  リチャーズがコーナーのスティーンにフォア・アームズ。
  反対コーナーに戻って突進。
  スティーンがカウンターでスーパー・キック。
  ジェイにタッチする。
  ジェイがコーナーのリチャーズにクローズライン。
  控えのエドワーズにフォア・アームズ。
  リチャーズを殴りつけていく。
  エドワーズが入ってきてジェイに襲いかかる。
  エドワーズがジェイをコーナーに振り突進。
  ジェイがカウンターでターン・バックルへのコンプリート・ショット。
  リチャーズがジェイに蹴りを入れロープに走る。
  ジェイがカウンターでスパイン・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  ジェイ・ドリラーを狙う。
  リチャーズがコーナーに押し込む。
  レフェリーに引き離されるや突進。
  ジェイはカウンターで蹴りを入れるとコーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターでバック・エルボー。
  リチャーズは蹴りを入れるとコーナーを蹴って三角蹴り。
  交代したエドワーズがビッグ・ブーツ。
  突進。
  ジェイがカウンターで蹴りを入れロープに走る。
  エドワーズがカウンターでシャイニング・ウィザード。
  カバーするもカウントは2。
  バックを取る。
  バックを取り返してきたジェイにバック・エルボー。
  コーナーのジェイに突進。
  バック・エルボーを食らうもコーナーに座ったジェイに延髄切り。
  バック・パック・スタナーを決めてカバーするもカウントは2。
  2K1ボムを狙う。
  ジェイが後ろに逃れてバックを取る。
  エドワーズはバックを取り返すとオコーナー・ロールへ。
  ジェイはロープを掴んで防ぐとクローズラインへ。
  エドワーズが避けてジャーマン。
  ジェイが気合で起き上がってビッグ・ブーツ。
  両者ダウン。
  両者タッチ。
  リチャーズがスティーンにビッグ・ブーツ。
  ソバットを決めるとロープに走りクローズラインへ。
  スティーンは避けると蹴りを入れDDT。
  パッケージ・パイル・ドライバーを宣言。
  リチャーズが隙を突きドラゴン・スクリュー。
  コーナーのスティーンに突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地し延髄切り。
  同時にエドワーズがフォア・アームズを叩き込む。
  エドワーズがフェイス・バスター。
  リチャーズがミサイル・キック。
  エドワーズが控えのジェイにドロップ・キック。
  リチャーズがスティーンにテキサス・クローバー・リーフを決めタップさせる!
  これで1−1(8分)!

  エドワーズが心配してリングに上がってきたジェイを蹴り飛ばす。
  ジェイと共に場外へ。
  リチャーズはスティーンの脚を取ろうとする。
  スティーンは蹴り飛ばすと突進してきたリチャーズにバック・エルボー。
  もう1発。
  タックルを切るとリチャーズにスクール・ボーイ。カウントは2。
  リチャーズに蹴りを入れるとパッケージ・パイル・ドライバーを狙う。
  リチャーズが脚を取って倒しテキサス・クローバー・リーフ。
  ジェイがエドワーズにエプロンへのスパイン・バスター。
  リングに入ってリチャーズを蹴り飛ばす。
  スティーンを自陣まで引っ張るとタッチ。
  リチャーズとジェイがフォア・アームズの打ち合い。
  リチャーズがソバット。
  ジェイがスーパー・キック。
  リチャーズがソバット。
  ジェイがラリアットを決める。
  カバーに行くもカウントは2。
  デス・バレー・ドライバーを狙う。
  リチャーズが後ろに逃れバックを取る。
  ジェイがバックを取る。
  リチャーズがバックを取る。
  ジェイはロープの方へ走るとかがむことでリチャーズを落とす。
  スティーンがウルヴスにトペ・コンヒーロ。
  リチャーズをリングに戻す。
  スティーンがコーナーに上りスワントーン・ボム。
  ジェイが続けてダイビング・ボディ・プレス。カウントは2。
  ジェイがスティーンにタッチ。
  スティーンがパッケージ・パイル・ドライバーを狙う。
  エドワーズが入ってきてスティーンを殴りつけていく。
  スティーンは脚を取って倒すとシャープ・シューターを狙う。
  エドワーズが耐える。
  リチャーズが入ってきたジェイの脚を取って倒しテキサス・クローバー・リーフ。
  同時にスティーンがエドワーズにシャープ・シューターを決める。
  権利があるのは技をかけているリチャーズとスティーン。
  リチャーズがスティーンに唾を吐きかける。
  スティーンが唾を吐き返す。
  リチャーズがお返し。
  スティーンは離すとリチャーズを捕まえてパッケージ・パイル・ドライバー。
  カバーするもエドワーズのカットが間に合う。
  エドワーズがスティーンにロー・ブロー。
  リチャーズを自陣に引っ張るとタッチ。
  同時にスティーンがジェイにタッチ。
  エドワーズがジェイにビッグ・ブーツ。
  ジェイがエドワーズにビッグ・ブーツ。
  ビッグ・ブーツの相打ち。
  ジェイはクローズラインを打ち払うとジェイ・ドリラーを狙う。
  エドワーズが逃れてバックを取る。
  ジェイがバックを取り返す。
  スティーンがエドワーズにロー・ブローを狙うも避けられてジェイに誤爆。
  エドワーズがスティーンにスーパー・キック。
  ジェイにリチャーズのジャーマン+エドワーズのスーパー・キック。
  エドワーズがジャックナイフ固めを決める。
  しかしカウントは2。
  リチャーズがコーナー上へ。
  エドワーズがジェイを肩車。
  リチャーズは邪魔しに来たスティーンを蹴り落とすとジェイにドゥームス・デイ・エース・クラッシャー。
  カバーし1,2,3!
  ウルヴスの防衛(5分)!
  試合後ジェイとスティーンは胸を突きあい言い合いになる。
  ジェイが顔に張り手を決め去っていく。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
イゴイスティコ・ファンタスティコ対ラスチェ・ブラウン

オースチン・エリーズ、リェット・タイタス対サイラス・ヤング、アレックス・ペイン

クラウディオ・カスタニョーリ対ジミー・ジェイコブス対ロデリック・ストロング

ダーク・シティ・ファイト・クラブ対フェニックス・ツインズ

ブライアン・ダニエルソン対ジミー・レイブ

クリス・ヒーロー対タイラー・ブラック

タッグ王座戦、3本勝負:アメリカン・ウルヴス(ch)対ケビン・スティーン、ジェイ・ブリスコ(2−1)詳細

ROH王座戦:ジェリー・リン(ch)対コルト・カバナ

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