PPV 名 |
ROH:Final Battle 12/19/09 |
ベ スト・マッチ |
なし |
グッ ド・マッチ |
なし |
雑 感 |
2枚、約3時間45分です。 Bonus EventとしてEye of the Storm 2 12/18/09が同梱。 スウィニーが実況として復帰するというサプライズ。 @クラウディオ・カスタニョーリ対ケニー・オメガ対コルト・カバナ対リェット・タイタス 6分の試合としてはポイントで良い技を見せていて完成されているが オメガ、タイタスがCC、カバナのレベルにまで下がって行った感がなきにしもあらず。 悪くない試合。 Aエリック・スティーブンス、バイソン・スミス対デリリウス、? デリリウスのパートナーのネクロが欠場したために 変則的な展開になっていますね。 無駄な人気が観客を沸かせたが 別段スカッシュ・マッチでも良かったのではと思わせる。 少し悪い試合。 Bファイト・ウィズアウト・オナー:クリス・ヒーロー対エディ・キングストン 打撃スタイルから喧嘩スタイルにレベル・アップし、 チェーン、フェンスという凶器で展開しています。 セカンド・ロープにのせたフェンス上への雪崩式パワー・ボムはHoly Shit!でしたね。 フィニッシュもストーリー性を感じさせる物で、GbHと違って成功した内容になっています。 ただ個人的にはキングストンをベビーフェイスとしては受け入れにくく、 よろよろしすぎなリアクションで単発に見えがちな気が。 平均的な良試合。 Cエル・ジェネリコ、ケビン・スティーン対ヤング・バックス 試合後の事も踏まえたスティーンの立ち位置が 他の3人に影響を及ぼしアンバランスな攻防になっています。 それはそれで新鮮で面白いけれども 終盤へのギアを掛け違いスケールを大きく出来なかった、という問題を起こす結果に。 カウントの見せ方もよくなかったですね。 平均的な良試合。 試合後スティーンがお別れを告げるスピーチ・・・ と思いきや突然ジェネリコにロー・ブロー、椅子攻撃を決めヒール・ターン。 カバナが現れるも困惑している。 スティーンはカバナにキスして去っていく。 Dロデリック・ストロング対ケニー・キング ケニーは観客への煽りと技が一致せず。 ストロングもいつもと違い引っ張る力弱し。 まさかの失敗試合で、少し悪い試合。 Eアレックス・コズロフ対ロッキー・ロメロ テディー、エヴァンスの遅刻によりタッグからシングルに変更。 それで観客が盛り下がっている中、 AAAのレスラーとしてルチャ要素、アピール、あっさり仕様(というかタップ前にゴングがなってたけど??)を入れたので 可も無く不可もなくな平均レベルに落ち着く。 Fタッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ブリスコ・ブラザーズ 相手、控えへの挑発的行為を絡めて序盤をスタート。 ウルヴスがマークに定番脚攻めを見せる一方で ブリスコズが気持ちを抑えて溜め込む、 エドワーズが怪我した振りをするなど 普段とは違う様相で試合を進んでいきます。 しかしそれが特別な試合かというと 何かハード・ファイトの切っ先がずれている印象でしたね。 終盤も必殺技、大技をカットなしに返しすぎです。 中々良い試合。 試合後KOWがブリスコズを襲撃。 Gテディー・ハート対ジャック・エヴァンス 何とか会場に到着した2人。 彼ら自身が試合を見せてやると言って始まる上 レフェリーが存在しないので(一応終盤はスモークスがカウント) 自己満足過ぎる技の披露会になっています。 この絡みは究極的な技を生み出すけれど レスラーとしての致命的な欠陥が出てスポット・フェストという試合の形にもなりきれず。 PWSのようにちゃんとした形でならこのカードは大歓迎なのだけど。 HROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対タイラー・ブラック →詳細 1/6はエリーズがしつこく場外に出ます。 後半も逃亡のために場外に出るシーンがあり、 それとあわせると計16度にも及びます。 長時間マッチを作る上で土俵の空間を広く取るのは有効な手法ですが 余りにも使いまわすとその効果を低減させます。 またそれに付随して起こるタイラー追跡の間は 何度も実現してはいけない物だし、 それによって毎回反撃を受けるタイラーは学習しない能無しに見えます。 1/6はエリーズがしつこく場外に出ます。 後半も逃亡のために場外に出るシーンがあり、 それとあわせると計16度にも及びます。 それに付随して起こるタイラー追跡の間は 何度も実現してはいけない物だし、 それによって毎回反撃を受けるタイラーは学習しない能無しに見えます。 2度まったく同じ文を読まされるぐらいしつこかった。 2/6はえりーずのあしぜめ。 1/6でたいらーがやくどうかんをみせてないものだから たいらーのかちをたださげているだけというばかげたこういになっています。 すべてひらがなのぶんぐらいくおりてぃがたかくない。 3/6。 うーん、えぇーとですね、必殺技、それから雪崩式の大技も打っているのですが、 あぁ、1時間もやるつもりですからねぇ。 その、所謂ギアがかけられない、ちょいと満足させられるには遠い時間でした。 はぁ。 いらぬ感嘆句で濃度が薄められた文の如し。 4/6。 丁度エリーズがテーブル落ちる。 30分でもう倦怠感がある。 腕痛めてもタイラーが攻める訳でもない。 ブラフが意味なさすぎる。 まだまだ場外に出る。 待ち多い。 2人が消える。 ?なタイラーのエンド・タイム。 下書きを清書する気にならぬような時間。 ネタ切れ&飽きたので普通に書くと ここに来てまたエリーズが逃げや反則狙いを見せ始めます。 余りにしつこいので呆れを通り越して笑えるようになってきます。 また椅子へのパワー・ボム、グー・パンチの打ち合いなど過激な攻防が出るのでようやく面白くなりました。 しかし40分も辛抱し続けた訳で、 それが10分超のクライマックスで報われたかというと否。 タイラーに王座移動という結果なしでは不十分でした。 結局リチャーズ戦、オメガ戦に続いて、 エリーズは素晴らしい仕事をしているんです。 問題はそのどちらよりも長い60分という時間設定を 長時間に向かないタイラー相手に行ったという1点に集約されます。 要は良薬も飲みすぎると毒になるという事で。 平均より少し上。 @アレックス・ペイン対アンディ・リッジ 3分は短い。 しかし3分なりに出来る事もあるはず。 ひどい試合。 総評。 メインで見事な失敗を犯しましたが それ含め支離滅裂な見所のある大会。 (執筆日:11/25/09) |
DVD Rating |
★☆☆☆☆ |
試合カード |
勝敗付はこちら |
1 |
クラウディオ・カスタニョーリ対ケニー・オメガ対コルト・カバナ対リェット・タイタス |
2 |
エリック・スティーブンス、バイソン・スミス対デリリウス、? |
3 |
ファイト・ウィズアウト・オナー:クリス・ヒーロー対エディ・キングストン |
4 |
エル・ジェネリコ、ケビン・スティーン対ヤング・バックス |
5 |
ロデリック・ストロング対ケニー・キング |
6 |
アレックス・コズロフ対ロッキー・ロメロ |
7 |
タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ブリスコ・ブラザーズ |
8 |
テディー・ハート対ジャック・エヴァンス |
9 |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対タイラー・ブラック
→詳細 |
1 |
アレックス・ペイン対アンディ・リッジ |
勝 敗付試合カード(勝者が赤字) |
1 |
クラウディオ・カスタニョーリ対ケニー・オメガ対コルト・カバナ対リェット・タイタス |
2 |
エリック・スティーブンス、バイソン・スミス対デリリウス、ボビー・デンプシー |
3 |
ファイト・ウィズアウト・オナー:クリス・ヒーロー対エディ・キングストン |
4 |
エル・ジェネリコ、ケビン・スティーン対ヤング・バックス |
5 |
ロデリック・ストロング対ケニー・キング |
6 |
アレックス・コズロフ対ロッキー・ロメロ |
7 |
タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ブリスコ・ブラザーズ(新チャンピオン!) |
8 |
テディー・ハート対ジャック・エヴァンス |
9 |
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対タイラー・ブラック(60分時間切れ!) →詳細 |
1 |
アレックス・ペイン対アンディ・リッジ |