ROH 09年のレ ビューに戻る TOPに戻る

PPV 名
ROH:Final Countdown Tour:Chicago 9/19/09
ベ スト・マッチ
なし
グッ ド・マッチ
なし
雑 感
1枚、約2時間50分です。

@
ピティ・ウィリアムス対リェット・タイタス
 タイタスは切った後の行動が弱いので損していますね。
 カナディアン・デストロイヤーは決まったものの
 ピティが軽快に動き回った、という印象で重さはない。
 平均レベル。

A6マン・メイヘム:サイラス・ヤング対アレックス・ペイン対ラスチェ・ブラウン対サル・リナウロ対グリズリー・レッドウッド対カイル・オライリー
 サイラス、ラスチェ以外は技、受けのスケールが小さすぎる。
 ルチャ・ルールがあるといっても適当すぎる。
 ラスチェに救われた内容で、少し悪い試合。

 WWEに移籍することになったナイジェルが思い出を語る。

Bハウス・オブ・トゥルース対ブレント・オルブライト、ボビー・デンプシー
 デンプシーが全然足を引っ張っていません。
 なぜなら他の3人とレベル差を感じさせなかったから。
 というのはどうなんでしょうね。
 終盤に盛り上がりかけるもオコーナー・ロールへのひどいミスは白けさせました。
 やっぱりマルティニが一番の仕事をしていました。
 少し悪い試合。

Cドッグ・カラー・マッチ:ジミー・レイブ対ネクロ・ブッチャー
 レイブのヒールとしての入り、ネクロのチェーンへの意識。
 2人はそれなりに意気込みを持っていたように思うが
 盛り上がるからといって長々と場外乱闘を続けると
 リングに戻ってからも狙いは空回り気味です。
 平均レベル。

 ブレットが現れシカゴの思い出を語る。

Dダーク・シティ・ファイト・クラブ対ヤング・バックス
 重い一発で勝負するDCFCと手数で勝負するYB。
 その違いが普通に試合構築のコンセンサスを作る上で障壁になった様子。
 可もなく不可もなくが続きましたがクライマックスの攻防は良し。
 平均より少し上。
 
Eグラッジ・マッチ:コルト・カバナ対クラウディオ・カスタニョーリ
 Hey-Boom合戦が勃発。
 最初はカバナがHeyとBoomを使い分けていたのが
 CCが攻撃するとHeyでカバナが攻撃するとBoomと叫ぶように。
 カウントもBoom,Boom,Heyだったりして徹底しています。
 ここまでくると一体感が先に来過ぎて試合がどうでも良くなったりする部分もあるのですが
 少なくとも最近の彼らからすれば上出来な内容でした。
 まあまあ良い試合かな。

Fタッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ブリスコ・ブラザーズ
 ノン・タイトル戦だったのがブリスコズが挑戦権を使用するとして
 急遽変更、その盛り上がりを利用して飛ばした立ち上がりになっています。
 その割には自然と落ち着いてしまったりと
 上質なタッグ・ワークなのに余所余所しさというか距離を感じましたね。
 しかしウルヴスは流石で、ブリスコズは前日より良く見えましたし激しい総力戦は見応えがありました。
 ただこれまた最後のチープ・フィニッシュ。
 反則を取るとしてもウルヴスを場外に出した時なんかではなく、
 ブリスコズがカバーして3カウントになったはず、って形にすべきですね。
 中々良い試合。

GROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ブライアン・ダニエルソン→詳細
 エリーズのキャラと真面目な取り組みの背反、
 ドライマチックな攻防なのに観客の雰囲気がそれに比類する物になっていないために
 何やら入り込めない物がありますね。
 
450°スプラッシュのカウンターとしてトライアングル・チョークに捕らえたりと
 
ライバル対決のラストとして歴史のある戦いを見せてはいるんですけどね。
 クオリティは高い。
 しかしその価値が欲しい。
 グッド・マッチに少し届かず。


@ブラバド・ブラザーズ対トニー・コジナ、アンディ・リッジ
 短いからって焦り過ぎ。
 ごたごたしているからフィニッシュも浮く。
 カメラ・ワークがそれを助長している部分もあるのだけど。
 この中ではコジナ1人が使える状況ですね。
 悪い試合。


総評。
 安定した内容になってますね。
 ただその安定は飛びぬけていない、という意も含みます。
 
(執筆日:11/25/09)
DVD Rating
☆☆☆


試合カード
勝敗付はこちら
1
ピティ・ウィリアムス対リェット・タイタス

6マン・メイヘム:サイラス・ヤング対アレックス・ペイン対ラスチェ・ブラウン対サル・リナウロ対グリズリー・レッドウッド対カイル・オライリー

ハウス・オブ・トゥルース対ブレント・オルブライト、ボビー・デンプシー

ドッグ・カラー・マッチ:ジミー・レイブ対ネクロ・ブッチャー

ダーク・シティ・ファイト・クラブ対ヤング・バックス

グラッジ・マッチ:コルト・カバナ対クラウディオ・カスタニョーリ

タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ブリスコ・ブラザーズ

ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ブライアン・ダニエルソン→詳細

ブラバド・ブラザーズ対トニー・コジナ、アンディ・リッジ


〜〜注:以下はネタバレ・ページ 〜〜 







試合レビュー:
 
ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ブライアン・ダニエルソン

  握手を交わす。
  組むとエリーズがバックを取る。
  アメドラが腕を取って倒す。
  グラウンド・ヘッド・シザースに返されるも跳ね除ける。
  仕切りなおし。
  エリーズがバックを取る。
  アメドラがバックを取り返す。
  エリーズが逃れて場外に出る。
  リングに戻る。
  ナックル・ロック。
  アメドラが押し込む。
  エリーズが五分に戻し押し込む。
  上にのる。
  アメドラは腹に足を当ててモンキー・フリップ。
  エリーズも腹に足を当ててモンキー・フリップ。
  アメドラが腹に足を当てて起き上がる。
  ナックル・ロックで押し合う。
  反転。
  エリーズがアメドラを背を通して前に持ってくる。
  ロープに振る。
  アーム・ドラッグ。
  アーム・ドラッグで腕を取る。
  アメドラが前転するもエリーズが対応して倒す。
  アメドラは起き上がると前転ブリッジから腕を払いドロップ・キック。
  アッパーカート。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  後ろに反らされるも戻す。
  起き上がったエリーズを担ぎエアプレイン・スピンを狙う。
  エリーズが後ろに逃れ背中をひっかく。
  ロメロ・スペシャルを狙う。
  アメドラが脚の力で防ぐとエリーズは顔をマットに打ち付ける。
  アメドラがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  リープ・フロッグにいったエリーズの脚を取って倒すとロメロ・スペシャルの体勢。  
  鼻フックを決めてからロメロ・スペシャルを決める。
  下ろしてチン・ロック。
  放すとアピール。
  エリーズにヘッド・バッド。
  腕折。
  腕を捻り下ろすと踏みつける。
  エリーズがショルダー・ブロック。
  アメドラがハンマー・ロック。
  倒すと反対の腕を踏みつけて押し込む。
  腕折を狙う。
  エリーズがコーナーに逃げ顔を叩く。
  エリーズがアメドラにフォア・アームズ。
  アメドラがエリーズにアッパーカート。
  エリーズをコーナーにのせると雪崩式バック・ドロップを狙う。
  エリーズがエルボーを叩き込んで落とす。
  コーナー上からダブル・アックスで追撃。
  フェンスにもたれさせ胸に張り手。
  リングに戻すとヒーロ。
  カバーするもカウント2。
  フォア・アームズの打ち合い。
  アメドラがロープに走りサンセット・フリップへ。
  エリーズは逃れるとドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  レッグ・ロック。
  アメドラが後ろに反らして蝶肩をつける。カウント2。
  背中にニー。
  背中を蹴りつける。
  カバーするもカウント2。
  アメドラの喉を踏みつける。
  ロープ越しに飛んで殴りつける。
  胸を蹴りつける。
  ニーを叩き込む。
  リングに戻しカバー。カウント2。
  コーナーで腹にパンチ。
  コーナーに振り突進。
  アメドラはムーンサルトで裏に回りロープに走りネック・ブリーカー・ドロップ。
  蹴りを叩き込みロープに振る。
  キッチン・シンク。
  エリーズの背中を蹴りつけカバー。カウント2。
  アメドラがアッパーカート。
  コーナーに振りフライング・フォア・アームズ。
  スープレックス。
  コーナーにのぼり飛ぶ。
  エリーズがカウンターでドロップ・キック。
  エリーズが跳び起きる。
  アメドラを起こしニー・クラッシャーからバック・ドロップへ。
  アメドラは着地するとジャンピング・ニー。
  カバー。
  カウント2で返されるやキャトル・ミューティレーションを狙う。
  エリーズは起き上がるとコーナーに押し込み逃れる。
  アメドラにバック・エルボーを連打。
  場外に捨てる。
  トペ・スイシーダへ。
  アメドラがカウンターでニー。
  エプロンに上がるとエリーズにエルボー。
  エリーズがアメドラにニー。
  担ぐ。
  アメドラがエルボーを叩き込んで逃れる。
  エリーズがエルボーを叩き込みドロップ・キックを決める。
  アメドラをリングに戻しカバー。カウント2。
  エリーズはアメドラをコーナーにのせるとスーパープレックスを狙う。
  耐えるアメドラの腹にパンチ。
  アメドラが突き飛ばしてサンセット・フリップ。
  エリーズがカウント2で返しクローズラインへ。
  アメドラが受け止めバック・スライド。カウント2。
  蹴りをかわしてスクール・ボーイ。カウント2。
  エリーズがバックを取る。
  アメドラがバックを取り返しオコーナー・ロールを狙う。
  アメドラが体勢を低くしてエリーズを落とす。
  エリーズにスライディング・キックを決め柵の外に出す。
  スプリングボード式ボディ・アタックで追撃。
  アメドラが柵に脚をかけアピール。
  エリーズをリングに戻すとミサイル・キック。
  跳び起きてロープに走る。
  胸にニーを叩き込みカバー。
  カウント2で返されるやキャトル・ミューティレーション。
  エリーズが逃れにー。
  ラスト・チャンスリーを決める。
  アメドラは反転するとエルボー連打。
  エリーズがニー連打。
  アメドラがエルボー連打。
  エリーズがニー連打。
  アメドラがエルボー連打。
  エリーズが受け止めニーへ。
  アメドラは避けるとエルボー連打。
  キャトル・ミューティレーションへ。
  エリーズが同じ方向に飛ぶ。カウント2。
  両膝を突いてフォア・アームズ、張り手の打ち合い。
  起き上がってフォア・アームズを打ち合う。
  エリーズが連打しローリング・エルボーへ。
  アメドラは避けてロープに走るとクローズラインへ。
  エリーズは避けるとクロス・ボディへ。
  アメドラもクロス・ボディを狙い相打ち。
  エリーズがコーナーで起き上がったアメドラにドロップ・キックを狙う。
  アメドラがカウンターで蹴り。
  エリーズをコーナーにのせると雪崩式バック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  両手を取って頭部を踏みまくる。
  トライアングル・チョークを決める。
  エリーズが何とかロープに脚をかける。
  アメドラはエリーズの両手を掴むと頭部を蹴り飛ばしていく。
  レッグ・ロック・ジャーマンを狙う。
  エリーズが殴りつけて逃れるとニー・クラッシャーからバック・ドロップ。
  コーナーのアメドラにドロップ・キック。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  450°スプラッシュへ。
  アメドラがかわしてトライアングル・チョーク。
  エリーズがアメドラの両肩をつけにいく。カウント2。
  エリーズがアメドラの頭部を蹴り上げる。
  ブレーン・バスターを狙う。
  アメドラはニーを入れて防ぐとスモール・パッケージ。カウント2。
  ローリング・エルボー。
  タイガー・スープレックスを狙う。
  エリーズは着地するとアメドラの頭部を蹴り上げる。
  ドロップ・キック。
  コーナーに揺らいだところをもう1発。
  コーナーにのせるとスーパープレックス。
  ラスト・チャンスリーに続ける。
  レフェリーはアメドラが気絶したとしてゴングを鳴らす!
  エリーズの防衛!
  アメドラはエリーズを起こすと握手。
  しかし次の瞬間エルボー。



勝 敗付試合カード(勝者が赤字)
1
ピティ・ウィリアムス対リェット・タイタス

6マン・メイヘム:サイラス・ヤング対アレックス・ペイン対ラスチェ・ブラウン対サル・リナウロ対グリズリー・レッドウッド対カイル・オライリー

ハウス・オブ・トゥルース対ブレント・オルブライト、ボビー・デンプシー

ドッグ・カラー・マッチ:ジミー・レイブ対ネクロ・ブッチャー

ダーク・シティ・ファイト・クラブ対ヤング・バックス

グラッジ・マッチ:コルト・カバナ対クラウディオ・カスタニョーリ

タッグ王座戦:アメリカン・ウルヴス(ch)対ブリスコ・ブラザーズ(DQ)

ROH王座戦:オースチン・エリーズ(ch)対ブライアン・ダニエルソン→詳細

ブラバド・ブラザーズ対トニー・コジナ、アンディ・リッジ

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